じゃあ、マンガ「花咲ける青少年」の暗号解読の続き
…「ヨハネの黙示録」の第7章、第16~17節より
(暗号用の漢字を選ぶため、原文の内、簡略化して、漢字を含む箇所だけをつないで行きます。)
[原文の抜粋]
彼らは、もはや飢える…なく、
太陽も炎暑も、彼らを侵す…ない。
御座の正面…小羊は彼らの牧者となって、
水の泉に導いて下さる…
神は、彼らの目から涙を…下さる
今回は1つの文字列を作り、そこから2種類の答えを出します
1)
彼飢陽暑侵面者導涙下
=彼来妖処おか面(以下同上)
=彼来女ノ大処男禍免者導涙下
=彼来女の王処男禍免射道三水(サンズイ)戸大下
=彼来女の王処男禍免射道未遂庫落下
意味じゃ:
侍従のクインザがやって来て、本来の王位継承者の女性の花鹿を、(建物の屋上に追い詰め、) 武器で処分しようとする
危ない所、リーレン(=男)が駆けつけ、禍いを免れさせた
彼は銃でクインザを射ち、クインザは道にある庫 (くら、干し草用の薄い囲いの物置) の上に落下し、死にはせず(=未遂)、 重症だった
2)
彼飢陽暑侵面者導涙下
=彼帰要書新おもて者導シ戻(れい)下
=彼帰要書新王持て社導死令下
意味:
(脆い王が退位することになり、濡れ衣で追放されていた第2王子は即位が決まり、城に入った)
クインザは重症の身を隠して城に帰り、新王を出迎えると、重要な書類を手渡した
(それは、腐敗し悪行に関わった多くの侍従達のリストで、クインザは自分もそちら側であったふりをした)
新王がこのリストを持って悪人達の処分をすれば、社会を改革して導き、きっと良い国にしていくだろうとの思いからだ
そしてクインザは、自分も悪事の責任を取ると言い、剣で自○を図った
新王は、彼の本心を理解し、お前に死ぬことを許可すると命令を下し、クインザの名誉を守った
クインザは気の弱い前の王を操り、国民をわざと怒らせてクーデターを誘い、追放されていた第2王子が (彼は国民に人気がある) 人々の支持を得て帰還しやすいようにした
また、自分はあくまで野心のために前王を操ったと最後まで言い張り、しんでみせたが、新王は「王家のために役立つよう、お前に死を許可する」という、最大の栄誉を与えた
クインザの心理は複雑で、子供の頃から仕える立派な素養のある第2王子を、なにがなんでも王位につけたいという念願を果たすため、偽悪人を演じ、また賄賂で腐敗していた侍従達を一掃するための手段も用意していた
異常なまでの敬愛と執念だが、国のためを考えてもいた男だ
…ということで、無事新王は即位し、だが自分一代で後は共和制にし、2度と側近の賄賂政治にならぬよう、国民主体の国に変えていくと、宣言する
花鹿達は安堵し、花鹿はラギネイ国を外から見守り、ようやく自分がリーレンを愛していることに気づき、障害を乗り越えて結ばれる…
めでたしめでたし
…なお、上記の1つの暗号の文字列で2種類の答えが出る仕組みは、クインザが花鹿を邪魔者として容赦しない冷酷な態度と、国を憂え第2王子を敬愛する献身の態度と、2つの心が並行していることを、表している
花鹿危機一髪 (立っているのはクインザ)
クインザが遠くからリーレンに射たれて落下
気がついたクインザは、つぶれた物置の上
悪人のリストを新王に差し出すクインザ
クインザの死
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