氷月神示 他の暗号解読編 501

国之常立神より皆様へ

なぜ、アダム=キリストが「メリーベルと銀のばら」を「ヨハネの黙示録」の第7章にに暗号化して入れたかと言うと、主人公のエドガー少年が自分に似ているからです
顔が似ているわけではありませんが、(エドガーは青い目で、アダムは濃紺の目だが、エドガーよりもっと瞳が小さくて切れ長)、 きつい目つきは共通しています
(アダムはサタンを相手にすることが多かったから、鋭い目つきになる)
そして、妹思いで (アダムにとってはイブ=ミロクの翠さんが該当、) 指導霊としてどんな危険からも守ってやりたい、
だが同時に彼女に試練を与え、特訓せねばならず、鬼のような心にもならねばならないのです
そのような態度の使い分けをして、アダムは翠さんに対して優しくもあるし、また急にドライになり、情け容赦なく？特訓をすることもできる…という、二面性を持っています

彼女が人間に転生してまだ十代の未覚醒だった時、アダムは隠れた霊としてずっと見守り、時には気の術で操り、わざと困らせたり迷妄させたりしながら、精神力を鍛えた
一方のエドガーは、妹を吸血鬼の村から離して、安全なロンドンの貴族の養女にしてもらい、メリーベルは何不自由なく暮らしていたが、後から来るはずの兄が音沙汰がなくなったので、寂しく思い気にかけていた…
その頃エドガーは、死者の仲間に入っていたから、メリーベルの前には出られず、ずっと彼女の幸せを願い、近くに来ては隠れて見守っていたのです……丁度アダムの霊が、まだ何も知らない翠さんの近くに来て見守っていたように…

アダムは二十代前半の翠さんを死ぬほど辛い目にあわせた
彼女が悪人のような考えに陥るように、日にニ、三度短時間操り、翠さんは自分の中にひどい悪心がわいたと思って驚き、その度に心で抑え込んで、封じようとした
数分すると、その嫌な考えは引っ込むのですが、アダムが送る気の圧力を手加減して調整していた
毎日数年間、それが続き、また同時にアダムは彼女の食欲をなくさせて食事時に吐き気をもよおさせたので、翠さんは外食をとても嫌がるようになった
彼女には対人関係で多少の失敗はあったが、なぜここまで落ち込むのかわからず、自分はノイローゼなのだと思い込んだ…
アダムから見れば、彼女は生まれる前まで須弥山の兜率天(実際はどこかは、お話ししました、)に置かれて、時折アダムが四天王に変身して訪れ、気の方術や武術などの心得を長年教え込んだが、
ただひとつ、生まれてから地上でないとできない特訓があった
それは、サタン達極低波動のものたちを心から理解するため、同じような心理状況に置く特訓だった (心底相手を理解しないと、共鳴しないと、相手を祓い清められない)
また、それに伴い、サタン達から出る、汚い吐き気のするような極低波動を受けても、肉体が耐えられるようにしておかなければいけないから、吐き気に耐える訓練もした…
そして、どんなに苦しくとも顔に出すな、声に出すな、他人に気取られるな、また一番仲の良い母にも頼って相談するな、という強い暗示をかけ、翠さんを孤独な心理状態にし、5年以上我慢させ続けた… (時には、自○願望や暗い妄想を抱かせ、苦しめたこともあった)
お陰で彼女は、本物そっくりの悪心を跳ね返せる程強くなり、訓練は終わり、後年アダムの指導で気の力を復活させられて術を沢山会得し、 沢山の邪霊(=未成仏霊) やサタン達を、無事祓うことができた
このように、アダムは吸血鬼顔負けの厳しさで、彼女を鍛練したのです…

アダムがこのマンガに託して言いたいのは、

1)自分が神様の命令で偽の大サタン、ベルゼブルを長年、仕方なく時折演じていたこと
=エドガーは自分の意に反して無理やり吸血鬼にされ、仕方なく永遠の時を生きている

2) 自分は霊だが陰ながら妹のミロクを見守り、時には訓練する義務があった
=死者のエドガーは妹を遠くから見守り、幸せを願っていた

3) 自分はベルゼブルの役を辞めるために、最後にミロクと戦って敗れたふりをした
=エドガーはメリーベルを訪れ、わざと魔除けの銀のナイフでさされようとした
(が、メリーベルにはできなかった
危険だが懐かしい兄だととらえたので、思わず抱きついた)

4) 自分はその後、別人として天使のような姿でミロクを訪れ、兄弟同様だと名乗り、彼女に幽体離脱の仕方を教えて仲間にした
=メリーベルは人間としての幸せを捨て、兄のエドガーの仲間になるため、ついて家を出ていく
(これも、現実のミロクの方向性とは、真逆)

翠さんは、このマンガを読んだ当時、ストーリーは面白いが、やはりメリーベルはかわいそうだがその生き方には賛同できず、否定的な感想を持った
それで良いのだ……なぜなら彼女は、「メリーベルのように心が弱くなって、悪に負けてはいけない、」と強く思うことで、未来にアダムと知らずベルゼブルと出会い戦った際に、最後まで諦めず、お祓いを完徹できたからである

また、冷静そうなエドガーの苦しい心理を知ることで、一見冷たそうに見える兄のアダムの、隠した内心も、理解できるようになった