■ あるいは裏切りという名の犬／思わず連続観賞！

親友だったあいつと　同じ女を愛してしまった

ストーリー
フランス、オルフェーブル河岸36番地にあるパリ警視庁に、二人の警視がいた。
一人は仲間からの信頼厚く、正義を信じるレオ・ヴリングス。
もう一人は権力志向の強い野心家のドニ・クラン。親友だった二人は、
同じ女性を愛し奪い合った過去を持ち、今は次期長官の座を
競うライバルとなっていた。市内で多発する現金輸送車強奪事件を巡り、
交錯する男たちの思惑。ドニの裏切りで、レオはすべてを奪われ投獄される。
7年後、再会した二人の運命はどこへ向かうのか…。　　

シテ島オルフェーヴル河岸３６番地のパリ警視庁に二人の警視がいた。
ＢＲＩ（探索出動班）のレオとＢＲＢ（強盗鎮圧班）のドニ。
かつて親友だった二人は、同じ女性カミーユを愛したが結ばれたのはレオ。



次期長官候補として部下の信頼も厚いレオと　権力欲の深いドニの名が挙がった。

パリで多発する現金輸送車強盗事件の操作で特別体制がとられ
階級や経験は同じものの“レオ”が指揮を執り“ドニ”はレオの下に参加する。



レオに獄中の情報屋シリアンから電話が入り出所前の特別外泊に会いたいという。
現金輸送車強盗犯を教える代わりに「３０分だけ俺といてくれ」と頼む。

行き先を告げずに車を走らせるシリアン・・・・・停車している車を襲撃する。
自分を刑務所に送ったマルキュス殺害したシリアンはレオをアリバイに利用した。



シリアンの事が頭から離れないまだ。強盗犯のアジトのに向かう。
現場は配置された警官に囲まれている、がっドニの勝手な単独行動から

犯人を取り逃がし、レオの相棒エディは頭をを撃たれ即死する。

　裏切りは　ドコから始まったのか・・・どこで終わるのか。

　ずっしりと渋い秀作。　　

ジャン・ギャバンやアラン・ドロンのノワール犯罪劇。　
あの時代の大人向き　大人相手の映画。
玄人or職人が作った・・・　そんな匂いがします。　
これがフランス映画なり。　

　　ロバート・デ・ニーロでリメイクが決定とか。
アダムでこけた・・・リメイクでもイルマーレの似の前にならぬよう。

　見終わってチケット売り場に直行！
入れ替えだったけど　同じ席で２回観てきました。
（同じ席から同じ視覚で観ると　色々覚えやすいし理解が早い）

　好きですね～こうゆう映画！

　久しぶりにジャン・ギャバンが観たい！

　アラン・ドロンの「さらば友よ」もいいな・・・

　何を観てもあの鼻で「シラノ・ド・ベルジュラック」になってしまう
ジェラール・ドパルデュー の声がベコーに似てた！

　最後にやっと気がついた音楽（ＢＧＭ）
全く邪魔にならない！　入り込めるほど音もいい～♪
いいなぁーこの歌。。。サントラ・・・
（帰ってきてカトリシア・パースの歌を聴いてサントラはあきらめました）

　１回目はドニが蹴っ飛ばしてやろうかと思うほど憎かったのに　
２回目はドニの　「あのまま放っといてくれたら良かったのに」　悲痛・・・
見るたびに変わるのだろうか。　銀座だけなので来年また行けたら～

　最後まできっちり楽しめました！　久しぶりのノワール映画。　
ばたばたとハシゴをしないで正解の映画でした。
見終わってゆっくり食事。　午後の銀座でお茶して。
年末に贅沢な時間・・・映画を観たって感じがした映画でした。　

連続満席！　２月上旬・南下決定

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