コーヒーの味は素材が八割
コーヒーは食品です。
そして食品の味を決めるのは八割方素材です。品質の悪い食品を料理で最高品質にすることはできません。
コーヒーもこの例に漏れずコーヒー豆が味の八割を決めます。
もちろん焙煎による味の変化はあります。でも、それはあくまで「浅煎りでコーヒー豆の個性を出すか」「深煎りでコーヒーらしい力強さを出すか」「中煎りでバランスを取るか」といったレベルの話です。
元々雑味の多いコーヒーを浅煎りで雑味なく飲むことはできませんし、コクのないコーヒーを深煎りにしてもスカスカな味にsかなりません。
だから、私たちは一番いいいグレードのコーヒーだけを使っています。
「ハンドピック」が必要な豆って・・・
このグレードのコーヒーを使うのはもう一つ理由があります。それは、欠点豆がほとんど含まれていないからです。
欠点豆というのは腐ったり、カビが生えたり、割れたりした豆で、これが混ざっているとコーヒーの味に大きな影響が出てしまいます。
ちゃんと品質管理されたコーヒー豆は初めから欠点豆がほとんど入っていません。
だから、焙煎前に長時間かけて一粒一粒取り除く手間と時間を掛ける必要がありません。
日本国内は人件費が高いため、どんなに安い豆を仕入れても、この欠点豆を取り除く「ハンドピック」をやっていると、高い値段で販売しないと割に合わなくなります。
結果として、お客さんは欠点豆が大量に含まれた普及グレードの豆を高く買わされているケースも少なくありません。
是非一度本当に良いコーヒー豆で作ったコーヒーを飲んでみて下さい。味の違いに驚きます。
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