なんだこの黒い液体は!
海原雄山みたいな書き出しで始めてしまいましたが、僕は今ものすっごく後悔しています。このコーヒー、、いやコーヒーと呼びたくない何か、今年ワーストワンの味がするよ。。とっても美味しくない。。。
実は今、たまたま待ち合わせまで時間があいたので、ショッピングモールのイートインコーナーで仕事をしています。タダで場所を借りるのも申し訳ないので、そのコーナーの一角にあるセルフサービスのコーヒーを買ったのですが、、これが絶望的な味でした。
口の中で後を引く嫌な酸味、コーヒーらしい香ばしい香りの代わりに、鼻から抜けるなんだかホコリっぽい臭い、そして飲んだ後間もなくやってくる胃のムカムカ感です。
これは典型的な「鮮度が劣化して香り成分が酸化したコーヒー」の特徴です。僕は食べ物にはあんまり文句を言わない主義なのですが、これはダメです。
美味しくないだけでなく、体にも良くありません。コーヒーの香り成分は油分です。健康に気をつけている方なら、酸化した油分は発がん性がある事をご存知でしょう。
コーヒーは生鮮食品
でもこのコーヒーマシンには写真のような「挽きたて・淹れたて」とうたったポップがついていました。挽きたてで淹れたてなら鮮度は高いのでは?と思った方もいらっしゃるかも知れません。でもコーヒーの「鮮度」とは焙煎してからの経過時間の事を言います。
確かに豆の状態なら粉にした状態よりも多少は鮮度の劣化遅くなるのは事実ですが、何倍も長持ちするわけではありません。つまり、飲む直前に豆を挽けば新鮮なコーヒーが飲めるのではなく、挽いてあっても、豆のままでも、焙煎からの時間が短い程新鮮なコーヒーだというわけです。
実はモなカのコーヒーの美味しさの秘密はここにあります。基本的に御注文を頂いてからコーヒーをご用意していますので、モなカのコーヒーはいつでも新鮮なのです。
美味しいコーヒーを飲みたい時は、「挽きたて」よりも「焙煎からの時間」にこだわってみてください。お近くのコーヒー屋さんで豆を買うときも、ちゃんとしたお店なら隠さずに教えてくれるはずですよ。
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