ちぼの気まぐれ日記

日頃思ったことや感じたことをぼちぼち綴ったもの。

バカでも正直な奴が良い

2019-06-27 23:41:43 | お仕事
職場が引っ越ししてから、およそ3か月。

色々不便や奇妙なことが起こり続けていて、良いことは何もないです。



今は学生さんの授業でいつもよりも実験室にいる人が多い状況。

それなので、奇妙な事が起こり続けており、日々注意喚起のメールを送る羽目に…。



別にやった本人に迷惑がかかるならいいんです。

でも、実験結果がきちんと出ない恐れ、実験をする他の先生に迷惑がかかる事となると言わざるを得ない。

という事で、ここ最近、メールを書くのに時間を割かれ、業務が終わらず、残業続き。

先輩方は定時で帰る中、居残り。



とうとう、先日、ありえない事が起こり、隣の研究室とも情報共有することに…。

そして、今日は大学の安全衛生の部署に問い合わせをして、担当の方とお話することに…。

ちょうど、電話している時に先生がいたので、すぐに電話の内容を報告して、どういう風に知らせるかと対応を相談。

次に同じ事態が起こった時はすぐに連絡をしなければならず、場合によっては調査が入ると言われてしまいました。



そんな感じで、本日も残業を一人でしていたのですが、隣の研究室の先生とうちの研究室の先生の会話で良い話が。

隣の先生(A) 例の話、メールで周知しておきましたよ。

うちの先生(B) ありがとうございます。何かありましたか?

A まだ何もないですけど、おそらくやっていても言ってこないと思います。

B それはダメじゃないですか。
  馬鹿でも正直に悪いことをしたら言ってくる人の方が良い。
  そういう奴の方が成長する。



話を聞いていて、私も同じ考えと凄い共感しました。

さすがに毎日メールを書くのが、凄い心苦しくて、先日、

『こうして、皆様にメールを書くのも凄いストレスで、本心では小姑のようでやりたくないです。
 でも、迷惑がかかる先生がいらっしゃる、正確な実験結果を出すことが出来なくなる可能性があると思うと言わざるを得ないので、こうして、ご連絡をしております。ご理解いただければ幸いです。』

と書きました。



数名の先生がリアクションをしてくださり、メールを送ってくださったり、声をかけてくださいました。

『この件は私がやりました。以後気を付けます。』

とメールをくださった先生もいらっしゃいます。



私は、犯人捜しをしたいわけではないんです。

気を付けて同じことをしないでいただければいいんです。

病理の実験は検体が限られているので、失敗したら終わります。

やり直しがきかない事もあります。

だから、くだらないミスで失敗をして欲しくないんです。



この心情を分かってくださる先生が一人でも増えて欲しいと思うと共に先生と考え方が同じで少し嬉しくなったのでした。



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