gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史

『水戸黄門』と『ウルトラマン』の違い

黄門さまが被災地を激励【里見 浩太朗・俳優】 | OPINION 3/11:
被災地を訪れた里見浩太朗曰く「『困ったことがあったら黄門さまにお願いすれば何とかしてくれる』という安心感は歴代の水戸黄門によって日本人の心の奥に刻み込まれたのだと思います」。
これはむしろ水戸黄門という番組がもたらした弊害とも受け取れる。
tweet

「昭和40年男」の2013年6月号で毒蝮三太夫こと石井伊吉氏のインタビューがある。震災直後、石井氏は初めて会った子供に「原発が大変なことになっているけどウルトラマンは来ないよ」「何でもウルトラマンに頼れというテーマじゃない」「地球は地球人が守らないといけない」と言ったらしい。
tweet
related tweet

東日本大震災から2箇月後の2011年5月、里見浩太朗が被災地を訪れた。
tweet

里見浩太朗は「『困ったことがあったら黄門さまにお願いすれば何とかしてくれる』という安心感は、歴代の水戸黄門によって日本人の心の奥に刻み込まれたのだと思います」と述べたらしい。
tweet

この里見浩太朗の被災地訪問から更に2箇月後、2011年7月に「水戸黄門」の終了が決まり、更に5箇月経った2011年師走に「水戸黄門」は終了した。「ウルトラマン」は視聴者に自力更生を勧めているのに対し「水戸黄門」は視聴者を甘やかしていたことがわかる。
tweet

@pleurisy 毒蝮三太夫氏が出演した「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」とは違いますが、「帰ってきたウルトラマン」でウルトラマンジャックが東京湾岸に立ち、光の壁で津波を押し返した話があるようです。もし実際にそんなことをしたら太平洋岸の各地が二次災害で壊滅的な打撃を受けたでしょう。
tweet
related tweet

@pleurisy ウルトラシリーズは地球人が最後はヒーローに頼らず自力で地球を守ることの重要さがテーマになっていますが、水戸黄門は常に水戸老公が民衆を助けるという権威主義から脱却できずに終わったようですね。山本太郎氏が天皇に直訴したのは国会議員として白旗を揚げたようなものです。
tweet

@kumikokatase このリンク先の文では時代劇とヒーローものが人々に英雄への依存症を植え付けることを危惧していますが、子供向けヒーローものには最終的に「いつまでもヒーローに頼ってはいけない」というメッセージがあります。将軍家や奉行が主人公の時代劇の方がその点で問題でしょう。
tweet
related tweet

@kumikokatase このリンク先の文では中村主水が奉行所の同心であることから必殺仕事人を将軍や中納言や奉行が主人公の体制派時代劇と同類にしていますが、すると町人や浪人が主人公の仕掛人などの非主水シリーズこそ必殺シリーズの本道であり、有名な主水シリーズこそ例外になりますかね。
tweet

@sintach @ynabe39 第何部の第何話かわかりますか?私の地元では地上波では水戸黄門の再放送をやってません。BS-TBSでは第37部の再放送をしてますが、これですか?
tweet
related tweet(1) (2)

@sintach @ynabe39 「水戸黄門」では光圀は説教するだけで政治の上ではほとんど何もしてません。「世直し旅」自体が「間違いではないか」と光圀が悩む場面は見たことがありませんね。
tweet

@o_coin @ynabe39 楠木正成の墓碑については佐々介三郎宗淳が建碑に関わったようです。湊川神社は兵庫県にありますが、「史実」で光圀が訪れた一番西は静岡の熱海だったようです。
tweet
related tweet

@saaramusic @asianplastic 半沢直樹は両替屋の手代のような立場の人で、白ヒゲの爺さんではないし諸国漫遊はしてません。水戸黄門は父親の無念を背負ってません。長七郎の方が近いでしょう。ただ大和田への処分が軽く、半沢が出向を命じられたのは正に水戸黄門の世界でした。
tweet
related tweet(1) (2)

「水戸黄門」の正義 - 池田信夫 blog
機械仕掛けの天皇 - 池田信夫 blog

tweet

前後一覧
2013年11月

関連語句
水戸黄門 メッセージ 水戸黄門 原発
水戸黄門(twilog)
里見浩太朗 被災地(twitter)

参照
Y!Blog>1966年の『ウルトラマン』と1969年の『水戸黄門』『ドラえもん』
Y!Blog>2011年、里見浩太朗の被災地訪問と震災の年における『水戸黄門』終了の意味
ウルトラマンと水戸黄門とドラえもん
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「21世紀~未来」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事