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男はつらいよ「寅次郎恋愛塾」

男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
マドンナは江上若菜(演:樋口可南子)。例の写真集による不測の事態はこの映画の6年後であった。

寅次郎が若菜の就職先斡旋をタコ社長に頼んで部屋に戻った。
若菜の名前について、さくらは「君がため 春の野に出でて 若菜摘む(我が衣手に 雪は降りつつ 光孝天皇)」の「若菜」だと説明。
一見、字余りに見えるが、「野に出でて」noniideteのniiを1音とすると5-7-5になる。

司法試験を受ける青年・酒田民夫(演:平田満)が「遠山の金さん」を知らなかった。寅次郎の方がこの辺の歴史には詳しかった。
寅次郎に言われるまでもなく、裁判官か辯護士を目指すなら遠山景元くらい知っておくべきだろう。
ただ、時代劇の金四郎の物語は目撃者が裁判官を兼ねていて初めて裁ける筋になっており、現代人として金さんの裁きを批判すべきか、逆に現代の裁判への警鐘とするか、そこが判断の分かれるところだろう。

1985年の映画。
寅次郎の甥の諏訪満男を演じた吉岡秀隆は当時15歳。

短歌の字余りを検証 - Yahoo!知恵袋

@kyojitsurekishi 司法試験を受ける青年が「遠山の金さん」を知らず、寅さんの方が知っていた。時代劇の金さんは裁判官が目撃者と同一人物であることが決め手であり、近代裁判制度の否定である。法律家を目指す者はどう考えるだろうか。
#男はつらいよ
20:41 6月14日(土)

ちなみに「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」は1985年(昭和60年)の映画で、当時、テレ朝の「遠山の金さん」はどうだったか調べると、高橋英樹の主演のシリーズが放送されていた。
20:46 6月14日(土)

2015年05月11日(月)
@kyojitsurekishi #男はつらいよ
寅次郎恋愛塾(1985)
遠山の金さんは裁判官と目撃者が同一人物である話。司法試験を受ける人は知っておく必要はあるが手本にしないだろう。
ぶーすか映画鑑賞・男はつらいよシリーズ31-40>第31作 男はつらいよ 旅と女と寅次郎 1983年/昭和58年
posted at 16:39:46
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2014年6/14 6月

関連語句
寅次郎 遠山の金さん
寅次郎(twilog)
寅次郎恋愛塾(twitter)
男はつらいよ 樋口可南子〕(twitter)
男はつらいよ 写植〕(twitter)

参照
時代劇を現代風に解釋・弐 - Yahoo!ブログ
小倉百人一首字余り検証1 - 漢字論原点回帰II - Yahoo!ブログ
高橋英樹の『遠山の金さん』
男はつらいよ~旅と女と寅次郎~ - teacup.ブログ“AutoPage”

2020/12/1 14:50
男はつらいよ「寅次郎恋愛塾」、追加
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