絶対、この名前なら富士塚がありそうだ!そう確信して訪れた(本当は、近所に別件で用事があり、その帰りに寄っただけだが)この神社、残念ながら富士塚そのものは無かった。
でも、この神社、塚状の土盛りなのか、自然の地形その儘なのか分からないけど、周囲よりかなり高いところに社が建っている。以前、見に行った文京区の駒込冨士みたいな感じ。どうやら、この神社の高い土地から富士山が、かつては望めた様子。今でも見えるのか、、、周囲は木が生い茂り、眺望は取れそうもないけど、、。
この神社が建っている塚こそが富士塚なんぢゃないかとも期待したけど、講碑やら黒ボク石は全く見られず。矢張り、富士塚ぢゃないのかな。
▲左側奥に見える赤い鳥居から階段を登ると、その上に社が建っている。ここから見える建物は社務所で、社はもっと右側で見えていない。周囲より一段高いところにある神社だ。
何か痕跡を探そうと社の後ろに回り込むと、「小御嶽神社こちら」の表示を発見。此れは、もしやと、示される方向へ進む(塚から階段を降りる)と、赤い小さめの鳥居が見えて来る。
矢張り、あったんだ!
と、はやる気持ちを抑えつつ、どこかなぁと更に進むと、その先には小さな祠が。
しかし、祠は石が綺麗だ。白っぽい花崗岩かな。これって、近年作って設置した感じだ。説明板とか無いので詳細分からないが、富士塚関連では無さそう。う~ん、残念。
▲小御嶽神社の赤い鳥居。やや小さめなので、くぐる時はちょこっと頭を下げないとぶつかるぞ。
▲その奥に、ポツンと鎮座する小御嶽社の祠
塚の上の社の手前で見つけた神社の言われにも、富士塚の事は全く書かれていない。
今回は、この名前なら絶対富士塚があるだろうと踏んだが、全く外れた富士塚探しだった。
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埼玉県さいたま市岩槻区府内一丁目6 冨士浅間神社
2020年(令和2年)11月28日 土曜日12時頃・晴れ、北風強い・15℃位かな