青柿が熟柿弔う
あおがきがじゅくしとむらう
熟れていない青柿が、
熟して落ちていく熟柿のことを
哀れと思って弔っているが、
いずれは遠からずその青柿も
熟して落ちてしまうということ。
大きな目で見れば、
人間は大した違いがない
という意味である。
又、未熟な者が他人のことについて
あれこれうるさく言うこと、
欠点を見つけてあげつらうのは
愚かだ、としても用いられる。
自分のことはなかなか大局から見られないものなのですね。
類語
団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)
五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)
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