作品を見たときにどんな部分が印象的だったか等々、備忘録として書いていこうかと思います。
今回は渋谷のプログラミングスクールを運営している会社divのマコなり社長おすすめの「ショーシャンクの空に」です。
※色々書くので、ネタバレするかも知れません。
まずざっとあらすじとしては、無実の罪で刑務所に服役することになった銀行員が刑務所の中で地位を勝ち取り、囚人たちに解放を与え、そして自らも最後には自由を勝ち取るという感じのお話です。
これだけ聞くと、成り上がりストーリーって見えるんですが、実際刑務所の中というのは環境が酷いです。
罪人という時点でやはり人として扱われない。これは罪を犯した人間にも様々な人がいるので、いちいち同情してたら看守の方も危ないですから、そう言う人でないとやれないな…と思いながら。
想像すると、目の前で人がボコボコにされている姿なんて日常にはあまり起こらないので(日本って平和よね✨)そういう環境の中で暮らすというだけでも相当精神力をすり減らされるんだなと思いました。
主人公のアンディは元銀行員という部分もあり、看守や所長にその知識や技能を認められ、彼らの役に立ったり、また同じ囚人たちの環境を良くしたりすることに奔走します。
だけど、それがどんどん人の欲が出てきて所長が悪いことをし出して、アンディはそれを手伝うことになっていき、苦悩する日々が続きます。
そして、語り部的な部分でアンディが服役したときよりも前から刑務所に服役しているレッドの視点でも語られていきます。
印象的だったシーン①
刑務所の図書室の管理をしていたブルックスという老人が仮釈放になり、刑務所から出ていくところ。
50年も刑務所にいると、外に出るのが怖くなる。
これは、本当に怖いことだなと思って、外の世界を知らない閉鎖された空間と言うのは、中にいれば安心していられるけど、いざ外に一人っきりで放り出された時の寂しさ、受け入れ手もらえない苦しさ、ずっと人からは白い目で見られ続けるし、老いた体にも本当にツラいことだと思います。
犯罪を置かせば刑務所に戻れる…そんな葛藤と戦い続けなければならない。
犯罪者がまた犯罪を犯す心理ってこう言うことなんだ…って思いました。
(そういうのじゃない人もいるだろうけど)
外に出て笑顔で刑務所を去っていくけれど、バスのなかでずっと手すりをギュッと握りしめていた姿。
不安をずっとひた隠しにしている姿が印象的でした。
そして、ブルックスはその重圧に耐えきれずに自殺をしてしまいます。
社会復帰をするってとても難しいことなんだと改めて思いました。
印象的だったシーン②
何度か仮釈放のためのレッドの面接がありますが、20年目、30年目は変わらない様子でうわべだけの態度で接していますが、40年目に上辺ではなく自分が本当に思っていたことを口にするシーン。
この頃にはアンディは脱獄に成功しており、アンディの生き方を見てきた彼がどんな風に変わったのかを伺わせるシーンでした。
この面接シーンは時の流れを感じさせる演出として重要なシーンだなと思います。
仮釈放が認められ、レッドが外に出たときにやはりブルックスと同じく孤独に苛まれ、犯罪に走りそうな気持ちが襲ってきます。
でもレッドの気持ちを支えたのはアンディとの約束でした。
細かく綴るとスゴく長くなってしまうので、より印象に残った部分を抜粋してますが、作品とおして感じたことは。
希望をもち続けることはとても大切だと言うこと。
どんな時でも前を向いて生きること。
作品の中でアンディがいった言葉。
「必死に生きるか、必死に死ぬか」
このどちらかしかない。
余計なものを削ぎおとしたら、結局これなんだなって改めて思いました。
今書いたこと以外にもアンディの脱獄劇も見ものですよ。
刑務所の中で起こることは考えさせられることがとても多いです。
最後どうなったかは是非作品を見てみてもらいたいですね!
私はまだまだ作品を細かく考察するのに慣れてないので大したこと書けてないんですけど、興味を持ってくださったらこれまた幸いです😊
見たことあるよって方にはもう一度見返したくなるトリビアをどうぞ!⬇️⬇️
あんまり明るいニュースが今ないんだけど、希望を忘れずに毎日を過ごしていきましょ🤗