サガタ先生の日記

この日記はパソコン教室パイプラインとサガタ印刷共用です・・・ご了承ください。

生きる意味

2005年04月17日 | 演劇ネタ
昨日は早く教室を終わってお芝居を見てきました。
「お父さんの恋」と言うお芝居。
出演者は堺雅人さん、前田吟さん、池田成志さん
七瀬なつみさん、菊池真衣子さん、星野真里さん。
私も全く予備知識なく見に行ったのですが、内容は脳出血で植物人間状態になってお父さんが
普通に生活をしている人のように話をしたり動いたりしているんだけどそれは観客が
見えるだけで、周りの人は植物人間状態のお父さんを見ている・・・と言うお芝居。
子供たちはみんな自立して家を出ているんだけどお母さんの7回忌で帰ってくる。
長女はセレブなマダム、次女はIT関連の会社の社長、長男はニート。
ヘルパーの若い女の子がいるんだけど、お父さんはその子に恋をしている。
女の子がみんなお父さんの面倒を見れないんだったら結婚させてくれと言う。
お父さんもうれしいが自分は何をしてあげる事がもできなくて歯痒く思っている。
みんな反対しているけど、色々な出来事があって気持ちの中では賛成になってくる。
しかし・・・長男だけが知っている事実。
その女の子は多額の借金を背負っていて、お父さんの財産を狙っていた。
女の子はお父さんに恋もしていたけど、やはり出て行くことに。
「お父さんを大事に思うなら、意識があると信じて」と言い残して。
お父さんは失恋してしまった・・・。
長男は人生やり直せるんじゃないのか?と言うが、他でやり直すと・・・。
そんな時、お父さんの遺書が出てきた。財産のありかなどが書いている・・・。
お父さんが一人でどれだけ寂しかったか・・・みんなとどれだけ一緒に住みたかったか。
たくさんの出来事の中で子供たちはお父さんの気持ちを知り、
これからどう自分たちが生きなくてはいけないかを考える。
最後は長男が「ここに帰ってきて親父と住んでいいかな?」と。
その時にお父さんが「好きにしろ」と。子供たちは驚く・・・。

と言うお話。もうねえ、途中から涙涙
このお芝居の中で出てくる言葉で「誰かのためになっていると生きてられる」と。
確かに・・・。誰にも頼りにされてない、必要とされていないと思うと力が入りませんもんね。
笑いもたくさんあるお芝居だったけど、すごくいいお芝居でした。
見に行ってよかったなあ・・・



そして、今朝「サンデージャポン」で脳性まひの人が紹介されていた。
野村沙知代さんの知り合いだそうだが、口で車椅子を操ってどこにでも行く。
そして地上50センチからの世界を写真におさめている。
それがとってもすばらしい!
その人にも(現在49歳)25歳のときに恋をしたらしい。
しかしその人の家族に「あんな人とはもうお付き合いするな」と言われたそうです。
その時に自分のお母さんに「俺の体を返せ」と責めたそうです。
でも、今も結婚したい!と思っているそうです。
お世話するのは大変だけどとってもピュアで素敵な人でした。




2日で生きる意味。これからの自分を考えさせられました。
自分の親、旦那の親、おば達・・・。
後悔が残らないように毎日を大事に生きなければ!
皆さんもお体には気をつけて、悔いのない人生を!


とりあえず今の私は楽しく!したいことをする!かな・・・。
コメント
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