チューニングをチューナーまかせにするにするのはもったいない・・。
チューニングは、「あらためてじっくりと音を聴く」格好の機会ですので、
チューナーで表示された針やランプを観るだけでなく、
やはり音を聴いていただきたい。
特に、弦を弾いて、ペグを回すとき。
チューニングでは、開放弦を弾くことが多いと思います。
その音を消さずに、伸ばしたまま、ペグを回してください。
ペグの回し具合で、音の上がり下がりが解るはずです。
音を消してしまうとせっかくの音量の変化が聞き届けられません。
これを日々、チューニングするごとに続けていくことで、
ペグの回し具合も徐々につかめてきます。
その前に、どっちに回せば「上がる、下がる」が、
聴いた音で判断するようにもなるかもしれません。
ペグは機械でもありますが、どっちに回せば上がる、下がるは
機能的に知ることはできますが、音を出して聴いてみた結果で
判断することも大切かと思います。
特に初心者の方は、こういった動作が欠けてしまうことがままあります。
「弾いて、聴いてみた結果」により「感」を養うことは長い間には
おおきな感性の違いになって表れてきます。
一挙一動事細かにアドバイス・・ 結構うざったいと思いますが、
生徒さんにはできる限り飲み込んでいだけるように私も粘強く接しております。
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