チューニングするときに、矢継ぎ早に音を出して
チューナーの反応を見ようとする例があります。
しかし、いくら機械であっても、そう矢継ぎ早に音をだしては
機械もすべてのピッキングに対して、反応できるわけではありません。
もちろん、そういうつもりで続けて、ピッキングしてしまうわけではないと思います。
それは、チューナーの反応が遅かったり、鈍かったり・・・
時には、自分の操作が違っているのではないか・・と、
確かめたくなるからでしょう。
よく使われる「ピエゾ式」の振動を拾うタイプではあるようです。
このタイプは、安価で手に入れやすいので、数多くの方が使われています。
シールドを繋ぐ必要もないので手軽です。
クリップタイプというものですね。
ヘッドに挟むタイプですが、挟み方がしっかりしていないと、
振動の拾いが悪かったりします。よって感度が落ちてしまいます。
チューニングはゆっくり慌てず。
一度だけ、しっかりピッキングしましょう。
そして、チューナーの反応を待ちましょう。
ピッキングが弱いと、振動も小さいですから、チューナーの拾いもよろしくありません。
「しっかり弾く」・・・つまり、「強く」です。もちろん限度がありますけど。
弦を弾くとき、ついつい違う弦を弾いてしまったりもします。
そして、前述の感度の問題・・・。
ついつい、「あれれ??? 」 と、矢継ぎ早に弾いてしまうわけです。
しっかりチューニングする。
それは、落ち着いて、慌てずに・・・。ひとつひとつです。
まして、ライブの直前とか・・・。
気持ちを落ち着かせるには良い作業タイムです。
チューニングは演奏ではありませんが、
演奏するための大切な「準備」です。
つまるところチューニングがちゃんとできていなかったら
結果は「失格」です。評価なし。
リズムと並んで楽器演奏の大基本ですので。
となると、やはり普段から「ゆっくりあわてずひとつひとつ」を
心がけるべきです。チューニングの時間を大切に。
レッスンも本題に入る前に、かならず行っていることです。
・・・・・
写真は、私が最初に購入したコルグのチューナーです。
画期的でしたね。最初に上位機種が発売されたのですが
この普及版が出た時は、うれしかったです。
というのも、チューニングがうまくできなくて、
メンバーに随分迷惑をかけましたので。
でも、このチューナーを買った頃から、入れ替わるように、
チューニングの大切さを意識するようになりました。
チューナーに教えてもらったと言ってもいいくらいですが・・
実は、メンバーはまだまだ音叉を使ってました。
実に悔しかったです。その悔しさをバネに。
余談ですが・・・
その昔の生徒さんが再びレッスンこられるようになって
いきなり音叉で「プ~ン」と。
タイムマシンに乗った気分。初心忘れるべからず・・。
生徒さんに気付かされることもしばしばです
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