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チューニングを終えて、さて演奏・・。
となりますが、チューニングを終えた時に、
チューニングを確かめるために何か弾きますか?
人それそれですが、
とにかく手について出てるコードとかフレーズを弾いて
チューニングの結果を確認することが多いようです。
これは良い習慣ですね。
私は、「A」のコード・・・ 5フレットでのフルコードを
弾きます。レッスンでも生徒さんと一緒に音を出し合って
確かめることも良くやります。
何故「A」なのか・・・・。
それは、コードとしては、ほぼ真ん中の位置にあるからなのです。
フレット間隔が広くなく、狭くなく。
また、6弦全部の音が出しやすいフォームですので。
まず、「ジャーン!!」とダウンストロークで。
もちろん、しっかり伸ばして「響き」を聴きます。
チューニングがしっかりできていれば、心地よい響きが感じられるでしょう。
また、必ず試し引きするコードは決めてあります。
チューニングは、演奏する機会と同じくらい行う作業です。
かならず同じコードを鳴らすことで、すこしずつこのコード響きを
覚えてしまう・・ そんな習慣による感覚の向上を考えています。
音を覚えるなんて、一度や二度ではできるものではありませんし。
それこそ日頃からの習慣、積み重ねで得られる感性です。
また、「A」のコードを6弦から1本ずつ弾いていきます。
きちんと押さえられていない弦は「ブツッ」・・・と。
音が出ていないことが判明します。
こんなことも、チューニングの確認でありながら、
フォームのチェックにもなるわけです。
もっとも、こちらが先なんでょうけど。
ギターのコンディションのチェックにもなります。
弦が古いとか・・ あれ??? いつもとなんか違う音・・とか。
いつも決められた動作を繰り返していくことで、
「普段と違う」ことに気付くようになります。
アコギの方なら、「C」とか、「G」とか。
ウクレレの場合は、やはり「C」が多いですね。
チューニングを終えて、無造作に演奏に入ってませんか?
演奏が始まってからでは、修復はほとんど不可能です。
チューニングができていない演奏。
最悪の事態だけは避けましょう。
チューニングがあってない演奏は、「評価外」です。
競技なら「失格」です。
チューニングがあっていて、「まだまだ練習が必要だね」なんて、
聴いてくれた人に言われるほうのがまだましですね。
日々の心がけが、とんでもない失敗を防ぐ秘訣です。
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