おばあちゃんを追いかけるのだ。

ネコ大好きなおばあちゃんに出会った。

ちょっと話していたら、「今からネコを集めてあげる」。

そういって、おばあちゃんが歩き出すと、ネコがそこかしこから「ウニャ～ン」とハート付きの甘え声とともにわんさか出てきた。

するとおばあちゃんが、得意気に振り返ってかわい～く微笑むのだった。

ホレてまうやろ～。

私はカメラに向かってシャウトしたのはいうまでもない。

海の怪物クラーケン

ネコを探して漁港を歩いていたら、こんなでっかいクラゲを見つけたのだ。

１メートルくらいあったような。

水面すれすれをユラユラと波間に揺られている姿は優雅なんだけどなあ。

カメラがあれば

楽しく生活ができるのだ。

大したことのない風景だって、ほら、こんな風にちょっとちがって見えてくる。


私からカメラをとったら、おっさんの部分しか残らないのだ。

こう撮るネコ写真

私流のネコ写真の撮り方というものを、自分のやり方の再確認を含めて発表していくことにしたのだ。

プロだからすごいテクニックを駆使してるんだろうなあとか思われているかもしれないが、まったくもってそのようなことは断じてないのである。

自分でここまで断言することに幾ばくかの悲しみがこみ上げてくるのはいうまでもない。


まずはプロローグ。

この写真はどうやって撮ったのか考えて欲しいのだ。


別になんてことはない写真で申し訳ない。

グレゴリーコルヴェールにあこがれて。

色合いや風合いはこんな感じで、あとは人が祈りを捧げていたり、瞑想していたり、自然と一体となっているような姿があればいいのかなあ。

まだまだ遠く及びません。

グレゴリーコルヴェール　ashes & snow
http://www.ashesandsnow.org/jp/

モデル協力はウェディングフォトグラファーのtazuuさん。
http://luxuryblog.blog85.fc2.com/

ありがとうございました。

クーリエ•ジャポン

特集は「世界の写真家が撮った「１•２０」

オバマ氏がアメリカ合衆国大統領に就任した日。

世界中のカメラマンが同じ日に、変革、希望といったことをテーマに撮影しています。


私が依頼されていたら、たぶん、一輪の花。気持ち良さそうにひなたぼっこをする
ネコの写真を撮っていたと思います。

いつもと変わらないもの。でも、そこにしあわせ、希望を見出せたらいいなあと思うから。

トイカメラエフェクト

HOLGA135BCを愛用している私は、トイカメラ（なんか木村カエラに似てるな）っぽい写りが好きなのだ。

デジタルで撮影した写真をトイカメラ風にすることが多い。

実際は、HOLGAを持って撮影していると、被写体というか、興味の指向性がちがうので、一概にトイカメラ風にすればいいってものじゃないけれど、なんとなく写真の違いで気持ちを、心象風景を表すことができればいいなあと思う次第である。

漁港のネコ

いい感じ。

５匹のネコがいました。

ashes & snow

私が敬愛する動物写真家、グレゴリーコルヴェール。

彼の写真と出会ったとき、私の写真への意識が変化したのを今でも鮮明に覚えている。

彼の境地に少しでも近づきたい。でも、それがむずかしいのだ。

私は私であって、グレゴリーコルヴェールではないから。

そのスピリットを私の写真に込めたいのだ。

おばあちゃんとネコ

いつもの時間、いつもの道。