gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210904-567-OYT1T50223
『荒瀬尚ひさし・大阪大教授(免疫学)らのチームは、現行のワクチンで作られる抗体の一部はデルタ株に結合しないことを確認した。ただ、全体としてはデルタ株に対する有効性は維持していたという。
しかし、デルタ株に人工的に四つの変異を加えた「デルタ4+」で調べると、従来株でできる大半の抗体が結合できず、ウイルスの感染力も強まった。デルタ4+は世界で未検出だが、うち三つの変異があるデルタ株はトルコで見つかっているという。
一方、デルタ株をもとに作られた抗体は、従来株、デルタ株、デルタ4+の働きをいずれも抑えることを確認した。デルタ株に対応した改良ワクチンは、ファイザーやモデルナなどが開発中だ。』
こういう話を聞くと、ウイルスも人工的に作れるような気がしてきます。コロナウイルスでも、SARSウイルスやMERSウイルスの人工合成技術が開発されていますが、複雑かつ高度な遺伝子操作技術と数ヶ月もの期間が必要であり、限られた研究者しかコロナウイルスを人工合成できないという問題がありました。しかし、次々と現れる変異ウイルスに対応し、かつ病原性の解明や治療法・予防法の開発を行うためには、迅速かつ簡便に感染性ウイルスを作出する技術がすでにあるそうです。恐ろしや~