日本からも、コロナワクチンによる症例報告も出てきています。
亀田医療センターからmRNA-1273ワクチン(モデルナ ワクチン)の初回投与後の初期症状として横紋筋融解症を伴う致命的な血栓性微小血管症:症例報告が出ています。
ハイライト
・mRNA-1273ワクチン(モデルナ ワクチン)接種後、下肢痛と網状皮質炎を発症した患者。
・血中クレアチンキナーゼ値が著明に上昇し、MRIで筋炎が確認された。
・横紋筋融解症を発症し、多臓器不全で死亡した。
・剖検標本の病理組織学的検査で、全身性動脈血栓塞を認めた。
・ワクチンによる補体活性化症候群が病変を引き起こした可能性がある
要旨
mRNA-1273ワクチンの初回接種後,重度の横紋筋融解と多発性細動脈血栓症を呈した日本人男性の症例を報告する.横紋筋融解症が急速に進行し,多臓器に梗塞をきたした.抗血小板因子4抗体検査は陰性であった.積極的な輸液,血液透析,抗凝固薬,高用量ステロイド,エクリズマブ投与などの集中的な支持療法を行ったが,最終的に多臓器不全で死亡した.剖検の結果,細動脈に多発性の血栓があり,臓器が壊死していた.血清補体の低下と免疫蛍光法で検出された腎糸球体のC3沈着は,免疫介在性機序の可能性を示唆した.COVID-19ワクチン接種後の有害事象として横紋筋融解症および多発性細動脈血栓症を呈した症例は,われわれの知る限り今回が初めての報告である.
『(A)入院時のLivedo reticularis。(B)四肢のT2強調画像所見では、大腿筋に筋炎と一致する信号強度の上昇を示す。(C)大腿四頭筋生検では、炎症細胞浸潤を伴わない軽度の横紋筋融解を認めた(倍率:400倍)。(D) 剖検では出血部に囲まれた白色変化が散在する急性~亜急性梗塞を認める。病理所見では、筋細胞(E;倍率200倍)と肝細胞(F;倍率100倍)の変性と壊死が認められる。粘膜の広範な出血性壊死は腸管全体に及び、微小血管血栓症を認める(G;倍率100倍、矢印は十二指腸の血栓を指す)。腎尿細管にミオグロビン沈着を認める(H;倍率:400倍)。免疫蛍光法で腎糸球体にC3沈着を認める(I;倍率:×400)。』
このポイントは、当該患者さんが、基礎疾患なし、コロナは陰性の健常者であったと言うことです。コロナワクチンが起因になり筋肉、臓器などあちこちが微小血管血栓で壊死してしまったことがわかります。
コロナウイルスは血栓をつくって脳や各臓器にも障害を起こすことがあるが、血栓を起こすにはウイルス自身が必要という訳ではなくスパイクタンパク単独でも同様に血栓を起こすことが重要です。
mRNAワクチン由来の、スパイクタンパクが、人の身体のあちこちで発見されていることも事実です。あちこちに移動した「スパイクタンパク」は、炎症を起こすだけではなく、血栓を起こします。血流が妨げられるということは、組織の「壊死」を招きます。ワクチン後遺症はワクチン接種後すぐにではなく、じわじわと進んでいくのです。