喘息:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。
1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries
その中で111項目目の「喘息(Asthma)」の紹介です。
喘息:気道が炎症を起こして狭くなり、腫れて余分な粘液が分泌され、呼吸が困難になる状態。喘息は軽症の場合もあれば、日常生活に支障をきたす場合もある。場合によっては、生命を脅かす発作につながることもある。
喘息の最も重要な特徴は、気道が一時的に狭くなるものの、通常はまた元に戻ることです。肺の気道(気管支)は、基本的には筋肉の壁でできた管です。気管支の内面を覆っている細胞には、受容体と呼ばれる極めて小さな構造物があります。これらの受容体は特定の物質の存在を感知すると、その下にある筋肉を刺激して、収縮させたり、弛緩させたりし、それによって空気の流れが変わります。受容体には数多くの種類があります
アレルギー性喘息は、様々なアレルゲン(花粉、チリダニの断片、ゴキブリの体液、羽毛の断片、動物の鱗屑などのアレルギーの原因となる物質)を吸い込むことにより、喘息発作が起こることがあります。これらのアレルゲンが、肥満細胞の表面にある免疫グロブリンE(IgE、抗体の一種)と結びつくと、喘息を引き起こす化学物質が肥満細胞から放出されます。
他の原因で肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンが放出され、気道の平滑筋とつながっている迷走神経が刺激されることで、平滑筋が収縮して気管支が狭くなることもあります。
好酸球性喘息は、まれで重度のタイプの喘息であり、血液中の好酸球の値が非常に高くなります。好酸球が高値であればあるほど、症状が重くなります。
Colaneri, M., De Filippo, M., Licari, A., Marseglia, A., Maiocchi, L., Ricciardi, A., . . . Bruno, R. (2021). COVID vaccination and asthma exacerbation: might there be a link? Int J Infect Dis, 112, 243-246. doi:10.1016/j.ijid.2021.09.026.
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COVIDワクチン接種と喘息増悪:関連があるかもしれない?
Dimopoulou, D., Spyridis, N., Vartzelis, G., Tsolia, M. N., & Maritsi, D. N. (2021). Safety and tolerability of the COVID-19 mRNA-vaccine in adolescents with juvenile idiopathic arthritis on treatment with TNF-inhibitors. Arthritis Rheumatol. doi:10.1002/art.41977.
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TNF阻害薬治療中の若年性特発性関節炎の青年におけるCOVID-19 mRNA-ワクチンの安全性と忍容性。
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12~17歳の青少年におけるCOVID-19ワクチンの安全性-米国