十日月です アトリエやってます

子育てをブログを卒業して、大好きなモノ作りを楽しんでいます。マイアトリエに関するあれこれを綴っていきます。

東風吹かば

2019年02月22日 | アトリエ

大宰府は梅の花が綺麗に咲いていました。

おみくじ引いたらそう良くもない感じで、じっくり待て的な事ばかり。
私的には今やねんけど、先立つものがうまくいかなくて足踏みしている現状。待つの嫌なんだけどなぁ。

と先のことばかり思いながら、確定申告はよせーよ、とか、ボーナス仕事の内職やらなな、とか、いろいろ追われてる。まあまあ体験の予約も入るし。

帯締めは3本目に差し掛かったところでしばし中断かもしれません。

初釜用かんざし

2019年01月06日 | アトリエ

ウチノコの初釜用のかんざし、出来上がり。
今年の振り袖がサーモンカラーなので、合わせてオレンジ色にした。サーモンピンクではなく紅鮭の色のグラデーション。この色がなかなか曲者だった。
手持ちの一越チリメンの中では柿色がぴったり合う色だったが、この柿色でかんざしを作るとどうも華やかさがない。とても好きな色なのだが、黒っぽいオレンジなので、メインに使うとカジュアルで普段着使いのイメージになってしまう。初釜は出来るだけ華やかにしていかないと先生にダメ出しされるので、それは避けたい。

柿色よりも一段薄いオレンジ系は、発色が良すぎて軽薄な感じがする。こっちも好きな色なので何度も手に取ってるのだが、作品にすると落ち着きかないなと、いつも思う。そしてこの落ち着きのなさが、他の色との調和を拒む。

オレンジ色の柄物も有るようで持ってなかった。所々使えるオレンジはあるにはあるが、配色が邪魔して使える数が少なく、ロスが大きい。
あれも違うこれも違うと悩んだ結果、結局は軽薄なオレンジをメインにしたのだけれど、柿色やプリント生地を混ぜながら、軽薄にならないように気をつけた。

松竹梅で作りたかったが、この色が悩ましく力尽き、松と菊のかんざしであります。

つぎはホワイトボールブーケに取りかかります!

2019謹賀新年

2019年01月02日 | アトリエ

2019年。明けましておめでとうございます。
平成も終わり年号も変わるということで、今年は変革の年にしたいと思っています。
まずはアトリエを移転して収容席数を増やし、ゆったり過ごして頂けるようにする予定です。春にできればよいのですが、夏になりそうです。遅くとも夏休み前にはOPENして、キッズ手芸倶楽部を開始するのが当面の目標です。

目標はたくさんあるのですが、やり残したこともたくさんあります。こちらを早く片付けなければ。

作りかけの物リスト
・セーター 後片袖
・ボレロ 今テレビ見ながらやってる。
・娘の初釜用かんざし 下がり作って少し花を足す
・ウェディングブーケとリングピローのサンプル
・頼まれてる半幅帯 夏前には!
・ピンブローチ 納品まで後3つ

遅々として進まなかった二重笹浪は大晦日に出来上がったので、帯締めは春展までに4本は作りたい。
こんなことしてたらやっぱりマルシェ出展はまだまだ先になりそうだわ。

同じ悩みで盛り上がる

2018年12月29日 | アトリエ

ひとりでやってる小さな体験教室なので、予約は大抵ひと組である。最大は四人だが、ひとり二人で来られるかたがほとんどだ。
そんな状態で1時間から2時間くらい顔を付き合わせるのだから、来るほうはさぞかし緊張するだろうと思うので、できる限りのフレンドリーでウェルカムな雰囲気を出すように努力している。美容院の美容師よろしく、盛り上がる話はないかあれこれ探るのである。

とは言っても、こんなところに来る方は結構お喋り好きで、ちょっと振ったらグワっと返ってくるので、ほとんど苦労しない。

そんな中でつくづく思うのは、もの作りが好きだがどれが一番好きって訳じゃなくていろいろ興味があってあれこれやってみたいっていう人、つまり私と同じような人はごろごろしていて、同じように、材料を買っては溜め込み、作りかけは仕上げを前に放置して別のモノを作りたくなってきて、結局何も出来ていない人が世の中には多いのだということ。来る人来る人そんな人ばかりで、そんな話で盛り上がる。


だからここに来ると出来上がるのよね、と言ってもらえるようなアトリエにしたいと、その度に思う。今はこちらから提案しているモノを手順通りに作ってもらうだけだが、いつか、それぞれが作りたいものを思い思いに作っている空間を作りたいと思います。

ブライダル事情

2018年12月19日 | アトリエ
つまみ細工の体験教室で、最近ひときわ多いのがブライダル関連の問い合わせ。

自分の結婚式用の髪飾りを、という人よりも、だんぜん「つまみ細工でボールブーケを作りたいが出来るだろうか?」という方が増えてきた。それとリングピロー。

リングピローは白のサテンの小さな座布団の上につまみ細工でデコるのかと思いきや、どこにリングを置くの?というようなつまみ細工だらけの箱形のリングピローの写真をお持ちになったりする。ピローではなく、どうみてもケースだったりミニ重箱だったり。今時は何でもありのようだ。

ボールブーケはブライダルだけでなく、七五三の写真取りでも使う親子が増えているそうな。

私の嫌いな地味な作業がつづくアイテムではあるが、トレンドなら仕方ない、作ってみるか!と考えずにすむ白一色で制作中。

そして、年賀状も作れるように雪松雪竹雪白梅から取り組んだ。まだまだ先はながいです。





家紋

2018年12月13日 | アトリエ
組紐師範代の試験に受かった記念に注文した家紋入り台付き袱紗(ふくさ)。
我が家の家紋は丸に横木瓜(もっこう)です。
紋付きの着物を作るのはなかなかの気合いがいるので、せめてもの紋付きモノとして選んだのがこの袱紗です。言わずもがな、慶弔兼用。

結婚しても家紋は生家のものを使うことになっている。生家の先祖が守ってくれるように、生まれながらの紋を引き継ぐのだそうだ。

以前、無人の実家を片付けた時に、ビーズで刺繍した家紋の額が出てきた。祖母がオーダーして作って貰ったものようで、箱に入ったまま花瓶やら掛け軸やらとともに押し入れの奥にあった。

祖母の生家の物ではなく、祖母の婚家、すなわち祖母の息子の家紋であり、私の家紋でのお墓に付いているのと同じ丸に横木瓜。祖母が私たちのことを思って作ってくれたんだなあと、この頃思うようになりました。



ビバ!折紙

2018年12月10日 | アトリエ
開設5000日目、キリ番です。
写真は阪急梅田のコンコース。音楽が聞こえてきそうなデザインに心踊るようでした。
以前の書き込みをつらつら読みながら、懐かしんでおりました。
そろそろ古いものは非公開にしようと思います。

相変わらず<あやとり>で来られる方が多いので、あやとり関連は引き続き見られるようにしておきます。あやとり、楽しんでください。

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アトリエのサイトから「海外から来ている留学生も体験できるのか?」という問い合わせをもらいました。もちろんOKです。むしろ歓迎と返事したところ、予約をいただきました。
今まで来られた海外の方は、このようなホストファミリーに連れられた留学生と、旅行者がちらほら。友達同士だったり家族だったりです。いわゆるインバウンドの、せっかく日本に来たのだから、という感じです。

海外の方に作っていただいてつくづく思うのは、日本人は折紙文化が根付いているなぁということ。つまみ細工は正方形の生地を三角に折って花びらを作っていくのですが、折紙を知っている人とそうでない方では手際が全く違っていて、大変興味深いです。

折紙同様つまみ細工も、海外でメジャーな日本文化として認識される日がくると嬉しいですね。


新作披露したのに撃沈

2018年11月29日 | アトリエ
狭いアトリエでハンドメイド教室をやっている。
やれることは色々あるが、お客の大半はつまみ細工の体験で、固定客は編み物教室だ。

写真は去年作ったセーターと今年作ったボレロ。
組み合わせの是非は置いといて、こんなのも作ったらどう?という提案のつもりでアトリエに飾っている。
マーガレットやボレロは比較的簡単で実用性もあるので、今年のオススメとして推奨している。

教室は固定時間ではなく、お好きな時間を選んで来てもらえるのだが、自然とお母様チームと若者チームに別れて話し合って次回のレッスン日を決めるようになった。

で、お母様チームにボレロを勧めてみた。

色はいいね~👍とか
大きな針は早く編めそうだね~👍
とか言ってくれるので、
「暖かいよ!袖がないから家事するのに邪魔にならんし、朝起きて羽織ってキッチンにくのに最適!」とセールストークしてみたら、

「そんなん フリースでええねん‼」と一喝されました。

1年かけてセーターを編んでいるお母様方に早くできるのがいいかなと思ったのですが、お母様方はひたすらセーターが編みたいのだそうです。家の中で着るもんに糸代手間隙かけたくないらしい。
そっかあ。

で、今度は若者チームに勧めてみたところ、こっちは縄編みバッグに魅かれて来た方々なので、小物作りに一生懸命で、大物には見向きもしないのでした。

私、好きなんだけどな~ ボレロとかマーガレットとか。

そろそろ家に持って帰って私用にします・・・


15年ぶりの友へ

2018年11月27日 | アトリエ
このブログを始めたのは13年くらい前。もうすぐ5000日だそうな。半分くらいさぼってるけど。

ブログを始めるより前にいた会社の人達と、訳あってご無沙汰していたのだが、訳あって再会することになった。
余りにも不義理をしていて照れくさいので、手作りブローチをお土産にしようかと思っている。

イメージはこんな感じ。ちりめんのつまみ細工だが、配色で大人の秋にして和のイメージを消し、普段使いにできるように。

間に合うのか?わたし・・・

修行ですかな

2018年11月24日 | アトリエ
最近は時々クラフト教室を開いている。連休だと言うのに昨日も今日もひとりづつ。そして明日は3人の予定。
来ていただけるだけでありがたい話ではあるが、商売としては成り立たない。対策を考えてはいるが、まだまだ発展途中である。

それと平行して。失業してから組紐にはまり、先日師範代の免状を取得した。
帯締めを販売してくれる所はあるが、いかんせん、1本作るのに時間がかかる。時給に換算すると泣けてくるので換算しない。糸代も高いし教室にも大枚はたいた。たった年間数本の販売実績では元を回収できる気がしない。それでも客の合間に組んでいる。で、間違ってて、ほどいて組直し。

遅々として進まず。
これも修行ですかな。