昨年、株主優待があるのを知らなかったヤマハ発動機から優待の案内が届き、熊本ラーメンを頼んだことは以前記事にした。熊本ラーメンは、袋めんのインスタントラーメンで今一つだった。それで、今年は焼津の昔ながらのかつおの角煮、浜角煮を頼んでみた。3月下旬には届いた。
じっくり時間をかけて味を染み込ませた逸品らしいが、食べてみると驚くほどしょっぱい。冷蔵庫のない時代に保存食として作られていたのだろうなと思った。一粒でご飯を茶碗一杯以上食べられるぐらいで、一粒を妻と分けて食べただけで、残りをそのまま食べるのは止めた。
お茶漬けとか炊き込みご飯にしてもおいしいと書いてあったので、炊き込みご飯にすることにした。お米２合に、浜角煮60ｇ強を細かく刻み、おろししょうが適量、塩少々という基本レシピが書いてあった。
1回目は米3合、人参1/2本、しいたけ4枚、油あげ1枚、浜角煮70~80gで作った。しいたけ4枚は冷蔵庫にあった残り分で、浜角煮も170g入りで一粒食べた後の半分弱なのでこのぐらいだろうという感じ。袋に残っていタレも入れたので、塩はあえて入れなかった。炊きあがったご飯の色は濃かったが味はやや薄味で、とてもおいしかった。
2回目は米4合、人参1本、しいたけ6枚、油あげ1枚、浜角煮80~90gで作った。前回食べたときの感覚で、今回はみりんを少々足してみた。かすかな甘みが加わったが、好みの問題程度の味の差しかなく、薄味でおいしかった。おかずと食べるにはいい感じだった。今回の材料の分量だと1回目より薄味になるので、炊き込みご飯をメインと考えるなら、浜角煮の量を増やすか塩少々は入れた方がいいと思う。
ちなみに、炊き込みご飯は私が作った。普段から、夕食の用意は主に私の担当になっている。私が早期退職したとき、妻はまだパートに出たりしていたので、なんとなくそうなってしまった。妻がパートを辞めた後も変わらず続いている。
