売却時にそれぞれポストはしていたが、5月分はブログにすることなく時間が経ち、10月分も少し遅くなった。今回あわせてまとめ記事にした。GSR (Gold Silver Ratio)の話やロシアによる外貨準備としての銀保有に関する話も少し書いておいた。
銀はインフレ対策になる実物資産であり、円安への保険にもなるので、安易に利食わず長く持っておくべきだと思いつつも積立中の銀を今年4月に500g売却した。その後も銀価格が上げ続けたので、譲渡所得の特別控除(非課税枠50万円)を活かせるし、終活を少しは意識して保有残高を減らしていきたいので、5月と10月にも500gずつ売却した。
前回(2024年4月4日)売却時の価格情報は下記の通りだった。
買取価格 142.51円/g 海外価格 $27.13/oz 為替相場 151.74円/$
買取価格 142.51円/g 海外価格 $27.13/oz 為替相場 151.74円/$
今回、5月17日と10月23日は、それぞれ下記通りだった。
買取価格 160.66円/g 海外価格 $29.69/oz 為替相場 155.58円/$
買取価格 182.88円/g 海外価格 $34.69/oz 為替相場 151.37円/$
2014年に積立を始めてから現在も継続しているので、平均取得価格は僅かずつ上昇して現在は66円台になっている。それで上記2回の売却による非課税利益は10.5万円になった。
どれだけ上げたら売却するかをきっちりと決めている訳ではないが、最低でも前回より10%超上げ、かつ直近の上げ幅が大きくなったら売却を考えている。今回だと5月の時は前回よりも12.7%上げ、10月の時は13.8%上げていた。
三菱マテリアルの銀価格の1年チャートに今年に入っての売却タイミングを追記したものを以下に示す(チャートは11月7日まで)。
最近の銀価格の上昇は金につれ高しているが、GSR (Gold Silver Ratio)から見ればまだ割安である。関連したXへのポストと元記事へのリンクを載せておく。
以前の記事の中に金による価値保全とドル離れのことを書いた。外貨準備の一部として金が保有されてきたが、最近は銀も保有するという動きが出ている。銀価格は景気連動の面が強かったが、銀が外貨準備の役割も果たすようになると銀価格の押し上げ要因となる。