浜崎あゆみがa-nationに「不信感」、自らトリを辞退したことを明かす
RBB TODAY 8月30日(火)17時20分配信
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浜崎あゆみTwitter |
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a-nationは今年も愛媛、福岡、愛知、大阪、東京で開催され、浜崎はすべての公演に参加。愛媛、福岡、愛知、大阪では例年同様にトリを務めた彼女だったが、東京公演は韓流ボーカルグループ・東方神起がトリを飾った。
この件に対し、浜崎が「本当は自分のブログでTA(オフィシャルファンクラブ「Team Ayu」の略)だけに話そうと思っていたのですが、なんだか東方神起のファンの皆さんまで混乱させてしまっている様なのでtweetにします」として言及。「a-nationの話については、ほぼ、皆さんの憶測通りです。ただ、ひとつだけ、違う点があります。例の諸々を会社に抗議し、東京公演二日間のトリを辞退したい旨を自ら申し出ました」とつづった。
この「皆さんの憶測」が何を指しているのかは不明。「例の諸々」とは、新曲「Why... feat.JUNO」で共演している元・東方神起のジュンス(現JYJ)の兄JUNOが、ライブに出演できなくなったことだと思われる。
さらに、浜崎は「a-nation自体に不信感を持ってしまった」「出演する事さえも、実はギリギリまで悩みました」と続けた。この「不信感」についてフォロワーから質問されると、「はい、確かに省略した部分ありましたね。不信感を抱いた理由は、セットリストの変更を突然強いられた事と、尊敬する先輩方や可愛い後輩達の存在を尊重してもらえなかったからです」とツイートしている。
浜崎は27日にも「必要なのは“どう見られるか”ではなく“どう在りたいか”その信念を貫かせて頂だいた結果が今日の全てです」との意味深なツイートも残していた。一部では東方神起との間で何らかのトラブルがあったのではないかとも噂されているが、そのすべてが語られることはなかった。
浜崎あゆみ、a-nation大トリ"自ら辞退"で歌姫のプライド固持
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エイベックス主催の夏恒例フェス「a-nation」が、8月27日、28日に開催された。10周年という節目の今回、先の東日本大震災に見舞われた年でもあるため、入場料の一部が義援金に充てられることが発表。電源車を用意し、電力不足に配慮。さらに東北地方でのパブリックビューイングも行われた。また、今回の被災地支援という趣旨に賛同したAKB48も初出場し、ほかエイベックス所属アーティストの倖田來未、TRF、AAA、後藤真希ら豪華な出演陣とともに、夏の終わりの日本を大いに盛り上げた。
ところが今年のa-nationにはサプライズもあった。2003年以来、浜崎あゆみが8年連続で大トリを務めてきたが、今回は東方神起がラストを飾ったのである。このとき会場からもどよめきがあがり、後日スポーツ紙にも「J-POPの祭典で韓国のアーティストが大トリを務めた」と報じられる騒ぎとなったが、浜崎あゆみがTwitter上にて、裏事情があったと思わせるようなつぶやきを発信している。
「必要なのは 'どう見られるか' ではなく 'どう在りたいか' その信念を貫かせて頂だいた結果が今日の全てです。」と8月27日に意味深なツイートを行ったあと、"JUNOくんが出れないということで、歌わないという選択はなかったのか"とファンから質問され「ないですね。自分の曲だけを突然セトリから外されて1番苦しんだのは誰でしょうか。。彼のせめてもの願いですよ、だから託された私達は全力で歌わせて頂きました。」と明かしている。
そして30日に日付が変わった頃再び改めて「噂されているa-nationの話については、ほぼ、皆さんの憶測通りです。ただ、ひとつだけ、違う点があります。例の諸々を会社に抗議し、東京公演二日間のトリを辞退したい旨を自ら申し出ました。a-nation自体に不信感を持ってしまったからです。」とつぶやき、自らが今回のa-nationの大トリを辞退したことを明言した。「出演する事さえも、実はギリギリまで悩みました。ですが、待って下さっているオーディエンスの皆様はもちろん、共に闘ってきた仲間達やスタッフやTA(注:浜崎あゆみファンクラブTeamAyuの略)の皆の顔がうかび、ステージにあがらせて頂く事に決めました。」と、様々な葛藤があったようだ。
不信感を抱いたという理由は全て明かされてはいないが、「確かに省略した部分ありましたね。不信感を抱いた理由は、セットリストの変更を突然強いられた事と、尊敬する先輩方や可愛い後輩達の存在を尊重してもらえなかったからです。」とつぶやいており、あらかじめ決められていたセットリストを急遽変更させられたことが一因にはなっているようだ。
また、浜崎は8月31日にミニアルバム『FIVE』をリリース予定だが、その中から先行配信されている収録曲『Why... feat. JUNO』は、東方神起から脱退したジュンスの兄、JUNOとのコラボ楽曲だ。浜崎の発言の真意については、本人が詳しく明かしていないために憶測でしかないが、この曲をめぐるトラブルの可能性も囁かれている。
「浜崎としては、今回のa-nationでこの発表をしたかったものの、東方神起サイドがJUNOとの共演を拒否したのではないかと言われています。そのため、この曲をセットリストから削らなければならなくなり、JUNOも出演できなかった。浜崎の27日のツイートは、このことを匂わせているのではないでしょうか」(芸能ライター)
その後の顛末についても「ここからは噂ですが、そういうわけで急遽AAAがJUNOの代理をつとめる事になったものの、浜崎は納得いかず、ということのようです。また本人が"省略した部分がありました"と語ってることについても、シークレットゲストとして登場したX-JAPANのパフォーマンスが、予定時間を大幅にオーバーしてしまったことが影響しているのでは、と囁かれてますね」(同)
この一連のツイートには、かつてJ-POPの頂点にのぼりつめ、それを牽引していた歌姫としてのプライドと焦りが見え隠れする。"セットリストの突然の変更"によりアーティストとしてのプライドを傷つけられ、"尊敬する先輩方や可愛い後輩達の存在を尊重してもらえなかった"ことで広がったイベントへの不信感。しかし何より浜崎が思い知らされたのは、自身のエイベックス内での影響力の低下だったのではないだろうか。"自ら辞退"をアピールすることで、歌姫のプライドは固持したものの、禍根が残ることは想像できる。"どう在りたいか"というアーティスト色を全面に出した浜崎の主張とエイベックスの折り合いがつく日はくるのだろうか。世間でエイベックスに対するバッシングが起こる度に、自身の感謝の気持ちを語ることで陰ながら会社を守り、忠誠心にも似た愛情を見せてきた浜崎。今回の禍根があらぬ方へ向かわないといいのだが......。
(※画像はCD+DVD『FIVE』より)