大丈夫じゃなかった
さっき自分でもどうしようも出来へん位
涙が止まらなくなった
半月前の事が一気に蘇ってきて
無力な自分を改めて思い知らされた
もちろん、時間は戻せないから
たられば話はするだけ辛いし
するつもりもないのだけど
そんなつもりはなくても頭の中で浮かんでは消える
兎に角、寂しいんだ
恋しいんだ
福ちゃんのちっこい身体を思いっきり広げたとて
このお部屋の広さはそんなに変わらへんのに
今、めっちゃ広いよ
隙間だらけ
時福が居た頃と
基本的に部屋の広さは変わってへんのに
めちゃくちゃ広いよ
持て余すよ
眠る時にイメージする
時福が良く居たポジションを
私の横っ腹付近、足元、足の間、腕枕
腕枕は必ず右側が時ちゃんで、左側が福ちゃん
枕を一緒に使ったり、丸ごとすっかり奪われたり
暑くなったらお布団の中からモゾモゾ這い出して
お布団の上から私の足元に…
時ちゃんは上半身だけお布団から出して床で寝んこしてたな…
その辺りに気配を感じようとしながら眠る
居る様な気がして、眠れる