ぼちぼち。

愛するわんこ達と過ごす笑ったり泣いたり怒ったりの日々を
私らしく『ぼちぼち。』と綴っていきたいと思っています。

今。

2008-09-30 21:20:51 | Weblog
大阪は堺から東京へ向かう夜行バスが発車しました。

あっという間の2泊3日。

大阪にいる間中、生憎の雨降りでしたが
久しぶりの実家で短い滞在ながらもゆったり出来ました。


母上の美味しい手料理も食べたし♪

まぁちゃんやねねちゃんも婆さんながらそれなりに元気だったし。


又すぐにお正月だから会えるしね。


楽しかった事や切なかった事を胸に。
これから東京へ戻ります。
またまたサービスエリアが楽しみです。

みわんこ。が実家に帰る時は家族が毎回
『アイツ又変なもん買うて来た~!』と思うらしい(苦笑)

でも。
この帰りのお土産は会社のみんな用なので。


珍妙さ重視でなく(笑)
味と数を重視します。

今回も美味しくて良さげなお土産探すぞーーー!

と、気合い入れて。
今から一眠りします。


おやすみなさいませ・・・。

想い出は心に刻まれています。

2008-09-30 15:19:53 | きもち。
昨日。

母上と一緒に祖父母の家で写真を纏めて持ち帰りましたが。
夜、色んな写真を見ながら幾つかの思い出話を聞いた。


その中のひとつ。



これは若かりし頃のばぁちゃん。今から約46年前(笑)
みわんこ。の母が12、3歳頃。
ばぁちゃんは47歳位か・・・若いなぁ(笑)

画像はぼやけていますがばぁちゃんは目鼻立ちの整った美人さんでした。

ばぁちゃんと一緒に写っているワンコは【ロン】。
大きなノラ犬だったのですが。
優しい良い顔をしていたオス犬、ロン。


そんなノラ犬のロンが何故、家族の一員になったかというエピソードをば。

昔の九州の田舎の街中で。
じぃちゃんとロンは出会いました。

じぃちゃんは仕事に行く為に毎日電車に乗っていたのですが、
駅まで行く道すがら、気付けば一匹の野良犬がついて来たそうです。

駅に着くまでじぃちゃんと共に歩いていた野良犬。
じぃちゃんも犬が好きなので一緒について歩く野良犬を多分、かわいがったのでしょう。

そして。

その翌日も、そしてその翌日も、そしてその翌々日も・・・。
野良犬はじぃちゃんと共に駅まで歩き、じぃちゃんを見送っていたそうです。

夜、帰りのお迎えは無かったそうですが(苦笑)
毎朝、一緒に駅まで行くのですから。

これだけ忠実だと可愛くないはずがありません。
ま、きっとオヤツか何かを与えたでしょうし気が合ったのでしょう(笑)


じぃちゃんは野良犬を家に連れて帰り、【ロン】と名づけて家族の一員に迎えたそうです。
残念ながらロンという名の由来はわからないですが・・・。

じぃちゃんは家に立派な犬小屋を作ったそうです。
母上達子供たちもロンを可愛がったそうです。

ばぁちゃんも犬が好きなのでこうしてロンと共に良い笑顔の写真が残っています。

ロンはじぃちゃんばぁちゃん子供たちに可愛がられ、幸せに暮らしていました。


そして。
ロンは・・・。
飼い犬になり、安定した(!?)生活を手に入れた途端に
駅までのお見送りをしなくなったそうです(爆)


こんなオチがあるとは・・・(笑)


忠犬ハチ公に負けてないぞぅ!と感動していたのに(苦笑)
でも、本当に可愛がられて幸せに暮らしたロン。

じぃちゃん達家族が仕事の都合で一家全員で大阪へ行く事になった時、
ロンは知り合いの家に預けられたそうです。
大阪へは、連れて行けなかったから・・・。

代わりに大切に育ててくれる家へロンを預けたそうですが
どんなにしっかりした鎖で繋げても、上手に外して元の家・・・
じぃちゃんばぁちゃん、母上達家族が住んでいた家へ戻って行ったそうです。

そしていつの間にか、消息不明になって・・・。


じぃちゃんはきっとロンが心配で知り合いに状況を確認していたのでしょう。
母上が今までそういう記憶をしっかり残しているのは
じぃちゃんが話してくれたからだろうし、
本当はロンを大阪へ連れて行きたかったのは
誰よりも、じぃちゃんだったと思います。

じぃちゃんもばぁちゃんも
ももや時次や福や
まぁちゃんやねねちゃんやのんちゃんやレミをすごく可愛がってくれました。

その気持ちはロンにも繋がっていると思います。

今頃は・・・ロンとも再会しているかなぁ?とか思いながら
みわんこ。はこの写真のロンに思いを寄せています。


ロン・・・。
じぃちゃんの優しさを見抜いたロンはすごいね。
最後は一緒に暮らせなかったけれど、愛はいっぱいあったよね。

ロン。
みわんこ。もロンと会ってみたかったなぁ。


タイムマシーンがあったなら。
その頃のじぃちゃんとロンの姿を見てみたかった。


素敵な素敵な想い出。
みわんこ。の心にも新たに刻み込まれました。

まだまだじぃちゃんもばぁちゃんも、そしてロンも・・・色褪せないよ。

これで最後。

2008-09-29 22:17:54 | きもち。
昨日は法事でした。

最愛の・・・
じぃちゃんの3回忌とばぁちゃんの1周忌でした。


みわんこ。は小さい時から祖父母は【死ぬはずが無い】と思っていたのに
今ではもう、天国に居る二人に毎日手を合わせて話しかけている。

そんな風に、時は経って行ってるのだなぁ。
でも、今まで以上に繋がっているとも、思うんだなぁ。


んで。
今日は祖父母の家に写真を取りに行きました。

祖父母は旅行に良く出掛けた人で、
しかも親戚、子、孫、ひ孫・・・沢山の人に囲まれていた人なので

やれ結婚式だ、お葬式だ、会合だ、出産だ、運動会だ
入学式だ、卒業式だ・・・と人が集まる毎に撮りまくった
何だかんだの写真がいっぱい溢れている。

その写真達をそれぞれが欲しい物を持って帰って
残りは和歌山の叔父叔母がお寺に持って帰って保管してくれるとの事。


昨年末、ばぁちゃんが亡くなって以来の祖父母の家。
団地だったんだけど、ずっとずっと長く住んでいたので
ご近所の方々から慕われていた二人。


先日。
家を引き払う為に家中の片づけを両親やおじおばがやったそうで。

歴史を積み重ねた和箪笥や、沢山の人が集まってもまかなえる位の
大量の食器をしまっていた食器棚や祖父母の着物や洋服が入っていた箪笥。

祖父母以外では片付けきれない程の大量の物があった家が。

久しぶりに行ったら、何も物が無かった。
物は多いが整理整頓されていた祖父母の家が、
見事に物の無い、がらんどうのただの部屋になっていた。

みわんこ。の知らない、家だった。
なんだか切なくて、不思議だった。

本当に何も無くってね。写真の箱だけ。

言葉に例えようの無い気持ちでいっぱいになった。


和歌山の叔父叔母と母上と一緒に写真を纏めて、分けて。
母上と叔母がご近所に挨拶廻りをしている間に最後の部屋の写真を撮った。


部屋の番号の載った、祖父の名前の表札や
遊びに行くと必ず祖父母が出迎えて待ってた場所や
近くを通る線路に子供の頃から見ていた青い電車が通り過ぎる風景を
心以外でも忘れないように携帯で撮った。

家のチャイムを『ブーッ』と鳴らしてみたり、ね。

記憶を辿りながら出来る限りの風景や音を感じていた。


だって、もう最後だから。
今日で、みわんこ。がこの場所に来るのは。


永遠に在ると思っていた場所が無くなるのは、寂しい。
でも、決まった場所ではなく、思う場所場所に祖父母を感じればいい、
そう思う事にした。


戸締りをして。
小さくつぶやく。

【さようなら。】

【またね。】が言えない寂しさは飲み込んだ。

前に進まねば。


もう、二度と祖父母の家に行く事は、無い。


でも、祖父母とは心で繋がっているのだから、いつでも逢える。
そう、信じている。

お疲れさん。

2008-09-28 07:10:58 | Weblog
みなさま、おはようございます。


只今、無事に大阪は天王寺に到着しました。


今から電車で20分ほどで・・・
実家へ行き急いでお風呂へ入って和歌山へ。


じぃちゃん、ばぁちゃん待っててね!

みわんこ。が逢いに行くからね!