残りの人生

60代となりました。
オットと二人の生き方・死に方を考えます。

60代の家事分担

2020-01-09 23:04:45 | 家族
去年、オットは転職をしました。
給料は大幅ダウンという当たり前の結果に
なったのですが、オットには想像以上の
厳しい現実だった。

そんな中、派遣の仕事を増やしたワタシ。
口にはしなかったけど、オットの転職の結果と
無関係なわけではありませんでした。

転職前に、オットは家事をするようになりましたが。
それは転職後も続き。
今でも朝食つくりはオットがしているし、
出来るだけ掃除も洗濯もしようとしてくれています。

ほんに出来たオットであります。。。

でも、ちょっと黒い思いが消えません。
正社員で、残業続きで、要介護の親3人がいて。
疲れとメンタルで休職したりしたりしたのに。
あの頃、ちょっとでも家事をしてくれたのなら。
「好きでやっているんじゃないか」的態度でなければ。
ワタシはあんなにならなかったのではないかっと。


表立って出さないようにしていたけれど、
身体も心も・・・
ボロボロにならなかったぞーーー 

ガンですか・・・

2019-12-21 23:03:51 | 家族
久しぶりに馴染みの酒場に寄ったオットに。
「ガンですか・・・?」っと店主が聞いたそうだ。
実際身体のサイズは、LLからMになってはいるけど。
キツイ食事制限と運動を、コツコツ続けた成果だったのだが。

でも・・・

直球で聞くかい



そりゃ、来月は再々検査の予約を入れているし。
ワタシだって、一抹どころか百抹以上の不安もある。

不安なんぞ口にしはしないが。
その時、どう言葉を掛けるべきか決められずにいる。

10分後に

2019-12-17 20:33:04 | 家族
冷えた夜は、お布団の中もヒンヤリだ。
「おぅ!10分後に来い」

10分後に、いそいそ向かうと。
まるで親鳥が卵を抱いているかのように。
オットはワタシの場所を温めている。

温く温くだぁ~

いつもは暖かさと安心感に包まれ、眠りに誘われるのだが。


寝静まった背に、そっと手を伸ばす。

届かぬ処に、行かないで



失う怖さ

2019-12-16 18:50:02 | 家族
ここ数年、手先がより不器用となり。
ハガキの「ここからお開け下さい」を
開けるのに苦労したり。
洗剤詰め替えに難儀し。
     
                手で切れる筈なのに苦労する。

紙をめくることや。
針に糸を通すこと。
何事も、こーやって段々上手く出来なくなるんだな。


先日、オットは再検査を受けたのだが。
画像では判定出来ず、新年早々に再々検査になるという。
聞いた時は、齢も年だからって思っただけだった。
だけど時間が経って、おまけに一人になると。
恐ろしさが沸々と湧き上がってくる。
失う怖さ・・・


考えすぎ。考えすぎ。考えすぎだ。
多分、取り越し苦労ってやつ。
だけど、身震いするような恐ろしさ。
こんな気持ちを抱えて、新年を迎えることになる。


尽くす女はやめました

2019-12-13 19:19:02 | 家族
その昔は、自分の能力以上に働いてました。
早朝出勤に深夜残業も当たり前の会社だったけど。
殆どの家事と義父母の問題を背負っていました。
しんどくなって、ちっとでも愚痴を言うと、
仕事を切り上げて帰って来い!っと責められましたね。
二度と口に出すなと・・・
我が母を連れての結婚でしたから、
自分が我慢しなきゃって殊勝な妻になっちゃってたのです。

あぁ・・・ようやっとっと安堵しかけたら。
以前から燻ぶってはいたが、
「会社、辞めるぞ」っときた。
衝撃  受けましたけどね。
止めたところで、どーにも動かぬ性格ですから。
「思ったようにして下さい」っと言いましたよ。

ワタシの方は、既に保険を掛けていました。
派遣の仕事を、もう一つ増やしておいたのです。
っで。
「それでは就職するまで、家事をやって下さい」っと
当たり前でしょ!的な感じで言いましたね。

昔だったら・・・
「今まで、ずぅ~っと頑張って働いたんだもん。
ちょっとのんびりしていてね」なんぞ言って。
「尽くす女」を気取り、せっせと世話を焼いていたでしょうが。
なにしろ、コッチもいっぱいいっぱい状態でしたから。
手は出さず、口も出さないことにしたのですね。

体力も能力も乏しくなりました。


今?
今朝もよから、ワタシの分のご飯もこさえてました。
そして愚妻のワタシは、パジャマ姿で「いってらっしゃい」
     お休みなので、
       
                    太郎っとのんびりしてます

還暦過ぎの共稼ぎは、この位してもらわないといけないでしょ。
だけど、ありがとうの感謝の気持ちは忘れずにいなきゃなりませんがね。