今話の名セリフ:「この宇宙は、誰かのものじゃない・・・。みんなの宇宙でしょ!」(キュアスター)
「スター☆トゥインクルプリキュア」第46話「ダークネスト降臨! スターパレスの攻防」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、トゥインクルブックが光りました。トゥインクルイマジネーションがすべて集まり、スタープリンセス達が呼んでいるようです。
~ Aパート ~
そして、ひかる達はスターパレスへ。
スタープリンセス達は、ひかる達に感謝します。プルンスは、プリンセス達を守るという使命を果たせなかった仲間達の分まで頑張っていただけに、感無量です。
その後、プリンセス達は儀式を行うと言いました。儀式を行えば、宇宙に平和が訪れるとの事。
しかし、その時、ノットレイダーがやって来ました。しかも、ガルオウガ、テンジョウ、カッパードが揃って出現。
ですが・・・、
「パレスの結界を破壊せよ!」
ダークネストの鎧をまとっており、力が強化されているように見えます。
ノットレイダーはパレスに向かって総攻撃。スタープリンセス達は、結界を強めて対抗します。
ひかる達はプリキュアに変身して何とかしようとしますが、儀式にはフワとトゥインクルイマジネーションの力が必要だと、プリンセス達は制止を求めます。しかし、相手の数を考えると、このままじっとしている訳にはいかず、ひかる達は変身して立ち向かう事に。
フワをプルンスに託し、スター達は、結界の外でノットレイダーと戦います。
すぐに、カッパード、テンジョウ、ガルオウガが攻撃。カッパード達は攻撃力が強化されており、スター達は押されてしまいます。スター達の声も届かない模様。
「この鎧が・・・、歪んだイマジネーションを増幅させる!」
「やめて・・・。」
「宇宙空間、自由に動けまい・・・。」
「やめてー!」
トゥインクルイマジネーションの力が発揮され、ガルオウガ達の攻撃を押し返しました。また、宇宙空間を自由に動けるように。
とはいえ、スターパレスの危機は変わらず。しばらくして、ノットレイダーの攻撃が結界を破りました。
しかし、すぐに・・・、
「スターパレスを守るである! 宇宙は渡さないである! ノットレイダー、降伏するである!」
トッパー率いる宇宙星空連合が駆け付けました。
ですが、その直後、ノットレイダーの宇宙船からノットレイ達が出撃。ノットレイ達は全員、例の鎧をまとっています。
「毒をもって毒を制す・・・。イマジネーションの力にはイマジネーションの力を・・・。」
「我らノットレイダーは皆、宇宙から見捨てられた!」
「我々の事など、想像した事もなかろうに!」
「みんなで笑顔など無理なのさ! お前らのは想像ではない! 幻想!」
「すべてを乗っ取る・・・。この力で!」
「これが力? あなたもみんなも、自分を制御できていない!」
「このままでは、また失うわよ! あなたに付いて来た、みんなを!」
「失うのは、お前達の方だ!」
そして、攻撃を強めるノットレイダー。それに対して、宇宙星空連合も、シールドのエネルギーを開放。
「王宮は渡さないである!」
「みんな・・・、もう・・・、やめてー!」
~ Bパート ~
「プリキュア・・・。」
「みんな・・・、宇宙を渡さないとか、乗っ取るとか、おかしいよ!」
「宇宙は、色んな人達がいるんだ・・・。みんな、それぞれ、思いや考え方も全然違う・・・。そんな人達が沢山、沢山、いるんだよ! この宇宙は、誰かのものじゃない・・・。みんなの宇宙でしょ!」
「星空連合も、ノットレイダーも、私も・・・、みんなみんな、同じ宇宙に住む・・・、宇宙人でしょ!」
「恐怖で歪めよ・・・。イマジネーションを・・・。」
「歪んだイマジネーションを吸収し尽くし、力に変える・・・。これが鎧本来の力・・・。」
「駒ちゃん・・・。」
「我らが同士をなぜ・・・。ダークネスト様!」
「ダークネストか・・・。フフフ、茶番は終いだ・・・。」
「我は、へびつかい座のプリンセス・・・。かつては、そう呼ばれていた・・・。」
「え・・・。」
「プリンセスだと!?」
「彼女は、かつてパレスを去った、へびつかい座・・・、13番目のプリンセス・・・。」
「プリンセスがどうして?」
「我は、ヤツらと共にこの宇宙を創った・・・。」
「宇宙を・・・、創った・・・?」
「だが、忌々しき想像力がはびこるこの宇宙は、完全なる失敗作・・・。よって、すべて消し去る!」
「宇宙を・・・、手にするのでは・・・?」
「本気で宇宙を乗っ取れるとでも? 見捨てられし日陰者達が、おこがましい・・・。」
「貴様!」
「宇宙を消すなど、大それた事を・・・。」
「儀式により、大いなる闇を広げる・・・。」
「大いなる、闇?」
「鈍いな。あの闇は、我の力だ。」
「あの、ブラックホールが・・・。」
これまで崇拝していた対象から、いい様に利用されていた事を知り、ガルオウガ達は怒りますが、へびつかい座のプリンセスにとっては良い材料。彼らの怒りは、歪んだイマジネーションとなり、スターパレスの結界を破壊してしまいました。
そして、へびつかい座のプリンセスは、スターパレスへ。スター達は、進行を止めようとするもの、ガルオウガ達の歪んだイマジネーションに止められてしまいます。
ガルオウガは、コスモに追撃。防御する術もなく万事休すのコスモ。
しかし、その時・・・、
「何やってるんだっつーの!」
「アイワーン・・・。どうして・・・。」
「か、勘違いするなっつーの! 騙してたアイツが許せないだけだっつーの! 別にお前を助けた訳じゃないっつーの!」
「ホント、素直じゃないニャン・・・。」
「ごめんだっつーの・・・。」
「今のうちに早くスターパレスに行けっつーの!」
「うん・・・。」
スターパレスに到着したへびつかい座のプリンセスは、スタープリンセス達を拘束。そして、フワの元に近付いていきます。
ちょうどその時、コスモシャイニング、セレーネアロー、ソレイユシュート、ミルキーショック、スターパンチを放ちますが、へびつかい座のプリンセスは、容易くかき消しました。
「お前のせいだ・・・。」
「え?」
「あと1歩でパレスの結界を砕けたものを、お前が皆を止めたから、しゃしゃり出なければ、ああして歪みに飲まれ、苦しむ必要はなかった・・・。」
「お前の相手、我ではないぞ・・・。」
「アイワーン!」
「ガルオウガ・・・。」
「テンジョウ・・・。」
「ソレイユ・・・。」
「カッパード・・・。」
「歪んだイマジネーションに飲まれたヤツらだ。倒せはせぬ。」
「倒すんじゃない・・・。みんなを・・・、みんなを・・・、」
『守る!』
そして、スタートゥインクルイマジネーションを発動。ガルオウガ達やノットレイ達を歪んだイマジネーションから救う事ができました。
しかし・・・、
「トゥインクルイマジネーションか・・・。」
「だが、もう力は残っていまい・・・。」
「もらおうか・・・。」
「器を!」
宇宙星空連合は、何とかホールから退避する事ができました。スター達は気を失っていましたが、ロケットとプルンスの力で退避。ガルオウガ達はアイワーンが救出。
だが、12人のスタープリンセス達とフワは、ホールに飲まれてしまいました。
「プルンスは・・・、守れなかったでプルンス・・・!」
「大丈夫だよ・・・。プルンス・・・。」
「フワは・・・、必ず・・・、助けるから!」
今回は、これで終了です。
次回:「フワを救え! 消えゆく宇宙と大いなる闇!」
ひかる達は、へびつかい座のプリンセスにさらわれたフワと12星座のプリンセスを助けに、ノットレイダーの星へ向かいました。ガルオウガ、カッパード、テンジョウ、アイワーンと、今までずっと戦ってきた相手とも力を合わせる事に。
しかし、へびつかい座のプリンセスの力は、かなりの強さで、スターパレスに近付くのも容易ではありません。果たして、ひかる達は、フワやスタープリンセス達を助ける事ができるのか?
今回のラッキー星座
よっしゃ! 新春一発目のラッキー星座で、うお座キター!
「学びたい気持ちがアップ」か。なるほど。仕事の時には意識してみますかね。
また、公式ホームページによると、本やテレビを見るだけで大好きなものが広がる時だとか。私、本もテレビも見ないんですけど大丈夫かな・・・。(汗)
ラッキー星座公開直後には、次回作の番宣がありましたが、少々長くなりますので、後述します。
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
トゥインクルイマジネーションがすべて集まったひかる達はスターパレスに来たものの、ノットレイダーの襲撃に遭い、さらに、ダークネストが正体を表し、フワと12星座のプリンセス達をどこかへ連れ去っていきました。
さて、今回は、年が明けて最初の「プリキュア」。そして、最終決戦が幕開け。
これまで正体が謎だったダークネストが正体を表し、これまで自分に従ってきた部下達を使い捨てたり、圧倒的な力でスターパレスを破壊したり、フワを奪ったりと、良い感じに最終決戦が始まったと思います。
ダークネストの正体は「へびつかい座のプリンセス」。結構前からそのように予想していたレビューサイトはそれなりにあっただけに、ダークネストの正体に驚いた方はそんなに多くないですかね。
性格については、「プリンセス」という優雅な響きに反して、冷酷で残忍。ダークネストの鎧の実験台となったノットレイに何の興味も示さなかった事を思えば、予想通りでしょうか。 その冷たい視線で見下されながら踏まれたいと思ったドMな大友が続出してもおかしくないよな、これは。
そして、その目的は、宇宙を消し去る事。
忌々しき想像力がはびこるこの宇宙は、完全なる失敗作。しゃしゃり出なければ、ああして歪みに飲まれ、苦しむ必要はなかった。そんな事を言っていたあたり、これまで素晴らしいものとして描かれた「多様性」を悪しきものとして考え、誰が誰でも同じな「単一性」な宇宙を理想としている気がしますね。
宇宙には色んな人達がいて皆、思いや考え方も全然違う。自分には考え付かなかった思いや考えが素晴らしいと感じる時があるために、その違いが素晴らしいと思ったりもしますが、違うからこそ、意見の食い違いや論争が起きるのも事実。場合によっては戦争に発展する事もあり、その様は醜くも歪んでいるでしょう。
その歪みは「多様性」から生じるもの。これがもし「個性」がなく、ものの考え方や性格などにまったく差異がなければ、素晴らしいものと感じる物事、忌まわしいと感じる物事がきっちり統一され、意見の食い違いに苦しみ悩む事も論争も起きないでしょう。争いがないのであれば、宇宙は平和でいられます。
だけど、実際は、意見の食い違いや論争が多々起こっています。へびつかい座のプリンセスは、そういったものを「忌々しき想像力」だとか「歪んだイマジネーション」などと捉えており、そんな人間達のいる宇宙を「失敗作」と見ているのでしょう。
そういったのを起こさないために、個々に差異のない人間達しかいない宇宙を作ろうとしているのかもしれませんね。もしかしたら、違うかもしれませんが。
ですが、個々に差異のない人間しかいない世界というのは、不可能でしょう。
まあ、そうする事で戦争とかが起きないのは魅力ではありますけど、遥か昔から人は、個々の性格は違っていても、どうにかして生き続けています。それゆえに、「個性」のない世界なんて、つまらないと感じやすいでしょうし、個々の違いは、ある意味、この世の「真理」みたいなものでしょう。
だからこそ、個々の違いに向き合う必要があり、「みんな違って、みんな良い」という「多様性」を素晴らしいと感じる心も大事なのだと思いますね。そう思うと、誰かが宇宙を支配して他の者達を強制的に従わせるのは良い事ではなく、互いを認め合いながら皆で仲良く共存する事が良い事なのでしょうね。スターが言っていたように。
まあ、それでも、論争とかは起きるものですし、人は醜く弱い部分もありますけど、歪みや醜さを乗り越える強さだってあるんですよね。1人では不可能な事でも、誰かと力を合わせれば、可能になる事だってあります。人というのは、侮れないものです。
この宇宙は、誰かのものではなく、みんなのもの。ひかるのその純粋な想いは、へびつかい座のプリンセスに届くのか? 今後の両者の対話に目が離せません。
あと、アイワーンの加勢も、今話の良い見所でした。ユニのトゥインクルイマジネーション発見から2か月以上出番がなかったのは予想外でしたが、最終決戦1話目にプリキュアのピンチを救ってくれたのは期待通りでした。
ついでに、ピンチを救っていながら、助けた訳じゃないと言うのも予想通り! どう見ても助けているのに、まあ、本人が助けた訳じゃないって言うなら、そういう事にしてあげますかねー(ニヤニヤ。新春早々、テンプレ通りのツンデレ、ゴチでした。(笑)
そして、コスモに「ごめん」を言ったところが最も良かったですね。やはり、ユニがトゥインクルイマジネーションを見つけた時に、アイワーンも、ユニが感じていた寂しさや悲しさを感じ取り、罪の意識に芽生えていたのでしょうね。
アイワーンのしでかした事の大きさを考えると、「ごめん」では済まないのかもしれませんが、このアニメのメイン視聴層は女の子達。互いに迷惑をかけてしまったら、自分が悪い事をしたのかどうかを考えるよりも前に「ごめんなさい」と謝り合うのは大事ですよね。だから、アイワーンもあれで十分かな、と思います。
ユニとアイワーンの因縁は、今話で完全決着と見ていいでしょう。今はお互い、宇宙を救う事が目的の「仲間」という事で、この2人がどう力を合わせていくのか、楽しみにしたいですね。
「仲間」といえば、これまで敵だったガルオウガ、テンジョウ、カッパードも同じ事。予告を見た感じでは、プリキュアと共闘する事になるのでしょう。いつか書いていた推測が現実になりそうで、嬉しいですね。
ノットレイダーを結成して失った「誇り」を取り戻した彼らは、どんな戦い様を見せるのか? メインで活躍するのはプリキュア達でしょうけど、ガルオウガ達の活躍にもしっかり目を見張っておきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
最後に、後回しにした次回作の番宣について述べていきます。もう知っている方は多いと思いますが、次回作のタイトルは「ヒーリングっど♡プリキュア」。
こちらは、次回作の主人公「花寺 のどか」。見た感じでは、これまでの多くの主人公と違って、ややおとなしめな性格のように思いますね。
ちなみに、声役は、悠木碧さん。「ついに、この人が来たか!」と思いましたね。
変身すると「キュアグレース」に。
初見では、「プリンセス」のキュアフローラっぽいな、と思いましたね。手袋とか、生足の露出具合とか、生足の露出具合とか、生足の露出具合とか。(変なところを3回も連呼するな(笑))
他のメインキャラ、妖精達、敵キャラも出ていましたが、紹介は割愛します。気になる方は、公式ホームページをご覧下さいませ。
次回作の初回放映日は、来月2日(日)。もう1か月後には、初回が終わってますね。その時には、一体どんな感想を抱いてるのだろうか・・・。
ですが、まずは、今作の残り3話ですね。全キャラの一挙手一投足にしっかり注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「スター☆トゥインクルプリキュア」第46話「ダークネスト降臨! スターパレスの攻防」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、トゥインクルブックが光りました。トゥインクルイマジネーションがすべて集まり、スタープリンセス達が呼んでいるようです。
~ Aパート ~
そして、ひかる達はスターパレスへ。
スタープリンセス達は、ひかる達に感謝します。プルンスは、プリンセス達を守るという使命を果たせなかった仲間達の分まで頑張っていただけに、感無量です。
その後、プリンセス達は儀式を行うと言いました。儀式を行えば、宇宙に平和が訪れるとの事。
しかし、その時、ノットレイダーがやって来ました。しかも、ガルオウガ、テンジョウ、カッパードが揃って出現。
ですが・・・、
「パレスの結界を破壊せよ!」
ダークネストの鎧をまとっており、力が強化されているように見えます。
ノットレイダーはパレスに向かって総攻撃。スタープリンセス達は、結界を強めて対抗します。
ひかる達はプリキュアに変身して何とかしようとしますが、儀式にはフワとトゥインクルイマジネーションの力が必要だと、プリンセス達は制止を求めます。しかし、相手の数を考えると、このままじっとしている訳にはいかず、ひかる達は変身して立ち向かう事に。
フワをプルンスに託し、スター達は、結界の外でノットレイダーと戦います。
すぐに、カッパード、テンジョウ、ガルオウガが攻撃。カッパード達は攻撃力が強化されており、スター達は押されてしまいます。スター達の声も届かない模様。
「この鎧が・・・、歪んだイマジネーションを増幅させる!」
「やめて・・・。」
「宇宙空間、自由に動けまい・・・。」
「やめてー!」
トゥインクルイマジネーションの力が発揮され、ガルオウガ達の攻撃を押し返しました。また、宇宙空間を自由に動けるように。
とはいえ、スターパレスの危機は変わらず。しばらくして、ノットレイダーの攻撃が結界を破りました。
しかし、すぐに・・・、
「スターパレスを守るである! 宇宙は渡さないである! ノットレイダー、降伏するである!」
トッパー率いる宇宙星空連合が駆け付けました。
ですが、その直後、ノットレイダーの宇宙船からノットレイ達が出撃。ノットレイ達は全員、例の鎧をまとっています。
「毒をもって毒を制す・・・。イマジネーションの力にはイマジネーションの力を・・・。」
「我らノットレイダーは皆、宇宙から見捨てられた!」
「我々の事など、想像した事もなかろうに!」
「みんなで笑顔など無理なのさ! お前らのは想像ではない! 幻想!」
「すべてを乗っ取る・・・。この力で!」
「これが力? あなたもみんなも、自分を制御できていない!」
「このままでは、また失うわよ! あなたに付いて来た、みんなを!」
「失うのは、お前達の方だ!」
そして、攻撃を強めるノットレイダー。それに対して、宇宙星空連合も、シールドのエネルギーを開放。
「王宮は渡さないである!」
「みんな・・・、もう・・・、やめてー!」
~ Bパート ~
「プリキュア・・・。」
「みんな・・・、宇宙を渡さないとか、乗っ取るとか、おかしいよ!」
「宇宙は、色んな人達がいるんだ・・・。みんな、それぞれ、思いや考え方も全然違う・・・。そんな人達が沢山、沢山、いるんだよ! この宇宙は、誰かのものじゃない・・・。みんなの宇宙でしょ!」
「星空連合も、ノットレイダーも、私も・・・、みんなみんな、同じ宇宙に住む・・・、宇宙人でしょ!」
「恐怖で歪めよ・・・。イマジネーションを・・・。」
「歪んだイマジネーションを吸収し尽くし、力に変える・・・。これが鎧本来の力・・・。」
「駒ちゃん・・・。」
「我らが同士をなぜ・・・。ダークネスト様!」
「ダークネストか・・・。フフフ、茶番は終いだ・・・。」
「我は、へびつかい座のプリンセス・・・。かつては、そう呼ばれていた・・・。」
「え・・・。」
「プリンセスだと!?」
「彼女は、かつてパレスを去った、へびつかい座・・・、13番目のプリンセス・・・。」
「プリンセスがどうして?」
「我は、ヤツらと共にこの宇宙を創った・・・。」
「宇宙を・・・、創った・・・?」
「だが、忌々しき想像力がはびこるこの宇宙は、完全なる失敗作・・・。よって、すべて消し去る!」
「宇宙を・・・、手にするのでは・・・?」
「本気で宇宙を乗っ取れるとでも? 見捨てられし日陰者達が、おこがましい・・・。」
「貴様!」
「宇宙を消すなど、大それた事を・・・。」
「儀式により、大いなる闇を広げる・・・。」
「大いなる、闇?」
「鈍いな。あの闇は、我の力だ。」
「あの、ブラックホールが・・・。」
これまで崇拝していた対象から、いい様に利用されていた事を知り、ガルオウガ達は怒りますが、へびつかい座のプリンセスにとっては良い材料。彼らの怒りは、歪んだイマジネーションとなり、スターパレスの結界を破壊してしまいました。
そして、へびつかい座のプリンセスは、スターパレスへ。スター達は、進行を止めようとするもの、ガルオウガ達の歪んだイマジネーションに止められてしまいます。
ガルオウガは、コスモに追撃。防御する術もなく万事休すのコスモ。
しかし、その時・・・、
「何やってるんだっつーの!」
「アイワーン・・・。どうして・・・。」
「か、勘違いするなっつーの! 騙してたアイツが許せないだけだっつーの! 別にお前を助けた訳じゃないっつーの!」
「ホント、素直じゃないニャン・・・。」
「ごめんだっつーの・・・。」
「今のうちに早くスターパレスに行けっつーの!」
「うん・・・。」
スターパレスに到着したへびつかい座のプリンセスは、スタープリンセス達を拘束。そして、フワの元に近付いていきます。
ちょうどその時、コスモシャイニング、セレーネアロー、ソレイユシュート、ミルキーショック、スターパンチを放ちますが、へびつかい座のプリンセスは、容易くかき消しました。
「お前のせいだ・・・。」
「え?」
「あと1歩でパレスの結界を砕けたものを、お前が皆を止めたから、しゃしゃり出なければ、ああして歪みに飲まれ、苦しむ必要はなかった・・・。」
「お前の相手、我ではないぞ・・・。」
「アイワーン!」
「ガルオウガ・・・。」
「テンジョウ・・・。」
「ソレイユ・・・。」
「カッパード・・・。」
「歪んだイマジネーションに飲まれたヤツらだ。倒せはせぬ。」
「倒すんじゃない・・・。みんなを・・・、みんなを・・・、」
『守る!』
そして、スタートゥインクルイマジネーションを発動。ガルオウガ達やノットレイ達を歪んだイマジネーションから救う事ができました。
しかし・・・、
「トゥインクルイマジネーションか・・・。」
「だが、もう力は残っていまい・・・。」
「もらおうか・・・。」
「器を!」
宇宙星空連合は、何とかホールから退避する事ができました。スター達は気を失っていましたが、ロケットとプルンスの力で退避。ガルオウガ達はアイワーンが救出。
だが、12人のスタープリンセス達とフワは、ホールに飲まれてしまいました。
「プルンスは・・・、守れなかったでプルンス・・・!」
「大丈夫だよ・・・。プルンス・・・。」
「フワは・・・、必ず・・・、助けるから!」
今回は、これで終了です。
次回:「フワを救え! 消えゆく宇宙と大いなる闇!」
ひかる達は、へびつかい座のプリンセスにさらわれたフワと12星座のプリンセスを助けに、ノットレイダーの星へ向かいました。ガルオウガ、カッパード、テンジョウ、アイワーンと、今までずっと戦ってきた相手とも力を合わせる事に。
しかし、へびつかい座のプリンセスの力は、かなりの強さで、スターパレスに近付くのも容易ではありません。果たして、ひかる達は、フワやスタープリンセス達を助ける事ができるのか?
今回のラッキー星座
よっしゃ! 新春一発目のラッキー星座で、うお座キター!
「学びたい気持ちがアップ」か。なるほど。仕事の時には意識してみますかね。
また、公式ホームページによると、本やテレビを見るだけで大好きなものが広がる時だとか。私、本もテレビも見ないんですけど大丈夫かな・・・。(汗)
ラッキー星座公開直後には、次回作の番宣がありましたが、少々長くなりますので、後述します。
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
トゥインクルイマジネーションがすべて集まったひかる達はスターパレスに来たものの、ノットレイダーの襲撃に遭い、さらに、ダークネストが正体を表し、フワと12星座のプリンセス達をどこかへ連れ去っていきました。
さて、今回は、年が明けて最初の「プリキュア」。そして、最終決戦が幕開け。
これまで正体が謎だったダークネストが正体を表し、これまで自分に従ってきた部下達を使い捨てたり、圧倒的な力でスターパレスを破壊したり、フワを奪ったりと、良い感じに最終決戦が始まったと思います。
ダークネストの正体は「へびつかい座のプリンセス」。結構前からそのように予想していたレビューサイトはそれなりにあっただけに、ダークネストの正体に驚いた方はそんなに多くないですかね。
性格については、「プリンセス」という優雅な響きに反して、冷酷で残忍。ダークネストの鎧の実験台となったノットレイに何の興味も示さなかった事を思えば、予想通りでしょうか。
そして、その目的は、宇宙を消し去る事。
忌々しき想像力がはびこるこの宇宙は、完全なる失敗作。しゃしゃり出なければ、ああして歪みに飲まれ、苦しむ必要はなかった。そんな事を言っていたあたり、これまで素晴らしいものとして描かれた「多様性」を悪しきものとして考え、誰が誰でも同じな「単一性」な宇宙を理想としている気がしますね。
宇宙には色んな人達がいて皆、思いや考え方も全然違う。自分には考え付かなかった思いや考えが素晴らしいと感じる時があるために、その違いが素晴らしいと思ったりもしますが、違うからこそ、意見の食い違いや論争が起きるのも事実。場合によっては戦争に発展する事もあり、その様は醜くも歪んでいるでしょう。
その歪みは「多様性」から生じるもの。これがもし「個性」がなく、ものの考え方や性格などにまったく差異がなければ、素晴らしいものと感じる物事、忌まわしいと感じる物事がきっちり統一され、意見の食い違いに苦しみ悩む事も論争も起きないでしょう。争いがないのであれば、宇宙は平和でいられます。
だけど、実際は、意見の食い違いや論争が多々起こっています。へびつかい座のプリンセスは、そういったものを「忌々しき想像力」だとか「歪んだイマジネーション」などと捉えており、そんな人間達のいる宇宙を「失敗作」と見ているのでしょう。
そういったのを起こさないために、個々に差異のない人間達しかいない宇宙を作ろうとしているのかもしれませんね。もしかしたら、違うかもしれませんが。
ですが、個々に差異のない人間しかいない世界というのは、不可能でしょう。
まあ、そうする事で戦争とかが起きないのは魅力ではありますけど、遥か昔から人は、個々の性格は違っていても、どうにかして生き続けています。それゆえに、「個性」のない世界なんて、つまらないと感じやすいでしょうし、個々の違いは、ある意味、この世の「真理」みたいなものでしょう。
だからこそ、個々の違いに向き合う必要があり、「みんな違って、みんな良い」という「多様性」を素晴らしいと感じる心も大事なのだと思いますね。そう思うと、誰かが宇宙を支配して他の者達を強制的に従わせるのは良い事ではなく、互いを認め合いながら皆で仲良く共存する事が良い事なのでしょうね。スターが言っていたように。
まあ、それでも、論争とかは起きるものですし、人は醜く弱い部分もありますけど、歪みや醜さを乗り越える強さだってあるんですよね。1人では不可能な事でも、誰かと力を合わせれば、可能になる事だってあります。人というのは、侮れないものです。
この宇宙は、誰かのものではなく、みんなのもの。ひかるのその純粋な想いは、へびつかい座のプリンセスに届くのか? 今後の両者の対話に目が離せません。
あと、アイワーンの加勢も、今話の良い見所でした。ユニのトゥインクルイマジネーション発見から2か月以上出番がなかったのは予想外でしたが、最終決戦1話目にプリキュアのピンチを救ってくれたのは期待通りでした。
ついでに、ピンチを救っていながら、助けた訳じゃないと言うのも予想通り! どう見ても助けているのに、まあ、本人が助けた訳じゃないって言うなら、そういう事にしてあげますかねー(ニヤニヤ。新春早々、テンプレ通りのツンデレ、ゴチでした。(笑)
そして、コスモに「ごめん」を言ったところが最も良かったですね。やはり、ユニがトゥインクルイマジネーションを見つけた時に、アイワーンも、ユニが感じていた寂しさや悲しさを感じ取り、罪の意識に芽生えていたのでしょうね。
アイワーンのしでかした事の大きさを考えると、「ごめん」では済まないのかもしれませんが、このアニメのメイン視聴層は女の子達。互いに迷惑をかけてしまったら、自分が悪い事をしたのかどうかを考えるよりも前に「ごめんなさい」と謝り合うのは大事ですよね。だから、アイワーンもあれで十分かな、と思います。
ユニとアイワーンの因縁は、今話で完全決着と見ていいでしょう。今はお互い、宇宙を救う事が目的の「仲間」という事で、この2人がどう力を合わせていくのか、楽しみにしたいですね。
「仲間」といえば、これまで敵だったガルオウガ、テンジョウ、カッパードも同じ事。予告を見た感じでは、プリキュアと共闘する事になるのでしょう。いつか書いていた推測が現実になりそうで、嬉しいですね。
ノットレイダーを結成して失った「誇り」を取り戻した彼らは、どんな戦い様を見せるのか? メインで活躍するのはプリキュア達でしょうけど、ガルオウガ達の活躍にもしっかり目を見張っておきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
最後に、後回しにした次回作の番宣について述べていきます。もう知っている方は多いと思いますが、次回作のタイトルは「ヒーリングっど♡プリキュア」。
こちらは、次回作の主人公「花寺 のどか」。見た感じでは、これまでの多くの主人公と違って、ややおとなしめな性格のように思いますね。
ちなみに、声役は、悠木碧さん。「ついに、この人が来たか!」と思いましたね。
変身すると「キュアグレース」に。
初見では、「プリンセス」のキュアフローラっぽいな、と思いましたね。手袋とか、生足の露出具合とか、生足の露出具合とか、生足の露出具合とか。(変なところを3回も連呼するな(笑))
他のメインキャラ、妖精達、敵キャラも出ていましたが、紹介は割愛します。気になる方は、公式ホームページをご覧下さいませ。
次回作の初回放映日は、来月2日(日)。もう1か月後には、初回が終わってますね。その時には、一体どんな感想を抱いてるのだろうか・・・。
ですが、まずは、今作の残り3話ですね。全キャラの一挙手一投足にしっかり注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。