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デリシャスパーティ♡プリキュア 第25話感想

2022年08月30日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
 今話の名セリフ:「写真がなくても大丈夫。こんなに盛り盛りで素敵な1日、大人になってもずっと忘れないものよ・・・。」

 「デリシャスパーティ♡プリキュア」第25話「新たな怪盗!? にこにこキャンプでごわす!」の感想です。


~ オープニング前 ~
   
「後は、これを入れれば・・・。」
   
   
「頼んだよ、スピリットルー。」
   
   
「ブンドル! ブンドルー!」
   

 その頃、ゆい達は今日も、ゆいの家で楽しく1日を過ごしていました。そんな中、ゆいは、皆でどこかに行こうと提案しました。
 ちょうどその時、ゆいの母・あきほが。知り合いがキャンプ場を始めたとの事で、キャンプに行く事が決まりました。



~ Aパート ~
 そして、後日・・・、
    
[早速、お母さんに教えてもらったキャンプ場に、みんなでお出かけです!]
   
「マリちゃん、いつの間に免許取ったの?」
「運転できれば、レシピボンの捜索にも使えると思って。車は借り物だけどね!」
   
「風が気持ちいい・・・。」
「ここね、車酔いか?」
   
「ううん。お友達とキャンプなんて初めてで、ドキドキしてしまって・・・。」
「うんうん! あたしも楽しみ過ぎて、ドッキドキだよ! ねー、コメコメ!」
    
   

    
「今、何か見えたような・・・。」
「ほへ!? もしかしてタヌキとか!?」
「いや・・・、もっと何かヘンテコな・・・。」
   
「じゃあ、お化けとか?」
「お、お化け!?」
    
「なんちゃって!」
   
[あらら、あまねちゃんは、お化けが苦手なようね!]
   

「おいしーなタウンは、どこでごわす?」
   

 少しして、ゆい達は、キャンプ場に着きました。
    
   
    
   
    
「どこでごわす?」
   
「今、何か言ったか?」
「ううん。」
「そうか・・・。」
   
「完全に迷ったでごわす! いっそ、この林を全部吹き飛ばすでごわすか!」
    
「いや! 今、確かに声が聞こえた!」
「気にし過ぎだよ、あまねん!」
「鳥か何かじゃない?」
   
   

 少しして、テントの準備。その最中・・・、
「あ・・・。」
   
「ほい! 頑張るでごわす!」
「あ、ありがとうございます・・・。」
    
   
「動けー!」
   
「ほいほい! 頑張るでごわす!」
「ほへ・・・。ありがとう・・・。」
    

 しばらくして、テントが完成。その後、ご飯作りといきたいところですが、鍋を忘れてしまったようです。
 その直後、拓海の声が。あきほに頼まれて、鍋を届けに来ました。
 その後、拓海もご飯を食べていってほしいと誘われます。明日は朝早くから用事があるようですが、帰りのバスがあるため、一緒に食べていく事になりました。

 改めて、ご飯作りに取り掛かりますが、なかなか火がつきません。新聞紙や割り箸も使ってみますが、上手くいきません。
「火をつけるって、案外難しい・・・。」
   
   
「普段当たり前と思っていた事が、こんなに大変だとは・・・。」
   
「そういえば、お祖母ちゃん言ってた! おむすびはコメだけにしてならずって! お米だけじゃなく、ご飯を炊くお鍋も、火も、お水も、お塩も、全部に感謝しないとって!」
   
「もうこうなったら祈るしかない!」
   
「メラメラメラメラメラメラメラメラ! 火よ、つけー! はー!」
    
   
 そんなんで火がつく訳ねーだろ! ・・・って、誰かツッコんでよ! ボーッと突っ立ってるヒマがあるならさ!(笑)
 つーか、拓海! お前、この中で一番のツッコミ役だろ。ブラックペッパーの活躍が微妙なんだから、ここらでバシッとツッコんで、男見せたれや! ったく、これだから野郎ってヤツは・・・。(「お前も野郎だろーが」というツッコミは間に合ってます(笑))

「あのー、良かったら着火剤使いますか? これならきっと、火がつきますよ。」
「まあ、助かります! ありがとうございます!」
「こういう時は、お互い様ですよ!」
    
 人のありがたみが感じられるシーンなのに、らんが「はー!」って叫びまくってる事が気になってしまう・・・。これぞ、らんらんクオリティ! 安定と信頼の変な子っぷりで、今日もご飯がおいしいぜ! デリシャスマイル~!(笑)

「拓海君!」
「芙羽!」
「あまね!」
「らん!」
「ゆいぴょん!」
    
    
    
   
『やったー!』
   
 わざわざ全員で着火剤リレーなんてせず、誰か1人が火をつければいいのに。今日のゆい達は、ツッコミを放棄して、ボケたい欲求が強いのでしょうか。(笑)

 それから少しして・・・、
「ねえ、このキャンプ場、出るって噂よ! さっきも見た人いるって!」
「え? 何かって、お化け?」
「それが、はっきりとは・・・。ただ、丸っこい形をしてたって!」
    
   
「らんらんの新発明! 楽ちん帽子1号!」
   
「これがあれば、喉が渇けばジュース。暑ければミニ扇風機が風を送る優れもの!」
    
「そのジュース、ぬるくないの?」
「ぬるいでござる・・・。」
    
「た、大変だ! どうやら、丸っこい形をしたお化けを見た人がいるらしい!」
   
「本当?」
「ああ! 車から見たのも、川で聞いた声も、お化けだったんだ・・・。」
   
    
「丸っこいの、らんらん見たかも!」
「私も・・・。」
「ええ!? い、一体、どんなのだ?」
    
「頑張れって励ましてくれた・・・。」
「え!?」
「目がパッチリキョロキョロしてて、まるで卵の国のわんぱく王子みたいな!」
「なんだそりゃ・・・。」
    
    
「何が何だか分からない・・・。」
   
 そうこうしてるうちに、リゾットが出来上がりました。
   

 同じ頃・・・、
   
「きたきたきた! レシピッピの気配でごわす!」
    
   


~ Bパート ~
『いっただっきまーす!』
    
   
「デリシャスマイル~!」
   
『美味しい!』
   
   
    
「外で食べるご飯って、なんか特別美味しいね!」
「ああ。」
   
「はうー! 写真撮るの忘れてた・・・。みんなの初キャンプスーパーメモリアルご飯だったのに・・・。」
「遊んでる時も、みんなで写真撮れば良かった・・・。」
    
「写真がなくても大丈夫。こんなに盛り盛りで素敵な1日、大人になってもずっと忘れないものよ・・・。」
「だといいな!」
    
 このタイミングで、拓海は、ゆい達と別れました。

 同じ頃・・・、
    
   
「ハッハッハ! レシピッピめ! 見つけたでごわす!」
   
   
「トンドン! トルトル! ブンドルー!」
   
    
   
 ゆい達は、レシピッピが捕まった事を知ります。その後・・・、
   
「えー!?」
「さっきの卵王子!」
   
「もしかして、新しいブンドル団?」
「あんなヤツ、見た事なかった・・・。」
「でも、何でロボット?」
    
   
「データ照合。一致。」
   
「おー! お前さんらがプリキュアでごわすか!」
「ごわす?」
   
   
「何で? まさか、あの石!」
    
「くっつくでごわす! モットウバウゾー!」
   
    
   
 すぐに、ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。
「おいどんは、ブンドル団の怪盗・スピリットルー! ナルシストルーに代わって、手合わせ願おう!」
   
「お化けでなければ怖くない! いくぞ!」
   
 それ、お化けだったらてんでダメだと言ってるようなもんだぞ。それなら、次回はお化けのウバウゾーを出してほしいとスタッフ様に要求しますかね。私の中にあるSな血が騒いできました。(笑)

 4人はプリキュアに変身して、バトルスタート。
「さあ、気合いで頑張るでごわす! モットウバウゾー!」
    
    
   
「頑張れー! 頑張れー! ウ、バ、ウ、ゾー!」
    
「応援団?」
   
「頑張れ頑張れ! ウバウゾー! 頑張れ頑張れ! ウバウゾー!」
    
 その後のモットウバウゾーの攻撃は超強力。1000キローカロリーパンチやピリッtoヘビーサンドプレスも通用しません。
「お前さんらに勝ち目はないでごわす! レシピッピ集めの邪魔をせんでもらおう!」
「邪魔をしてるのは、そっちだよ! みんなの美味しい笑顔を奪うなんて!」
    
「ん? 美味しい?」
   
「そもそも、食べる事そのものが時間の無駄! 1分1秒を惜しんで前進あるのみでごわす!」
   
 直後、スピリットルーは再びモットウバウゾーを応援。モットウバウゾーの火力が更に強まりました。
 近くから強いパンチを出せればどうにかなるというプレシャスの言葉を聞き、スパイシー、ヤムヤム、フィナーレ、ブラックペッパーは、モットウバウゾーの攻撃を防ぎながら、プレシャスをモットウバウゾーに接近させました。
「おむすびはコメだけにしてならず!」
   
   
「このパンチは、みんなの熱い思い!」
   
   
「2000キロカロリーパーンチ!」
   
   
 その後は、デリシャスフィナーレファンファーレ。モットウバウゾーをやっつけ、レシピッピを救出しました。

 その夜・・・、
   
    
「ここぴーのポーカーフェイス見切った! ビョエピー! ま、まだまだ・・・。」
    
 今話だけで、かなりネタキャラが進んじまったなあ、らんは。ギャグ感想の良いネタになりますので、これからもドンドンボケて下さい。(笑)

「あたし、お水取ってくるね!」
   
    
「みんな! ちょっと来て!」

   
   
   
    
    
   
「大人になっても、ずっと忘れないものよ・・・。」
   
   

 今回は、これで終了です。


次回:「ここねのやくそく! ピーマン大王への挑戦
 ピーマンが苦手なコメコメのためにも、自分もピーマンを克服しようと決心するここね。
 ゆい達が用意してくれた沢山のピーマン料理を前にしますが・・・。


【まとめ】
 という事で、今回は、遠く離れた自然豊かな場所でキャンプをする話でした。
 遠く離れた自然豊かな場所で楽しいひと時を過ごすと聞くと、前々作「ヒーリングっど」を思い出しますね。と言っても、あちらはハイキング、今回はキャンプと異なっていますが。
 それに、趣旨も、「ヒーリングっど」は自然環境の保護、今回は皆で美味しいご飯を作って美味しく食べ合うと、だいぶ異なっていますね。ただ、どちらも、それぞれの作品の特色は上手く表現されていたと感じています。
 あと、今話ラストの綺麗な夜空は、すごく見応えのあるシーンでした。「ヒーリングっど」でも感じましたが、いつか都会の喧騒から離れて、ああいう場所で一夜を過ごしてみたいな、と思いますね。

 また、今回は、敵側で新たな動きがありました。「スピリットルー」という新たな敵が登場。
 コイツは、ナルシストルーによって作られたロボット。ロボットが新たな敵幹部として出てくるとは、まったく予想してませんでした。

 スピリットルーはロボットだから、感情表現はまったくしない。・・・と思いきや、感情豊かで、かなり明るめでしたね。
 他にも、語尾に「ごわす」がついたり、困っている人を助けたり、方向音痴だったり、卑怯な事は好まなさそうな正々堂々な性格に見えるのも好印象。これが敵キャラとは思えませんね。ナルシストルーの1,000倍はイケメンに見えます。(笑)

 とまあ、いいヤツそうなスピリットルーですが、食べる事は時間の無駄だと考えています。
 確かに、ヤツはロボット。ロボットは、私達人間と違って、何かを食べて栄養補給するという概念がなく、無尽蔵に動ける存在ですので、食べる事は無駄な行為と言えるでしょう。(と言っても、定期的なメンテナンスは必要でしょうけど)
 食べる事は時間の無駄だという考えは、「食」を忌々しく感じるブンドル団らしいと感じますが、どちらかというと、自分がロボットだと自覚した上での考えが強いように思いますね。

 ですが、プリキュアと何度か戦っていくうちに、プリキュアの思想に感化して、それまでの考えを見直すのは、過去作ではよくある事。たぶん、スピリットルーも、そうなるんじゃないかと思いますね。あんなに朗らかなヤツが、ゆい達と分かり合えずに退場しちゃうのは、すごくもったいないと思いますし。
 分かり合えるかどうかは、今後のヤツの出方次第でしょうね。何度も出撃していくうちに、スピリットルーがどう変わっていくのか、しっかり見ていきたいと思います。

 さて、次回は、コメコメとここねがピーマン嫌いを克服しようとするする話。今作は「食」をテーマにしてるとなると、いつか好き嫌いの話は出ると思っていましたが、ついに来ましたか。
 小学校入学前の女の子達がメイン視聴層ですので、嫌いなまま終わりにしちゃうと、教育上良くないでしょう。しっかり克服する事で決着をつけるでしょうね。一体どのようにして、嫌いを克服するのか、注目したいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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