今話の名セリフ:「恋ちゃんがお母さんから受け継いだこの学校を、私も一緒に盛り上げていきたい・・・。頼りない私だけど、恋ちゃんを助ける事ができたらなって・・・。」
「ラブライブ!スーパースター!!」2期第7話「UR 葉月恋」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、恋はVRゲームに夢中になっていました。
~ Aパート ~
その夜、かのんの家の喫茶店が貸し切りに。
そして、Liella!のメンバーが集まり、今年のラブライブ予選の詳細が明かされました。といっても、恋はいませんが。
予選はリモートで開催されるとの事。歌は自由のようで、前回のような課題はないそうです。
予選がリモートで開かれる事で、東京大会に進出するチームを一気に絞り込む模様。予選突破のハードルは上がりました。
その翌日、かのん達は学校の屋上で練習。ラブライブの曲は、いつも通り、かのんが作詞、恋が作曲が良いと、千砂都は話します。
1年生はいるものの、ラブライブに出るのは初めて。プレッシャーはあるでしょうし、負けたら終わりとなると、2年生に任せた方が良さそうです。
そんな中・・・、
「実績・・・。あと1つ・・・。」
「あれ? 寝てるんですの?」
「スヤスヤ?」
「っすね。」
「おーい、恋ちゃん? 恋ちゃん?」
「ローリング・・・。ローリング・・・。後ろに回って一撃・・・。ここでパリィ・・・。落ち着いて回復・・・。」
「何言ってんだ?」
「寝不足なのかもね。昨日も喫茶店来なかったし。」
「最近生徒会がかなり忙しいって言ってマシタ。」
「そうなんだ・・・。」
「残り・・・、3分の1・・・。」
それからしばらくして、かのんは、恋がオーバーワークなんじゃないかと、理事長に相談しました。
理事長は、そろそろ書記や会計も入れて生徒会をちゃんと作った方がいいと忠告はしたものの、まだ生徒が少ないという事から、恋は1人で引き受けちゃってるそうです。
かのんが理事長室を出た直後、恋が来ました。ラブライブの開催が発表された事を受けて、作曲を引き受けました。
その後、恋は音楽室にて作曲に取り掛かります。
同じ頃、1年生の4人は部室に向かっていましたが、途中、メイは、ノートを忘れてしまったため、教室に戻りました。
教室を出ると、ピアノの音が聞こえてきました。音の元を辿ってみると、音楽室に着きました。そこには、恋の姿が。
ですが、よく見ると、作曲ではない何か別の事をやっているようで?
「何だ、そりゃ?」
「はい。深淵の王プニロードです。ここがまったく進めなくて・・・。」
「はあ?」
「メイさん・・・?」
「あ、あはは・・・。」
「お願いします! 誰にも言わないで下さい! この事は誰にも!」
「い、いや、ちょっと・・・。」
「そうだ! メイさん、スクールアイドルが好きなのですよね!? 分かりました! 今すぐ、サニーパッションさんに連絡して、一緒に写真の手配を・・・。」
「いや、ちょっと・・・。」
「違うというのですか!」
うん、全然違うと思う。つーか、作曲せずにゲームしてた事を口止めしてもらうために、前回のラブライブ優勝チームをダシに使おうとか、この子、なかなか度胸あるよなあ。(笑)
「はっ・・・。分かりました。カルボナーラパンですね。購買部に行ってまいります。」
「ええ・・・。」
だから、落ち着けっての。強引にボケ倒して、反論の余地を作らせないようにするとか、なんか恋が恐ろしく感じます。(笑)
「ちょっと! 待て! 待て待て! 一体何があったんだよ?」
「嘘だろ・・・。」
「まさか、こんな事になるとは・・・。」
「こんなゲームマニアだったのか?」
「いえ。元を辿れば、この前・・・。」
「ゲーム?」
「はい。以前、可可さんの家で遊んでから、ずっと気になっていまして・・・。」
「良いと思います。恋様は今まで少し頑張り過ぎてきたように思います。羽を広げて、少し趣味に興じてみてはいかがですか?」
「それで、少しだけならと思って始めたのですが・・・。」
「はっ・・・。いけません・・・。こんな夜遅くまで・・・。これでは勉学に支障が・・・」
「ん?」
「恋様。お父様が今まで苦労させてしまったお詫びに、ご興味がおありならと。」
「まあ・・・。」
「気が付いたら、次々と届くようになって・・・。」
「だからって、やり過ぎだろ・・・。」
まったくだよ。お父さん、お詫びというのは建前で、本音は、娘をゲーム漬けで堕落させようとしてるんじゃないのかい?(笑)
「お父様から送られてくるゲームが、どれもこれもとても面白く・・・。例えば、それなんかも!」
「おおー! 面白い!」
「こうやって毎日充実したゲームライフを送っているうちに・・・。」
「寝不足って訳か・・・。」
「はい・・・。」
寝不足になるほどゲームライフを送っているのは、決して「充実した」とは言わないからな? 真に充実してるとは、勉学、部活、ゲーム、睡眠の時間をバランス良くとっている事を言うんだぞ? まったく、このポンコツ生徒会長は・・・。(笑)
「あの・・・。これを預かっていただけませんか?」
「はい?」
「この部屋の鍵です。作曲が終わるまででいいのです・・・。ゲームがなければ作業に集中できると思うので・・・。」
「私が? かのん先輩にでも持っておいてもらえばいいだろ?」
「そういう訳にはいかないのです・・・。」
「仮にも私は生徒会長・・・。この学校をまとめる存在でなければいけません・・・。こんな事がバレた日には・・・。」
「生徒会長がゲームに夢中の学校が?」
「ラブライブで勝てる訳ないデス・・・。」
「がっかりだわ!」
「マル・・・、じゃない!」
「恋ちゃん、嫌い・・・。」
「ああ・・・。スクールアイドル部は終わりです・・・。」
「なんか千砂都先輩だけキャラが違う気がするけど・・・。」
かのんはキャラが違うとは思わないんだ。まあ確かに、「バーカ! 歌えたら苦労しないっつーの!」とか、「消して・・・」とか、ドスのきいた声で落としてきた事がありますので、そう考えると、このかのんはキャラ崩壊とまでは言えないかもしれませんね。(笑)
「お願いします! ゲームさえ視界に入らなければ、今までの私に戻れるのです!」
「分かったよ・・・。」
「でも、あと1時間・・・。いや、あと半日・・・。明日とかでも・・・。」
「あのなあ・・・。」
なんてこった・・・。恋が、ニートの「明日から本気出す!」状態に陥っちゃってる・・・。天国にいるお母さん、この光景を見て泣いてそうだな。(笑)
その翌日・・・、
「困ったな・・・。」
「ん? 何っすか、その鍵?」
「な、何でもない!」
「今日は恋先輩、元気っすかね?」
「まあ見守るしかないんじゃないのか? 恋先輩なら何とかするって・・・。」
「だといいんっすけど・・・。」
「メイ、何か隠してる。」
「か、隠してなんか・・・。」
「本当に?」
「やめろー!」
同じ頃・・・、
「恋ちゃんの事?」
「うん。1年生が入ってきてから、生徒会の仕事、絶対増えてるよね・・・。」
「今年は他に立候補者もいないから、恋ちゃんが会長のままだし。私達に手伝える事があればいいんだけど・・・。
「ちぃちゃんは部長頑張ってるじゃない!」
「気になるんだ?」
「去年、生徒会長選挙の時、私、結局立候補しなかったし、何か力になれないかな・・・。」
「じゃあ、やってみたら?」
「私なんて・・・。」
「私も、部長にチャレンジしたよ。自分ができないって思い込んでるだけ。かのんちゃんの言葉だよ!」
~ Bパート ~
それからしばらくして、可可、すみれ、きな子、四季、夏美の5人は、メイは何か隠し事をしてるんじゃないかと、メイの事を尾行していました。
少しして・・・、
「できない?」
「はい・・・。曲を作らねばと、考えれば考えるほど、ゲームが脳裏をよぎり・・・。」
「思ったより重症だな・・・。」
「ああ・・・。私はどうすれば・・・。」
「重く考え過ぎだよ。そういう時は誰だってあるさ。」
「そんな・・・。許されない事です・・・。」
「私だって、テスト勉強中にスクールアイドルの映像見たくなったりする事あるぞ・・・。」
「そういう時、どうしているのです!? どうかご教示下さい!」
「見た感じ、あの目は・・・。」
「恋。」
「恋。」
おい、四季よ。「とりあえず、恋とでも言っておけば、コイツら全員動揺して、面白い展開になるやろ」みたいな軽いノリで言ってないかい? 変なヤツだと感じさせるのは、発明だけにして下さい。(笑)
「どうするんデス!? どうするんデス!?」
「決まってるでしょ! ショウビジネスの世界で恋愛は格好のスキャンダル! 止めなさいったら止めなさい!」
「いえ! これはむしろ、一気に炎上して、あえて注目を浴びる作戦ですの! えーっと、Liella!メンバーに熱愛の噂・・・。」
「やめなさい!」
「禁止。」
「返すのです!」
「お待たせ。」
「お、おはようっす・・・。」
「練習始めないのか?」
「もちろん始めマスよ。でも、その前に・・・。」
「ていやっ!」
「痛いデス! 何デスか?」
「何いきなり聞いてんのよ!」
「ほっとけっていうのデスか!」
「デリケートな問題よ! 順番があるでしょ! 順番が!」
「何だ?」
「メイ。好きなら好きだって、正直に言って。」
「オニ直球!」
「どうするんっすか!?」
「うぃーっす!」
「ん? どうしたの?」
「付き合ってる!? 私と恋先輩が!?」
「禁断の世界!」
「正直に言って。」
「何でそんな話になるんだよ!」
「だって、裏庭で熱く語り合ってたっす!」
「手を取り合って!」
「見つめ合って!」
「抱き締め合って!」
「勝手に盛るな!」
確かに抱き締め合ってはいなかったな。鬼社長さん、嘘を事実化してマニーを稼ごうとするのはやめて下さい。(笑)
つーか、ギャラ子。何、顔を赤らめて興奮してんだよ。スキャンダルとかデリケートとか「止めなさいったら止めなさい!」とか言ってたクセに。やっぱりギャラ子ってギャグレベルが高いな、と改めて感心します。(笑)
「やはり禁断の世界!」
「信じるな!」
部長も便乗してボケるな。まったく、さっき、「自分ができないって思い込んでるだけ。かのんちゃんの言葉だよ」って言ってたシリアスさは、どこに行ったよ。(笑)
そういや、禁断の世界といえば、1期終盤で恋が興味本位で覗いちゃったんだっけ(正確には「禁断のセカイ」ですが)。禁断の世界を2回も言ったあたり、千砂都もあのサイトを見た事があるんでしょうか。さらに、興奮のあまり、かのんと一緒に禁断の世界に足を踏み入れるのを想像して、1人で気持ちよくなってたりして。(笑)
「じゃあ、何を話していたの?」
「怒濤の追い込みデス・・・。」
「緊張感あるわね・・・。」
「恋先輩の相談に乗っていて・・・。」
「相談? 何?」
「ちょっとした・・・。」
「ちょっとした、何?」
「言えない事なんだ?」
「そういう訳じゃないけど・・・。」
「今、話したくなる飲み物あげる。」
「やめろ!」
自白剤かよ! 高校生が作っていいもんじゃねーぞ!(笑)
しかも、これ、誰かで実験して効力を確かめたのかもしれないんだよな。鬼社長あたりが実験台になってたりして。四季のやべーヤツっぷりは、とどまるところを知らないようで、なんか安心します。(笑)
それからしばらくして・・・、
「はあ・・・。あのボスだけでも・・・。」
「いやいや、ゲームはいけません!」
「ゲーム?」
「え?」
「かのんさん!?」
「驚かせちゃってごめん・・・。」
「あ・・・、いえ・・・。」
「何かあったのですか? あ、もしかして、そろそろ練習?」
「ううん、ちょっと話があって・・・。あの、急な話でビックリするかもなんだけど・・・。私に、副会長やらせてほしい!」
「副会長?」
「力になりたいの・・・。恋ちゃんがお母さんから受け継いだこの学校を、私も一緒に盛り上げていきたい・・・。頼りない私だけど、恋ちゃんを助ける事ができたらなって・・・。」
「かのんさん・・・。」
「どうかな?」
「理事長の許可はもらってきたよ。あとは恋ちゃんさえよければ・・・。」
「かのんさん・・・。」
「じゃあ、私、生徒会室で準備してるから、後で仕事教えて。」
「あの・・・。」
「ん?」
「いえ、ありがとうございます・・・。」
「うん!」
「いいのか?」
「え?」
「今の話、全部聞いてた。正直に全部話した方がいい。」
「ですが・・・。」
「かのん先輩、本当に恋先輩の事、考えているんだぞ・・・。恋先輩の力になりたいって・・・。」
「怒らないでしょうか? かのんさん。」
「さあ? もしかしたら、すごい怒っちゃうかもな! 『こんなに心配したのに!』って!」
「でも、それでもいいと思う。友達って、そういう部分を互いに知って、たまにはケンカもして仲良くなるもんだろ?」
「私も昔、四季と・・・。」
その後、恋が生徒会長室に入ると・・・、
「かのんが整理手伝ってって言うから。」
「動画で記録も一発管理!」
「何か忘れもの?」
「私はその・・・、ちょっと様子を・・・。」
「あの!」
「ゲーム?」
「はい・・・。」
「それで・・・。」
「寝不足?」
「黙っていてすみませんでした!」
「なんだ、そうだったのか! よかったよ!」
「それならそうと早く言いなさいよ・・・。」
「レンレンが、そんなにゲームに夢中になってくれていたなんて!」
「いや・・・。その・・・。でも・・・。」
「恋ちゃんにも、そういう事ってあるんだね!」
「なんだか嬉しいね!」
「ずっと遠い世界の人だと思ってたっすから!」
「怒ってないのですか?」
「怒って?」
「そうだね。じゃあ、黙ってた罰として・・・。」
「すごいっす!」
「これは、かなりレアなゲーム機デスよ!」
「マルー!」
「いいのですか? みんなでゲームだなんて・・・。」
「うん! みんなと思う存分やればスッキリするかなと思って。」
「メイが言ってた。進めないところがあるって。」
「はい。実は・・・。」
「これか・・・。」
「どうしても倒せないボスがおりまして・・・。」
「これ、ソロプレイは苦行だって言われてるよ?」
「え!? そうなのですか!?」
「協力プレイで打ち倒しマショウ! 可可はサポートを担当しマス!」
「私はオニハンマーでザコを蹴散らしますの!」
「私もやった事あるから、一緒に頑張ろう!」
「はい! いきます!」
「なんか、いつもの恋とちょっと違うわね・・・。」
「こういうのもいいと思うよ!」
「ありがとな・・・。私の事、本気で気にかけてくれただろ・・・。」
<
さっき軽いノリで恋とか言ってたのが、なんか恋に落ちそうになってて草生えるぜ。これこそ、スキャンダルじゃないですかね。という事で、この感想を読んでいる、そこの暇な読者は、2人の恋路を止めなさいったら止めなさい!(読者を巻き込むな(笑))
「か・・・、か・・・、か・・・。」
『勝ったー!』
「ありがとうございます!」
「うん!」
「みなさんも、やりました!」
「四季!」
「メイ・・・。思わせぶり・・・。」
2期開始前は、すごくクールで、恋には全然興味なさそうだと思っていたのが、まさか、ここまで恋に落ちるとは・・・。ご飯が進んでおいしいですので、今後も、こういうのをどんどん描いて下さい!(笑)
「じゃあな!」
「四季さん、大丈夫ですか?」
「ちょっとのぼせただけだよ。」
「メイのせい・・・。」
「何で私のせいなんだよ・・・。」
いや、どう考えても、メイのせいだろ。まあ、恋に落ちやすい四季のせいでもあるでしょうけど。という事で、メイは責任を取りなさいったら取りなさい!(笑)
「お預かりしましょうか? 部屋の鍵。」
「いえ、大丈夫です。不思議なものですね・・・。ちょっとした事で、こうも気持ちが変わるなんて・・・。」
「お母様の作ってくれた学校は、私にとても素敵な出会いを与えてくれました・・・。」
「これから、もっともっと素敵な学校にしてみせます!」
「良い歌・・・。」
今回は、これで終了です。
【まとめ】
ふぅ・・・。予想以上にギャグ度の高い話だったぜ・・・。良かった、事前にツッコミの準備体操をしっかりしておいて。
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね(笑)。恋のゲーム中毒によるポンコツ度アップだけでなく、周りが恋とメイが付き合ってると勘違いしてボケまくったり、四季が恋に落ちたりなど、結構笑いどころの多い話だったと思います。
そんな中、メイは1人でツッコミまくって大変だったでしょう。本当にお疲れ様です。これはもう、安心と信頼のLiella!のツッコミ隊長と位置付けて良さそうですね。(笑)
恋が時間の進み具合も忘れるほどゲームにハマるとは想定外でした。生真面目な優等生ゆえ、時間の使い方をしっかり心掛けてると思ってましたし。
「禁断の世界」に足を踏み入れたり、可可の家にあったゲーム機に夢中になったりなど、未知のものに対する興味が強過ぎるんでしょうかね、恋って。様々な習い事を経験をしているのは、この興味の強さが関わっているのかもしれませんね。また1つ恋の魅力を知れて良かったです。
ギャグの濃い話ではありましたが、「困った時は周りを頼ろう!」と言っていた話でもあったと思います。
恋は、ゲームにハマっている事を言い出せなかっただけでなく、1人で生徒会の仕事を担っていました。恋は、責任感が強く真面目で、誰よりも学校をより良くしたいという使命感が誰よりも強いから、困難を1人で抱え込みやすいんですよね。
思えば、1期もそうでした。生徒会長に選ばれてからは、結ヶ丘廃校の危機を1人で打開しようと考え、そのために、音楽科偏重の方針を取り、結果、多くの生徒達の反感を買ってしまいました。
人を頼る事については、本当に不器用なんですよね、恋って。まあ、それが、この子らしいとは思いますが。
そうは言っても、頼るべきところでしっかり頼る事ができないと、早い段階で、困難を1人で抱えてどうしようもできなくなったり、過度のストレスで倒れたりしちゃいます。その見極めが難しい恋にとっては、そうなりやすいでしょう。
そう思うと、かのん達に会えたのは、出会えたのは幸運だったと思いますね。恋が生徒会長になって多くの生徒から反感を抱かれた時には、恋の力になろうとしてましたし。今回も、恋の生徒会の仕事の負担を減らしたいと協力を申し出たくらいですしね。
誰かに頼るのは苦手な恋ですけど、でも、誰かの好意には遠慮なく甘えちゃっていいのかな、と思いますね。なんなら、生徒会の仕事はかのん達に丸投げして、恋だけはゲームに没頭してもいいくらいかと。さすがに、それは、信頼を失うかもしれませんね、ハイ。(笑)
そんな訳で、今回は、短所寄りですが、恋らしさが詰まっていた回だったと思います。短所寄りでしたが、決して悪いとは思ってなく、むしろ、かなり面白かったと感じています。
恋がLiella!に加わったのは1期後半。それゆえに、1期はそれほど魅力が描かれずに終ってしまい、それが少し残念に感じていただけに、ここでメイン回が来たのは、結構嬉しかったですね。
2期ももう後半に入りましたが、今後も恋の魅力を多く描いてほしいな、と楽しみにしています。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ラブライブ!スーパースター!!」2期第7話「UR 葉月恋」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、恋はVRゲームに夢中になっていました。
~ Aパート ~
その夜、かのんの家の喫茶店が貸し切りに。
そして、Liella!のメンバーが集まり、今年のラブライブ予選の詳細が明かされました。といっても、恋はいませんが。
予選はリモートで開催されるとの事。歌は自由のようで、前回のような課題はないそうです。
予選がリモートで開かれる事で、東京大会に進出するチームを一気に絞り込む模様。予選突破のハードルは上がりました。
その翌日、かのん達は学校の屋上で練習。ラブライブの曲は、いつも通り、かのんが作詞、恋が作曲が良いと、千砂都は話します。
1年生はいるものの、ラブライブに出るのは初めて。プレッシャーはあるでしょうし、負けたら終わりとなると、2年生に任せた方が良さそうです。
そんな中・・・、
「実績・・・。あと1つ・・・。」
「あれ? 寝てるんですの?」
「スヤスヤ?」
「っすね。」
「おーい、恋ちゃん? 恋ちゃん?」
「ローリング・・・。ローリング・・・。後ろに回って一撃・・・。ここでパリィ・・・。落ち着いて回復・・・。」
「何言ってんだ?」
「寝不足なのかもね。昨日も喫茶店来なかったし。」
「最近生徒会がかなり忙しいって言ってマシタ。」
「そうなんだ・・・。」
「残り・・・、3分の1・・・。」
それからしばらくして、かのんは、恋がオーバーワークなんじゃないかと、理事長に相談しました。
理事長は、そろそろ書記や会計も入れて生徒会をちゃんと作った方がいいと忠告はしたものの、まだ生徒が少ないという事から、恋は1人で引き受けちゃってるそうです。
かのんが理事長室を出た直後、恋が来ました。ラブライブの開催が発表された事を受けて、作曲を引き受けました。
その後、恋は音楽室にて作曲に取り掛かります。
同じ頃、1年生の4人は部室に向かっていましたが、途中、メイは、ノートを忘れてしまったため、教室に戻りました。
教室を出ると、ピアノの音が聞こえてきました。音の元を辿ってみると、音楽室に着きました。そこには、恋の姿が。
ですが、よく見ると、作曲ではない何か別の事をやっているようで?
「何だ、そりゃ?」
「はい。深淵の王プニロードです。ここがまったく進めなくて・・・。」
「はあ?」
「メイさん・・・?」
「あ、あはは・・・。」
「お願いします! 誰にも言わないで下さい! この事は誰にも!」
「い、いや、ちょっと・・・。」
「そうだ! メイさん、スクールアイドルが好きなのですよね!? 分かりました! 今すぐ、サニーパッションさんに連絡して、一緒に写真の手配を・・・。」
「いや、ちょっと・・・。」
「違うというのですか!」
うん、全然違うと思う。つーか、作曲せずにゲームしてた事を口止めしてもらうために、前回のラブライブ優勝チームをダシに使おうとか、この子、なかなか度胸あるよなあ。(笑)
「はっ・・・。分かりました。カルボナーラパンですね。購買部に行ってまいります。」
「ええ・・・。」
だから、落ち着けっての。強引にボケ倒して、反論の余地を作らせないようにするとか、なんか恋が恐ろしく感じます。(笑)
「ちょっと! 待て! 待て待て! 一体何があったんだよ?」
「嘘だろ・・・。」
「まさか、こんな事になるとは・・・。」
「こんなゲームマニアだったのか?」
「いえ。元を辿れば、この前・・・。」
「ゲーム?」
「はい。以前、可可さんの家で遊んでから、ずっと気になっていまして・・・。」
「良いと思います。恋様は今まで少し頑張り過ぎてきたように思います。羽を広げて、少し趣味に興じてみてはいかがですか?」
「それで、少しだけならと思って始めたのですが・・・。」
「はっ・・・。いけません・・・。こんな夜遅くまで・・・。これでは勉学に支障が・・・」
「ん?」
「恋様。お父様が今まで苦労させてしまったお詫びに、ご興味がおありならと。」
「まあ・・・。」
「気が付いたら、次々と届くようになって・・・。」
「だからって、やり過ぎだろ・・・。」
まったくだよ。お父さん、お詫びというのは建前で、本音は、娘をゲーム漬けで堕落させようとしてるんじゃないのかい?(笑)
「お父様から送られてくるゲームが、どれもこれもとても面白く・・・。例えば、それなんかも!」
「おおー! 面白い!」
「こうやって毎日充実したゲームライフを送っているうちに・・・。」
「寝不足って訳か・・・。」
「はい・・・。」
寝不足になるほどゲームライフを送っているのは、決して「充実した」とは言わないからな? 真に充実してるとは、勉学、部活、ゲーム、睡眠の時間をバランス良くとっている事を言うんだぞ? まったく、このポンコツ生徒会長は・・・。(笑)
「あの・・・。これを預かっていただけませんか?」
「はい?」
「この部屋の鍵です。作曲が終わるまででいいのです・・・。ゲームがなければ作業に集中できると思うので・・・。」
「私が? かのん先輩にでも持っておいてもらえばいいだろ?」
「そういう訳にはいかないのです・・・。」
「仮にも私は生徒会長・・・。この学校をまとめる存在でなければいけません・・・。こんな事がバレた日には・・・。」
「生徒会長がゲームに夢中の学校が?」
「ラブライブで勝てる訳ないデス・・・。」
「がっかりだわ!」
「マル・・・、じゃない!」
「恋ちゃん、嫌い・・・。」
「ああ・・・。スクールアイドル部は終わりです・・・。」
「なんか千砂都先輩だけキャラが違う気がするけど・・・。」
かのんはキャラが違うとは思わないんだ。まあ確かに、「バーカ! 歌えたら苦労しないっつーの!」とか、「消して・・・」とか、ドスのきいた声で落としてきた事がありますので、そう考えると、このかのんはキャラ崩壊とまでは言えないかもしれませんね。(笑)
「お願いします! ゲームさえ視界に入らなければ、今までの私に戻れるのです!」
「分かったよ・・・。」
「でも、あと1時間・・・。いや、あと半日・・・。明日とかでも・・・。」
「あのなあ・・・。」
なんてこった・・・。恋が、ニートの「明日から本気出す!」状態に陥っちゃってる・・・。天国にいるお母さん、この光景を見て泣いてそうだな。(笑)
その翌日・・・、
「困ったな・・・。」
「ん? 何っすか、その鍵?」
「な、何でもない!」
「今日は恋先輩、元気っすかね?」
「まあ見守るしかないんじゃないのか? 恋先輩なら何とかするって・・・。」
「だといいんっすけど・・・。」
「メイ、何か隠してる。」
「か、隠してなんか・・・。」
「本当に?」
「やめろー!」
同じ頃・・・、
「恋ちゃんの事?」
「うん。1年生が入ってきてから、生徒会の仕事、絶対増えてるよね・・・。」
「今年は他に立候補者もいないから、恋ちゃんが会長のままだし。私達に手伝える事があればいいんだけど・・・。
「ちぃちゃんは部長頑張ってるじゃない!」
「気になるんだ?」
「去年、生徒会長選挙の時、私、結局立候補しなかったし、何か力になれないかな・・・。」
「じゃあ、やってみたら?」
「私なんて・・・。」
「私も、部長にチャレンジしたよ。自分ができないって思い込んでるだけ。かのんちゃんの言葉だよ!」
~ Bパート ~
それからしばらくして、可可、すみれ、きな子、四季、夏美の5人は、メイは何か隠し事をしてるんじゃないかと、メイの事を尾行していました。
少しして・・・、
「できない?」
「はい・・・。曲を作らねばと、考えれば考えるほど、ゲームが脳裏をよぎり・・・。」
「思ったより重症だな・・・。」
「ああ・・・。私はどうすれば・・・。」
「重く考え過ぎだよ。そういう時は誰だってあるさ。」
「そんな・・・。許されない事です・・・。」
「私だって、テスト勉強中にスクールアイドルの映像見たくなったりする事あるぞ・・・。」
「そういう時、どうしているのです!? どうかご教示下さい!」
「見た感じ、あの目は・・・。」
「恋。」
「恋。」
おい、四季よ。「とりあえず、恋とでも言っておけば、コイツら全員動揺して、面白い展開になるやろ」みたいな軽いノリで言ってないかい? 変なヤツだと感じさせるのは、発明だけにして下さい。(笑)
「どうするんデス!? どうするんデス!?」
「決まってるでしょ! ショウビジネスの世界で恋愛は格好のスキャンダル! 止めなさいったら止めなさい!」
「いえ! これはむしろ、一気に炎上して、あえて注目を浴びる作戦ですの! えーっと、Liella!メンバーに熱愛の噂・・・。」
「やめなさい!」
「禁止。」
「返すのです!」
「お待たせ。」
「お、おはようっす・・・。」
「練習始めないのか?」
「もちろん始めマスよ。でも、その前に・・・。」
「ていやっ!」
「痛いデス! 何デスか?」
「何いきなり聞いてんのよ!」
「ほっとけっていうのデスか!」
「デリケートな問題よ! 順番があるでしょ! 順番が!」
「何だ?」
「メイ。好きなら好きだって、正直に言って。」
「オニ直球!」
「どうするんっすか!?」
「うぃーっす!」
「ん? どうしたの?」
「付き合ってる!? 私と恋先輩が!?」
「禁断の世界!」
「正直に言って。」
「何でそんな話になるんだよ!」
「だって、裏庭で熱く語り合ってたっす!」
「手を取り合って!」
「見つめ合って!」
「抱き締め合って!」
「勝手に盛るな!」
確かに抱き締め合ってはいなかったな。鬼社長さん、嘘を事実化してマニーを稼ごうとするのはやめて下さい。(笑)
つーか、ギャラ子。何、顔を赤らめて興奮してんだよ。スキャンダルとかデリケートとか「止めなさいったら止めなさい!」とか言ってたクセに。やっぱりギャラ子ってギャグレベルが高いな、と改めて感心します。(笑)
「やはり禁断の世界!」
「信じるな!」
部長も便乗してボケるな。まったく、さっき、「自分ができないって思い込んでるだけ。かのんちゃんの言葉だよ」って言ってたシリアスさは、どこに行ったよ。(笑)
そういや、禁断の世界といえば、1期終盤で恋が興味本位で覗いちゃったんだっけ(正確には「禁断のセカイ」ですが)。禁断の世界を2回も言ったあたり、千砂都もあのサイトを見た事があるんでしょうか。さらに、興奮のあまり、かのんと一緒に禁断の世界に足を踏み入れるのを想像して、1人で気持ちよくなってたりして。(笑)
「じゃあ、何を話していたの?」
「怒濤の追い込みデス・・・。」
「緊張感あるわね・・・。」
「恋先輩の相談に乗っていて・・・。」
「相談? 何?」
「ちょっとした・・・。」
「ちょっとした、何?」
「言えない事なんだ?」
「そういう訳じゃないけど・・・。」
「今、話したくなる飲み物あげる。」
「やめろ!」
自白剤かよ! 高校生が作っていいもんじゃねーぞ!(笑)
しかも、これ、誰かで実験して効力を確かめたのかもしれないんだよな。鬼社長あたりが実験台になってたりして。四季のやべーヤツっぷりは、とどまるところを知らないようで、なんか安心します。(笑)
それからしばらくして・・・、
「はあ・・・。あのボスだけでも・・・。」
「いやいや、ゲームはいけません!」
「ゲーム?」
「え?」
「かのんさん!?」
「驚かせちゃってごめん・・・。」
「あ・・・、いえ・・・。」
「何かあったのですか? あ、もしかして、そろそろ練習?」
「ううん、ちょっと話があって・・・。あの、急な話でビックリするかもなんだけど・・・。私に、副会長やらせてほしい!」
「副会長?」
「力になりたいの・・・。恋ちゃんがお母さんから受け継いだこの学校を、私も一緒に盛り上げていきたい・・・。頼りない私だけど、恋ちゃんを助ける事ができたらなって・・・。」
「かのんさん・・・。」
「どうかな?」
「理事長の許可はもらってきたよ。あとは恋ちゃんさえよければ・・・。」
「かのんさん・・・。」
「じゃあ、私、生徒会室で準備してるから、後で仕事教えて。」
「あの・・・。」
「ん?」
「いえ、ありがとうございます・・・。」
「うん!」
「いいのか?」
「え?」
「今の話、全部聞いてた。正直に全部話した方がいい。」
「ですが・・・。」
「かのん先輩、本当に恋先輩の事、考えているんだぞ・・・。恋先輩の力になりたいって・・・。」
「怒らないでしょうか? かのんさん。」
「さあ? もしかしたら、すごい怒っちゃうかもな! 『こんなに心配したのに!』って!」
「でも、それでもいいと思う。友達って、そういう部分を互いに知って、たまにはケンカもして仲良くなるもんだろ?」
「私も昔、四季と・・・。」
その後、恋が生徒会長室に入ると・・・、
「かのんが整理手伝ってって言うから。」
「動画で記録も一発管理!」
「何か忘れもの?」
「私はその・・・、ちょっと様子を・・・。」
「あの!」
「ゲーム?」
「はい・・・。」
「それで・・・。」
「寝不足?」
「黙っていてすみませんでした!」
「なんだ、そうだったのか! よかったよ!」
「それならそうと早く言いなさいよ・・・。」
「レンレンが、そんなにゲームに夢中になってくれていたなんて!」
「いや・・・。その・・・。でも・・・。」
「恋ちゃんにも、そういう事ってあるんだね!」
「なんだか嬉しいね!」
「ずっと遠い世界の人だと思ってたっすから!」
「怒ってないのですか?」
「怒って?」
「そうだね。じゃあ、黙ってた罰として・・・。」
「すごいっす!」
「これは、かなりレアなゲーム機デスよ!」
「マルー!」
「いいのですか? みんなでゲームだなんて・・・。」
「うん! みんなと思う存分やればスッキリするかなと思って。」
「メイが言ってた。進めないところがあるって。」
「はい。実は・・・。」
「これか・・・。」
「どうしても倒せないボスがおりまして・・・。」
「これ、ソロプレイは苦行だって言われてるよ?」
「え!? そうなのですか!?」
「協力プレイで打ち倒しマショウ! 可可はサポートを担当しマス!」
「私はオニハンマーでザコを蹴散らしますの!」
「私もやった事あるから、一緒に頑張ろう!」
「はい! いきます!」
「なんか、いつもの恋とちょっと違うわね・・・。」
「こういうのもいいと思うよ!」
「ありがとな・・・。私の事、本気で気にかけてくれただろ・・・。」
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さっき軽いノリで恋とか言ってたのが、なんか恋に落ちそうになってて草生えるぜ。これこそ、スキャンダルじゃないですかね。という事で、この感想を読んでいる、そこの暇な読者は、2人の恋路を止めなさいったら止めなさい!(読者を巻き込むな(笑))
「か・・・、か・・・、か・・・。」
『勝ったー!』
「ありがとうございます!」
「うん!」
「みなさんも、やりました!」
「四季!」
「メイ・・・。思わせぶり・・・。」
2期開始前は、すごくクールで、恋には全然興味なさそうだと思っていたのが、まさか、ここまで恋に落ちるとは・・・。ご飯が進んでおいしいですので、今後も、こういうのをどんどん描いて下さい!(笑)
「じゃあな!」
「四季さん、大丈夫ですか?」
「ちょっとのぼせただけだよ。」
「メイのせい・・・。」
「何で私のせいなんだよ・・・。」
いや、どう考えても、メイのせいだろ。まあ、恋に落ちやすい四季のせいでもあるでしょうけど。という事で、メイは責任を取りなさいったら取りなさい!(笑)
「お預かりしましょうか? 部屋の鍵。」
「いえ、大丈夫です。不思議なものですね・・・。ちょっとした事で、こうも気持ちが変わるなんて・・・。」
「お母様の作ってくれた学校は、私にとても素敵な出会いを与えてくれました・・・。」
「これから、もっともっと素敵な学校にしてみせます!」
「良い歌・・・。」
今回は、これで終了です。
【まとめ】
ふぅ・・・。予想以上にギャグ度の高い話だったぜ・・・。良かった、事前にツッコミの準備体操をしっかりしておいて。
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね(笑)。恋のゲーム中毒によるポンコツ度アップだけでなく、周りが恋とメイが付き合ってると勘違いしてボケまくったり、四季が恋に落ちたりなど、結構笑いどころの多い話だったと思います。
そんな中、メイは1人でツッコミまくって大変だったでしょう。本当にお疲れ様です。これはもう、安心と信頼のLiella!のツッコミ隊長と位置付けて良さそうですね。(笑)
恋が時間の進み具合も忘れるほどゲームにハマるとは想定外でした。生真面目な優等生ゆえ、時間の使い方をしっかり心掛けてると思ってましたし。
「禁断の世界」に足を踏み入れたり、可可の家にあったゲーム機に夢中になったりなど、未知のものに対する興味が強過ぎるんでしょうかね、恋って。様々な習い事を経験をしているのは、この興味の強さが関わっているのかもしれませんね。また1つ恋の魅力を知れて良かったです。
ギャグの濃い話ではありましたが、「困った時は周りを頼ろう!」と言っていた話でもあったと思います。
恋は、ゲームにハマっている事を言い出せなかっただけでなく、1人で生徒会の仕事を担っていました。恋は、責任感が強く真面目で、誰よりも学校をより良くしたいという使命感が誰よりも強いから、困難を1人で抱え込みやすいんですよね。
思えば、1期もそうでした。生徒会長に選ばれてからは、結ヶ丘廃校の危機を1人で打開しようと考え、そのために、音楽科偏重の方針を取り、結果、多くの生徒達の反感を買ってしまいました。
人を頼る事については、本当に不器用なんですよね、恋って。まあ、それが、この子らしいとは思いますが。
そうは言っても、頼るべきところでしっかり頼る事ができないと、早い段階で、困難を1人で抱えてどうしようもできなくなったり、過度のストレスで倒れたりしちゃいます。その見極めが難しい恋にとっては、そうなりやすいでしょう。
そう思うと、かのん達に会えたのは、出会えたのは幸運だったと思いますね。恋が生徒会長になって多くの生徒から反感を抱かれた時には、恋の力になろうとしてましたし。今回も、恋の生徒会の仕事の負担を減らしたいと協力を申し出たくらいですしね。
誰かに頼るのは苦手な恋ですけど、でも、誰かの好意には遠慮なく甘えちゃっていいのかな、と思いますね。なんなら、生徒会の仕事はかのん達に丸投げして、恋だけはゲームに没頭してもいいくらいかと。さすがに、それは、信頼を失うかもしれませんね、ハイ。(笑)
そんな訳で、今回は、短所寄りですが、恋らしさが詰まっていた回だったと思います。短所寄りでしたが、決して悪いとは思ってなく、むしろ、かなり面白かったと感じています。
恋がLiella!に加わったのは1期後半。それゆえに、1期はそれほど魅力が描かれずに終ってしまい、それが少し残念に感じていただけに、ここでメイン回が来たのは、結構嬉しかったですね。
2期ももう後半に入りましたが、今後も恋の魅力を多く描いてほしいな、と楽しみにしています。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。