今話の名セリフ:「起こそう、奇跡を! あがこう、精一杯!」(高海千歌)
「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第1話「ネクストステップ」の感想です。
「輝きって、いったいどこから来るんだろう・・・。」
「あとちょっと・・・。もうちょっと・・・。」
さて、浦の星女学院高校は、今日から2学期が始まりました。今は始業式の真っただ中ですが、千歌は遅刻。
地区予選は、残念ながら決勝には進めませんでした。しかし、入学希望者は10人にまで増えました。
また、今日、次のラブライブ開催が発表されたとの事。決勝は、アキバドーム。
ちょうどその時、千歌がやって来ました。
「出よう、ラブライブ! そして・・・、そして、1を10にして、10を100にして、学校を救って、そしたら!」
『そしたら!?』
「そうしたら、私達だけの輝きが見つかると思う! きっと!」
『輝ける!』
しばらくして、Aqoursのメンバーは、学校の屋上で練習。なお、次のラブライブは、来年の春に行われるとか。
ですが、その前に入学希望者を増やす必要があります。学校説明会が近々開かれるそうで、そこでライブを披露して、学校の魅力を伝えようと考えていました。
少しして練習が終わり、家に帰る千歌達ですが、今は日が暮れるのが早くなっているため、最終バスも早くなっています。となれば、練習する時間も短くなり、悩みどころです。
「それと、善子ちゃん。もう少し早く帰ってくるように言われてるんでしょ?」
「ギク!」
「ど、どうしてそれを・・・。」
「ああ、うちの母親が、ラブライブの時、善子ちゃんのお母さんと色々話したらしくて。」
「では、堕天使の名において・・・。」
「善子?」
「なんか部屋にも入れてくれないって・・・。」
「だ、だから、ヨハネは堕天使であって、母親はあくまで仮の同居人というか・・・。」
仮の同居人か。じゃあ、親子じゃないっていうのなら、扶養入れないね! これでもし、医療機関にかかったらどうするんだろうな。まさかの医療費10割負担?(冗談を本気で捉えるな(笑))
「お母さんって、どんな人なの?」
「学校の先生なんだって。善子ちゃん、幼稚園まで哺乳瓶離さなかったから、お母さん・・・、」
「ふにゃー!」
そうか。ヨハ子にも、ホンマもんの天使だった時期があった訳か。まったく、どうしてこうなったのやら。(笑)
その後、沼津で練習する案が出ました。明日、練習できそうな場所を探す事に。
少しして・・・、
「綺麗・・・。」
「本当・・・。」
「私ね・・・、一瞬だけど、本当に一瞬だけど、あの会場でみんなと歌って、輝くってどういう事か、分かった気がしたんだ・・・。」
「本当に? もちろん!」
「うん!」
「とおー!」
「まだぼんやりだけど、でも、私達は輝ける。頑張れば絶対って。そう感じたんだ!」
「うん。大変そうだけどね。」
「だからいいんだよ!」
その夜・・・、
「でも! パパは待つって約束してくれたじゃない! それを急に・・・。」
その後、鞠莉は果南に呼ばれ・・・、
「何があったの?」
「ソーリー! アイキャントスピークジャパニーズ!」
「何かあったでしょ!」
「何のハナーシデース?」
「訴えるよ?」
「ウエイト、ウエイト・・・。仕方ない。実は・・・。」
「実は?」
「最近ちょっとウエイトが上がって、ブルーに・・・、」
「ウソだね、変わりない。」
「何で分かるの・・・。」
「分かるよ。だいたい鞠莉は、そのくらいでブルーにならないからね。」
ヤダ・・・。この果南さん、イケメン過ぎて惚れる・・・。もし私が鞠莉だったら、勢い余ってパイタッチしてたかもしれん・・・。俺が! 俺がマリーだ!(笑)
「何? 鞠莉!」
「どうしたら、いいの・・・。」
「鞠莉・・・。」
その翌朝、良い練習場所を見つけようにも、なかなか見つかりません。
「ずら丸の家、お寺でしょ? 大広間とかないの?」
「うちのお寺で、本当にいいずらか?」
「あと、うちは遠いから無理ずら。」
「なら、善子ちゃんの家の方が・・・。」
「どこに、そんなスペースがあるのよ!」
なんか色々溜まってるなあ。これらを買うのにお金いくらかかったんだろう? 結構気になります。(笑)
そんな楽しい話をしている中、3年生が部室がいなくなっていました。その頃・・・、
「もう、覆しようがないんだね?」
「いえ・・・。まだ・・・。」
「果南・・・。」
「ダイヤは知ってるの?」
「言える訳ない・・・。」
「だったら、ちゃんと隠しなさい。」
「ダイヤ・・・。」
「この前から、コソコソコソコソ・・・。本当にぶっぶーですわ。」
それから少しして、千歌達は、練習になりそうな場所を見つけました。
ですが・・・、
「実は、学校説明会は・・・、中止になるの・・・。」
「中止・・・。」
「どういう意味?」
「言葉通りの意味だよ。説明会は中止。浦の星は、正式に来年度の募集をやめる。」
「そんな・・・。」
「いきなり過ぎない?」
「そうずら! まだ2学期始まったばかりで・・・。」
「生徒からすれば、そうかもしれませんが、学校側は既に2年前から統合を模索していたのですわ・・・。」
「鞠莉が頑張ってお父さんを説得して、今まで先延ばしにしていたの・・・。」
「でも、入学希望者は増えてるんでしょ? 0だったのが、もう10になって・・・。」
「これから、もっともっと増えるって・・・。」
「それはもちろん言ったわ。けれど、それだけで決定を覆す理由には・・・。」
「鞠莉ちゃん! どこ?」
「千歌っち・・・。」
「私が話す!」
「千歌ちゃん!」
「待って! アメリカよ! 鞠莉さんのお父さんはアメリカなのよ! そうですよね?」
「イエス・・・。」
「美渡姉や志満姉、お母さん・・・。あと、お小遣い前借りして、前借りしまくって、アメリカ行って、そして・・・、もう少しだけ待ってほしいって話す・・・。」
「千歌ちゃん・・・。」
「できると思う?」
「できる!」
「鞠莉はさ、この学校が大好きで、この場所が大好きで、留学より、自分の将来より、この学校を優先させてきた・・・。」
「今までどれだけ頑張って学校を存続させようとしてきたか・・・。私達が知らないところで、理事長として頑張ってきたか・・・。」
「その鞠莉が、今度はもうどうしようもないって言うんだよ?」
「でも! でも!」
「千歌っち・・・。ごめんね・・・。てへぺろ!」
「違う・・・。そんなんじゃない・・・。そんなんじゃ・・・。」
もし、あの予選会で勝ち上がっていたら、未来は変わっていたのか? 千歌は、帰りのバスの中で、そんな事を考えていて、説明会が中止となったショックは大きかったようです。
家に着き、自分の部屋に行ってみると・・・、
これは、千歌のクラスメイト達が作ったもの。しかし、彼女達は、説明会が中止になった事を知らない・・・。
その後日、鞠莉から、説明会が中止になり、この学校が来年から統廃合になる事が生徒達に告げられました。せっかく作ったポスターも撤去する事に。
それからしばらくして・・・、
「綺麗な夕日・・・。私ね、こうなったのは、もちろん残念だけど、ここまで頑張ってこれて良かったって思ってる。」
「東京とは違って、こんな小さな海辺の町の私達が、ここまでよくやってこれたなって・・・。」
「本気で言ってる・・・?」
「それ、本気で言ってるんだったら、私・・・、梨子ちゃんの事・・・、軽蔑する・・・。」
「がおー!」
「ウフフ。ピーッ! ドカーン! 普通怪獣りこっぴーだぞー! 食らえ、梨子ちゃんビーム!」
「こんなんだっけ?」
「やっと笑った・・・。」
「私だって、Aqoursのメンバーよ・・・。」」
「みんなとこれから一緒に歌っていこうって、曲もいっぱい作ろうって思ってた・・・。いいなんて思う訳ない・・・。これでいいなんて・・・。」
「梨子ちゃん・・・。」
「どうすればいいか分からないの・・・。どうすればいいか・・・。」
しばらくして・・・、
「がおー!」
「起こしてみせる! 奇跡を絶対に!」
「それまで・・・、泣かない! 泣くもんか・・・。」
「やっぱり来た。」
「曜ちゃん、どうして・・・。」
「分かんない。でも・・・、ほら!」
「みんな・・・。」
「気付いたら来てた・・・。」
「鞠莉ちゃん・・・。」
「以心伝心ずら。」
「うん!」
「聞こえたぞ。闇のささやきが・・・。」
「なんかよく分かんないけどね!」
「そう? 私は分かるよ。」
「きっと・・・。」
「きっと、諦めたくないんだよ・・・。諦めたくないんだよ・・・。鞠莉ちゃんが頑張ってたのは分かる。でも、私も、みんなも、まだ何もしてない・・・。」
「そうね・・・。」
「無駄かもしれない・・・。けど、最後まで頑張りたい! あがきたい! ほんの少し見えた輝きを探したい・・・。見つけたい・・・。」
「諦めが悪いからね、千歌は昔から。」
「それは果南さんも同じですわ。」
「お姉ちゃんも!」
「みんなはどう?」
「千歌っち・・・。みんな・・・。」
「いいんじゃない? あがくだけあがきまくろうよ!」
「そうね。やるからには・・・、奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
『千歌ちゃん!?』
ちょっ。キミ達、その指の位置は何だよ。まさか、見えてしまったのか・・・。視聴者には「鉄壁スカート」という設定のために見えない仕様になっているのに、ぐぬぬ・・・。(笑)
「起こそう、奇跡を! あがこう、精一杯!」
「全身全霊、最後の最後まで、みんなで、輝こう!」
以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第1話でした。
浦の星女学院高校のスカートって、やけに短くない? なんとなくそう感じた2期初回でした。
他のアニメとさほど変わらないんでしょうけど、でも、千歌が逆上がりした時の梨子と曜の反応は、それを物語っているように感じたんだよなあ。しかも、エンディングに入ったら、いきなりこれですよ?
うーん・・・、やっぱり見えそう・・・。ついでに、制服姿でベッドで寝っ転がった時も・・・、
これです。いやー、さすがに、これはアカンって・・・。
さらに、1年生に至っては、夏服は袖なしでしょ? 入学して数か月で、ノースリーブ&ショートスカートというのは、抵抗を感じる女子多いんじゃ・・・。浦の星の入学希望者数が年々減っているのって、実は制服が大きな問題だったりして。
・・・さてと、変態チックな感想はこのくらいにしておきますか(笑)。真面目に語りましょう。
1期最終話から何日か経った続きとして始まった2期。ラブライブ地区予選は、地元の人達と気持ちを1つにして最高の演技をしましたが、地区予選突破はならず、廃校の危機も変わらず。
だけど、絶対に諦めたくない、学校を存続させたいと、強い意志を見せました。東京のイベントで散々の結果だった時に、そこで諦めず前を向いたように。
1期初回のほのぼのとしたスタートと比べて、2期は、気迫のあふれたシリアスな出だしとなりましたが、これはこれで良いと思いますね。壮大なフィナーレが待っていそうで、今後の展開が楽しみになります。
と言っても、この感想を書き上げる前に全話見たんですけどね。(笑)
2期全体を漢字2字で表すと、「本気」「真剣」「熱血」といったのが浮かびますかね。自分達が成し遂げたい目標に対する気迫がすさまじいと感じました。
ちなみに、2期で一番面白いと感じた回は第9話。あるキャラの成長に魅せられました。こうしてほしかったな、という部分もありましたが、それでも、この回が他の回よりも良かったと感じています。
次点は最終話。演出がすごいと感じました。その次は第3話。迫力がすごかったです。
とまあ、2期の総論を少し語っちゃいましたが、もちろん、2期も全話の感想を書くつもりです。
最終話の感想を書くのは、いつになるかな・・・。来年の6月までには書き上げたいですが、どうなる事やら・・・。(汗)
できれば、毎週書きたいところですが、他に書きたいものがあったら、そちらを優先する都合上、2、3週空く事もあります。下手すれば1か月以上空きますかね・・・。
2期感想も、1期と同じく、気長にお待ちいただければと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第1話「ネクストステップ」の感想です。
「輝きって、いったいどこから来るんだろう・・・。」
「あとちょっと・・・。もうちょっと・・・。」
さて、浦の星女学院高校は、今日から2学期が始まりました。今は始業式の真っただ中ですが、千歌は遅刻。
地区予選は、残念ながら決勝には進めませんでした。しかし、入学希望者は10人にまで増えました。
また、今日、次のラブライブ開催が発表されたとの事。決勝は、アキバドーム。
ちょうどその時、千歌がやって来ました。
「出よう、ラブライブ! そして・・・、そして、1を10にして、10を100にして、学校を救って、そしたら!」
『そしたら!?』
「そうしたら、私達だけの輝きが見つかると思う! きっと!」
『輝ける!』
しばらくして、Aqoursのメンバーは、学校の屋上で練習。なお、次のラブライブは、来年の春に行われるとか。
ですが、その前に入学希望者を増やす必要があります。学校説明会が近々開かれるそうで、そこでライブを披露して、学校の魅力を伝えようと考えていました。
少しして練習が終わり、家に帰る千歌達ですが、今は日が暮れるのが早くなっているため、最終バスも早くなっています。となれば、練習する時間も短くなり、悩みどころです。
「それと、善子ちゃん。もう少し早く帰ってくるように言われてるんでしょ?」
「ギク!」
「ど、どうしてそれを・・・。」
「ああ、うちの母親が、ラブライブの時、善子ちゃんのお母さんと色々話したらしくて。」
「では、堕天使の名において・・・。」
「善子?」
「なんか部屋にも入れてくれないって・・・。」
「だ、だから、ヨハネは堕天使であって、母親はあくまで仮の同居人というか・・・。」
仮の同居人か。じゃあ、親子じゃないっていうのなら、扶養入れないね! これでもし、医療機関にかかったらどうするんだろうな。まさかの医療費10割負担?(冗談を本気で捉えるな(笑))
「お母さんって、どんな人なの?」
「学校の先生なんだって。善子ちゃん、幼稚園まで哺乳瓶離さなかったから、お母さん・・・、」
「ふにゃー!」
そうか。ヨハ子にも、ホンマもんの天使だった時期があった訳か。まったく、どうしてこうなったのやら。(笑)
その後、沼津で練習する案が出ました。明日、練習できそうな場所を探す事に。
少しして・・・、
「綺麗・・・。」
「本当・・・。」
「私ね・・・、一瞬だけど、本当に一瞬だけど、あの会場でみんなと歌って、輝くってどういう事か、分かった気がしたんだ・・・。」
「本当に? もちろん!」
「うん!」
「とおー!」
「まだぼんやりだけど、でも、私達は輝ける。頑張れば絶対って。そう感じたんだ!」
「うん。大変そうだけどね。」
「だからいいんだよ!」
その夜・・・、
「でも! パパは待つって約束してくれたじゃない! それを急に・・・。」
その後、鞠莉は果南に呼ばれ・・・、
「何があったの?」
「ソーリー! アイキャントスピークジャパニーズ!」
「何かあったでしょ!」
「何のハナーシデース?」
「訴えるよ?」
「ウエイト、ウエイト・・・。仕方ない。実は・・・。」
「実は?」
「最近ちょっとウエイトが上がって、ブルーに・・・、」
「ウソだね、変わりない。」
「何で分かるの・・・。」
「分かるよ。だいたい鞠莉は、そのくらいでブルーにならないからね。」
ヤダ・・・。この果南さん、イケメン過ぎて惚れる・・・。もし私が鞠莉だったら、勢い余ってパイタッチしてたかもしれん・・・。俺が! 俺がマリーだ!(笑)
「何? 鞠莉!」
「どうしたら、いいの・・・。」
「鞠莉・・・。」
その翌朝、良い練習場所を見つけようにも、なかなか見つかりません。
「ずら丸の家、お寺でしょ? 大広間とかないの?」
「うちのお寺で、本当にいいずらか?」
「あと、うちは遠いから無理ずら。」
「なら、善子ちゃんの家の方が・・・。」
「どこに、そんなスペースがあるのよ!」
なんか色々溜まってるなあ。これらを買うのにお金いくらかかったんだろう? 結構気になります。(笑)
そんな楽しい話をしている中、3年生が部室がいなくなっていました。その頃・・・、
「もう、覆しようがないんだね?」
「いえ・・・。まだ・・・。」
「果南・・・。」
「ダイヤは知ってるの?」
「言える訳ない・・・。」
「だったら、ちゃんと隠しなさい。」
「ダイヤ・・・。」
「この前から、コソコソコソコソ・・・。本当にぶっぶーですわ。」
それから少しして、千歌達は、練習になりそうな場所を見つけました。
ですが・・・、
「実は、学校説明会は・・・、中止になるの・・・。」
「中止・・・。」
「どういう意味?」
「言葉通りの意味だよ。説明会は中止。浦の星は、正式に来年度の募集をやめる。」
「そんな・・・。」
「いきなり過ぎない?」
「そうずら! まだ2学期始まったばかりで・・・。」
「生徒からすれば、そうかもしれませんが、学校側は既に2年前から統合を模索していたのですわ・・・。」
「鞠莉が頑張ってお父さんを説得して、今まで先延ばしにしていたの・・・。」
「でも、入学希望者は増えてるんでしょ? 0だったのが、もう10になって・・・。」
「これから、もっともっと増えるって・・・。」
「それはもちろん言ったわ。けれど、それだけで決定を覆す理由には・・・。」
「鞠莉ちゃん! どこ?」
「千歌っち・・・。」
「私が話す!」
「千歌ちゃん!」
「待って! アメリカよ! 鞠莉さんのお父さんはアメリカなのよ! そうですよね?」
「イエス・・・。」
「美渡姉や志満姉、お母さん・・・。あと、お小遣い前借りして、前借りしまくって、アメリカ行って、そして・・・、もう少しだけ待ってほしいって話す・・・。」
「千歌ちゃん・・・。」
「できると思う?」
「できる!」
「鞠莉はさ、この学校が大好きで、この場所が大好きで、留学より、自分の将来より、この学校を優先させてきた・・・。」
「今までどれだけ頑張って学校を存続させようとしてきたか・・・。私達が知らないところで、理事長として頑張ってきたか・・・。」
「その鞠莉が、今度はもうどうしようもないって言うんだよ?」
「でも! でも!」
「千歌っち・・・。ごめんね・・・。てへぺろ!」
「違う・・・。そんなんじゃない・・・。そんなんじゃ・・・。」
もし、あの予選会で勝ち上がっていたら、未来は変わっていたのか? 千歌は、帰りのバスの中で、そんな事を考えていて、説明会が中止となったショックは大きかったようです。
家に着き、自分の部屋に行ってみると・・・、
これは、千歌のクラスメイト達が作ったもの。しかし、彼女達は、説明会が中止になった事を知らない・・・。
その後日、鞠莉から、説明会が中止になり、この学校が来年から統廃合になる事が生徒達に告げられました。せっかく作ったポスターも撤去する事に。
それからしばらくして・・・、
「綺麗な夕日・・・。私ね、こうなったのは、もちろん残念だけど、ここまで頑張ってこれて良かったって思ってる。」
「東京とは違って、こんな小さな海辺の町の私達が、ここまでよくやってこれたなって・・・。」
「本気で言ってる・・・?」
「それ、本気で言ってるんだったら、私・・・、梨子ちゃんの事・・・、軽蔑する・・・。」
「がおー!」
「ウフフ。ピーッ! ドカーン! 普通怪獣りこっぴーだぞー! 食らえ、梨子ちゃんビーム!」
「こんなんだっけ?」
「やっと笑った・・・。」
「私だって、Aqoursのメンバーよ・・・。」」
「みんなとこれから一緒に歌っていこうって、曲もいっぱい作ろうって思ってた・・・。いいなんて思う訳ない・・・。これでいいなんて・・・。」
「梨子ちゃん・・・。」
「どうすればいいか分からないの・・・。どうすればいいか・・・。」
しばらくして・・・、
「がおー!」
「起こしてみせる! 奇跡を絶対に!」
「それまで・・・、泣かない! 泣くもんか・・・。」
「やっぱり来た。」
「曜ちゃん、どうして・・・。」
「分かんない。でも・・・、ほら!」
「みんな・・・。」
「気付いたら来てた・・・。」
「鞠莉ちゃん・・・。」
「以心伝心ずら。」
「うん!」
「聞こえたぞ。闇のささやきが・・・。」
「なんかよく分かんないけどね!」
「そう? 私は分かるよ。」
「きっと・・・。」
「きっと、諦めたくないんだよ・・・。諦めたくないんだよ・・・。鞠莉ちゃんが頑張ってたのは分かる。でも、私も、みんなも、まだ何もしてない・・・。」
「そうね・・・。」
「無駄かもしれない・・・。けど、最後まで頑張りたい! あがきたい! ほんの少し見えた輝きを探したい・・・。見つけたい・・・。」
「諦めが悪いからね、千歌は昔から。」
「それは果南さんも同じですわ。」
「お姉ちゃんも!」
「みんなはどう?」
「千歌っち・・・。みんな・・・。」
「いいんじゃない? あがくだけあがきまくろうよ!」
「そうね。やるからには・・・、奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
「奇跡を!」
『千歌ちゃん!?』
ちょっ。キミ達、その指の位置は何だよ。まさか、見えてしまったのか・・・。視聴者には「鉄壁スカート」という設定のために見えない仕様になっているのに、ぐぬぬ・・・。(笑)
「起こそう、奇跡を! あがこう、精一杯!」
「全身全霊、最後の最後まで、みんなで、輝こう!」
以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第1話でした。
浦の星女学院高校のスカートって、やけに短くない? なんとなくそう感じた2期初回でした。
他のアニメとさほど変わらないんでしょうけど、でも、千歌が逆上がりした時の梨子と曜の反応は、それを物語っているように感じたんだよなあ。しかも、エンディングに入ったら、いきなりこれですよ?
うーん・・・、やっぱり見えそう・・・。ついでに、制服姿でベッドで寝っ転がった時も・・・、
これです。いやー、さすがに、これはアカンって・・・。
さらに、1年生に至っては、夏服は袖なしでしょ? 入学して数か月で、ノースリーブ&ショートスカートというのは、抵抗を感じる女子多いんじゃ・・・。浦の星の入学希望者数が年々減っているのって、実は制服が大きな問題だったりして。
・・・さてと、変態チックな感想はこのくらいにしておきますか(笑)。真面目に語りましょう。
1期最終話から何日か経った続きとして始まった2期。ラブライブ地区予選は、地元の人達と気持ちを1つにして最高の演技をしましたが、地区予選突破はならず、廃校の危機も変わらず。
だけど、絶対に諦めたくない、学校を存続させたいと、強い意志を見せました。東京のイベントで散々の結果だった時に、そこで諦めず前を向いたように。
1期初回のほのぼのとしたスタートと比べて、2期は、気迫のあふれたシリアスな出だしとなりましたが、これはこれで良いと思いますね。壮大なフィナーレが待っていそうで、今後の展開が楽しみになります。
と言っても、この感想を書き上げる前に全話見たんですけどね。(笑)
2期全体を漢字2字で表すと、「本気」「真剣」「熱血」といったのが浮かびますかね。自分達が成し遂げたい目標に対する気迫がすさまじいと感じました。
ちなみに、2期で一番面白いと感じた回は第9話。あるキャラの成長に魅せられました。こうしてほしかったな、という部分もありましたが、それでも、この回が他の回よりも良かったと感じています。
次点は最終話。演出がすごいと感じました。その次は第3話。迫力がすごかったです。
とまあ、2期の総論を少し語っちゃいましたが、もちろん、2期も全話の感想を書くつもりです。
最終話の感想を書くのは、いつになるかな・・・。来年の6月までには書き上げたいですが、どうなる事やら・・・。(汗)
できれば、毎週書きたいところですが、他に書きたいものがあったら、そちらを優先する都合上、2、3週空く事もあります。下手すれば1か月以上空きますかね・・・。
2期感想も、1期と同じく、気長にお待ちいただければと思います。
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