「ドキドキ! プリキュア」第31話「大貝町大ピンチ! 誕生! ラブリーパッド」の感想です。
オープニング前。
敵のアジト。負け続きのリーヴァとグーラに対して大きな態度をとるベール。リーヴァとグーラは、これまではウォームアップ、ここで本気を見せる、と言います。
その頃、大貝町では、ある男性に黒い物体が入り込み、寝てしまいます。また、プシュケーには変化が起こっています。これが、リーヴァとグーラの、世界を滅ぼすとっておきの作戦のようです。
Aパート。
前回、真実の鏡こと「マジカルラブリーパッド」を入手したマナ達。これを使いこなせば、キングジコチューを浄化できると考えていますが、どうやって使えばいいのか分かりません。それに、鏡でありながら、何も映しません。
それなら調べてみよう、という事で、ありすはスイッチで大掛かりな装置を出し、鏡を解析します。しかし、現代の科学では解析不可能なようです。
なら、耐火実験や深海での耐久実験はどうか、と言いますが、六花が止めます。まったくだよ。こんな大掛かりな技術は宇宙開発とか他の惑星調査とか別の分野に活かして下さい。(笑)
アイちゃんの超能力をもってしても、何も起きません。少しして、マナの腹の虫が鳴ります。
という訳で、5人は、ぶたのしっぽに。六花の母もいました。
しかし、亜久里は鏡を使えない事に落ち込んでいて、まだ力が足りないのか、と考えていました。
そこに、亜久里の祖母がやって来ました。マナの母にお茶会の連絡をするため、来たようです。また、ここのオムライスを食べたい、と言い、一緒に食事をとる事になります。
テレビのニュースでは、大貝町の人達が突然倒れ込み、そのまま眠り続けている、という怪現象が起きているのを伝えていました。少しして、リポーターやカメラマン、テレビ局の人々も倒れてしまいます。
それと同時に、店の中でも、マナ達5人と妖精達を除いて、皆眠ってしまいます。セバスチャンは、辛うじて、黒い物体が近付いている事を伝えます。
その直後、マナにも黒い物体が入り込もうとしますが、ラビーズのおかげで無事でした。すぐに、テレビの画面にリーヴァが映ります。
町の人達が倒れ続けているのは、ジコチュー植物によるもの。その実は大量の種を生み出し、黒い物体となって、人々のプシュケーに植え付けます。今は眠っているだけだが、やがてプシュケーは闇に染まり、ジコチューに変えさせてしまうようです。そして、大量に現れたジコチューが自分の世界を滅ぼす。さらに、大量のジャネジーによって、キングジコチューを復活させる、というのも狙いです。
止めるには、リーヴァとグーラを倒すのみ。という訳で、マナ達はヤツらがいる四葉テレビ局に向かっていました。
今のプリキュアの力では絶対に勝てない、と自信満々のリーヴァとグーラ。それはやってみなきゃ分からない、とマナ達は変身します。しかし、亜久里は変身時間5分という制限があるため、温存します。まずは4人で挑みます。
一方、リーヴァとグーラは合体し、怪物になります。
本気となったヤツらは強く、スパークルソードやダイヤモンドシャワーも効かず、ラブリーフォースアローも吸収されます。
ヤツらが反撃しようという時に、亜久里も変身します。すぐさま、エースショットを放ちますが、ヤツらの攻撃に押されます。
しかも、ヤツらは鏡を手にしていました。早速、鏡を壊します。
Bパート。
鏡を壊され、絶望的な表情を浮かべる5人。ハートは鏡の破片を手に取ります。壊れていてもメランの想いが込められた宝物だと言って。
同時に、エースが反撃に出ます。「プリキュア5つの誓い」の1つ「プリキュアたるものいつも前を向いて歩き続ける事」を言い、鏡がなくても負けない、と強気ですが、変身時間の制限が来てしまい、変身が解けます。
ヤツらの攻撃はロゼッタリフレクションでも防げず、もはや打つ手なしの5人。しかし、ヤツラはこのままトドメとはいかず、人々がジコチューになるのを待ち、さらに絶望したところを倒そうと考え、屋上に後退します。
「あたし、トランプ王国を失ったみんなの気持ちを分かったつもりでいた。でも、本当には分かってなかった! 自分の身近な人達が、大切な街が、こんな事になって、初めて分かった! 胸がこんなに痛むんだね・・・。すごく悲しくて・・・! 悔しい・・・!」
ハートはそう言って、泣き出します。
しかし、少しして、ハートは自分の頬を強く叩きます。
「あー、泣いた泣いた。スッキリした♪ うん、落ち込むのはもうお終い! さあ、反撃だよ!」
と言って立ち直ります。呆気にとられる他の4人。
「ラブリーパッドは割れちゃったし、今のあたし達じゃ全然歯が立たない。だったら、あたし達が今よりもーっと強くなろう! 亜久里ちゃんは世界を守りたいって思いで自分を成長させてエースになった。強い思いで成長できるなら、あたしたちはもっと強くなれる!」
「今すぐ強くなれるという事ですか?」
「なれる! 絶対に! だって、皆を助けたいってこの気持ちがジコチュー達に負ける訳ないんだから! それに、あたしは一人じゃない!」
「ったく。いつも無茶ばかり言うけど、今度は本当に無茶ぶりね。」
「でも、ハートの言うとおりです。どんなに彼らが強くても、気持ちでは負けません!」
「皆が一緒なら、頑張れる!」
「メランも一緒だよ。あたし達を待っていた1万年の想い、それに応えなきゃ!」
5人は手を合わせます。
「リーヴァは、これが最後の手だと言っていたわ。つまり、彼らも追い詰められているって事。全力でぶつかっていこう!」
「みんな一緒なら、怖いものはありません!」
「この世界をトランプ王国のようにさせないわ!」
「キュアハート。まさか、あなたから教えられるとは思いませんでした。あなたは、いいえ、あなた達は、プリキュアの新たなステージに登ったようですね!」
その後、5人はプリキュアの誓いを口にし、ハートがもう1つ加えます。
「ひとつ! みんなで力を合わせれば不可能はない!」
そして、5人は再び、ヤツらに立ち向かいます。
元々、「プリキュア5つの誓い」のラストは「みんなで力を合わせれば不可能はない」だったのでしょうけど、亜久里のキャラ掘り下げであった27話よりも、今回のような局面で使ってこそ重みがある、という事で、一時的に「一流のレディたるべし」でごまかしたのかもしれませんね。(笑)
ヤツらとの再戦。
「あなた達が世界を滅ぼす力を持っていたとしても、絶対に消せないものがある!」
「守りたい、私達のこの気持ちは消せません!」
ヤツらは、そんなものお前らごと消してやる、と攻撃しますが、プリキュア達は食い止めます。
「あたし達の街、メランの想い、あたし達が守る!」
「あなた達がどんなに強くても、私達は屈しない!」
「この鼓動が高鳴り続ける限り!」
「この胸がキュンキュン動く限り! あたし達は!」
「諦めない!!」
ちょうどその時、鏡が強烈な光を放ち、新アイテムに変化します。亜久里も再変身し、「響け、愛の鼓動! ドキドキプリキュア!」の5人バージョンが、ここでお披露目となりました。
さらに、アイちゃんの力で、新たなラビーズも出現。これをラブリーパッドにセットして、新たな技「ラブリーストレートフラッシュ」を放ちます。
ヤツらに大ダメージを与え、ジコチュー植物は浄化されます。そして、街の人達も元に戻ります。
しかし、この技名に疑問が。「ストレートフラッシュ」という事は、カードのマークは5枚全部同じって事ですよね? ですが、5人のカードはこれです。
これだと「ストレート」は作れても、「フラッシュ」は作れないですよね? AはどんなマークでもOKとすれば、「5カード」が最高の役として作れますので、「ラブリーファイブカード」が技名として適切なのかな、と思うのですが。5人がパワーアップしたというのに、こんな変な事考えてるのって、私だけですかね?(笑)
その後、ぶたのしっぽで、皆と食事をします。
亜久里は、皆と一緒にご飯を食べるのが嬉しい、と言い、マナは、それが当たり前の事だと思っていたけど、最高に幸せな事だと言います。
そして、皆、和気藹々とオムライスを食べます。
一方、敵のアジトに撤退したリーヴァとグーラ。大ダメージを負いながらも、次こそは、と意気込みますが、次はない、とベール。
ベールは、リーヴァとグーラからジャネジーを吸収します。プリキュアとの戦いで弱ったところを叩くのが目的だったようです。ここに来て、コイツが暗躍するとは。やはり、つかみどころのないヤツですね。
ジャネジーを吸い取られたリーヴァとグーラは消滅し、今回は終了です。
次回、「マナ倒れる! 嵐の文化祭」
文化祭準備中に、マナが過労で倒れるそうです。
また、敵側もパワーアップしそう? まあ、ビーストモード(大爆笑)じゃ、太刀打ちできないですしね。
~ まとめ ~
今回も前話同様、「諦めない事の大切さ」を大きく掲げた話となりました。
マナがリーヴァとグーラのコンビに歯が立たずに絶望したところから、自分の頬を叩いて「スッキリした♪」で立ち直ったところは、「そう来たか・・・。やられた!」の一言でした。
私は、今回のBパート途中で鏡を壊されて、何としても街の人達を救いたいという思いに鏡が応えるのかな、と思っていました。それだけに、Aパートで早々と鏡が壊されたところは、やけに早いな、と感じていましたし、大泣きした場面で、「いや、待てよ。だからこそ、そこで踏ん張って、立ち上がらないとダメなんじゃないのか?」と思っていて、あの場面からすぐに、「スッキリした♪」で立ち直るのは驚きました。
確かに、プリキュアの強さって、精神的要素が大きいですしね。諦めない気持ちを前面に出していたとしても、ちょっとでもマイナス要素があれば、それが悪影響を及ぼす事が考えられますので、今回ああやって悲しみや悔しさなどを全開放する事で、マイナス要素を空っぽにするのは、良い事なのかもしれません。過去よりも「今」を重視する事が大切なのを考えると、なおさらですね。
苦境から立ち直る姿は、プリキュアシリーズの見所の1つですが、ああいう立ち直り方は今まで見た事がなく、プリキュアシリーズって、奥が深い! 深過ぎる! 今回見終えて、改めて、そう思いました。
一方で、敵側は、リーヴァとグーラが消滅となりました。初登場から約2か月で降板と、ここ最近のプリキュアシリーズの敵役と比べて、随分早い降板となりました。
ヤツらが降板となった事で、今後は、またジコチュートリオの出撃が多くなるのか? そして、プリキュアとの戦い方は、リーヴァ&グーラ登場前とどう変わるのか? プリキュアの今後の活躍に期待する一方で、敵側の動向にも目が離せません。
オープニング前。
敵のアジト。負け続きのリーヴァとグーラに対して大きな態度をとるベール。リーヴァとグーラは、これまではウォームアップ、ここで本気を見せる、と言います。
その頃、大貝町では、ある男性に黒い物体が入り込み、寝てしまいます。また、プシュケーには変化が起こっています。これが、リーヴァとグーラの、世界を滅ぼすとっておきの作戦のようです。
Aパート。
前回、真実の鏡こと「マジカルラブリーパッド」を入手したマナ達。これを使いこなせば、キングジコチューを浄化できると考えていますが、どうやって使えばいいのか分かりません。それに、鏡でありながら、何も映しません。
それなら調べてみよう、という事で、ありすはスイッチで大掛かりな装置を出し、鏡を解析します。しかし、現代の科学では解析不可能なようです。
なら、耐火実験や深海での耐久実験はどうか、と言いますが、六花が止めます。まったくだよ。こんな大掛かりな技術は宇宙開発とか他の惑星調査とか別の分野に活かして下さい。(笑)
アイちゃんの超能力をもってしても、何も起きません。少しして、マナの腹の虫が鳴ります。
という訳で、5人は、ぶたのしっぽに。六花の母もいました。
しかし、亜久里は鏡を使えない事に落ち込んでいて、まだ力が足りないのか、と考えていました。
そこに、亜久里の祖母がやって来ました。マナの母にお茶会の連絡をするため、来たようです。また、ここのオムライスを食べたい、と言い、一緒に食事をとる事になります。
テレビのニュースでは、大貝町の人達が突然倒れ込み、そのまま眠り続けている、という怪現象が起きているのを伝えていました。少しして、リポーターやカメラマン、テレビ局の人々も倒れてしまいます。
それと同時に、店の中でも、マナ達5人と妖精達を除いて、皆眠ってしまいます。セバスチャンは、辛うじて、黒い物体が近付いている事を伝えます。
その直後、マナにも黒い物体が入り込もうとしますが、ラビーズのおかげで無事でした。すぐに、テレビの画面にリーヴァが映ります。
町の人達が倒れ続けているのは、ジコチュー植物によるもの。その実は大量の種を生み出し、黒い物体となって、人々のプシュケーに植え付けます。今は眠っているだけだが、やがてプシュケーは闇に染まり、ジコチューに変えさせてしまうようです。そして、大量に現れたジコチューが自分の世界を滅ぼす。さらに、大量のジャネジーによって、キングジコチューを復活させる、というのも狙いです。
止めるには、リーヴァとグーラを倒すのみ。という訳で、マナ達はヤツらがいる四葉テレビ局に向かっていました。
今のプリキュアの力では絶対に勝てない、と自信満々のリーヴァとグーラ。それはやってみなきゃ分からない、とマナ達は変身します。しかし、亜久里は変身時間5分という制限があるため、温存します。まずは4人で挑みます。
一方、リーヴァとグーラは合体し、怪物になります。
本気となったヤツらは強く、スパークルソードやダイヤモンドシャワーも効かず、ラブリーフォースアローも吸収されます。
ヤツらが反撃しようという時に、亜久里も変身します。すぐさま、エースショットを放ちますが、ヤツらの攻撃に押されます。
しかも、ヤツらは鏡を手にしていました。早速、鏡を壊します。
Bパート。
鏡を壊され、絶望的な表情を浮かべる5人。ハートは鏡の破片を手に取ります。壊れていてもメランの想いが込められた宝物だと言って。
同時に、エースが反撃に出ます。「プリキュア5つの誓い」の1つ「プリキュアたるものいつも前を向いて歩き続ける事」を言い、鏡がなくても負けない、と強気ですが、変身時間の制限が来てしまい、変身が解けます。
ヤツらの攻撃はロゼッタリフレクションでも防げず、もはや打つ手なしの5人。しかし、ヤツラはこのままトドメとはいかず、人々がジコチューになるのを待ち、さらに絶望したところを倒そうと考え、屋上に後退します。
「あたし、トランプ王国を失ったみんなの気持ちを分かったつもりでいた。でも、本当には分かってなかった! 自分の身近な人達が、大切な街が、こんな事になって、初めて分かった! 胸がこんなに痛むんだね・・・。すごく悲しくて・・・! 悔しい・・・!」
ハートはそう言って、泣き出します。
しかし、少しして、ハートは自分の頬を強く叩きます。
「あー、泣いた泣いた。スッキリした♪ うん、落ち込むのはもうお終い! さあ、反撃だよ!」
と言って立ち直ります。呆気にとられる他の4人。
「ラブリーパッドは割れちゃったし、今のあたし達じゃ全然歯が立たない。だったら、あたし達が今よりもーっと強くなろう! 亜久里ちゃんは世界を守りたいって思いで自分を成長させてエースになった。強い思いで成長できるなら、あたしたちはもっと強くなれる!」
「今すぐ強くなれるという事ですか?」
「なれる! 絶対に! だって、皆を助けたいってこの気持ちがジコチュー達に負ける訳ないんだから! それに、あたしは一人じゃない!」
「ったく。いつも無茶ばかり言うけど、今度は本当に無茶ぶりね。」
「でも、ハートの言うとおりです。どんなに彼らが強くても、気持ちでは負けません!」
「皆が一緒なら、頑張れる!」
「メランも一緒だよ。あたし達を待っていた1万年の想い、それに応えなきゃ!」
5人は手を合わせます。
「リーヴァは、これが最後の手だと言っていたわ。つまり、彼らも追い詰められているって事。全力でぶつかっていこう!」
「みんな一緒なら、怖いものはありません!」
「この世界をトランプ王国のようにさせないわ!」
「キュアハート。まさか、あなたから教えられるとは思いませんでした。あなたは、いいえ、あなた達は、プリキュアの新たなステージに登ったようですね!」
その後、5人はプリキュアの誓いを口にし、ハートがもう1つ加えます。
「ひとつ! みんなで力を合わせれば不可能はない!」
そして、5人は再び、ヤツらに立ち向かいます。
元々、「プリキュア5つの誓い」のラストは「みんなで力を合わせれば不可能はない」だったのでしょうけど、亜久里のキャラ掘り下げであった27話よりも、今回のような局面で使ってこそ重みがある、という事で、一時的に「一流のレディたるべし」でごまかしたのかもしれませんね。(笑)
ヤツらとの再戦。
「あなた達が世界を滅ぼす力を持っていたとしても、絶対に消せないものがある!」
「守りたい、私達のこの気持ちは消せません!」
ヤツらは、そんなものお前らごと消してやる、と攻撃しますが、プリキュア達は食い止めます。
「あたし達の街、メランの想い、あたし達が守る!」
「あなた達がどんなに強くても、私達は屈しない!」
「この鼓動が高鳴り続ける限り!」
「この胸がキュンキュン動く限り! あたし達は!」
「諦めない!!」
ちょうどその時、鏡が強烈な光を放ち、新アイテムに変化します。亜久里も再変身し、「響け、愛の鼓動! ドキドキプリキュア!」の5人バージョンが、ここでお披露目となりました。
さらに、アイちゃんの力で、新たなラビーズも出現。これをラブリーパッドにセットして、新たな技「ラブリーストレートフラッシュ」を放ちます。
ヤツらに大ダメージを与え、ジコチュー植物は浄化されます。そして、街の人達も元に戻ります。
しかし、この技名に疑問が。「ストレートフラッシュ」という事は、カードのマークは5枚全部同じって事ですよね? ですが、5人のカードはこれです。
これだと「ストレート」は作れても、「フラッシュ」は作れないですよね? AはどんなマークでもOKとすれば、「5カード」が最高の役として作れますので、「ラブリーファイブカード」が技名として適切なのかな、と思うのですが。5人がパワーアップしたというのに、こんな変な事考えてるのって、私だけですかね?(笑)
その後、ぶたのしっぽで、皆と食事をします。
亜久里は、皆と一緒にご飯を食べるのが嬉しい、と言い、マナは、それが当たり前の事だと思っていたけど、最高に幸せな事だと言います。
そして、皆、和気藹々とオムライスを食べます。
一方、敵のアジトに撤退したリーヴァとグーラ。大ダメージを負いながらも、次こそは、と意気込みますが、次はない、とベール。
ベールは、リーヴァとグーラからジャネジーを吸収します。プリキュアとの戦いで弱ったところを叩くのが目的だったようです。ここに来て、コイツが暗躍するとは。やはり、つかみどころのないヤツですね。
ジャネジーを吸い取られたリーヴァとグーラは消滅し、今回は終了です。
次回、「マナ倒れる! 嵐の文化祭」
文化祭準備中に、マナが過労で倒れるそうです。
また、敵側もパワーアップしそう? まあ、ビーストモード(大爆笑)じゃ、太刀打ちできないですしね。
~ まとめ ~
今回も前話同様、「諦めない事の大切さ」を大きく掲げた話となりました。
マナがリーヴァとグーラのコンビに歯が立たずに絶望したところから、自分の頬を叩いて「スッキリした♪」で立ち直ったところは、「そう来たか・・・。やられた!」の一言でした。
私は、今回のBパート途中で鏡を壊されて、何としても街の人達を救いたいという思いに鏡が応えるのかな、と思っていました。それだけに、Aパートで早々と鏡が壊されたところは、やけに早いな、と感じていましたし、大泣きした場面で、「いや、待てよ。だからこそ、そこで踏ん張って、立ち上がらないとダメなんじゃないのか?」と思っていて、あの場面からすぐに、「スッキリした♪」で立ち直るのは驚きました。
確かに、プリキュアの強さって、精神的要素が大きいですしね。諦めない気持ちを前面に出していたとしても、ちょっとでもマイナス要素があれば、それが悪影響を及ぼす事が考えられますので、今回ああやって悲しみや悔しさなどを全開放する事で、マイナス要素を空っぽにするのは、良い事なのかもしれません。過去よりも「今」を重視する事が大切なのを考えると、なおさらですね。
苦境から立ち直る姿は、プリキュアシリーズの見所の1つですが、ああいう立ち直り方は今まで見た事がなく、プリキュアシリーズって、奥が深い! 深過ぎる! 今回見終えて、改めて、そう思いました。
一方で、敵側は、リーヴァとグーラが消滅となりました。初登場から約2か月で降板と、ここ最近のプリキュアシリーズの敵役と比べて、随分早い降板となりました。
ヤツらが降板となった事で、今後は、またジコチュートリオの出撃が多くなるのか? そして、プリキュアとの戦い方は、リーヴァ&グーラ登場前とどう変わるのか? プリキュアの今後の活躍に期待する一方で、敵側の動向にも目が離せません。
脚本:成田良美(S☆S~5GoGo!シリーズ構成)×演出:三塚雅人
若干洒落に成ってない恐ろしい作戦が展開されて、これが最終回だとしても差し支えないだろうと思った今回。
若干S☆S最終回を思わせるセリフや展開が散見されたが、成田さんが担当してた事で結構納得してました。
実は今回は演者もスタッフも可也気合を入れて制作されたとの事で、迫力ありましたね。
そして今回の話は、ジョジョラーには堪らない演出が随所に見られましたね。
まず冒頭の電波ジャックに因ってジコチュー植物の種を使い世界中の人間をジコチュー化させようとした作戦を見てシルバーチャリオッツ・レクイエムを見てるかのような惨事です。
イーラ達がトランプ王国を攻める際は力尽くだったのに対し、これは知らず知らずのうちに罹り易い恐ろしい作戦です。
マナは誰よりも落ち込むのが早いけど、立ち直るのも早い所が魅力ありますが、エシディシ泣きをしてしまうとは思いませんでしたね。
あの姿は自分の大切な人達が危険な目に遭ってみて、実際のトランプ王国の被害者達の苦しみが分かった事を思わせる演出です。
奇しくも三塚さんはトランプ王国の現状を描いた7話の演出を担当しておりましたので、其処への繋ぎ方は目から鱗でした。
そして気の済むまで泣いた後に笑顔に戻ったハートは、正にワムウを思わせられますよね。
今回は見て久しいゲストキャラも何人か登場してくれたり、六花がアイちゃんを便利アイテムの様な扱いしてるとこも面白い演出でしたね。
今回からリーヴァとグーラが退場してしまいました。
しかしこれはバンクで殺られたのではなく、ベールに殺られたからです
取り敢えず仲間を殺めた時点でベールに改心の余地が無くなってラスボスに近い位置に成りました。
個人的にはキングジコチューはラスボスとはちっとも思ってない(主にレジーナのおかげ)ので、これは結構すっきりしたりします。
主な理由としてはレジーナとマナ達が散々仲が良い展開を持ち寄せている手前、キングと歩み寄らなければないか、親子共々消滅するかの線を考えている事。
もう一つはやはりベールを演じてる山路さんの前では、キング役の大塚さんとは貫禄が違いすぎるからですね。
それにマーモやイーラと比べると、会心の余地がありそうな展開が無かったから余計にそうさせます。
作画監督:山岡直子
エシディシ泣きを披露したかと思えば、そこへ立ち直るマナの姿が一番の見所ですね。
山岡さんは結構この手の重い話においても迫力ある作画を提供できそうで何よりです(スマイル23話及び最終話で立証済)。
今回の新必殺技であるラブリーストレートフラッシュは、個人的に『ジャッカー電撃隊』のビッグボンバーを彷彿しましたね。
パッド画面から紋章になったスライド画面をを飛ばす際のハートの表情の熱さは、生天目さんの気合も相まって迫力ありましたね。
さて次回は文化祭が開かれるというのに、マナが風邪でダウンしてしまうお話です。
脚本は田中仁
演出は岩井隆央
作画監督は稲上晃がお送り致します。
注目は亜久里が幸せの王子を履き違える場面がある所ですね。
さて、最後に実際Yahoo!質問箱に投稿されたプリキュアの質問を通しての今後の見どころを語ります。
内容はいろいろとありましたがその質問でキングジコチューの娘・レジーナは今後どうなる?という質問に対し『
今は父・キングジコチューのもとで深く眠りについているレジーナ。
マナの心にはいつもレジーナの存在があり、その思いは六花やありす、そして自らの故郷・トランプ王国をキングジコチューに滅ぼされた真琴や、冷静な亜久里にも伝わっていきます。
レジーナはいずれ、目を覚まし、マナたちの前に姿を現します。そのときマナは、そして4人は彼女とどう向き合うか、果たしてマナの気持ちは通じるのか。ご期待ください』
と書いており最後の後半の見所で
『レジーナやキュアエース、そして不思議な力をもつアイちゃん。その謎が一つ一つ、明らかになっていきます。
その壮大な運命のドラマの中で、マナがどう振る舞うのか。清濁併せ呑み、すべてをありのままに受け入れようとするマナ。
「罪を憎んでひとを憎まず」の彼女の愛がキングジコチューに通用するのか。そして、レジーナに伝わるのか。
今後の「ドキドキ!プリキュア」をお楽しみに』
この質問を回答したのは、朝日放送側の土肥繁葉樹プロデューサーです。
土肥プロデューサー は12話から担当していますが、過去に初代及びMHの担当をしていた何気に古株の存在です。
今後の注目が高まりますね。
今回もコメント、ありがとうございます!
>今回の話は、ジョジョラーには堪らない演出が随所に見られましたね
「ジョジョ」については、「勝ったッ! 第3部完!」とか「逆に考えるんだ。『あげちゃってもいい』と考えるんだ」などといったセリフは割と知ってはいるものの、ストーリーや登場人物はあまり知らない私。
「エシディシ」も、このコメントもらうまで、「ジョジョ」の登場人物である事を知りませんでした。(汗)
>個人的にはキングジコチューはラスボスとはちっとも思ってない
そもそも、ネーミングが安直過ぎますしねえ。(笑)
まあ、それは抜きにしても、コメントに記述していただいた理由をみれば、そう思えます。レジーナがプリキュアでない以上、キングジコチューの説得は最終回より前にやりそうですので、ラスボスとは考えにくいですね。
>(ベールは)マーモやイーラと比べると、改心の余地がありそうな展開が無かったから余計にそう(ラスボスのように感じ)させます
そもそも、ベールは出撃回数が少ないですしね。ベールは、他の幹部のように感情の赴くままに出撃する事がなく、勝算が高い時を見計らって行動しているように思え、油断できない存在に見えます。