「ハピネスチャージプリキュア!」第32話「いおなの初恋!? イノセントフォーム発動!」の感想です。
~ オープニング前 ~
シャイニングメイクドレッサーに手をかざして念を送る、めぐみ、ひめ、ゆうこ。ドレッサーにイノセントな思いが通じれば、更なる力を引き出せる、という事で、念を込めています。
ですが、何も起きません。めぐみ達はいおなにも、ドレッサーに念を込めてほしい、と頼み、いおなはドレッサーに微笑みます。
めぐみ達は、すごく可愛かった、とはしゃぎ、もう1回やってほしい、と言いますが、いおなは恥ずかしがり、遠慮します。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「ドキドキ!プリキュア」から、「キュアソード」。
あいさつは至って普通でしたが、変身シーンでカッコイイと思った、左肩を向けるところが出たのは良かったです。
さて、これで、「10周年おめでとうメッセージ映像」に出てきてないプリキュアは、残り2人となりました。34話で全員出た後はどうなるのか、気になります。
~ Aパート ~
後日、学校で、めぐみ達はいおなに、今日もドレッサーに微笑んでほしい、と言います。いおなは、恥ずかしくて遠慮気味です。
そんないおなを教室から見る誠司とその友達。友達の名は「海藤裕哉」。
裕哉は、いおなは最近、よく笑うようになった、と言います。裕哉は、いおなの事が気になっています。
それから少しして、裕哉は、いおなに声をかけます。ひめには場を外すよう頼み、いおなは裕哉と2人っきりになります。
物陰から、いおなと裕哉を見たひめは、告白するんじゃないか、と期待を膨らませます。
裕哉は、ずっといおなの事が気になっている、と言い、
「俺、お前の事が好きなんだ。付き合ってくれないか?」
と、告白します。いきなりの告白に戸惑ういおな。裕哉は、返事はゆっくり考えて、と言います。
その後、大使館で、めぐみ、ひめ、ゆうこは、いおなが告白された事に感心しますが、当のいおなは、どうしたらいいか、まだ戸惑っています。
ひめは、まずはデート、と言いますが、いおなは、抵抗を感じます。それに、プリキュアは恋愛禁止ですし。
直後、ひめは誠司に電話し、裕哉の連絡先を教えてほしい、と頼みます。いおながどう思うと、デートは決定事項となりました。
めぐみは、2人っきりが嫌なら、皆で遊びに行こう、と言います。ゆうこも乗ります。という事で、後日、裕哉とデートする事に。
その頃、ホッシーワとナマケルダは、恋の香りを感じ取り、不快な気分に。今回は、ナマケルダが出撃します。
~ Bパート ~
デート当日、いおなはガーリーのプリカードでオシャレにチェンジ。
さらに、ひめはメイクを施します。それでも、いおなは緊張します。
私的には、口紅とかはしない方が良いかな。背伸びし過ぎてるように思いますし。服装もいつもの方が良いですね。と言っても、女性にとっては、そう簡単なものではなく、真剣に考えるんでしょうね。
デートの場所は動物園。少しして、めぐみ、ひめ、ゆうこ、誠司は場を外し、いおなは裕哉と2人っきりになります。
その後、2人はキリンを見ます。裕哉は、キリンは優しい目をしている、と言い、いおなも見てみると、確かにそうだと、笑顔になります。
また、裕哉は、オスのキリンはまつ毛がバサバサだと言い、見てみると、いおなは、また笑顔になります。
その後、いおなは小松菜を与えると、キリンが食べてくれた事に喜びます。
少しして、2人はフリスビーで遊びます。
いおなはフリスビーを投げますが、上手く飛びません。そこで、裕哉は、太陽目がけて投げるようアドバイス。今度は上手くいき、いおなは笑顔になります。
裕哉は、やっと笑ったと言います。
「デートに誘われて、嬉しかった。でも・・・、あまり楽しくなかったんじゃないかって、心配だったんだ。」
と、裕哉は語ります。いきなりの告白な上、強引に自分の気持ちだけ言ってたので、もしかしたら、いおなは仕方なく付き合ってたんじゃないか、と裕哉は思っていました。
いおなは、そんな裕哉が意外だと感じます。裕哉は女の子をデートに誘う事に慣れていると思っていたからです。
「氷川、前より、よく笑うようになったよな。」
「そう?」
「前から、お前の事気になっててさ・・・。俺さ、」
「わ、私・・・、飲み物か何か買ってくる・・・。」
いおなは場を離れます。その直後、
「やってしまいましたな。いきなり自分の気持ちを押し付け過ぎですぞ。」
と、ナマケルダが現れ、裕哉を鏡に閉じ込め、サイアークを召喚します。
少しして、ソフトクリームを買って戻ってきたいおなは、ナマケルダと、鏡に閉じ込められた裕哉を目にします。
いおなは変身します。めぐみ、ひめ、ゆうこも助太刀します。
バトルスタート。始めは、連携攻撃でサイアークにダメージを与えますが、反撃で、ラブリー、プリンセス、ハニーはダメージを負います。
フォーチュンは、裕哉が閉じ込められた鏡を見つめます。しかし、その後襲ってきたサイアークに倒されます。
「分かりましたか? 恋などしたら最後。振り回されるだけなのです。」
と、ナマケルダは勝ち誇ります。
「それでも・・・、誰かを好きになる気持ちは、止められないよ!」
「ジャマしたって、ムダなんだから!」
「本当に好きなら、なおさらね!」
「氷川を思う裕哉の気持ちに、ウソはない!」
そして、フォーチュンは立ち上がり、裕哉が閉じ込められた鏡に近付きます。
「助けたい・・・。海藤君を助けたい!」
その思いに、シャイニングメイグドレッサーは輝きます。
「海藤君が話してくれた事、嬉しかった。なのに、逃げたりして、ごめんなさい。気持ちはちゃんと受け止めました。でも、まだ、恋とか付き合うとか分からないの。だけど、私の事を見ていてくれて嬉しかった。私も海藤君の事が大切です。あなたを守ってみせる。お願い! 私に力を貸して!」
そして、フォーチュンは「イノセントフォーム」になります。ドレッサーがフォーチュンの思いに応えました。
「私は、みんなの思いを守りたい。好きとか恋とか、私はまだ分からないけど、そう思うの。」
「あなたはまだ知らないのです。恋は、憎しみや悲劇を生むという事を。」
サイアークの攻撃を回避し、ダメージを与えます。すぐに反撃が来ますが、ラブリー達3人が止めます。
そして、フォーチュンは、「エメラルドイリュージョン」を放ち、サイアークを水晶に閉じ込めます。
その後、フォーチュンはイノセントフォームを解除し、ハピネスビッグバンでサイアークを浄化します。
その後、いおなは、鏡から解放された裕哉と向き合います。
「ごめんなさい。急にいなくなったりして。」
「俺こそごめん。気持ちを押し付け過ぎたよな。でも・・・、俺の事、嫌いじゃないだろ?」
「嫌いじゃない。でも、今は。」
「いいんだ。お前の気持ちは分かってる。俺、いつまでも待ってるから。」
プリカードもゲットします。
めぐみ達3人は、今後も、恋もプリキュアも頑張る、と意気込みます。
今回は、これで終了です。
次回:「わたしもなりたい! めぐみのイノセントさがし!」
めぐみメイン回、かつ、ラブリーがイノセントフォームに変身する話となるでしょう。
イノセントフォームを身につけたいめぐみ。めぐみは、自分のイノセントな思いは、人助けをする事だと感じますが、果たして、それでイノセントフォームになれるのか?
【まとめ】
フォーチュンの「イノセントフォーム」が披露されました。
また、27話以来の恋愛要素が出てきました。
25話感想でも書きましたが、異性を意識しやすくなるのは、思春期にはよくある話です。めぐみ達は、その真っ只中の年頃であり、今回のように、誰かに告白したり、突然の告白に戸惑ったりする事も、別段珍しい事ではありません。
ですが、メイン視聴層の未就学女児には未知の領域であり、彼女達も、めぐみ達と同じくらいの歳になると、今回のような経験をする可能性は高いです。24~27話も、思春期にはありがちな話でしたので、今回の話は、おさらいになったかもしれませんね。
あと、裕哉の告白に対するいおなの返事についても、「プリキュア」シリーズらしい良い締め方だと思いました。
過去作でも、この手の話はありましたが、好きだと言われて、YesかNoかの答えはすぐには出さず、保留にして、今後も良い友達でいたい、というものばかりでした。それが、「プリキュア」シリーズらしい結論であり、良い物語を作っていたと思います。今回も、その流れを継承していたのは良かったと感じています。
恋愛要素が出てきたために、24~27話の再来と思わせる今回でしたが、私的には、22話の延長的な意味合いが濃かった、と考えています。
22話といえば、新生フォーチュンが誕生した回。プリキュアとして戦う目的を、ファントムへの復讐から、大切なものを「守る」事に改めました。
今回の話は、よく知らない人に大切な存在だと思われていて、その人の思いを守るために頑張りたい、というのがポイントであって、それがイノセントフォームになれた要因だと思っています。
今回は、その「よく知らない人」を、同じ学校、同じ学年の男子に当てましたが、それが、異性でなくても、年下であっても、裕哉とのデートに相当する楽しいひとときを共有できれば、イノセントフォームになれたんじゃないかと思っています。同い年の異性にスポットを当てたのは、過去作よりも恋愛要素を多めに出す意向があるからでしょう。プリキュアのパワーアップに盛り込んでみようと実験的にやってみたのではないか、と私は推測しています。
22話では、「友達」を守りたいという思いがありましたが、今回は、それを「自分を大切に思う、見ず知らずの人」にまで広げ、いおながプリキュアとして頑張る目的を再確認させるものだったと思います。
今後のいおなメイン回でも、今回のように、誰かを守りたい、という思いを強く感じさせるようなものにしてほしい、と期待しています。
さて、今回披露されたイノセントフォームですが、次回から3話連続で、1人づつ披露されるでしょう。
そして、3話後の35話には、イノセントフォームによる全員合体技が出るんじゃないかと期待しています。35話放映日の6日後は、10月11日。劇場版の上映開始日である事を考えると、35話は、新たな技を出すのに絶好のタイミングと言えましょう。
ですが、まずは、次回のラブリーのイノセントフォームに注目ですね。ラブリーがイノセントフォームになるまでの過程をしっかり見ていきたいと思います。
~ オープニング前 ~
シャイニングメイクドレッサーに手をかざして念を送る、めぐみ、ひめ、ゆうこ。ドレッサーにイノセントな思いが通じれば、更なる力を引き出せる、という事で、念を込めています。
ですが、何も起きません。めぐみ達はいおなにも、ドレッサーに念を込めてほしい、と頼み、いおなはドレッサーに微笑みます。
めぐみ達は、すごく可愛かった、とはしゃぎ、もう1回やってほしい、と言いますが、いおなは恥ずかしがり、遠慮します。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「ドキドキ!プリキュア」から、「キュアソード」。
あいさつは至って普通でしたが、変身シーンでカッコイイと思った、左肩を向けるところが出たのは良かったです。
さて、これで、「10周年おめでとうメッセージ映像」に出てきてないプリキュアは、残り2人となりました。34話で全員出た後はどうなるのか、気になります。
~ Aパート ~
後日、学校で、めぐみ達はいおなに、今日もドレッサーに微笑んでほしい、と言います。いおなは、恥ずかしくて遠慮気味です。
そんないおなを教室から見る誠司とその友達。友達の名は「海藤裕哉」。
裕哉は、いおなは最近、よく笑うようになった、と言います。裕哉は、いおなの事が気になっています。
それから少しして、裕哉は、いおなに声をかけます。ひめには場を外すよう頼み、いおなは裕哉と2人っきりになります。
物陰から、いおなと裕哉を見たひめは、告白するんじゃないか、と期待を膨らませます。
裕哉は、ずっといおなの事が気になっている、と言い、
「俺、お前の事が好きなんだ。付き合ってくれないか?」
と、告白します。いきなりの告白に戸惑ういおな。裕哉は、返事はゆっくり考えて、と言います。
その後、大使館で、めぐみ、ひめ、ゆうこは、いおなが告白された事に感心しますが、当のいおなは、どうしたらいいか、まだ戸惑っています。
ひめは、まずはデート、と言いますが、いおなは、抵抗を感じます。それに、プリキュアは恋愛禁止ですし。
直後、ひめは誠司に電話し、裕哉の連絡先を教えてほしい、と頼みます。いおながどう思うと、デートは決定事項となりました。
めぐみは、2人っきりが嫌なら、皆で遊びに行こう、と言います。ゆうこも乗ります。という事で、後日、裕哉とデートする事に。
その頃、ホッシーワとナマケルダは、恋の香りを感じ取り、不快な気分に。今回は、ナマケルダが出撃します。
~ Bパート ~
デート当日、いおなはガーリーのプリカードでオシャレにチェンジ。
さらに、ひめはメイクを施します。それでも、いおなは緊張します。
私的には、口紅とかはしない方が良いかな。背伸びし過ぎてるように思いますし。服装もいつもの方が良いですね。と言っても、女性にとっては、そう簡単なものではなく、真剣に考えるんでしょうね。
デートの場所は動物園。少しして、めぐみ、ひめ、ゆうこ、誠司は場を外し、いおなは裕哉と2人っきりになります。
その後、2人はキリンを見ます。裕哉は、キリンは優しい目をしている、と言い、いおなも見てみると、確かにそうだと、笑顔になります。
また、裕哉は、オスのキリンはまつ毛がバサバサだと言い、見てみると、いおなは、また笑顔になります。
その後、いおなは小松菜を与えると、キリンが食べてくれた事に喜びます。
少しして、2人はフリスビーで遊びます。
いおなはフリスビーを投げますが、上手く飛びません。そこで、裕哉は、太陽目がけて投げるようアドバイス。今度は上手くいき、いおなは笑顔になります。
裕哉は、やっと笑ったと言います。
「デートに誘われて、嬉しかった。でも・・・、あまり楽しくなかったんじゃないかって、心配だったんだ。」
と、裕哉は語ります。いきなりの告白な上、強引に自分の気持ちだけ言ってたので、もしかしたら、いおなは仕方なく付き合ってたんじゃないか、と裕哉は思っていました。
いおなは、そんな裕哉が意外だと感じます。裕哉は女の子をデートに誘う事に慣れていると思っていたからです。
「氷川、前より、よく笑うようになったよな。」
「そう?」
「前から、お前の事気になっててさ・・・。俺さ、」
「わ、私・・・、飲み物か何か買ってくる・・・。」
いおなは場を離れます。その直後、
「やってしまいましたな。いきなり自分の気持ちを押し付け過ぎですぞ。」
と、ナマケルダが現れ、裕哉を鏡に閉じ込め、サイアークを召喚します。
少しして、ソフトクリームを買って戻ってきたいおなは、ナマケルダと、鏡に閉じ込められた裕哉を目にします。
いおなは変身します。めぐみ、ひめ、ゆうこも助太刀します。
バトルスタート。始めは、連携攻撃でサイアークにダメージを与えますが、反撃で、ラブリー、プリンセス、ハニーはダメージを負います。
フォーチュンは、裕哉が閉じ込められた鏡を見つめます。しかし、その後襲ってきたサイアークに倒されます。
「分かりましたか? 恋などしたら最後。振り回されるだけなのです。」
と、ナマケルダは勝ち誇ります。
「それでも・・・、誰かを好きになる気持ちは、止められないよ!」
「ジャマしたって、ムダなんだから!」
「本当に好きなら、なおさらね!」
「氷川を思う裕哉の気持ちに、ウソはない!」
そして、フォーチュンは立ち上がり、裕哉が閉じ込められた鏡に近付きます。
「助けたい・・・。海藤君を助けたい!」
その思いに、シャイニングメイグドレッサーは輝きます。
「海藤君が話してくれた事、嬉しかった。なのに、逃げたりして、ごめんなさい。気持ちはちゃんと受け止めました。でも、まだ、恋とか付き合うとか分からないの。だけど、私の事を見ていてくれて嬉しかった。私も海藤君の事が大切です。あなたを守ってみせる。お願い! 私に力を貸して!」
そして、フォーチュンは「イノセントフォーム」になります。ドレッサーがフォーチュンの思いに応えました。
「私は、みんなの思いを守りたい。好きとか恋とか、私はまだ分からないけど、そう思うの。」
「あなたはまだ知らないのです。恋は、憎しみや悲劇を生むという事を。」
サイアークの攻撃を回避し、ダメージを与えます。すぐに反撃が来ますが、ラブリー達3人が止めます。
そして、フォーチュンは、「エメラルドイリュージョン」を放ち、サイアークを水晶に閉じ込めます。
その後、フォーチュンはイノセントフォームを解除し、ハピネスビッグバンでサイアークを浄化します。
その後、いおなは、鏡から解放された裕哉と向き合います。
「ごめんなさい。急にいなくなったりして。」
「俺こそごめん。気持ちを押し付け過ぎたよな。でも・・・、俺の事、嫌いじゃないだろ?」
「いいんだ。お前の気持ちは分かってる。俺、いつまでも待ってるから。」
プリカードもゲットします。
めぐみ達3人は、今後も、恋もプリキュアも頑張る、と意気込みます。
今回は、これで終了です。
次回:「わたしもなりたい! めぐみのイノセントさがし!」
めぐみメイン回、かつ、ラブリーがイノセントフォームに変身する話となるでしょう。
イノセントフォームを身につけたいめぐみ。めぐみは、自分のイノセントな思いは、人助けをする事だと感じますが、果たして、それでイノセントフォームになれるのか?
【まとめ】
フォーチュンの「イノセントフォーム」が披露されました。
また、27話以来の恋愛要素が出てきました。
25話感想でも書きましたが、異性を意識しやすくなるのは、思春期にはよくある話です。めぐみ達は、その真っ只中の年頃であり、今回のように、誰かに告白したり、突然の告白に戸惑ったりする事も、別段珍しい事ではありません。
ですが、メイン視聴層の未就学女児には未知の領域であり、彼女達も、めぐみ達と同じくらいの歳になると、今回のような経験をする可能性は高いです。24~27話も、思春期にはありがちな話でしたので、今回の話は、おさらいになったかもしれませんね。
あと、裕哉の告白に対するいおなの返事についても、「プリキュア」シリーズらしい良い締め方だと思いました。
過去作でも、この手の話はありましたが、好きだと言われて、YesかNoかの答えはすぐには出さず、保留にして、今後も良い友達でいたい、というものばかりでした。それが、「プリキュア」シリーズらしい結論であり、良い物語を作っていたと思います。今回も、その流れを継承していたのは良かったと感じています。
恋愛要素が出てきたために、24~27話の再来と思わせる今回でしたが、私的には、22話の延長的な意味合いが濃かった、と考えています。
22話といえば、新生フォーチュンが誕生した回。プリキュアとして戦う目的を、ファントムへの復讐から、大切なものを「守る」事に改めました。
今回の話は、よく知らない人に大切な存在だと思われていて、その人の思いを守るために頑張りたい、というのがポイントであって、それがイノセントフォームになれた要因だと思っています。
今回は、その「よく知らない人」を、同じ学校、同じ学年の男子に当てましたが、それが、異性でなくても、年下であっても、裕哉とのデートに相当する楽しいひとときを共有できれば、イノセントフォームになれたんじゃないかと思っています。同い年の異性にスポットを当てたのは、過去作よりも恋愛要素を多めに出す意向があるからでしょう。プリキュアのパワーアップに盛り込んでみようと実験的にやってみたのではないか、と私は推測しています。
22話では、「友達」を守りたいという思いがありましたが、今回は、それを「自分を大切に思う、見ず知らずの人」にまで広げ、いおながプリキュアとして頑張る目的を再確認させるものだったと思います。
今後のいおなメイン回でも、今回のように、誰かを守りたい、という思いを強く感じさせるようなものにしてほしい、と期待しています。
さて、今回披露されたイノセントフォームですが、次回から3話連続で、1人づつ披露されるでしょう。
そして、3話後の35話には、イノセントフォームによる全員合体技が出るんじゃないかと期待しています。35話放映日の6日後は、10月11日。劇場版の上映開始日である事を考えると、35話は、新たな技を出すのに絶好のタイミングと言えましょう。
ですが、まずは、次回のラブリーのイノセントフォームに注目ですね。ラブリーがイノセントフォームになるまでの過程をしっかり見ていきたいと思います。