「プリパラ」第8話「ドキドキ! 夏だ! 水着だ! プールでかしこまっ♪」の感想です。
~ オープニング前 ~
今日も暑いです。あまりにも暑過ぎて、部屋にいるらぁらは、何もする気が起きません。
そこで、らぁらは、寒い冬をイメージ。すると、一気に涼しく感じます。
が、すぐに、鍋焼きうどんと大きなクマを想像し、また暑さを感じます。
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ほんの数秒で、涼しく感じたり、暑く感じたりできる、そのイメージ力、すさまじいな。
ちょうどその時、外から、友達のなおの声がします。
なおは、らぁらをプールに誘い、らぁらは喜んで、行くと返事します。場所はパラ宿プール園。
らぁらはプールに行く準備をしますが、妹ののんに、それでいいのか、と聞かれます。というのも、今日はライブがあるため。らぁらは忘れていました。
何で、プリパラに行けない妹の方が、スケジュール知ってんだよ。4話といい、これは、のんにプリチケが来たら、即刻、らぁらのマネージャーになるのが良いでしょうね。(笑)
~ Aパート ~
らぁらは、今日の午後2時からライブがあるのをすっかり忘れていました。
その時、クマから電話が来ます。らぁらは、ライブの時間を変えられないかと期待を抱き、電話に出ます。
電話の向こうのクマはリゾートスタイルでした。
今日のライブは「ドキドキ! 夏の水着コーデライブ」。という事で、水着で出る事が条件。クマは、ちゃんと準備しているかどうか聞きます。
水着ならちゃんと準備していました。スクール水着ですが。
が、これは華がないので、NG。クマに、プリパラなめんな、と怒られます。
まあ、これはこれで、一部の大きなお友達が「スク水はJSの最強装備! まったく、小学生は最高だぜ!」と叫びながら鼻血噴きそうで、面白いとは思いますけどね。(笑)
らぁらは、ライブの時間について相談しようにも、遅刻したら、オレンジジュースに味噌汁を混ぜると脅され、そのまま電話を切られます。
という訳で、ライブの時間を変えられず、らぁらは悩みます。のんは、プールを断るしかない、と言いますが、らぁらは、それはできない、と返します。
というのは、なおには、プリパラの事を明かしておらず、それでも、いつも優しく接してくれる、大切な友達だから。そんな友達との約束は破りたくありません。
という事で、らぁらは、プールに行って、なおにプリパラに行っている事を明かし、今日のライブにも出ようと意気込みます。
少しして、らぁらとなおは、パラ宿プール園に到着。らぁらの父は、ジェラートの店を出していました。らぁらとなおは、楽しく遊びます。
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いやー、プリキュアじゃ考えられない光景ですねえ。こう見ると、割と健全に思えるのに、プリキュアシリーズだと、メインキャラの水着姿は、こういう描写であっても、NGなんですよね。何ででしょ? 変身シーンの方が、よっぽど規制かけられてもおかしくないと思うのですが。
少しして、らぁらは昼食に買いに行きます。しかし、その途中、みれぃに違反チケットを貼られます。
校則13,985条「プールサイドを走ってはならない」、22,411条「準備体操なしでプールに飛び込んではならない」、35,439条「こまめな水分補給を怠ってはならない」に違反しました。
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ついに、条文数が3万超え。これはもう、10万を超えてもおかしくないですね。
しかも、6話で通算109枚目の違反チケットを貼られてから、また、カメラが回ってないところで10枚もゲットしているのか。通算200枚ゲットに向けて、順調に進んでますね。(笑)
っていうか、水分補給の義務規定はやり過ぎじゃね? これは、「怠らないよう努めなければならない」で、努力規定にするのが妥当だと思うんですけど。
みれぃがここに来たのは、水着の最新トレンドを調査するため。どのチームよりもオシャレな水着コーデで、今日の水着ライブに臨む、と気合十分です。
その後、昼食を沢山買ってきたらぁら。全部、らぁらのおごりですので、出費がとんでもない事に。
その後も、らぁらは、なおの肩を揉んだり、音楽を流したりなどして、なおの機嫌をとります。なおは、夏休みを宿題を見せてほしいから、こんなに気前がいいと思っていますが、違います。プリパラの事を打ち明けるためです。
らぁらは、勇気を持って、プリパラの事を話そうとしますが、前方にあるモニターに映っているプリパラTVに目線が移り、話は遮られます。
テレビに移っているのは、そふぃ。この放送は録画です。
海といったら何を思い浮かべるか、という司会のめが姉ぇ問いに、そふぃはクラゲと答えます。ああ、5話では、マンションの水槽で一緒に泳いでましたっけ。(笑)
さらに、クラゲの98%は水でできているそうだ、と言われると、冷蔵庫で凍らせたら冷たい、とクールに答えます。いや、まあ、確かにそうなんだけど、何で、冷蔵庫で凍らせる事を思いついたんだよ? まさか食べる気?(笑)
実際のそふぃは、ファンシーモードでここのプールを漂っていました。
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もちろん、このプールにクラゲはいませんよー。(笑)
そふぃ親衛隊も、このプールに来ていて、そふぃを捜していました。アンタら、もう少し隠密に捜そうぜ? あんまり騒がしいと、発見した時に、そふぃのファンシーモードが周りにバレちゃうよ?
モニターのそふぃのライブに惹かれるなお。しかし、なおは、もっと好きなアイドルを見つけた、と言います。
「その子ね、なんと、らぁらって名前なの!」
動揺するらぁら。それと同時に、モニターには、らぁら&みれぃが映し出されました。
「アイドルランクは、まだまだ低いんだけどね、声がとっても良くて、笑顔がすっごくキラキラなの! らぁらちゃんのライブ見ると、あたし、どんなに落ち込んでいても、笑顔になれちゃう!」
さらに、なおは、校長にプリチケを取られていなければ、らぁらに会えるのに、と残念がります。らぁらは、本当の事を話そうとしますが、
「ねえ、いつか行けるようになったら、2人で、らぁらちゃんのライブ見に行こう! えへへ、約束!」
と、なおは言います。
場の雰囲気が悪いと感じたらぁらは、食器を片付けに離れます。
何で、同一人物である事に気付かない? 髪の色は同じだし、リボンはしてるし、らぁらという名前は珍しいでしょうし。せめて、気付かなくても、疑問には思ってほしいですよね。
その後、らぁらは、なおに本当の事を打ち明けられずに落ち込みます。
そんならぁらに、みれぃは、そろそろプリパラに行く時間だと言います。現在、午後1時10分。ライブの時間まで1時間を切りました。
らぁらは、やはり、なおに本当の事を明かそうと決心し、なおの所に戻ります。
なおは、ジェラートを買いに列に並んでいました。
らぁらは、なおが戻ってくるまで、どう言えばいいか考えます。パラガッパの着ぐるみが近くにいるのを見て、あれを着て謝ろうかと考えます。
が、これは、ふざけていると思われるのが容易に想像できますので、却下します。
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ちょうどその時、なおが両手にアイスを持って、戻ってきました。
「なお、あのね、なおに聞いてほしい事があるの。」
「何?」
「あたし・・・、プリパラに行ってるの!」
「え? 何言ってるの。らぁらはプリチケ、まだ来てないじゃん。」
らぁらはマイチケを見せます。直後、なおは、持っていたアイスを片方落とします。
「これには事情があるの。でも、今までなかなか話せなくて。実は、今日もこの後、ライブが入っていて、行かきゃならないの。ごめんね!」
「じゃあ・・・、あのらぁらちゃんは・・・?」
「あたしなの!」
もう片方のアイスも落とします。
「みんなの前で歌うの、苦手だったじゃない?」
「歌えるように・・・、なったの・・・。」
なおは、泣き出してしまいます。
「嘘つき! プリチケ、来てないって言ってたじゃない! アイドルは見てるだけがいいって、言ってたじゃない!」
「なお・・・。」
「大っ嫌い! 嘘つき! らぁらなんか嫌い! アイドルのらぁらちゃんだって、大っ嫌い! さっきのは嘘だから!」
なおは、らぁらから離れます。らぁらは謝るものの、聞き入れられません。
この反応は無理もないでしょうね。「いくら何でも、怒り過ぎなんじゃないの?」と思った人もいるかもしれませんが、子どもであれば、当然の反応だと思います。
私達大人は、ああ言われても寛容になれますが、子ども達は、そうはいかないでしょう。友達が憧れの舞台で活躍して、それも長い間秘密にされていたと思うと、自分はないがしろにされた、と考えちゃうんでしょうね。
友達の才能を認める部分もあるでしょうけど、子ども達は心がそれほど成熟していませんので、自分本位になりやすく、秘密にされた事に怒ってしまうのだと思います。ですので、あの反応は仕方ないでしょうね。
~ Bパート ~
あの後、なおは他の友達と遊んでいました。らぁらは、なおに声をかけますが、無視されます。
なおに嫌われたらぁらは、泣きながらプールを泳ぎます。そんならぁらに、みれぃは違反チケットを貼り付けます。
といっても、らぁらがしたのは校則違反ではなく、アイドル違反。アイドルは泣き顔を見せてはいけません。
「あたし、なおの事、すごく傷付けちゃって・・・。」
「なおちゃんを笑顔にするのも、アイドルの役目よ。あなたが今すべき事、それはプリパラのステージに立つ事じゃない? たった1人の友達を笑顔にできなくて、大勢のファンを笑顔にできると思ってるの?」
「ステージで・・・、友達を笑顔に・・・。」
らぁらは、Aパートで、らぁらのライブ見ると、どんなに落ち込んでも、笑顔になれる、と言ったなおの言葉を思い出します。
らぁらは元気を取り戻し、2人はこの後のライブに意気込みます。
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しばらくして、らぁらとみれぃはライブにエントリー。今回のコーデは「ハイビスカスサマーコーデ」です。
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ステージに立ってすぐ、らぁらは、ある人にどうしても伝えたい事がある、と言います。
「ただ一言、ごめんね・・・。本当に・・・、本当に、ごめんなさい!
夏なのに、水着なのに、ちょっぴり泣いちゃった。てへっ。
その時分かったの。あたしがいつも笑っていられたのは、あなたが友達でいてくれたからだよ! そして、笑顔でいられるから、今こうして、プリパラで、アイドルっていう夢を追いかけられるの。応援してくれる人に笑顔を届けられるの。あなたの笑顔がいつもそばにあるから、あたしは笑顔でいられるの。
あたし、待ってる。もう一度、笑ってくれるのを! どうか笑顔になりますように!」
「笑ってぷりぷり~。」
「初めてプリパラで歌った時みたいに、みんなに届くように、思いっきり歌います!」
曲は、「ま~ぶるMake up a-ha-ha!」。
「なおが落ち込んでいる時、あたしの歌で元気が出たって言ってた。あたし、なおの笑顔のために、みんなの笑顔のために、歌いたい!」
今回のメイキングドラマは、「もぎたてスイーツパーク」。
「らぁら、何度もあたしに打ち明けようとしてたんだ。それなのに、あんなに謝ってたなんて、聞こうとしなくて・・・。それに、悪いのはらぁらじゃない。あたしのプリチケを取り上げたのは、校長先生だ。あたしはただ、らぁらの事がうらやましくて・・・、うらやましくて怒っちゃっただけ。」
今回も、ライブは大好評で終えました。
「らぁら、らぁらの気持ち、届いたよ! あたし、笑顔になれたよ!」
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それからしばらくして、らぁらはパラ宿プール園に戻り、なおと再会します。
「ごめんね、さっきは酷い事言っちゃって。」
「あたしの方こそ。」
「ライブ、すっごい良かった! 良かったね、歌えるようになって! やっぱり、らぁらの声、大好き! 声だけじゃないよ。笑顔も、優しいとこも、一生懸命なとこも、友達思いなとこも、ぜーんぶ好き!」
そう言われたらぁらは、笑顔になり、なおにトモチケを差し出します。
ですが、なおはプリチケを持っていませんので、受け取れない、と遠慮しますが、それでもなおにあげたい、とらぁらは言います。
「待ってて、なお。あたし、校長先生にも認められるようなアイドルに、絶対なる! そして、なおのプリチケ、必ず取り戻してみせる! その時は、絶対、一緒にプリパラに行こうね! 約束!」
「うん! 約束!」
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みれぃは、遠くから、2人のやりとりを、安心して見守っていました。
シュノーケルをつけているのは、どういう計算ですかね?(笑)
その頃、そふぃ親衛隊は、まだそふぃを捜していました。そふぃは今も、プールで漂っています。
そふぃは、一度もプールサイドに上がらずに、プールに漂っていたのだろうか? だとしたら、すごいな。実は、この子、エラ呼吸できたりして。(笑)
今回は、これで終了です。
次回:「ときめきアイドル大集合!」
プリパラTVイベントでそふぃと共演する事になったらぁら。このイベントで優勝すれば、ステージで歌えるそうです。
らぁらは、そふぃと一緒にステージに立てるのか? また、そふぃのファンシーモードが、らぁらにバレそう?
【まとめ】
楽しい印象を与えるタイトルでありながら、これまでにはなかった重苦しい展開でAパートが終わったり、ラストは美しく締めたりなどで、7話までよりも格段に見ごたえがあった回だったと思います。いわゆる神回ってやつですね。
自分の不手際で、ファンや友達を悲しませたとしても、そんな彼らを元気付けさせるのも、またアイドル。これが今回のテーマだったでしょう。
4話の栄子についても、同じような展開がありましたが、今回は、さらに身近な存在である「友達」にスポットを当てました。
そのため、なおに責められた時の精神的ダメージは、かなり大きかったでしょう。それだけに、壊れた友情を取り戻すまでの過程を、Bパートで惜しみなく描いたのは、本当に素晴らしかったです。
ファン以上の身近な存在に、アイドルとしての自分を認められた事は、大きな励みになったでしょう。らぁらの今後のステップアップに期待したいものです。
また、友達がアイドルを元気付けさせている事も、今回のテーマだったと思います。
オープニング前、Aパートでは、久々になおと遊べる事にかなり喜んでいましたし、Bパートでは、なおがいたからこそ、アイドルをやっていられると打ち明けました。これらのシーンから、アイドルの身分を忘れて遊びたい時や、アイドル活動で壁にぶつかった時に、友達の存在がアイドルに活力を与えているものだと感じました。
それに、らぁらには、同い年のアイドルがいませんので、なおとの触れ合いは、かなり貴重だと思います。なおはメインキャラではないために、今後も毎回出る事はないでしょうけど、今回のように、らぁらを元気付けさせる描写は、ちょくちょく出してほしいですね。
また、校長に対するガードにも期待できそうで、今後、らぁらが校長に詰められた時に、なおはどうやって、らぁらを守っていくのかにも注目したいと思います。
~ オープニング前 ~
今日も暑いです。あまりにも暑過ぎて、部屋にいるらぁらは、何もする気が起きません。
そこで、らぁらは、寒い冬をイメージ。すると、一気に涼しく感じます。
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ちょうどその時、外から、友達のなおの声がします。
なおは、らぁらをプールに誘い、らぁらは喜んで、行くと返事します。場所はパラ宿プール園。
らぁらはプールに行く準備をしますが、妹ののんに、それでいいのか、と聞かれます。というのも、今日はライブがあるため。らぁらは忘れていました。
何で、プリパラに行けない妹の方が、スケジュール知ってんだよ。4話といい、これは、のんにプリチケが来たら、即刻、らぁらのマネージャーになるのが良いでしょうね。(笑)
~ Aパート ~
らぁらは、今日の午後2時からライブがあるのをすっかり忘れていました。
その時、クマから電話が来ます。らぁらは、ライブの時間を変えられないかと期待を抱き、電話に出ます。
電話の向こうのクマはリゾートスタイルでした。
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水着ならちゃんと準備していました。スクール水着ですが。
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まあ、これはこれで、一部の大きなお友達が「スク水はJSの最強装備! まったく、小学生は最高だぜ!」と叫びながら鼻血噴きそうで、面白いとは思いますけどね。(笑)
らぁらは、ライブの時間について相談しようにも、遅刻したら、オレンジジュースに味噌汁を混ぜると脅され、そのまま電話を切られます。
という訳で、ライブの時間を変えられず、らぁらは悩みます。のんは、プールを断るしかない、と言いますが、らぁらは、それはできない、と返します。
というのは、なおには、プリパラの事を明かしておらず、それでも、いつも優しく接してくれる、大切な友達だから。そんな友達との約束は破りたくありません。
という事で、らぁらは、プールに行って、なおにプリパラに行っている事を明かし、今日のライブにも出ようと意気込みます。
少しして、らぁらとなおは、パラ宿プール園に到着。らぁらの父は、ジェラートの店を出していました。らぁらとなおは、楽しく遊びます。
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少しして、らぁらは昼食に買いに行きます。しかし、その途中、みれぃに違反チケットを貼られます。
校則13,985条「プールサイドを走ってはならない」、22,411条「準備体操なしでプールに飛び込んではならない」、35,439条「こまめな水分補給を怠ってはならない」に違反しました。
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しかも、6話で通算109枚目の違反チケットを貼られてから、また、カメラが回ってないところで10枚もゲットしているのか。通算200枚ゲットに向けて、順調に進んでますね。(笑)
っていうか、水分補給の義務規定はやり過ぎじゃね? これは、「怠らないよう努めなければならない」で、努力規定にするのが妥当だと思うんですけど。
みれぃがここに来たのは、水着の最新トレンドを調査するため。どのチームよりもオシャレな水着コーデで、今日の水着ライブに臨む、と気合十分です。
その後、昼食を沢山買ってきたらぁら。全部、らぁらのおごりですので、出費がとんでもない事に。
その後も、らぁらは、なおの肩を揉んだり、音楽を流したりなどして、なおの機嫌をとります。なおは、夏休みを宿題を見せてほしいから、こんなに気前がいいと思っていますが、違います。プリパラの事を打ち明けるためです。
らぁらは、勇気を持って、プリパラの事を話そうとしますが、前方にあるモニターに映っているプリパラTVに目線が移り、話は遮られます。
テレビに移っているのは、そふぃ。この放送は録画です。
海といったら何を思い浮かべるか、という司会のめが姉ぇ問いに、そふぃはクラゲと答えます。ああ、5話では、マンションの水槽で一緒に泳いでましたっけ。(笑)
さらに、クラゲの98%は水でできているそうだ、と言われると、冷蔵庫で凍らせたら冷たい、とクールに答えます。いや、まあ、確かにそうなんだけど、何で、冷蔵庫で凍らせる事を思いついたんだよ? まさか食べる気?(笑)
実際のそふぃは、ファンシーモードでここのプールを漂っていました。
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そふぃ親衛隊も、このプールに来ていて、そふぃを捜していました。アンタら、もう少し隠密に捜そうぜ? あんまり騒がしいと、発見した時に、そふぃのファンシーモードが周りにバレちゃうよ?
モニターのそふぃのライブに惹かれるなお。しかし、なおは、もっと好きなアイドルを見つけた、と言います。
「その子ね、なんと、らぁらって名前なの!」
動揺するらぁら。それと同時に、モニターには、らぁら&みれぃが映し出されました。
「アイドルランクは、まだまだ低いんだけどね、声がとっても良くて、笑顔がすっごくキラキラなの! らぁらちゃんのライブ見ると、あたし、どんなに落ち込んでいても、笑顔になれちゃう!」
さらに、なおは、校長にプリチケを取られていなければ、らぁらに会えるのに、と残念がります。らぁらは、本当の事を話そうとしますが、
「ねえ、いつか行けるようになったら、2人で、らぁらちゃんのライブ見に行こう! えへへ、約束!」
と、なおは言います。
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何で、同一人物である事に気付かない? 髪の色は同じだし、リボンはしてるし、らぁらという名前は珍しいでしょうし。せめて、気付かなくても、疑問には思ってほしいですよね。
その後、らぁらは、なおに本当の事を打ち明けられずに落ち込みます。
そんならぁらに、みれぃは、そろそろプリパラに行く時間だと言います。現在、午後1時10分。ライブの時間まで1時間を切りました。
らぁらは、やはり、なおに本当の事を明かそうと決心し、なおの所に戻ります。
なおは、ジェラートを買いに列に並んでいました。
らぁらは、なおが戻ってくるまで、どう言えばいいか考えます。パラガッパの着ぐるみが近くにいるのを見て、あれを着て謝ろうかと考えます。
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ちょうどその時、なおが両手にアイスを持って、戻ってきました。
「なお、あのね、なおに聞いてほしい事があるの。」
「何?」
「あたし・・・、プリパラに行ってるの!」
「え? 何言ってるの。らぁらはプリチケ、まだ来てないじゃん。」
らぁらはマイチケを見せます。直後、なおは、持っていたアイスを片方落とします。
「これには事情があるの。でも、今までなかなか話せなくて。実は、今日もこの後、ライブが入っていて、行かきゃならないの。ごめんね!」
「じゃあ・・・、あのらぁらちゃんは・・・?」
「あたしなの!」
もう片方のアイスも落とします。
「みんなの前で歌うの、苦手だったじゃない?」
「歌えるように・・・、なったの・・・。」
なおは、泣き出してしまいます。
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「なお・・・。」
「大っ嫌い! 嘘つき! らぁらなんか嫌い! アイドルのらぁらちゃんだって、大っ嫌い! さっきのは嘘だから!」
なおは、らぁらから離れます。らぁらは謝るものの、聞き入れられません。
この反応は無理もないでしょうね。「いくら何でも、怒り過ぎなんじゃないの?」と思った人もいるかもしれませんが、子どもであれば、当然の反応だと思います。
私達大人は、ああ言われても寛容になれますが、子ども達は、そうはいかないでしょう。友達が憧れの舞台で活躍して、それも長い間秘密にされていたと思うと、自分はないがしろにされた、と考えちゃうんでしょうね。
友達の才能を認める部分もあるでしょうけど、子ども達は心がそれほど成熟していませんので、自分本位になりやすく、秘密にされた事に怒ってしまうのだと思います。ですので、あの反応は仕方ないでしょうね。
~ Bパート ~
あの後、なおは他の友達と遊んでいました。らぁらは、なおに声をかけますが、無視されます。
なおに嫌われたらぁらは、泣きながらプールを泳ぎます。そんならぁらに、みれぃは違反チケットを貼り付けます。
といっても、らぁらがしたのは校則違反ではなく、アイドル違反。アイドルは泣き顔を見せてはいけません。
「あたし、なおの事、すごく傷付けちゃって・・・。」
「なおちゃんを笑顔にするのも、アイドルの役目よ。あなたが今すべき事、それはプリパラのステージに立つ事じゃない? たった1人の友達を笑顔にできなくて、大勢のファンを笑顔にできると思ってるの?」
「ステージで・・・、友達を笑顔に・・・。」
らぁらは、Aパートで、らぁらのライブ見ると、どんなに落ち込んでも、笑顔になれる、と言ったなおの言葉を思い出します。
らぁらは元気を取り戻し、2人はこの後のライブに意気込みます。
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しばらくして、らぁらとみれぃはライブにエントリー。今回のコーデは「ハイビスカスサマーコーデ」です。
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ステージに立ってすぐ、らぁらは、ある人にどうしても伝えたい事がある、と言います。
「ただ一言、ごめんね・・・。本当に・・・、本当に、ごめんなさい!
夏なのに、水着なのに、ちょっぴり泣いちゃった。てへっ。
その時分かったの。あたしがいつも笑っていられたのは、あなたが友達でいてくれたからだよ! そして、笑顔でいられるから、今こうして、プリパラで、アイドルっていう夢を追いかけられるの。応援してくれる人に笑顔を届けられるの。あなたの笑顔がいつもそばにあるから、あたしは笑顔でいられるの。
あたし、待ってる。もう一度、笑ってくれるのを! どうか笑顔になりますように!」
「笑ってぷりぷり~。」
「初めてプリパラで歌った時みたいに、みんなに届くように、思いっきり歌います!」
曲は、「ま~ぶるMake up a-ha-ha!」。
「なおが落ち込んでいる時、あたしの歌で元気が出たって言ってた。あたし、なおの笑顔のために、みんなの笑顔のために、歌いたい!」
今回のメイキングドラマは、「もぎたてスイーツパーク」。
「らぁら、何度もあたしに打ち明けようとしてたんだ。それなのに、あんなに謝ってたなんて、聞こうとしなくて・・・。それに、悪いのはらぁらじゃない。あたしのプリチケを取り上げたのは、校長先生だ。あたしはただ、らぁらの事がうらやましくて・・・、うらやましくて怒っちゃっただけ。」
今回も、ライブは大好評で終えました。
「らぁら、らぁらの気持ち、届いたよ! あたし、笑顔になれたよ!」
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それからしばらくして、らぁらはパラ宿プール園に戻り、なおと再会します。
「ごめんね、さっきは酷い事言っちゃって。」
「あたしの方こそ。」
「ライブ、すっごい良かった! 良かったね、歌えるようになって! やっぱり、らぁらの声、大好き! 声だけじゃないよ。笑顔も、優しいとこも、一生懸命なとこも、友達思いなとこも、ぜーんぶ好き!」
そう言われたらぁらは、笑顔になり、なおにトモチケを差し出します。
ですが、なおはプリチケを持っていませんので、受け取れない、と遠慮しますが、それでもなおにあげたい、とらぁらは言います。
「待ってて、なお。あたし、校長先生にも認められるようなアイドルに、絶対なる! そして、なおのプリチケ、必ず取り戻してみせる! その時は、絶対、一緒にプリパラに行こうね! 約束!」
「うん! 約束!」
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みれぃは、遠くから、2人のやりとりを、安心して見守っていました。
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その頃、そふぃ親衛隊は、まだそふぃを捜していました。そふぃは今も、プールで漂っています。
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今回は、これで終了です。
次回:「ときめきアイドル大集合!」
プリパラTVイベントでそふぃと共演する事になったらぁら。このイベントで優勝すれば、ステージで歌えるそうです。
らぁらは、そふぃと一緒にステージに立てるのか? また、そふぃのファンシーモードが、らぁらにバレそう?
【まとめ】
楽しい印象を与えるタイトルでありながら、これまでにはなかった重苦しい展開でAパートが終わったり、ラストは美しく締めたりなどで、7話までよりも格段に見ごたえがあった回だったと思います。いわゆる神回ってやつですね。
自分の不手際で、ファンや友達を悲しませたとしても、そんな彼らを元気付けさせるのも、またアイドル。これが今回のテーマだったでしょう。
4話の栄子についても、同じような展開がありましたが、今回は、さらに身近な存在である「友達」にスポットを当てました。
そのため、なおに責められた時の精神的ダメージは、かなり大きかったでしょう。それだけに、壊れた友情を取り戻すまでの過程を、Bパートで惜しみなく描いたのは、本当に素晴らしかったです。
ファン以上の身近な存在に、アイドルとしての自分を認められた事は、大きな励みになったでしょう。らぁらの今後のステップアップに期待したいものです。
また、友達がアイドルを元気付けさせている事も、今回のテーマだったと思います。
オープニング前、Aパートでは、久々になおと遊べる事にかなり喜んでいましたし、Bパートでは、なおがいたからこそ、アイドルをやっていられると打ち明けました。これらのシーンから、アイドルの身分を忘れて遊びたい時や、アイドル活動で壁にぶつかった時に、友達の存在がアイドルに活力を与えているものだと感じました。
それに、らぁらには、同い年のアイドルがいませんので、なおとの触れ合いは、かなり貴重だと思います。なおはメインキャラではないために、今後も毎回出る事はないでしょうけど、今回のように、らぁらを元気付けさせる描写は、ちょくちょく出してほしいですね。
また、校長に対するガードにも期待できそうで、今後、らぁらが校長に詰められた時に、なおはどうやって、らぁらを守っていくのかにも注目したいと思います。