「魔法つかいプリキュア!」第14話「みんな花マル! テスト大作戦!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、数学の授業でテストが返され、みらいは頭を抱えていました。それは、テストの点数が悪かったから。
まあ、「プリパラ」の主人公・らぁらは、ちょうど半分の13点だったんだし、そこまで落ち込む事じゃないと思うよ? っていうか、数学の問題をあみだくじで解こうとか、度胸すわってんなあ。(笑)
みらいは、他の教科はできるものの、数学だけはできないようです。みらいは赤点だったので、来週再テストを受ける事に。
「今、再テストって言いました!?」
「言いました。それまでに、しっかり復習しとけよ!」
「う・・・。はい・・・。」
先生は、そうやってカッコつけて言う事に何か意味があるんでしょうか? そういう年頃なんですかね?(笑)
それはそうと、数学の再テストとなれば、私の出番じゃん! 大学の専攻は数学でしたし、今でも微積分の計算はチョチョイのチョイよ! 私がしっかり数学を教えて、みらいを再テストに合格させたいところ。
はっ・・・。でも、それだと、貴重なみらリコタイムを妨害してしまう・・・。くっ、神は、悩ましい選択肢を用意してくれるぜ・・・。(そんなアホな事考えるの、お前だけだ(笑))
その直後、リコのテストが返されました。リコは、クラスでただ1人の100点満点でした。
~ Aパート ~
しばらくして、モフルンとはーちゃんは、リコの100点のテストをすごいと称え、はーちゃんは、テスト用紙に描かれている花マルに注目します。
その後、はーちゃんは地面に花マルを描こうとしますが、上手くいきません。はーちゃんには、まだ難しそうです。
その直後、モフルンは、みらいの制服のポケットにしまっていたテストを手にします。みらいのテストはバツばかりで、バツはすぐに描けるとモフルンに言われ、みらいは落ち込みます。
みらいは、数学は苦手なものの、他の教科には意気揚々と取り組みます。
みらいは、自分の好きな事には一生懸命ですが、興味がない事にはからっきしなようです。
その夜、みらいとリコは、家で勉強。ですが、みらいは、勉強が始まってから5分も経たずに、眠りそうになります。
「だって、数式を覚えても、ワクワクしないんだもん・・・。」
算数や数学って、同じような問題を多く出して、反復練習で理解を確実にさせるところがありますので、好奇心旺盛なみらいにとっては、退屈に感じやすいのかもしれませんね。それはそうと、このみらいが小学生に見えてしょうがない・・・(笑)。
一方、はーちゃんはハナ丸を描く練習をしていました。
しかし、みらいは、見たいドラマがあると、テレビの電源をつけます。
ですが、リコは魔法でテレビを消します。ただ、消したのは、テレビの電源ではなく、テレビそのものでしたが。
ハイハイ、狙い通り狙い通り。たぶん、これは、元に戻せないんじゃね? まあ、何にせよ、今回も、愛すべきドジっ娘要素を与えてくれて満足です!(笑)
後日の放課後、リコはみらいに数学を教えていましたが、モフルンが甘い匂いを感じます。リンクルストーンの可能性があると感じたみらいは、勉強を中断して、色んな所を探し回ります。
が、まったく手がかりは掴めませんでした。
その夜、下水道にいるガメッツの元に、ヤモーが来ていました。ヤモーは、プリキュアの今までの戦いの記録や手に入れた力をまとめたレポートを渡します。
しかし、ガメッツは、プリキュアの戦い方はもう見切ったと、破り捨てました。ヤモーは、「地に眠り、目覚めを待つ光あり」というリンクルストーンの手がかりを話します。
後日の数学の授業で、完璧に問題に答えるリコ。まゆみは、リコを見て、何かを感じます。
少しして、まゆみは、その感じた事を、みらいに対して話します。
「先生に当てられて問題解いた後、いつもホッとした顔する気がして。」
「ホッとした顔?」
「何でも簡単にできてる訳じゃ、ないんじゃないかな?」
しばらくして、みらいは家で勉強しようとしたところ、リコは勉強疲れで眠っていました。
リコの近くにあったノートには、沢山の字が。ナシマホウ界の字は、魔法界とは異なるため、沢山のナシマホウ界の字を書いて練習していました。
みらいがノートに注目していると、リコが起きました。
「ナシマホウ界の字は難しくて、なかなか上手に書けなくて・・・。恥ずかしいわ・・・。」
「全然恥ずかしくなんてないよ! すごいよ、こんなに一生懸命努力してて!」
「色々な経験が、魔法を成長させると思うの。漢字や化学式、魔法界にはない科目もいっぱいあるけど、全部頑張りたい・・・。ムダな努力なんてない。どんな事でも一生懸命頑張れば、きっと自分の力になる!」
その後、みらいは、勉強に集中しました。リコは、そんなみらいを見て安心します。
~ Bパート ~
そして、翌日、みらいは、数学の再テストに挑みます。
テストが始まる前、みらいは、空に目を移すと、ホウキで空を飛んでいるリコを目にしました。
ホウキからは煙が出ていますが、これは計算どおり。文字を描いて、みらいを応援しているから。みらいは、リコの気遣いに感動します。
感動的なシーンなのに、「何で、逆さで空を飛んだ時に、スカートが重力でめくれないんだよ!」と、ふざけた事を思ってしまった・・・。そう感じたのは、私だけじゃないですよね?(笑)
その直後、かなが慌てて入室。かなも、何かが空を飛んで文字を描いていたのを目撃していました。
「きっとまた、魔法使いよ! ホウキで飛びながら、魔法で空で文字を描いたのよ!」
これで、かながホウキで空を飛んでいるのを目撃したのは、4話連続ですね。これは、ホウキで空を飛んでいるのがみらい&リコだと確信するまでずっと、ホウキで空を飛んでいるのを目撃しては騒ぐんでしょうか? 次回あたりで、自分も魔法使いになりたいって言ってもいいのよ?(笑)
その後、高木先生が入室。かなは、魔法使いの事を話すも、信じてもらえませんでした。みらいは、数学の再テストに臨みます。
しばらくして、再テスト終了。結果はまだ出てないものの、いつもよりも頑張れた気がすると手応えを感じていました。
その直後、ガメッツがグラウンドに現れ、ヨクバールを召喚しました。
みらいとリコは変身します。今回は、ダイヤスタイル。
バトルが始まり、ヨクバールは大きな黒板消しを投げつけます。
ミラクルとマジカルは回避しますが、黒板消しがブーメランのように戻り、マジカルに当たりそうになります。ですが、これは、ミラクルが防ぎます。
その後、ヨクバールは、大量のサッカーボールを発射して攻撃。ミラクルとマジカルは、キックでボールを蹴飛ばしますが、防戦一方です。
ガメッツは、プリキュアの攻撃は見切ったと得意顔ですが、ミラクルは、タンザナイトのリンクルストーンとリンクルステッキの力で、強大な光を放ちます。
この光でヨクバールの目がくらみ、攻撃目標が定まらなくなりました。さらに、マジカルがペリドットのリンクルストーンとリンクルステッキの力で、ヨクバールを大量の葉で包み、動けなくさせます。
その後、ミラクルとマジカルはダブルキック。ヨクバールを追い詰めたところを、ダイヤモンドエターナルで撃退しました。
再テストの結果は、ご覧の通り。
もちろん、合格です。
「100点じゃなかったから、花マルはもらえなかったけど・・・。」
「でも、すごいわ。よく頑張ったわね!」
「リコのおかげだよ! どんな事でも頑張る姿を、リコが見せてくれたから!」
さらに、はーちゃんも、花マルが上手に描けていました。
その直後、月から何かが地中に落ち、光りました。これは「ムーンストーン」のリンクルストーン。
「お月様も、花マルくれたわね。」
「うん!」
今回は、これで終了です。
次回:「ハチャメチャ大混乱! はーちゃん七変化!」
ある朝、はーちゃんは、お腹が空いて目が覚めるものの、みらい、リコは朝の準備や予習で忙しく、モフルンは全然起きてくれません。
そこで、はーちゃんは、リンクルスマホンに魔法をかけて、自分で朝ご飯を出します。色んなご飯をたらふく食べたはーちゃんは、ドラゴンの姿に。
はーちゃんは、みらい達を置いて、一人で外に飛び出します。はーちゃんは、ドラゴン以外の姿にも。
うわー・・・、めっちゃ可愛い・・・。これは、次回が待ち遠しいです。
で、魔法で消したテレビについては、「元に戻った(自費)」ときましたか。魔法学校の校長かリズから借金してテレビを買ったんでしょうか。こうやって笑いどころを作るのも、リコの狙い通りですね、分かります。(笑)
【まとめ】
みらいは数学のテストで赤点を取ったものの、どんな事でも頑張るリコを見て、苦手な数学の勉強意欲が増し、再テストに合格しました。また、「ムーンストーン」のリンクルストーンを手にしました。
今回のテーマは「努力する事の大切さ」でしょう。
今作の「努力」の代表といえば、もちろん、リコ。立派な魔法使いになるために、人一倍努力していましたが、今となっては、ナシマホウ界の生活に慣れるために、より一層の努力が必要となります。
それは、魔法界がナシマホウ界の人々に認知されていないからでしょう。もし、魔法を使っている事がバレようものなら、ナシマホウ界でも魔法界でも立場は危うくなるもの。そうならないためにも、自分はナシマホウ界の人間だと自然に振舞える努力が必要となる訳です。
そのあたりは、みらいと対照的と言えるでしょう。
ナシマホウ界には魔法界が認知されていない一方、魔法界ではナシマホウ界の存在が知られており、しかも、ほとんどの人々が警戒心を抱いていなければ、ナシマホウ界に行きたいと思っている者だっています。
だから、みらいは、魔法界の人々に簡単に受け入れられましたし、持ち前の好奇心旺盛なところも奏功して、簡単に魔法界での生活になじめたのでしょう。そのための努力を多少はしていたのでしょうけど、それほどまで必要とはしなかったのだと思いますね。
それもまた、リコの頑張り屋な部分を目立たせているでしょう。
これまで、努力が結果に直結しなかった描写はいくつもありましたが、それでも、ムダな努力なんてないと信じているから、頑張る事をやめないのでしょうね。改めて、リコの頑張り屋なところに感心する事ができて良かったと思います。
まあ、だからと言って、頑張り過ぎが必ずしも、良い結果を生むとは限りません。12話で語られていたように、努力で行き詰った時には、見方を変える事だって必要です。
リコは頑固なところがある分、みらいのフォローが大事になってくるでしょう。様々な経験も、物事に対する柔軟性を養ってくれると思いますね。努力と柔軟性を上手く調和させる事で、リコはどう成長していくのか、今後も注目していきたいものです。
また、リコの努力に、みらいやはーちゃんも頑張って、再テストに合格したり、花マルが上手く描けるようになったのも良かったと思います。
特に、はーちゃんについては、精神年齢がメイン視聴層の女児達にかなり近いために、頑張る事の大切さがより伝わったんじゃないかと思いますね。次回も、はーちゃんがメインで、しかも、予告では色んな姿を見せているために、女児達が大喜びしそうな話が期待できそうです。
今回の感想は、これで以上です。
最後に、ものすごく今更ではありますが、4日前に、劇場版の感想を書きました。興味がある方は、こちらからどうぞ。
~ オープニング前 ~
ある日、数学の授業でテストが返され、みらいは頭を抱えていました。それは、テストの点数が悪かったから。
みらいは、他の教科はできるものの、数学だけはできないようです。みらいは赤点だったので、来週再テストを受ける事に。
「今、再テストって言いました!?」
「言いました。それまでに、しっかり復習しとけよ!」
「う・・・。はい・・・。」
それはそうと、数学の再テストとなれば、私の出番じゃん! 大学の専攻は数学でしたし、今でも微積分の計算はチョチョイのチョイよ! 私がしっかり数学を教えて、みらいを再テストに合格させたいところ。
はっ・・・。でも、それだと、貴重なみらリコタイムを妨害してしまう・・・。くっ、神は、悩ましい選択肢を用意してくれるぜ・・・。(そんなアホな事考えるの、お前だけだ(笑))
その直後、リコのテストが返されました。リコは、クラスでただ1人の100点満点でした。
~ Aパート ~
しばらくして、モフルンとはーちゃんは、リコの100点のテストをすごいと称え、はーちゃんは、テスト用紙に描かれている花マルに注目します。
その後、はーちゃんは地面に花マルを描こうとしますが、上手くいきません。はーちゃんには、まだ難しそうです。
その直後、モフルンは、みらいの制服のポケットにしまっていたテストを手にします。みらいのテストはバツばかりで、バツはすぐに描けるとモフルンに言われ、みらいは落ち込みます。
みらいは、数学は苦手なものの、他の教科には意気揚々と取り組みます。
英語の先生と、英語で話しています。
みらいは、自分の好きな事には一生懸命ですが、興味がない事にはからっきしなようです。
その夜、みらいとリコは、家で勉強。ですが、みらいは、勉強が始まってから5分も経たずに、眠りそうになります。
「だって、数式を覚えても、ワクワクしないんだもん・・・。」
算数や数学って、同じような問題を多く出して、反復練習で理解を確実にさせるところがありますので、好奇心旺盛なみらいにとっては、退屈に感じやすいのかもしれませんね。それはそうと、このみらいが小学生に見えてしょうがない・・・(笑)。
一方、はーちゃんはハナ丸を描く練習をしていました。
しかし、みらいは、見たいドラマがあると、テレビの電源をつけます。
ですが、リコは魔法でテレビを消します。ただ、消したのは、テレビの電源ではなく、テレビそのものでしたが。
↓
「こ、これは、狙い通りだし。勉強が終わったら元に戻してあげる。たぶん、何とかできると・・・。」後日の放課後、リコはみらいに数学を教えていましたが、モフルンが甘い匂いを感じます。リンクルストーンの可能性があると感じたみらいは、勉強を中断して、色んな所を探し回ります。
が、まったく手がかりは掴めませんでした。
その夜、下水道にいるガメッツの元に、ヤモーが来ていました。ヤモーは、プリキュアの今までの戦いの記録や手に入れた力をまとめたレポートを渡します。
しかし、ガメッツは、プリキュアの戦い方はもう見切ったと、破り捨てました。ヤモーは、「地に眠り、目覚めを待つ光あり」というリンクルストーンの手がかりを話します。
後日の数学の授業で、完璧に問題に答えるリコ。まゆみは、リコを見て、何かを感じます。
少しして、まゆみは、その感じた事を、みらいに対して話します。
「先生に当てられて問題解いた後、いつもホッとした顔する気がして。」
「ホッとした顔?」
「何でも簡単にできてる訳じゃ、ないんじゃないかな?」
リコの近くにあったノートには、沢山の字が。ナシマホウ界の字は、魔法界とは異なるため、沢山のナシマホウ界の字を書いて練習していました。
「ナシマホウ界の字は難しくて、なかなか上手に書けなくて・・・。恥ずかしいわ・・・。」
「全然恥ずかしくなんてないよ! すごいよ、こんなに一生懸命努力してて!」
「色々な経験が、魔法を成長させると思うの。漢字や化学式、魔法界にはない科目もいっぱいあるけど、全部頑張りたい・・・。ムダな努力なんてない。どんな事でも一生懸命頑張れば、きっと自分の力になる!」
その後、みらいは、勉強に集中しました。リコは、そんなみらいを見て安心します。
~ Bパート ~
そして、翌日、みらいは、数学の再テストに挑みます。
テストが始まる前、みらいは、空に目を移すと、ホウキで空を飛んでいるリコを目にしました。
ホウキからは煙が出ていますが、これは計算どおり。文字を描いて、みらいを応援しているから。みらいは、リコの気遣いに感動します。
その直後、かなが慌てて入室。かなも、何かが空を飛んで文字を描いていたのを目撃していました。
「きっとまた、魔法使いよ! ホウキで飛びながら、魔法で空で文字を描いたのよ!」
これで、かながホウキで空を飛んでいるのを目撃したのは、4話連続ですね。これは、ホウキで空を飛んでいるのがみらい&リコだと確信するまでずっと、ホウキで空を飛んでいるのを目撃しては騒ぐんでしょうか? 次回あたりで、自分も魔法使いになりたいって言ってもいいのよ?(笑)
その後、高木先生が入室。かなは、魔法使いの事を話すも、信じてもらえませんでした。みらいは、数学の再テストに臨みます。
しばらくして、再テスト終了。結果はまだ出てないものの、いつもよりも頑張れた気がすると手応えを感じていました。
その直後、ガメッツがグラウンドに現れ、ヨクバールを召喚しました。
みらいとリコは変身します。今回は、ダイヤスタイル。
バトルが始まり、ヨクバールは大きな黒板消しを投げつけます。
ミラクルとマジカルは回避しますが、黒板消しがブーメランのように戻り、マジカルに当たりそうになります。ですが、これは、ミラクルが防ぎます。
その後、ヨクバールは、大量のサッカーボールを発射して攻撃。ミラクルとマジカルは、キックでボールを蹴飛ばしますが、防戦一方です。
ガメッツは、プリキュアの攻撃は見切ったと得意顔ですが、ミラクルは、タンザナイトのリンクルストーンとリンクルステッキの力で、強大な光を放ちます。
この光でヨクバールの目がくらみ、攻撃目標が定まらなくなりました。さらに、マジカルがペリドットのリンクルストーンとリンクルステッキの力で、ヨクバールを大量の葉で包み、動けなくさせます。
その後、ミラクルとマジカルはダブルキック。ヨクバールを追い詰めたところを、ダイヤモンドエターナルで撃退しました。
再テストの結果は、ご覧の通り。
もちろん、合格です。
「100点じゃなかったから、花マルはもらえなかったけど・・・。」
「でも、すごいわ。よく頑張ったわね!」
「リコのおかげだよ! どんな事でも頑張る姿を、リコが見せてくれたから!」
さらに、はーちゃんも、花マルが上手に描けていました。
「お月様も、花マルくれたわね。」
「うん!」
今回は、これで終了です。
次回:「ハチャメチャ大混乱! はーちゃん七変化!」
ある朝、はーちゃんは、お腹が空いて目が覚めるものの、みらい、リコは朝の準備や予習で忙しく、モフルンは全然起きてくれません。
そこで、はーちゃんは、リンクルスマホンに魔法をかけて、自分で朝ご飯を出します。色んなご飯をたらふく食べたはーちゃんは、ドラゴンの姿に。
はーちゃんは、みらい達を置いて、一人で外に飛び出します。はーちゃんは、ドラゴン以外の姿にも。
今回のイラストコーナー
まだ10歳にもなってないのに、「魔法」を漢字で書くなんてすげぇ・・・。お父さんお母さんに教えてもらったんでしょうかね? これは、花マルものですね。で、魔法で消したテレビについては、「元に戻った(自費)」ときましたか。魔法学校の校長かリズから借金してテレビを買ったんでしょうか。こうやって笑いどころを作るのも、リコの狙い通りですね、分かります。(笑)
【まとめ】
みらいは数学のテストで赤点を取ったものの、どんな事でも頑張るリコを見て、苦手な数学の勉強意欲が増し、再テストに合格しました。また、「ムーンストーン」のリンクルストーンを手にしました。
今回のテーマは「努力する事の大切さ」でしょう。
今作の「努力」の代表といえば、もちろん、リコ。立派な魔法使いになるために、人一倍努力していましたが、今となっては、ナシマホウ界の生活に慣れるために、より一層の努力が必要となります。
それは、魔法界がナシマホウ界の人々に認知されていないからでしょう。もし、魔法を使っている事がバレようものなら、ナシマホウ界でも魔法界でも立場は危うくなるもの。そうならないためにも、自分はナシマホウ界の人間だと自然に振舞える努力が必要となる訳です。
そのあたりは、みらいと対照的と言えるでしょう。
ナシマホウ界には魔法界が認知されていない一方、魔法界ではナシマホウ界の存在が知られており、しかも、ほとんどの人々が警戒心を抱いていなければ、ナシマホウ界に行きたいと思っている者だっています。
だから、みらいは、魔法界の人々に簡単に受け入れられましたし、持ち前の好奇心旺盛なところも奏功して、簡単に魔法界での生活になじめたのでしょう。そのための努力を多少はしていたのでしょうけど、それほどまで必要とはしなかったのだと思いますね。
それもまた、リコの頑張り屋な部分を目立たせているでしょう。
これまで、努力が結果に直結しなかった描写はいくつもありましたが、それでも、ムダな努力なんてないと信じているから、頑張る事をやめないのでしょうね。改めて、リコの頑張り屋なところに感心する事ができて良かったと思います。
まあ、だからと言って、頑張り過ぎが必ずしも、良い結果を生むとは限りません。12話で語られていたように、努力で行き詰った時には、見方を変える事だって必要です。
リコは頑固なところがある分、みらいのフォローが大事になってくるでしょう。様々な経験も、物事に対する柔軟性を養ってくれると思いますね。努力と柔軟性を上手く調和させる事で、リコはどう成長していくのか、今後も注目していきたいものです。
また、リコの努力に、みらいやはーちゃんも頑張って、再テストに合格したり、花マルが上手く描けるようになったのも良かったと思います。
特に、はーちゃんについては、精神年齢がメイン視聴層の女児達にかなり近いために、頑張る事の大切さがより伝わったんじゃないかと思いますね。次回も、はーちゃんがメインで、しかも、予告では色んな姿を見せているために、女児達が大喜びしそうな話が期待できそうです。
今回の感想は、これで以上です。
最後に、ものすごく今更ではありますが、4日前に、劇場版の感想を書きました。興味がある方は、こちらからどうぞ。
リコのテレビ消去は、魔法でリバースできなかったのだろうか。最後の似顔絵コーナーのシーンでの彼女の様子がある意味すごくて・・・・
コメント、ありがとうございます!
言われてみれば、今作の先生は、ノリがいいですね。お堅いイメージの魔法学校の教頭先生さえ、11話ではみらいの家にちゃっかり上がり込んだりと、なかなか笑わせてくれましたし。(笑)
リコのテレビ消去後については、本当にテレビを買ったとなれば、購入前に一家大騒ぎになってるでしょうから、実際は魔法で元に戻したのかも? 買ってどうにかしたのは、視聴者を笑わせるためのジョークかもしれませんね。