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「魔法つかいプリキュア!」第50話(最終話)「キュアップ・ラパパ! 未来(あした)もいい日になあれ!!」の感想です。
~ オープニング前 ~
デウスマスト撃破後に離れ離れになったものの再度出会う事ができたみらい達。それだけに、やりたい事は沢山ありますが、まずは、イチゴメロンパンを食べたいと意気投合します。
少しして、みらい達は、沢山のイチゴメロンパンを購入しました。
直後、リコは、今どうしているかを話しました。リコは、この春から魔法学校の先生になったそうです。
「リコ先生、魔法を教えて下さい!」
「もう。今日は昔みたいに、楽しみましょう!」
それを聞いたことはは、リンクルスマホンを取り出し・・・、
「キュアップ・ラパパ! イチゴメロンパン!」
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「魔法学校2年! 朝日奈みらい!」
「魔法学校2年! 十六夜リコ!」
「魔法学校2年! 花海ことは!」
『魔法つかい! と!』
「モフルンモフ!」
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~ Aパート ~
「イチゴメロンパンにギューッと込められていた思い出を力に変えて、魔法をかけたの!」
そんなことはは、今、何をしているのか? ことはは、魔法界やナシマホウ界からだいぶかけ離れた所から、あまねく生命が笑顔になるようにとお祈りしているようです。
それぞれの今を語ったところで、イチゴメロンパンを食べようとしますが、突如強風が吹き、イチゴメロンパンは、ある穴に吸い込まれました。また、ことはが持っていた魔法の杖も。
みらい達の目の前には・・・、
コイツもまたどこかに消えていきました。みらい達は、消えた穴に入って、後を追います。
みらい達が行き着いた先は、魔法学校。
そんな中、例のヤツは、食堂にある果物やスイーツを吸い込んでいき、生徒達は避難していました。
少しして、リコが、姉・リズ、母・リリアの元に駆けつけました。リズとリリアは、リコが魔法学校2年の体格になっている事に驚きます。まあ、すぐに、リリアは、そんなリコを可愛いと感心しますが。
直後、ある3人の生徒が、リコを先生と呼びながら、食堂に来ました。
この子達は、7話に出てきたドロシー、ナンシー、シシー。リコは、避難するよう注意するも、3人は、生徒姿のリコが可愛く見えて、逆に注目されました。
その後、みらいとことはも、3人との再会を喜び合いました。3人は、リコの誘いで、魔法学校に入学したとの事です。
少しして、みらい達は、校長と再会。校長は、みらいがこの姿になったのは、災いが起きたからなのではないかと言いました。
魔法の水晶のお告げには、世界を大きく変えようとするような、とてつもない力が目覚めようとしている事、そして、プリキュアが光り輝くとあるそうです。
しかし、そうはしたくても、ことはには魔法の杖がありません。魔法の杖を吸い込んだヤツは何なのか?
それは、ドクロクシーの忘れ形見。天井にいたバッティが説明しました。
すぐに、リコはバッティに、校長室の天井にぶら下がらないよう注意し、バッティは謝ります。
「彼は、新しい目標を探して悩んでいたの。」
「その時、リコ先生の体験をうかがい、入学を勧めていただいたのです。」
「すごい! すごいよ、リコ!」
「それほどでもないわよ。」
バッティがリコを「先生」と呼ぶなんて、ものすごく違和感を感じてるんですけど。45話で「我らの生き様、茶番などと言わせておくものか!」と熱く叫んだバッティがだそ? 信じられん・・・。
まあ、29話では積極的に女装していたくらいだし、別にいいか。これもまた「ギャップが魅力」ってやつですね。(笑)
ドクロクシーは、甘いものがとても好きでした。それは、クシィも同じ。
しかし、ある日、虫歯になってしまいました。
ヤモーが虫歯を抜いたものの、その虫歯が、甘いものを求めてやまない怨念として暴れまわっているそうです。
ひたすらリンクルストーン・エメラルドを求め続けていたヤツが、実はスイーツ大好きとか、虫歯になったとか、笑いしか出てこねぇ・・・。スタッフ様は、どんだけ「ギャップが魅力」好きなんですか。(笑)
また、虫歯ネタといえば、38話を思い出しますね。「甘いものを食べたら、しっかり歯磨き! でないと、ドクロクシーになっちゃうよ?」と、メイン視聴層の女児達に感じさせそうで、面白いと思います。
その怪物の名前は「ヤミー」。「闇」ではありません。
ヤミーは、甘いものを独り占めしようと暴れているそうです。モフルンは、ヤミーは魔法商店街にいるんじゃないかと考えます。
少しして、みらい達は、魔法商店街に着きましたが、時既に遅し。ヤミーに、スイーツや青果店の果物を奪われていました。
直後、リコの父・リアンが、ヤミーの居場所を差し示しました。みらい達は、すぐにヤミーの元へ。
同じ頃、魔法の水晶越しにヤミーを見ていたヤモリが、ヤミーからドクロクシーの気配を感じ取り、ヤモーの姿に。
ヤモーはすぐに、ヤミーの元にワープ。ですが、直後、ヤミーは消えて行ってしまいました。
すぐに、ヤモーも後を追います。もちろん、みらい達も。
みらい達は、再び、ナシマホウ界に戻ってきました。みらい達の近くには、スイーツのお店が。
すぐに、1人の女の子が店に誘いました。
そして、店に入ったみらい達。ちょうどその時、ことはの腹の虫が鳴りました。
「お腹が空いた・・・。可愛いぬいぐるみ・・・。キラっとひらめいた!」
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「レッツ・ラ・・・、クッキン!」
少しして、スイーツができあがりました。みらい達の前に出されたのは・・・、
リコは、食べるのに気は引けたものの、周りが美味しく食べているのに合わせて、リコも美味しくいただきました。女の子が紅茶を入れて戻ってきた時には、みらい達は、全部平らげていました。
『ごちそうさまでした!』
「喜んでもらえて、嬉しいな!」
「もうさ、イチゴメロンパンと同じくらい美味しかったよ!」
「イチゴメロンパン?」
「ふわふわで、甘くて美味しいのよ!」
「みんなで食べると、また最高なんだ!」
「そして、私達の思い出のスイーツなの!」
「リコと初めて会った時も、はーちゃんが戻ってきた時も、みんなで食べたよね!」
『うん!』
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「思い出のスイーツ! 私も、食べた人が元気になるスイーツを作りたいって思ってるんだ!」
「その思い、感じたよ!」
「ホント!?」
「うん!」
「一目で元気が出て、食べてまた元気が出たわ!」
「私も、また食べたい!」
「ありがとう! 私、宇佐美いちか! よかったら、また食べに来て!」
「いちかちゃん! 美味しいケーキありがとう! またね!」
「うん、またね! ありがとう!」
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そして、みらい達は、いちかと別れ、ホウキで空を飛びました。
「いいよね・・・。やっぱり、出会いって・・・。私に目標ができたのも、みんなのおかげなんだよ。」
「みらい?」
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「リコとはーちゃんとモフルンとワクワクの出会いがあったから、もっと色んな所に行って、色んな人に出会いたいって思ったの!」
「みらい・・・。」
「私もよ。みんなのおかげで分かったの。私が思う、立派な魔法使い。」
「立派な魔法って、人と人を繋ぐもの。」
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「私、生徒達に教えてあげたいの。世界には素敵な出会いが沢山あって、素敵な出会いは、新しい自分と会わせてくれるって。」
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「リコ・・・。」
「私も、みんなのおかげ!」
「モフルンもモフ!」
「うん! やっぱり、今日は、絶対、イチゴメロンパンで乾杯しなくちゃ!」
「はー! 早く杖を取り返さなきゃ!」
『うん!』
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~ Bパート ~
みらい達は透明になって、イチゴメロンパンの店で、ヤミーが来るのを待ちます。
そんな中、イチゴメロンパンを買った、ある小さい女の子のカバンから、ウサギのぬいぐるみが落ちました。
みらいは、女の子の元に駆けつけて、ぬいぐるみが落ちた事を教えようとしますが・・・、
「おちたよ。」
「え?」
「あ・・・。あー! 」
「はい。」
「ありがとう!」
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直後、あの穴が再び出てきました。その中からは、ヤミーとヤモーが。
ヤモーは、女の子が持っているイチゴメロンパンを狙いますが、みらい達が守りました。ですが、ハチミツを持ったチクルンが吸い込まれているのを目にします。
すぐに、みらいは、魔法を使って、チクルンを救出。助かったチクルンは、ことはの魔法の杖を取り返していました。
「よくも、ドクロクシー様のスイーツを!」
「スイーツは、みんな大好き!」
「それを独り占めするなんて!」
「そんなのダメモフ!」
「イチゴメロンパンの恨みは・・・、」
『怖ろしいのよ!』
まあ、正確には、食べ物全般だと思いますけどね。ホットケーキが盗み食いされた時に、怖い表情をしていた時もありましたし。私は、そんな「花より団子」なプリキュアが、大大大好きです!(笑)
みらい達は変身します。ミラクルとマジカルは、ダイヤスタイルに。
久々にプリキュアになった事に喜ぶミラクルとマジカル。
しかし、ヤミーは、スイーツの他に興味ないと、ヤモーと共に去ろうとします。またしても逃げられると思われましたが、誰かがそれを阻止しました。
ミラクル達が後ろを振り向くと・・・、
「みんなの思い出のスイーツを奪うなんて、許せないんだから!」
その後、ヤミーが突撃してきますが、フェリーチェがバリアを張ります。その間に、ミラクルとマジカルがダイヤモンドエターナルで撃退。
ですが、ヤミーは生きています。虫歯を治しただけです。
スイーツが欲しいヤミーに、チクルンは、ハチミツを渡します。ハチミツを口にしたヤミーは、この表情。
これには、ヤモーやプリキュア達も満足。マジカルは、そんなヤモーを魔法学校に誘いますが・・・、
「私は、ドクロクシーに従うのみ。ですが・・・、いずれまたお目にかかる事もあるかもしれません。その日は・・・、オボエテーロ・・・。」
そして、ヤモーとヤミーは、姿を消しました。
みらい達は、ようやくイチゴメロンパンを食べる事ができました。懐かしの味に、皆喜びます。
再会して早々、大変な目に遭いましたが、みらいは、久しぶりに魔法界に行けて楽しかったと満足しています。
「また、みんなと一緒に仲良しの繋がり、広げたいな・・・。」
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モフルンは、さっきの小さい女の子2人が仲良くイチゴメロンパンを食べているのを眺めていました。
それを見たみらいは、1話でリコと初めて出会った時の事を思い出します。そして・・・、
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「私、みんなともっと仲良くできるようにしたい!」
「じゃあ、私は、魔法界とナシマホウ界が前みたいに近くなるように、頑張る!」
「じゃあ、私は、魔法界のみんなをもっとまとめるために、校長先生になるわ!」
素敵な夢だと思いますし、魔法学校の校長になったら外見を自由に変えられる特権みたいなものがあるのかもしれませんが、それでも、リコの外見、魔法学校2年生のままっすか・・・。20歳くらいの美人なリコ、すごく気に入ってるのに・・・(泣)。まあ、女児達からすれば、こっちの方がしっくりくると思いますけどね。
「リコもはーちゃんもワクワクもんだよ!」
「じゃあ今からみんなに会いに行こう!」
直後、冷凍ミカンが出てきて、レインボーキャリッジに変化しました。
「何だ、いきなり・・・。っていうか、あいつら、元に戻るの忘れてるんじゃ・・・。」
チクルン、ナイスツッコミ。それ、私も思った(笑)。もう少し、20歳くらいのみらいとリコを堪能したかったですしね。まあ、女児達にはこっちの方が受けやすいと考えれば、仕方のないところでしょうか。
そして、色んな所を飛び回るみらい達。
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「みんな、それぞれの場所で輝いてる!」
「私達も負けてられないわ!」
「はー! 頑張ろう!」
「私の占いでも、この先どうなるか見えませんわ。ですが、確かな事が一つ。」
「ああ、ワシにも見えるぞ。彼女達の未来は、光り輝いておる!」
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『キュアップ・ラパパ! 今日もいい日になあれ!!』
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これにて、「魔法つかいプリキュア!」は終了です。
エンディングの後半部分は、7月バージョンと11月バージョンの混合。「デザートのジェラートを シロクマ・サイズへ」の部分は、地球にモフルンが描かれている11月バージョンで、「はちゃめちゃわちゃわちゃでゴメンネ」の部分は、地球にモフルンが描かれていない7月バージョンでした。
今作の後期エンディングも存分に楽しめました。前作と違って、1話ごとの変化ではありませんでしたが、それでも、カメラワークに変化をつける事で、それまでに感じられなかった色んなキャラの可愛さを堪能できたのは、すごく面白かったです。
私的には、8月バージョンが一番気に入ってますが、モフルンばかりがアップで映っていた10月バージョンもコミカルで良かったです。7月バージョンだけでも十分見応えのあるエンディングをさらに面白くさせてくれて、スタッフ様には本当に感謝しています!
次回作「キラキラ☆プリキュアアラモード」へのバトンタッチ
今回のエンドカード ことはは、妖精期の時の、それも、5話で成長したヨチヨチ期の姿ですね。この時に「はーちゃん」という名前が決まって、みらいとリコが名前で呼び合うようになった事を思えば、最後のエンドカードとしては、これが最も良いのかもしれませんね。
【まとめ】 ※今回もかなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
デウスマストを撃退してから長い月日を経て再会を果たしたみらい達は、中学2年生の姿になって、魔法学校に行ったり、プリキュアになったり、一緒にイチゴメロンパンを食べたりなど、楽しい1日を過ごし、そして、光り輝く未来へと向かっていきました。
さて、前話はAパートでラスボス・デウスマストを撃退し、Bパートで壮大な再会ドラマを描くという、前話が最終回でもおかしくない展開でした。
それが今回は一転して、皆と仲良くワイワイ楽しむという、コミカル要素多めの「日常」的な内容でした。最終回の雰囲気は、前話の方が圧倒的に濃かったですが、今作は、今回のような、住む世界の違う子達が仲良く楽しむ「日常」回が多かったと思うと、今回のような終わり方は結構良かったんじゃないかと思いますね。
それに、メイン視聴層の女児達は、長い年月を経て親しい友達と再会する喜びは分からないでしょう。前話感想で書いたように、親しい友達とずっと仲良く遊んでいられる、という思いでいっぱいでしょうから。
だから、みらい達の再会ドラマは最終回前にやって、最終回は、親しい友達とワイワイ仲良く遊ぶ展開が、女児達にとっては良いのかもしれませんね。
そんな最終回は、女児達を楽しませる要素が多くありましたが、中でも面白かったのは、次回作の主人公「宇佐美いちか」、変身後の姿「キュアホイップ」が本編に出てきた事ですね。
本編終了後にミラクルとホイップがバトンタッチを交わす事は想像できていましたが、本編にいちかもホイップも出てくる事は予想外でした。本編中に次回作のキャラが出てきたのは、プリキュアシリーズでは初めての事で、いちかが出てきた時は、開いた口が塞がらなかったですね。
そのいちかについては、今回見ただけでも、元気で明るい前向きな子である事が感じられ、主人公らしい子だと思いました。他にもまだまだ特徴はありそうですが、そこは次回作に入ってからのお楽しみですね。
それに、今回のみらい達といちかの出会いが、3月18日(土)から上映される「ドリームスターズ」にどんな影響をもたらすのかも気になるところ。上映開始日まで50日近くもありますが、早く見てみたい気持ちでいっぱいですね。
また、昨年の春の劇場版に出てきたソルシエールが出てきたのも、面白かったですね。彼女は、Aパートでリコがリズとリリアの元に駆け付けてきたところに出ています。下は、その証拠画像。
真ん中にいる白衣装の女の子がそうですね。元々の服は黒ですが、終盤では改心して、この姿になっています。
思えば、ラストでは、子供達に魔法を教えて想いを伝えていけるような仕事をしたいと、ミラクルとマジカルに話していました。魔法学校にいて、それも制服姿じゃなかったって事は、彼女もリコと同じように、魔法学校の先生になったのかも? 夢膨らみますね。
さて、最終回のポイントは「『他者の繋がり』から生まれる『魔法』」でしょうか。
人生においては、様々な出会いがあります。両親、親戚、生徒達、仕事仲間など、色んな出会いがあります。
中には、一期一会の出会いで終わるものもあれば、関係悪化に繋がるものもあるでしょう。ですが、どんな出会いであろうとも、それぞれの財産になる事は間違いないと思います。溝ができてしまうような出会いも、反省や教訓に繋がると思えば、財産になると思いますね。
そして、沢山の出会いから生まれる沢山の財産が、想定以上の素晴らしいものをもたらし、人を、世界を豊かにしていくのでしょうね。それが、きっと「魔法」なのでしょう。
「魔法」は、私の世界に存在していないように思えて、実は、存在しているのかもしれませんね。不思議なものです。
さらに、その「魔法」は、ごく身近に存在しているのもポイントでしょうね。Bパートでのみらいとリコに似た2人の小さい女の子の出会いが、それを示していると思います。
外見が似ているだけでなく、愛用のぬいぐるみを落とした事がきっかけの出会いは、1話のみらいとリコの初めての出会いを思わせるところがあるでしょう。2人は、「魔法」という、私達の世界には存在しないものを通じて出会い、さらには、プリキュアになって、大いなる混沌をも退けました。
そう思うと、みらいとリコの出会いは「奇跡」と言ってもいいでしょう。
ですが、そんな「奇跡」は、住む世界が違わなくたって起きうるものですよね。
もしかしたら、あの小さな女の子2人は、小学校で一緒のクラスになって、さらに仲良くなったかもしれません。その後、中学校、ひょっとしたら、高校、大学も同じ所に進学し、夢も同じものを持ったかもしれません。
そんな可能性もあると思うと、「他者の繋がり」から生まれる「魔法」は、ごく身近に存在していて、どんな出会いも大切なものだと感じさせますね。
他者との縁の大切さを説くプリキュアシリーズですが、今作は、過去作以上に、それをより尊いものとして掲げてきたように思われ、1年間存分に楽しめたと思います。
そんな面白い作品を作って下さったスタッフ様達には、感謝の思いでいっぱいです! 本当に、ありがとうございました!!
今話の感想は、これで以上です。
ちょうど1年前の今日、「『魔法つかいプリキュア!』の感想を全話書く」と目標を掲げ、今日で全話の感想を書きましたが、まだ終わりではありません。後半の名セリフを挙げてませんし、全話見終えての総評など、語りたい事がまだあり、そういったもの書かかなければ「全話書いた」とは思ってませんしね。
という事で、後日、「魔法つかいプリキュア!」の総評記事を挙げます。投稿日は2月4日(土)の予定です。
もし、興味がありましたら、総評記事も楽しみにお待ち下さいませ。
~ オープニング前 ~
デウスマスト撃破後に離れ離れになったものの再度出会う事ができたみらい達。それだけに、やりたい事は沢山ありますが、まずは、イチゴメロンパンを食べたいと意気投合します。
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直後、リコは、今どうしているかを話しました。リコは、この春から魔法学校の先生になったそうです。
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「もう。今日は昔みたいに、楽しみましょう!」
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「モフルンモフ!」
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~ Aパート ~
「イチゴメロンパンにギューッと込められていた思い出を力に変えて、魔法をかけたの!」
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みらい達が行き着いた先は、魔法学校。
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少しして、リコが、姉・リズ、母・リリアの元に駆けつけました。リズとリリアは、リコが魔法学校2年の体格になっている事に驚きます。まあ、すぐに、リリアは、そんなリコを可愛いと感心しますが。
直後、ある3人の生徒が、リコを先生と呼びながら、食堂に来ました。
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その後、みらいとことはも、3人との再会を喜び合いました。3人は、リコの誘いで、魔法学校に入学したとの事です。
少しして、みらい達は、校長と再会。校長は、みらいがこの姿になったのは、災いが起きたからなのではないかと言いました。
魔法の水晶のお告げには、世界を大きく変えようとするような、とてつもない力が目覚めようとしている事、そして、プリキュアが光り輝くとあるそうです。
しかし、そうはしたくても、ことはには魔法の杖がありません。魔法の杖を吸い込んだヤツは何なのか?
それは、ドクロクシーの忘れ形見。天井にいたバッティが説明しました。
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「彼は、新しい目標を探して悩んでいたの。」
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「すごい! すごいよ、リコ!」
「それほどでもないわよ。」
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まあ、29話では積極的に女装していたくらいだし、別にいいか。これもまた「ギャップが魅力」ってやつですね。(笑)
ドクロクシーは、甘いものがとても好きでした。それは、クシィも同じ。
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また、虫歯ネタといえば、38話を思い出しますね。「甘いものを食べたら、しっかり歯磨き! でないと、ドクロクシーになっちゃうよ?」と、メイン視聴層の女児達に感じさせそうで、面白いと思います。
その怪物の名前は「ヤミー」。「闇」ではありません。
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少しして、みらい達は、魔法商店街に着きましたが、時既に遅し。ヤミーに、スイーツや青果店の果物を奪われていました。
直後、リコの父・リアンが、ヤミーの居場所を差し示しました。みらい達は、すぐにヤミーの元へ。
同じ頃、魔法の水晶越しにヤミーを見ていたヤモリが、ヤミーからドクロクシーの気配を感じ取り、ヤモーの姿に。
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すぐに、ヤモーも後を追います。もちろん、みらい達も。
みらい達は、再び、ナシマホウ界に戻ってきました。みらい達の近くには、スイーツのお店が。
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「お腹が空いた・・・。可愛いぬいぐるみ・・・。キラっとひらめいた!」
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『ごちそうさまでした!』
「喜んでもらえて、嬉しいな!」
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「イチゴメロンパン?」
「ふわふわで、甘くて美味しいのよ!」
「みんなで食べると、また最高なんだ!」
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『うん!』
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「ホント!?」
「うん!」
「一目で元気が出て、食べてまた元気が出たわ!」
「私も、また食べたい!」
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「うん、またね! ありがとう!」
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そして、みらい達は、いちかと別れ、ホウキで空を飛びました。
「いいよね・・・。やっぱり、出会いって・・・。私に目標ができたのも、みんなのおかげなんだよ。」
「みらい?」
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「みらい・・・。」
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「モフルンもモフ!」
「うん! やっぱり、今日は、絶対、イチゴメロンパンで乾杯しなくちゃ!」
「はー! 早く杖を取り返さなきゃ!」
『うん!』
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~ Bパート ~
みらい達は透明になって、イチゴメロンパンの店で、ヤミーが来るのを待ちます。
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みらいは、女の子の元に駆けつけて、ぬいぐるみが落ちた事を教えようとしますが・・・、
「おちたよ。」
「え?」
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「ありがとう!」
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直後、あの穴が再び出てきました。その中からは、ヤミーとヤモーが。
ヤモーは、女の子が持っているイチゴメロンパンを狙いますが、みらい達が守りました。ですが、ハチミツを持ったチクルンが吸い込まれているのを目にします。
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「よくも、ドクロクシー様のスイーツを!」
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「それを独り占めするなんて!」
「そんなのダメモフ!」
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『怖ろしいのよ!』
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みらい達は変身します。ミラクルとマジカルは、ダイヤスタイルに。
久々にプリキュアになった事に喜ぶミラクルとマジカル。
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「みんなの思い出のスイーツを奪うなんて、許せないんだから!」
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ですが、ヤミーは生きています。虫歯を治しただけです。
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「私は、ドクロクシーに従うのみ。ですが・・・、いずれまたお目にかかる事もあるかもしれません。その日は・・・、オボエテーロ・・・。」
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みらい達は、ようやくイチゴメロンパンを食べる事ができました。懐かしの味に、皆喜びます。
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「また、みんなと一緒に仲良しの繋がり、広げたいな・・・。」
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「じゃあ、私は、魔法界とナシマホウ界が前みたいに近くなるように、頑張る!」
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「リコもはーちゃんもワクワクもんだよ!」
「じゃあ今からみんなに会いに行こう!」
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そして、色んな所を飛び回るみらい達。
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「みんな、それぞれの場所で輝いてる!」
「私達も負けてられないわ!」
「はー! 頑張ろう!」
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「ああ、ワシにも見えるぞ。彼女達の未来は、光り輝いておる!」
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これにて、「魔法つかいプリキュア!」は終了です。
エンディングの後半部分は、7月バージョンと11月バージョンの混合。「デザートのジェラートを シロクマ・サイズへ」の部分は、地球にモフルンが描かれている11月バージョンで、「はちゃめちゃわちゃわちゃでゴメンネ」の部分は、地球にモフルンが描かれていない7月バージョンでした。
今作の後期エンディングも存分に楽しめました。前作と違って、1話ごとの変化ではありませんでしたが、それでも、カメラワークに変化をつける事で、それまでに感じられなかった色んなキャラの可愛さを堪能できたのは、すごく面白かったです。
私的には、8月バージョンが一番気に入ってますが、モフルンばかりがアップで映っていた10月バージョンもコミカルで良かったです。7月バージョンだけでも十分見応えのあるエンディングをさらに面白くさせてくれて、スタッフ様には本当に感謝しています!
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【まとめ】 ※今回もかなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
デウスマストを撃退してから長い月日を経て再会を果たしたみらい達は、中学2年生の姿になって、魔法学校に行ったり、プリキュアになったり、一緒にイチゴメロンパンを食べたりなど、楽しい1日を過ごし、そして、光り輝く未来へと向かっていきました。
さて、前話はAパートでラスボス・デウスマストを撃退し、Bパートで壮大な再会ドラマを描くという、前話が最終回でもおかしくない展開でした。
それが今回は一転して、皆と仲良くワイワイ楽しむという、コミカル要素多めの「日常」的な内容でした。最終回の雰囲気は、前話の方が圧倒的に濃かったですが、今作は、今回のような、住む世界の違う子達が仲良く楽しむ「日常」回が多かったと思うと、今回のような終わり方は結構良かったんじゃないかと思いますね。
それに、メイン視聴層の女児達は、長い年月を経て親しい友達と再会する喜びは分からないでしょう。前話感想で書いたように、親しい友達とずっと仲良く遊んでいられる、という思いでいっぱいでしょうから。
だから、みらい達の再会ドラマは最終回前にやって、最終回は、親しい友達とワイワイ仲良く遊ぶ展開が、女児達にとっては良いのかもしれませんね。
そんな最終回は、女児達を楽しませる要素が多くありましたが、中でも面白かったのは、次回作の主人公「宇佐美いちか」、変身後の姿「キュアホイップ」が本編に出てきた事ですね。
本編終了後にミラクルとホイップがバトンタッチを交わす事は想像できていましたが、本編にいちかもホイップも出てくる事は予想外でした。本編中に次回作のキャラが出てきたのは、プリキュアシリーズでは初めての事で、いちかが出てきた時は、開いた口が塞がらなかったですね。
そのいちかについては、今回見ただけでも、元気で明るい前向きな子である事が感じられ、主人公らしい子だと思いました。他にもまだまだ特徴はありそうですが、そこは次回作に入ってからのお楽しみですね。
それに、今回のみらい達といちかの出会いが、3月18日(土)から上映される「ドリームスターズ」にどんな影響をもたらすのかも気になるところ。上映開始日まで50日近くもありますが、早く見てみたい気持ちでいっぱいですね。
また、昨年の春の劇場版に出てきたソルシエールが出てきたのも、面白かったですね。彼女は、Aパートでリコがリズとリリアの元に駆け付けてきたところに出ています。下は、その証拠画像。
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思えば、ラストでは、子供達に魔法を教えて想いを伝えていけるような仕事をしたいと、ミラクルとマジカルに話していました。魔法学校にいて、それも制服姿じゃなかったって事は、彼女もリコと同じように、魔法学校の先生になったのかも? 夢膨らみますね。
さて、最終回のポイントは「『他者の繋がり』から生まれる『魔法』」でしょうか。
人生においては、様々な出会いがあります。両親、親戚、生徒達、仕事仲間など、色んな出会いがあります。
中には、一期一会の出会いで終わるものもあれば、関係悪化に繋がるものもあるでしょう。ですが、どんな出会いであろうとも、それぞれの財産になる事は間違いないと思います。溝ができてしまうような出会いも、反省や教訓に繋がると思えば、財産になると思いますね。
そして、沢山の出会いから生まれる沢山の財産が、想定以上の素晴らしいものをもたらし、人を、世界を豊かにしていくのでしょうね。それが、きっと「魔法」なのでしょう。
「魔法」は、私の世界に存在していないように思えて、実は、存在しているのかもしれませんね。不思議なものです。
さらに、その「魔法」は、ごく身近に存在しているのもポイントでしょうね。Bパートでのみらいとリコに似た2人の小さい女の子の出会いが、それを示していると思います。
外見が似ているだけでなく、愛用のぬいぐるみを落とした事がきっかけの出会いは、1話のみらいとリコの初めての出会いを思わせるところがあるでしょう。2人は、「魔法」という、私達の世界には存在しないものを通じて出会い、さらには、プリキュアになって、大いなる混沌をも退けました。
そう思うと、みらいとリコの出会いは「奇跡」と言ってもいいでしょう。
ですが、そんな「奇跡」は、住む世界が違わなくたって起きうるものですよね。
もしかしたら、あの小さな女の子2人は、小学校で一緒のクラスになって、さらに仲良くなったかもしれません。その後、中学校、ひょっとしたら、高校、大学も同じ所に進学し、夢も同じものを持ったかもしれません。
そんな可能性もあると思うと、「他者の繋がり」から生まれる「魔法」は、ごく身近に存在していて、どんな出会いも大切なものだと感じさせますね。
他者との縁の大切さを説くプリキュアシリーズですが、今作は、過去作以上に、それをより尊いものとして掲げてきたように思われ、1年間存分に楽しめたと思います。
そんな面白い作品を作って下さったスタッフ様達には、感謝の思いでいっぱいです! 本当に、ありがとうございました!!
今話の感想は、これで以上です。
ちょうど1年前の今日、「『魔法つかいプリキュア!』の感想を全話書く」と目標を掲げ、今日で全話の感想を書きましたが、まだ終わりではありません。後半の名セリフを挙げてませんし、全話見終えての総評など、語りたい事がまだあり、そういったもの書かかなければ「全話書いた」とは思ってませんしね。
という事で、後日、「魔法つかいプリキュア!」の総評記事を挙げます。投稿日は2月4日(土)の予定です。
もし、興味がありましたら、総評記事も楽しみにお待ち下さいませ。
コメント、ありがとうございます!
みらい達が次回作に出る可能性は・・・、うーむ・・・、そうなってくれると面白いですが、他のプリキュアシリーズのキャラが本編に出てくる事は異例中の異例ですので、残念ながら、ないのかも?
まあ、「ドリームスターズ」では絶対に共演しますので、そこでどんなやりとりをするのか、期待したいところですね。