今話の名セリフ:「でも、やってみたら何かが変わるって分かったから! チャンスだもん・・・。行った方がいいと思う!」(平光ひなた)
「ヒーリングっど♡プリキュア」第39話「ついに決戦!? とびこめ! ビョーゲンキングダム!」の感想です。
~ オープニング前 ~
「えー、プリキュアの皆さん。あーりがとー!」
「皆さんの活躍のおかげで、ビョーゲンズは心を入れ替え、このすこやか市は、すこやかになりました。」
『すこやか、サイコー!』
「うんうん、めでたしめでたしだね!」
グアイワルやシンドイーネはともかく、ダルイゼンの笑顔が違和感あり過ぎぃ! 今年もコイツらは、地球さんが愉快になっちゃいそうなコントを多く見せそうで楽しみですね。(笑)
「つきましては、感謝の気持ちを込めてキュアスパークルさんにタピオカ1,000年分をお贈りしたいと思います!」
1,000年分って、食べ切る前に死んじゃってるよー! っていうか、ほとんどが途中で腐って食べれなくっちゃうだろ。これ、感謝の気持ちというのは建前で、タピオカブームが過ぎて余りまくったタピオカの在庫処分が本音なのでは?(笑)
「1,000年分!? それに、なんでアタシ!?」
「当然だよ。だってスパークルはリーダーシップがあるし。」
「賢いし。」
「可愛いですし。」
「褒め過ぎ!」
可愛いのはもっともなんだが、リーダーシップがあるのと、賢いのは、え・・・? そうか、今日はエイプリルフールなんだな。そうじゃないと、色々おかし過ぎるわ、これ。(笑)
「まあ、みんながそこまで言ってくれるなら・・・。」
「何の夢見てんだ!?」
私をツッコミでヘトヘトにさせる夢を見ています。(笑)。
それにしても、ひなたは、すごいアホ面やのう。自由人のひなただからこそできる顔芸でしょうな。これがのどかだったら・・・、案外イケるかもしれん。(ちょっと待て(笑))
~ Aパート ~
しばらくして、学校で、ひなたは夢の事を、のどか、ちゆに話しました。良い笑い話になり、また、ダルイゼン達が改心するのが正夢になったらいいと感じます。
でも、キングビョーゲンは、どうなったのか? 見た事がないので夢に出しようがないと、ひなたは答えます。
そこで、のどかは、キングビョーゲンの姿を想像して描いてみました。
「あー! そうそう! こんなかも! 似てる!」
「知らないでしょ。」
メイン視聴層の女の子達はガッカリしそうな気がしますが、私としては、こうであってほしいと思いますね。「シンドイーネは、こんなヤツにメロメロだったのかよ。ダサッ!」ってツッコめますので。(笑)
その後日、のどか達は、ゆめポートに行こうとバスが来るのを待っていますが、ひなたがまだ来ていません。
ひなたは、準備に手間取っていたのか、急いでバス停に向かっていました。しかし、その途中・・・、
グアイワルがやって来たのを目にします。しかも、ビョーゲンキングダムへの出入口は開かれたまま。
ここからビョーゲンキングダムに行けると知ったひなたは、行こうと言って、のどか達に連絡しました。
少しして、のどか達も出入口を目にします。
「どう?」
「罠だと思う。本拠地への出入口を開きっぱなしにしておくなんて、いくら何でもありえないわ・・・。」
「でも、確かにキングビョーゲンを浄化するチャンスだよね・・・。」
「キングビョーゲンとは、どれくらい強いのですか?」
「すっごく強いラビ・・・。」
「テアティーヌ様でさえ浄化しきれなかった相手ペエ・・・。」
「今のオレ達じゃ勝てねーだろうな・・・。」
「でも・・・。」
「でも?」
「テアティーヌ様と相打ちになって、今のキングビョーゲンは弱ってるはずペエ・・・。」
「もしかしたら!」
「何言ってんだ! ビョーゲンキングダムがどれだけ危険な場所なのか、オレ達も分かんないんだ! そんな所にひなた達を連れて行けるか!」
「ダメだ! ダメだ! オレは絶対に反対!」
「行こうよ・・・。」
「おまっ! ちゃんと考えろよ!」
「考えたよ・・・。」
「どうせ興味本位とか、そういう事で・・・。」
「違うよ・・・。」
「前のアタシなら、ビビってやめようって言ってたと思う・・・。無理って諦めてたと思う・・・。」
「でも、やってみたら何かが変わるって分かったから! チャンスだもん・・・。行った方がいいと思う!」
その直後、出入り口が少しずつ小さくなっていきました。
「よし、分かった! オレも行く! ひなたが行くってのに、オレが行かないのはありえないからな!」
「ニャトラン・・・。」
全員の気持ちが決まったところで、のどか達はビョーゲンキングダムへの入口に入りました。
のどか達が到着すると、出入口は閉じました。ビョーゲンキングダムに突入したのどか達を陰から見ていたグアイワルは、不敵な笑みを浮かべます。
キングビョーゲンは、どこにいるのか? しばらく歩くと、分かれ道がありました。
行き先を示す看板はあるものの、ここは敵の本拠地。看板が示す方向は罠の可能性が高いです。
となると、もう1つの方向が正しいのか? ここは、アスミが先に、看板とは違う道を進みました。
少し歩いてみましたが、何も起こっていません。
「やはり、こちらが正しい道だったようです。」
「アスミちゃん!」
「大した罠ではなくて助かりました。」
「めちゃめちゃ大した罠ラビ!」
まったくだよ。これが大した罠じゃないって、どういう事だよ。(笑)
それにしても、かなり器用な避け方だな。これが精霊少女のなせる業なんでしょうか。
となると、看板の示す方向が正しい道なのか? 不安はあるものの、のどか達は進んでいきます。
~ Bパート ~
しばらく歩くと、広大な場所に着きました。
「ほお・・・。ネズミでも迷い込んだと思えば、ヒーリングアニマルか・・・。」
「この声は・・・。」
「キングビョーゲンペエ・・・。」
「という事は、その人間どもがプリキュアか・・・。」
「どこ! 姿を現しなさい!」
「あれが・・・、キングビョーゲン・・・。」
「わざわざここに足を踏み入れるとは、命がいらないとみえる・・・。」
「ラビリン達が来たからには、もう好き勝手にはさせないラビ! ヒーリングアニマルの名にかけて!」
「テアティーヌ様に託されたヒーリングガーデンの代表として!」
「お前が地球を蝕むのを、ここで止めてみせるぜ!」
そして、のどか達はプリキュアに変身します。
バトルスタート。アースが古のプリキュアに似てるため、キングビョーゲンはアースを集中攻撃してきました。
アースは紙一重で避けて、反撃に転じましたが、実体がないため、蹴りは素通り。その後のキングビョーゲンの攻撃でダメージを受けます。
キングビョーゲンは続けて、他の3人にも攻撃。グレース達は、エレメントの力を使って攻撃を防ぎ続けました。
少しして、キングビョーゲンの攻撃が止み、地中から、得体の知れない生物が出現。
すぐに、グレース達を襲ってきました。怪物達の攻撃は強く、グレース達の攻撃も身体の柔軟性を活かしてダメージを回避。
アースは音のエレメントを使って、怪物達の動きに隙を作りました。すぐに、ヒーリングフラワー、ヒーリングストリーム、ヒーリングフラッシュを放ちました。
しかし、怪物達には通用せず。怪物達の攻撃で吹き飛ばされてしまいます。
グレース達の元に向かったアースも、キングビョーゲンの攻撃を受けてしまいました。怪物達に向かって走ったラテも、ダメージを受けます。
「その程度の力で、よくもプリキュアを名乗れたものだ・・・。」
「グレース、しっかりするラビ・・・。」
「フォンテーヌ・・・。」
「スパークル!」
「グレース・・・。」
「お前達の声など届かぬ・・・。半人前のヒーリングアニマルの声などはな・・・。」
「お前達は、あの戦いの中、どこかに隠れていたのだろう? 役立たずの見習いヒーリングアニマルと、力のない名ばかりの王女が束になったところで、何もできやしない!」
「やっぱりボク達じゃ、無理なんだペエ・・・。」
「地球をお手当てどころか、パートナーをこんな目にあわせて・・・。」
「半人前のラビリン達じゃ何にも・・・、何にも守れないラビ・・・。」
「一緒なら、守れる・・・。」
「これまでも、一緒に守ってきたじゃない・・・。」
「フォンテーヌ・・・。」
「アタシ達パートナーじゃん・・・。」
「スパークル・・・。」
「私は、ラテの望みを叶えるために、ここにいるのです・・・。」
「一緒なら負けない・・・。だから頑張ろう、ラビリン!」
「グレース・・・。」
「まだまだペエ・・・。諦めないペエ!」
「オレ達は最強のパートナーだ! 」
「まだ半人前かもしれないけど、地球をお手当てしたい気持ちは、もっともっと強くなったラビ!」
「これくらいじゃ、まだ、折れないラビ!」
その後、キングビョーゲンは、怪物達を消して、さっきよりも強い火力で攻撃。
グレース達は、全員の気持ちを1つにして、キングビョーゲンの攻撃を押し返しました。直後、ファイナルヒーリングっど♡シャワー。
すると、キングビョーゲンの姿がいなくなっていました。キングビョーゲンを浄化できたと、皆、喜びます。
しかし・・・、
「礼を言うぞ、プリキュア。」
「グアイワル!」
今回は、これで終了です。
次回:「ひなたの後悔・・・ 誕生! キンググアイワル」
のどか達がビョーゲンキングダムに来たのも、キングビョーゲンを浄化したのも、グアイワルが計画した罠だったようです。しかも、グアイワルは大量のメガパーツを取り込んで、さらに進化します。
のどか達は何とかその場から逃げ出し、ビョーゲンキングダムからの脱出方法を探します。そんな中、ひなたは元気がなく・・・。
【まとめ】
ひなたは、グアイワルが人間界に出現するところを発見し、のどか達は、その通り道に飛び込んでビョーゲンキングダムへ行き、キングビョーゲン達と戦って、皆の力を合わせた末、キングビョーゲンの浄化に成功しましたが、グアイワルが不敵な笑みを浮かべていました。
さて、今回は、2021年最初の「プリキュア」。振袖姿のあいさつがなかったのは残念でしたが、代わりに、オープニング前のひなたの夢で楽しさを演出していて、良い形で2021年の「プリキュア」のスタートを切れたんじゃないかと感じています。
オープニング前は、笑える展開ではあったものの、そこから先は、ほぼシリアス。ビョーゲンズの親玉・キングビョーゲンとの戦い、敵の本拠地に突入する覚悟、のどか達と出会う前よりも強くなったところを見せたヒーリングアニマル達など、決戦にふさわしい雰囲気が出ていたと思います。
キングビョーゲンとの戦いの結果は、現時点の最強技・ファイナルヒーリングっど♡シャワーにより、キングビョーゲンの姿はいなくなっていました。
マジで? これでキングビョーゲンを浄化したの? 最終話まで残り1か月以上もあるのに、今回の戦いだけで決着がついていいのか?
なんか腑に落ちないですね。これは、今後何らかの形で復活するのかも? 気になりますね。
その一方、ヒーリングアニマル達は、キングビョーゲンの強さを目の当たりにして地球のお手当ては無理だと諦めかけたものの、パートナー達の不屈の精神により、持ち直しました。
このような展開はベタであり、わずか2話前でも意志の強さを見せたばかりですが、今回は年明け最初の「プリキュア」ですし、悪くはないでしょう。それに、ここ最近のコロナウイルス感染者数の増加や、緊急事態宣言まで出た事も考えると、ここで諦めない事の大切さが色濃く出てきたのは、良いタイミングだったのかな、と思いますね。
意志の強さといえば、ひなたを忘れてはいけないでしょう。ビョーゲンキングダム突入前に、過去の自分を振り返りながらも、キングビョーゲンと戦う意思を一番強く見せていたのは良かったと思います。
直近のメイン回ではアホの子っぽいところを見せていたものの、序盤と比べると変わったな、と感じますね。
しかし、次回のタイトルや予告では・・・。
ひなたに大切なのは「自信」。だいぶ前の感想で、そんな事を書きましたが、物事の成功は、自信に大きく影響します。強い意志で選択した結果が裏目に出てしまったとなると、自信を失って落ち込んだり、自分の選択に後悔しちゃうものでしょう。
ですが、大切なのは結果ではなく、最善の結果に向けて何をしたか、なんですよね。選択の結果は裏目に出ましたが、だからといって、ビョーゲンキングダムに行かないのが正解とは言えないでしょう。これまでビョーゲンズが生み出した怪物達を沢山浄化して大きな自信がついたと思うと、ビョーゲンキングダムに行かない選択は、モヤモヤが残って後悔したんじゃないかと思いますし。
一体どのようにして、ひなたは立ち直るのか? また、のどか達は、ひなたをどうフォローするのか? 漁夫の利でナンバー1になりやがった脳筋は放っておいて(笑)、ひなたの強さをしっかり見ていきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ヒーリングっど♡プリキュア」第39話「ついに決戦!? とびこめ! ビョーゲンキングダム!」の感想です。
~ オープニング前 ~
「えー、プリキュアの皆さん。あーりがとー!」
「皆さんの活躍のおかげで、ビョーゲンズは心を入れ替え、このすこやか市は、すこやかになりました。」
『すこやか、サイコー!』
「うんうん、めでたしめでたしだね!」
グアイワルやシンドイーネはともかく、ダルイゼンの笑顔が違和感あり過ぎぃ! 今年もコイツらは、地球さんが愉快になっちゃいそうなコントを多く見せそうで楽しみですね。(笑)
「つきましては、感謝の気持ちを込めてキュアスパークルさんにタピオカ1,000年分をお贈りしたいと思います!」
1,000年分って、食べ切る前に死んじゃってるよー! っていうか、ほとんどが途中で腐って食べれなくっちゃうだろ。これ、感謝の気持ちというのは建前で、タピオカブームが過ぎて余りまくったタピオカの在庫処分が本音なのでは?(笑)
「1,000年分!? それに、なんでアタシ!?」
「当然だよ。だってスパークルはリーダーシップがあるし。」
「賢いし。」
「可愛いですし。」
「褒め過ぎ!」
可愛いのはもっともなんだが、リーダーシップがあるのと、賢いのは、え・・・? そうか、今日はエイプリルフールなんだな。そうじゃないと、色々おかし過ぎるわ、これ。(笑)
「まあ、みんながそこまで言ってくれるなら・・・。」
「何の夢見てんだ!?」
私をツッコミでヘトヘトにさせる夢を見ています。(笑)。
それにしても、ひなたは、すごいアホ面やのう。自由人のひなただからこそできる顔芸でしょうな。これがのどかだったら・・・、案外イケるかもしれん。(ちょっと待て(笑))
~ Aパート ~
しばらくして、学校で、ひなたは夢の事を、のどか、ちゆに話しました。良い笑い話になり、また、ダルイゼン達が改心するのが正夢になったらいいと感じます。
でも、キングビョーゲンは、どうなったのか? 見た事がないので夢に出しようがないと、ひなたは答えます。
そこで、のどかは、キングビョーゲンの姿を想像して描いてみました。
「あー! そうそう! こんなかも! 似てる!」
「知らないでしょ。」
メイン視聴層の女の子達はガッカリしそうな気がしますが、私としては、こうであってほしいと思いますね。「シンドイーネは、こんなヤツにメロメロだったのかよ。ダサッ!」ってツッコめますので。(笑)
その後日、のどか達は、ゆめポートに行こうとバスが来るのを待っていますが、ひなたがまだ来ていません。
ひなたは、準備に手間取っていたのか、急いでバス停に向かっていました。しかし、その途中・・・、
グアイワルがやって来たのを目にします。しかも、ビョーゲンキングダムへの出入口は開かれたまま。
ここからビョーゲンキングダムに行けると知ったひなたは、行こうと言って、のどか達に連絡しました。
少しして、のどか達も出入口を目にします。
「どう?」
「罠だと思う。本拠地への出入口を開きっぱなしにしておくなんて、いくら何でもありえないわ・・・。」
「でも、確かにキングビョーゲンを浄化するチャンスだよね・・・。」
「キングビョーゲンとは、どれくらい強いのですか?」
「すっごく強いラビ・・・。」
「テアティーヌ様でさえ浄化しきれなかった相手ペエ・・・。」
「今のオレ達じゃ勝てねーだろうな・・・。」
「でも・・・。」
「でも?」
「テアティーヌ様と相打ちになって、今のキングビョーゲンは弱ってるはずペエ・・・。」
「もしかしたら!」
「何言ってんだ! ビョーゲンキングダムがどれだけ危険な場所なのか、オレ達も分かんないんだ! そんな所にひなた達を連れて行けるか!」
「ダメだ! ダメだ! オレは絶対に反対!」
「行こうよ・・・。」
「おまっ! ちゃんと考えろよ!」
「考えたよ・・・。」
「どうせ興味本位とか、そういう事で・・・。」
「違うよ・・・。」
「前のアタシなら、ビビってやめようって言ってたと思う・・・。無理って諦めてたと思う・・・。」
「でも、やってみたら何かが変わるって分かったから! チャンスだもん・・・。行った方がいいと思う!」
その直後、出入り口が少しずつ小さくなっていきました。
「よし、分かった! オレも行く! ひなたが行くってのに、オレが行かないのはありえないからな!」
「ニャトラン・・・。」
全員の気持ちが決まったところで、のどか達はビョーゲンキングダムへの入口に入りました。
のどか達が到着すると、出入口は閉じました。ビョーゲンキングダムに突入したのどか達を陰から見ていたグアイワルは、不敵な笑みを浮かべます。
キングビョーゲンは、どこにいるのか? しばらく歩くと、分かれ道がありました。
行き先を示す看板はあるものの、ここは敵の本拠地。看板が示す方向は罠の可能性が高いです。
となると、もう1つの方向が正しいのか? ここは、アスミが先に、看板とは違う道を進みました。
少し歩いてみましたが、何も起こっていません。
「やはり、こちらが正しい道だったようです。」
「アスミちゃん!」
「大した罠ではなくて助かりました。」
「めちゃめちゃ大した罠ラビ!」
まったくだよ。これが大した罠じゃないって、どういう事だよ。(笑)
それにしても、かなり器用な避け方だな。これが精霊少女のなせる業なんでしょうか。
となると、看板の示す方向が正しい道なのか? 不安はあるものの、のどか達は進んでいきます。
~ Bパート ~
しばらく歩くと、広大な場所に着きました。
「ほお・・・。ネズミでも迷い込んだと思えば、ヒーリングアニマルか・・・。」
「この声は・・・。」
「キングビョーゲンペエ・・・。」
「という事は、その人間どもがプリキュアか・・・。」
「どこ! 姿を現しなさい!」
「あれが・・・、キングビョーゲン・・・。」
「わざわざここに足を踏み入れるとは、命がいらないとみえる・・・。」
「ラビリン達が来たからには、もう好き勝手にはさせないラビ! ヒーリングアニマルの名にかけて!」
「テアティーヌ様に託されたヒーリングガーデンの代表として!」
「お前が地球を蝕むのを、ここで止めてみせるぜ!」
そして、のどか達はプリキュアに変身します。
バトルスタート。アースが古のプリキュアに似てるため、キングビョーゲンはアースを集中攻撃してきました。
アースは紙一重で避けて、反撃に転じましたが、実体がないため、蹴りは素通り。その後のキングビョーゲンの攻撃でダメージを受けます。
キングビョーゲンは続けて、他の3人にも攻撃。グレース達は、エレメントの力を使って攻撃を防ぎ続けました。
少しして、キングビョーゲンの攻撃が止み、地中から、得体の知れない生物が出現。
すぐに、グレース達を襲ってきました。怪物達の攻撃は強く、グレース達の攻撃も身体の柔軟性を活かしてダメージを回避。
アースは音のエレメントを使って、怪物達の動きに隙を作りました。すぐに、ヒーリングフラワー、ヒーリングストリーム、ヒーリングフラッシュを放ちました。
しかし、怪物達には通用せず。怪物達の攻撃で吹き飛ばされてしまいます。
グレース達の元に向かったアースも、キングビョーゲンの攻撃を受けてしまいました。怪物達に向かって走ったラテも、ダメージを受けます。
「その程度の力で、よくもプリキュアを名乗れたものだ・・・。」
「グレース、しっかりするラビ・・・。」
「フォンテーヌ・・・。」
「スパークル!」
「グレース・・・。」
「お前達の声など届かぬ・・・。半人前のヒーリングアニマルの声などはな・・・。」
「お前達は、あの戦いの中、どこかに隠れていたのだろう? 役立たずの見習いヒーリングアニマルと、力のない名ばかりの王女が束になったところで、何もできやしない!」
「やっぱりボク達じゃ、無理なんだペエ・・・。」
「地球をお手当てどころか、パートナーをこんな目にあわせて・・・。」
「半人前のラビリン達じゃ何にも・・・、何にも守れないラビ・・・。」
「一緒なら、守れる・・・。」
「これまでも、一緒に守ってきたじゃない・・・。」
「フォンテーヌ・・・。」
「アタシ達パートナーじゃん・・・。」
「スパークル・・・。」
「私は、ラテの望みを叶えるために、ここにいるのです・・・。」
「一緒なら負けない・・・。だから頑張ろう、ラビリン!」
「グレース・・・。」
「まだまだペエ・・・。諦めないペエ!」
「オレ達は最強のパートナーだ! 」
「まだ半人前かもしれないけど、地球をお手当てしたい気持ちは、もっともっと強くなったラビ!」
「これくらいじゃ、まだ、折れないラビ!」
その後、キングビョーゲンは、怪物達を消して、さっきよりも強い火力で攻撃。
グレース達は、全員の気持ちを1つにして、キングビョーゲンの攻撃を押し返しました。直後、ファイナルヒーリングっど♡シャワー。
すると、キングビョーゲンの姿がいなくなっていました。キングビョーゲンを浄化できたと、皆、喜びます。
しかし・・・、
「礼を言うぞ、プリキュア。」
「グアイワル!」
今回は、これで終了です。
次回:「ひなたの後悔・・・ 誕生! キンググアイワル」
のどか達がビョーゲンキングダムに来たのも、キングビョーゲンを浄化したのも、グアイワルが計画した罠だったようです。しかも、グアイワルは大量のメガパーツを取り込んで、さらに進化します。
のどか達は何とかその場から逃げ出し、ビョーゲンキングダムからの脱出方法を探します。そんな中、ひなたは元気がなく・・・。
【まとめ】
ひなたは、グアイワルが人間界に出現するところを発見し、のどか達は、その通り道に飛び込んでビョーゲンキングダムへ行き、キングビョーゲン達と戦って、皆の力を合わせた末、キングビョーゲンの浄化に成功しましたが、グアイワルが不敵な笑みを浮かべていました。
さて、今回は、2021年最初の「プリキュア」。振袖姿のあいさつがなかったのは残念でしたが、代わりに、オープニング前のひなたの夢で楽しさを演出していて、良い形で2021年の「プリキュア」のスタートを切れたんじゃないかと感じています。
オープニング前は、笑える展開ではあったものの、そこから先は、ほぼシリアス。ビョーゲンズの親玉・キングビョーゲンとの戦い、敵の本拠地に突入する覚悟、のどか達と出会う前よりも強くなったところを見せたヒーリングアニマル達など、決戦にふさわしい雰囲気が出ていたと思います。
キングビョーゲンとの戦いの結果は、現時点の最強技・ファイナルヒーリングっど♡シャワーにより、キングビョーゲンの姿はいなくなっていました。
マジで? これでキングビョーゲンを浄化したの? 最終話まで残り1か月以上もあるのに、今回の戦いだけで決着がついていいのか?
なんか腑に落ちないですね。これは、今後何らかの形で復活するのかも? 気になりますね。
その一方、ヒーリングアニマル達は、キングビョーゲンの強さを目の当たりにして地球のお手当ては無理だと諦めかけたものの、パートナー達の不屈の精神により、持ち直しました。
このような展開はベタであり、わずか2話前でも意志の強さを見せたばかりですが、今回は年明け最初の「プリキュア」ですし、悪くはないでしょう。それに、ここ最近のコロナウイルス感染者数の増加や、緊急事態宣言まで出た事も考えると、ここで諦めない事の大切さが色濃く出てきたのは、良いタイミングだったのかな、と思いますね。
意志の強さといえば、ひなたを忘れてはいけないでしょう。ビョーゲンキングダム突入前に、過去の自分を振り返りながらも、キングビョーゲンと戦う意思を一番強く見せていたのは良かったと思います。
直近のメイン回ではアホの子っぽいところを見せていたものの、序盤と比べると変わったな、と感じますね。
しかし、次回のタイトルや予告では・・・。
ひなたに大切なのは「自信」。だいぶ前の感想で、そんな事を書きましたが、物事の成功は、自信に大きく影響します。強い意志で選択した結果が裏目に出てしまったとなると、自信を失って落ち込んだり、自分の選択に後悔しちゃうものでしょう。
ですが、大切なのは結果ではなく、最善の結果に向けて何をしたか、なんですよね。選択の結果は裏目に出ましたが、だからといって、ビョーゲンキングダムに行かないのが正解とは言えないでしょう。これまでビョーゲンズが生み出した怪物達を沢山浄化して大きな自信がついたと思うと、ビョーゲンキングダムに行かない選択は、モヤモヤが残って後悔したんじゃないかと思いますし。
一体どのようにして、ひなたは立ち直るのか? また、のどか達は、ひなたをどうフォローするのか? 漁夫の利でナンバー1になりやがった脳筋は放っておいて(笑)、ひなたの強さをしっかり見ていきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。