「Go!プリンセスプリキュア」第13話「冷たい音色・・・! 黒きプリンセス現る!」の感想です。
~ オープニング前 ~
とある日の夕方、誰かがバイオリンを奏でていました。
はるかは、その美しい音色に引かれ、その音色を奏でている主へと近付きました。バイオリンを弾いているのは、黒いドレスを着た美しき少女。
少しして、その少女は、はるかを見つめ、そのままバイオリンを弾きます。はるかは、彼女の美しさに見とれます。
今回は、オープニングの主題歌紹介部分の画像に、らんこが加わりました。
~ Aパート ~
その夜、はるかは、バイオリンを弾いていた少女がすっかり気に入ったようで、バイオリンへの興味を示しました。
はるかは、聞いてみたいと興味津々ですが、バイオリンは修理に出しているとの事。日曜には受け取れるようで、その日に一緒に行く事になりました。
そして、日曜日、はるかとみなみはバイオリン工房に足を運び、みなみが美しいバイオリンの音色を奏でました。
この工房の主人・錦戸も、みなみの演奏を絶賛します。また、彼はバイオリンの教室も開いており、みなみも彼からバイオリンを習ったそうです。
はるかは錦戸から、バイオリンが気に入っている事を言われると、オープニング前の素敵な演奏について語ります。
すると、錦戸は、刺さったのかもしれない、と言います。
「バイオリンの音色は、心を映し出す。弾んだ心で奏でれば音も弾み、曇った心で奏でれば音も曇る。そして、それは時に、聞く者の心に深く刺さる。」
そして、はるかはバイオリンを弾けるようになりたいと決心します。
ですが、バイオリンは持っていません。それでも、はるかは、今すぐは無理でもいつかは弾けるようになりたい、と前向きです。
その言葉に、錦戸は、弾きたいと思った時に弾くのが上達が早いと、工房にあるバイオリンを1つ譲ろう、と言います。
はるかは、彼の心遣いに感謝して、1つのバイオリンを選びます。選んだ理由を聞かれると、
「何だか私に呼びかけてくれているような気がして・・・。すごく、キラキラして見えたんです。」
と答えます。
そのバイオリンは、錦戸が一番最初に作ったもので、彼の夢が込められています。そんな大切なものを受け取ってもいいのか、とはるかは遠慮しますが、
「構わんよ。ここに置いておくより、君に弾いてもらった方が、きっと、そいつも喜ぶ。持ってお行き。」
と返し、はるかは喜んで受け取ります。
その後、はるかとみなみは、同じく夢ヶ浜に来ていたきららと合流して、寮に戻ります。
そして、ミス・シャムールを呼び出して、バイオリンの指導を申し出ます。シャムールは引き受けます。
また、シャムールは、カナタにもバイオリンの手ほどきをした事もあるそうです。その事実に、はるかはますますバイオリン上達への意欲が増し、レッスンが始まります。
ステージも変わります。
まずは、みなみがキレイな音色を奏でます。
続いて、きららが、心地良い音色を奏でます。少しやった事があるそうです。
そして、はるかの番を迎えます。ですが、あまりのズレっぷりに、シャムールは元のネコの姿に戻ってしまいます。という事で、基礎から特訓する事に。
しばらくして、レッスンが終わり、辺りはすっかり暗くなっていました。
はるかは、バイオリンを上手く弾く事ができず、落ち込んでいました。しかし、これまで、バレエもテニスもついていけたのだから大丈夫だと、ゆいとパフは励まします。
そんな中、またしても、あの美しい音色が聞こえてきました。はるかは、すぐに、その音色の主の元に駆けつけます。
そして、例の少女と対面。はるかは、彼女のバイオリンの腕を褒め、自分も彼女みたく上手く弾けるようになりたいと練習を始めたけど、なかなか上手くいかない、と話します。
それを聞いた彼女は、はるかにバイオリンを取らせて、手取り足取り教えます。
「目を閉じなさい。そして、心を閉ざして、弾いてご覧なさい。」
そして、弾いてみると、良い音を出す事ができました。
「バイオリンは、心を閉ざして弾くもの。気高く、尊く、麗しく。」
その後、彼女と別れます。
木陰から見ていたみなみやきららは、只者じゃないと感じ、パフは嫌な表情を浮かべます。
一方、ディスダークでは、シャットはこのままではクローズの二の舞だと焦りを感じていました。
そんな中、先程の少女が現れます。シャットは、その美しさに見とれるものの、気を取り直して、狼藉者は排除すると攻撃します。
すると、彼女は、たやすく攻撃をかき消し、ディスピアに控えるよう言います。この少女の名は「トワイライト」。
トワイライトはディスピアから、プリンセスプリキュアはどうだったか、と聞かれると、名ばかりの偽者だと答えます。しかも、「お母様」というおまけつきで。
~ Bパート ~
その後日、はるか達は、夢ヶ浜に向かっていました。
はるか達は、例の少女を気にしていました。はるかは好印象に捉えているものの、パフは怖さを感じており、みなみときららも何か引っかかるものを感じています。
少しして、はるかは、錦戸のバイオリン工房にて、バイオリンの腕前を披露します。
錦戸は、はるかの上達ぶりに感心するものの、はるからしくない音色で、自分の心には刺さらない、と言います。
その直後、
「三流のバイオリンに、三流の弾き手。所詮は、その程度ね。」
と、トワイライトの声が聞こえてきます。
はるかが振り返ると、そこにいたのはシャット。その後ろには、トワイライトがいました。みなみときららは、彼女がディスダークの仲間だと察します。
しかし、はるかはその事を気にせず、自分のバイオリンは下手だけど、錦戸のバイオリンは素敵だと言います。その言葉に、トワイライトは哀れだと返します。
何者かと聞かれたトワイライトに、シャットが代わって紹介します。ディスピアの娘にして、正当なる後継者「プリンセス・トワイライト」だと。
「プリンセスプリキュア。私は、あなた方をプリンセスとは認めません。プリンセスは、努力などでなれるものではなくてよ。身の程をわきまえなさい。」
トワイライトはそう言って、黒いキーを出します。
ですが、これはドレスアップキーではないようです。
トワイライトは、このキーをシャットの首元にある鍵穴に差し込みます。
その後、シャットには力がみなぎります。そして、錦戸を絶望の檻に閉じ込め、ゼツボーグを召還します。
はるか達3人は変身します。
そして、バトルスタート。
今までのゼツボーグと比べると、パワー、スピードが一味違います。連携で攻撃するも、押し返されてしまいます。
その後、フローラは、マーメイド、トゥインクルと分断され、トワイライトと対峙します。
「どうして・・・? バイオリンを教えてくれたのに・・・。」
「ほんの戯れよ。偽りのプリンセスは、みずぼらしいバイオリンで、拙い演奏。とても愉快だったわ。」
「あのバイオリンには、素敵な夢が詰まっている!」
「夢など、哀れな者が信じる幻。気高く、尊く、麗しく。すべてを手にした本物のプリンセスである私には不要なもの。幻にすがる偽りのプリンセス。目ざわりよ。」
トワイライトはそう言って、フローラを攻撃しようとしますが、ゼツボーグが吹き飛んできました。マーメイドとトゥインクルが助けに来ました。
「あいにく、あなた達がどんなに強くなろうと、」
「夢をバカにする人になんか、負けてられないんだよね! あたし達!」
「うん! 夢は幻なんかじゃない! だから、私達は、つよく!」
「やさしく!」
「美しく!」
『みんなで夢を守ってみせる!』
その後、ゼツボーグのビーム攻撃を、ローズトルビヨンで押し返します。
そして、モードエレガントにチェンジし、トリニティリュミエールでゼツボーグを浄化します。
シャットとトワイライトは撤退します。ですが、トワイライトは余裕を感じています。
その後、錦戸を解放し、はるかはバイオリンを演奏します。今度は、心を込めて、花をイメージしながら弾きます。
この音色に、錦戸は満足します。
「私、頑張ります! この夢の詰まったバイオリンに、私の夢を乗せて!」
一方、ディスダークでは、トワイライトが世界を絶望に染めると意気込んでいました。
「暮れない一日がないように、夕闇が空を包むように、この黒いキーと私が、世界を絶望で染めてみせますわ。」
今回は、これで終了です。
次回:「大好きのカタチ! 春野ファミリーの夢!」
ノーブル学園の「ファミリーデー」。それは、1年生の家族を学園へ招待する日です。
そのファミリーデーに、はるかの両親、そして、妹の「ももか」がはるかに会いに来ました。
しかし、ももかはずっと不機嫌なようで・・・。その理由は、何なのか?
【まとめ】
ディスダークの新幹部として、ディスピアの娘「トワイライト」が現れました。
「トワイライト」といえば、先月13日に「寝台特急トワイライトエクスプレス」の運行が終了し、多くの鉄道ファンに惜しまれましたが、もしかしたら、彼女の名前はそれを意識してつけられたのかも? Aパートラストで名前が出た時は、そんな事を考えました。
それが本当かどうかはさておき、前話感想でも述べたように、13話前後で登場した女の子の敵キャラといえば、「スプラッシュスター」では満&薫、「ドキドキ」ではレジーナがいましたが、トワイライトはレジーナに近い子だと思いますね。
とはいえ、敵意の有無だったり、レジーナは、わがままで子供っぽかったのに対し、トワイライトには、そういう雰囲気がまったく感じられない厳かな感じといった違いはありますが、それでも、「敵ボスと親子関係」「生まれながらにしてお姫様」という点は共通しており、今後のストーリーにおける重要要素になりそうな気がします。
また、トワイライトは「気高く、尊く、麗しく」というのをモットーに掲げていました。
今作のモットーである「つよく、やさしく、美しく」に引けをとらない良い響きではありますが、「尊く」と「やさしく」が決定的な違いを生み出しているように思いますね。
「尊く」というのは、「自分を」尊く感じる事なのでしょう。
トワイライトは、血筋的な意味でプリンセスに選ばれた子であり、生まれながらにしてプリンセス。となると、幼い頃から多くの人々から尊敬され続けてきたのですから、自分は尊いものだと感じるのは当たり前。ですので、この子が「気高く、尊く、麗しく」にこだわるのは、よく分かるんですよね。
まあ、多くの人々から尊敬され続けるのが当然といっても、自分を尊いものだと感じる事については、自分1人でもできる事であり、他者は必要としません。その一方で、「やさしく」というのは、誰かがいなければ、その評価を下す事はできません。
「気高く、尊く、麗しく」も「つよく、やさしく、美しく」も、素晴らしいフレーズではありますが、他者の必要性があるかどうかが大きな違いだと思いますね。そして、他者との縁の大切さが、プリキュアシリーズの大きな見所となれば、「つよく、やさしく、美しく」が今作のモットーにふさわしいのでしょう。もしかしたら、今作開始前に、どちらを今作のモットーにするか、スタッフ様達は論戦を交わしていたのかもしれませんね。
さらに、ディスピアとトワイライトが親子関係だという事は、どちらも説得できる可能性が大いに高まったと感じています。
プリキュアシリーズでは、「親子愛」を尊きものとして扱っていますので、この2人も、クローズのような消滅路線にしてしまえば、それを否定する事になりかねないでしょう。となると、ディスピアとトワイライトもどこかの回で説得できそうな気がしますね。
正体は明かされてはいないとはいえ、ディスピアは浄化路線に進む可能性が高まりましたが、しかし、早いうちに明かされなければ安心できないでしょう。
そのあたり、今後のトワイライトの登場頻度がポイントになってきそうですね。トワイライトの口から、ディスピアの事情が多く語られてほしいものです。
今回見終えて、気になる要素はさらに増えましたが、しかし、まだまだ話数は多くありますので、それらが早く明かされてほしいと変に焦り過ぎず、じっくりストーリーを楽しんでいきたいと思います。
~ オープニング前 ~
とある日の夕方、誰かがバイオリンを奏でていました。
はるかは、その美しい音色に引かれ、その音色を奏でている主へと近付きました。バイオリンを弾いているのは、黒いドレスを着た美しき少女。
少しして、その少女は、はるかを見つめ、そのままバイオリンを弾きます。はるかは、彼女の美しさに見とれます。
今回は、オープニングの主題歌紹介部分の画像に、らんこが加わりました。
前話 今回
~ Aパート ~
その夜、はるかは、バイオリンを弾いていた少女がすっかり気に入ったようで、バイオリンへの興味を示しました。
はるかのイメージ像
また、みなみはバイオリンが弾けるそうです。はるかは、聞いてみたいと興味津々ですが、バイオリンは修理に出しているとの事。日曜には受け取れるようで、その日に一緒に行く事になりました。
そして、日曜日、はるかとみなみはバイオリン工房に足を運び、みなみが美しいバイオリンの音色を奏でました。
この工房の主人・錦戸も、みなみの演奏を絶賛します。また、彼はバイオリンの教室も開いており、みなみも彼からバイオリンを習ったそうです。
はるかは錦戸から、バイオリンが気に入っている事を言われると、オープニング前の素敵な演奏について語ります。
すると、錦戸は、刺さったのかもしれない、と言います。
「バイオリンの音色は、心を映し出す。弾んだ心で奏でれば音も弾み、曇った心で奏でれば音も曇る。そして、それは時に、聞く者の心に深く刺さる。」
そして、はるかはバイオリンを弾けるようになりたいと決心します。
ですが、バイオリンは持っていません。それでも、はるかは、今すぐは無理でもいつかは弾けるようになりたい、と前向きです。
その言葉に、錦戸は、弾きたいと思った時に弾くのが上達が早いと、工房にあるバイオリンを1つ譲ろう、と言います。
はるかは、彼の心遣いに感謝して、1つのバイオリンを選びます。選んだ理由を聞かれると、
「何だか私に呼びかけてくれているような気がして・・・。すごく、キラキラして見えたんです。」
と答えます。
そのバイオリンは、錦戸が一番最初に作ったもので、彼の夢が込められています。そんな大切なものを受け取ってもいいのか、とはるかは遠慮しますが、
「構わんよ。ここに置いておくより、君に弾いてもらった方が、きっと、そいつも喜ぶ。持ってお行き。」
と返し、はるかは喜んで受け取ります。
その後、はるかとみなみは、同じく夢ヶ浜に来ていたきららと合流して、寮に戻ります。
そして、ミス・シャムールを呼び出して、バイオリンの指導を申し出ます。シャムールは引き受けます。
また、シャムールは、カナタにもバイオリンの手ほどきをした事もあるそうです。その事実に、はるかはますますバイオリン上達への意欲が増し、レッスンが始まります。
ステージも変わります。
まずは、みなみがキレイな音色を奏でます。
続いて、きららが、心地良い音色を奏でます。少しやった事があるそうです。
そして、はるかの番を迎えます。ですが、あまりのズレっぷりに、シャムールは元のネコの姿に戻ってしまいます。という事で、基礎から特訓する事に。
しばらくして、レッスンが終わり、辺りはすっかり暗くなっていました。
はるかは、バイオリンを上手く弾く事ができず、落ち込んでいました。しかし、これまで、バレエもテニスもついていけたのだから大丈夫だと、ゆいとパフは励まします。
そんな中、またしても、あの美しい音色が聞こえてきました。はるかは、すぐに、その音色の主の元に駆けつけます。
そして、例の少女と対面。はるかは、彼女のバイオリンの腕を褒め、自分も彼女みたく上手く弾けるようになりたいと練習を始めたけど、なかなか上手くいかない、と話します。
それを聞いた彼女は、はるかにバイオリンを取らせて、手取り足取り教えます。
「目を閉じなさい。そして、心を閉ざして、弾いてご覧なさい。」
そして、弾いてみると、良い音を出す事ができました。
「バイオリンは、心を閉ざして弾くもの。気高く、尊く、麗しく。」
その後、彼女と別れます。
木陰から見ていたみなみやきららは、只者じゃないと感じ、パフは嫌な表情を浮かべます。
一方、ディスダークでは、シャットはこのままではクローズの二の舞だと焦りを感じていました。
そんな中、先程の少女が現れます。シャットは、その美しさに見とれるものの、気を取り直して、狼藉者は排除すると攻撃します。
すると、彼女は、たやすく攻撃をかき消し、ディスピアに控えるよう言います。この少女の名は「トワイライト」。
トワイライトはディスピアから、プリンセスプリキュアはどうだったか、と聞かれると、名ばかりの偽者だと答えます。しかも、「お母様」というおまけつきで。
今回のアイキャッチのパフ
~ Bパート ~
その後日、はるか達は、夢ヶ浜に向かっていました。
はるか達は、例の少女を気にしていました。はるかは好印象に捉えているものの、パフは怖さを感じており、みなみときららも何か引っかかるものを感じています。
少しして、はるかは、錦戸のバイオリン工房にて、バイオリンの腕前を披露します。
錦戸は、はるかの上達ぶりに感心するものの、はるからしくない音色で、自分の心には刺さらない、と言います。
その直後、
「三流のバイオリンに、三流の弾き手。所詮は、その程度ね。」
と、トワイライトの声が聞こえてきます。
はるかが振り返ると、そこにいたのはシャット。その後ろには、トワイライトがいました。みなみときららは、彼女がディスダークの仲間だと察します。
しかし、はるかはその事を気にせず、自分のバイオリンは下手だけど、錦戸のバイオリンは素敵だと言います。その言葉に、トワイライトは哀れだと返します。
何者かと聞かれたトワイライトに、シャットが代わって紹介します。ディスピアの娘にして、正当なる後継者「プリンセス・トワイライト」だと。
「プリンセスプリキュア。私は、あなた方をプリンセスとは認めません。プリンセスは、努力などでなれるものではなくてよ。身の程をわきまえなさい。」
トワイライトはそう言って、黒いキーを出します。
ですが、これはドレスアップキーではないようです。
トワイライトは、このキーをシャットの首元にある鍵穴に差し込みます。
その後、シャットには力がみなぎります。そして、錦戸を絶望の檻に閉じ込め、ゼツボーグを召還します。
はるか達3人は変身します。
そして、バトルスタート。
今までのゼツボーグと比べると、パワー、スピードが一味違います。連携で攻撃するも、押し返されてしまいます。
その後、フローラは、マーメイド、トゥインクルと分断され、トワイライトと対峙します。
「どうして・・・? バイオリンを教えてくれたのに・・・。」
「ほんの戯れよ。偽りのプリンセスは、みずぼらしいバイオリンで、拙い演奏。とても愉快だったわ。」
「あのバイオリンには、素敵な夢が詰まっている!」
「夢など、哀れな者が信じる幻。気高く、尊く、麗しく。すべてを手にした本物のプリンセスである私には不要なもの。幻にすがる偽りのプリンセス。目ざわりよ。」
トワイライトはそう言って、フローラを攻撃しようとしますが、ゼツボーグが吹き飛んできました。マーメイドとトゥインクルが助けに来ました。
「あいにく、あなた達がどんなに強くなろうと、」
「夢をバカにする人になんか、負けてられないんだよね! あたし達!」
「うん! 夢は幻なんかじゃない! だから、私達は、つよく!」
「やさしく!」
「美しく!」
『みんなで夢を守ってみせる!』
その後、ゼツボーグのビーム攻撃を、ローズトルビヨンで押し返します。
そして、モードエレガントにチェンジし、トリニティリュミエールでゼツボーグを浄化します。
シャットとトワイライトは撤退します。ですが、トワイライトは余裕を感じています。
その後、錦戸を解放し、はるかはバイオリンを演奏します。今度は、心を込めて、花をイメージしながら弾きます。
この音色に、錦戸は満足します。
「私、頑張ります! この夢の詰まったバイオリンに、私の夢を乗せて!」
一方、ディスダークでは、トワイライトが世界を絶望に染めると意気込んでいました。
「暮れない一日がないように、夕闇が空を包むように、この黒いキーと私が、世界を絶望で染めてみせますわ。」
今回は、これで終了です。
次回:「大好きのカタチ! 春野ファミリーの夢!」
ノーブル学園の「ファミリーデー」。それは、1年生の家族を学園へ招待する日です。
そのファミリーデーに、はるかの両親、そして、妹の「ももか」がはるかに会いに来ました。
しかし、ももかはずっと不機嫌なようで・・・。その理由は、何なのか?
【まとめ】
ディスダークの新幹部として、ディスピアの娘「トワイライト」が現れました。
「トワイライト」といえば、先月13日に「寝台特急トワイライトエクスプレス」の運行が終了し、多くの鉄道ファンに惜しまれましたが、もしかしたら、彼女の名前はそれを意識してつけられたのかも? Aパートラストで名前が出た時は、そんな事を考えました。
それが本当かどうかはさておき、前話感想でも述べたように、13話前後で登場した女の子の敵キャラといえば、「スプラッシュスター」では満&薫、「ドキドキ」ではレジーナがいましたが、トワイライトはレジーナに近い子だと思いますね。
とはいえ、敵意の有無だったり、レジーナは、わがままで子供っぽかったのに対し、トワイライトには、そういう雰囲気がまったく感じられない厳かな感じといった違いはありますが、それでも、「敵ボスと親子関係」「生まれながらにしてお姫様」という点は共通しており、今後のストーリーにおける重要要素になりそうな気がします。
また、トワイライトは「気高く、尊く、麗しく」というのをモットーに掲げていました。
今作のモットーである「つよく、やさしく、美しく」に引けをとらない良い響きではありますが、「尊く」と「やさしく」が決定的な違いを生み出しているように思いますね。
「尊く」というのは、「自分を」尊く感じる事なのでしょう。
トワイライトは、血筋的な意味でプリンセスに選ばれた子であり、生まれながらにしてプリンセス。となると、幼い頃から多くの人々から尊敬され続けてきたのですから、自分は尊いものだと感じるのは当たり前。ですので、この子が「気高く、尊く、麗しく」にこだわるのは、よく分かるんですよね。
まあ、多くの人々から尊敬され続けるのが当然といっても、自分を尊いものだと感じる事については、自分1人でもできる事であり、他者は必要としません。その一方で、「やさしく」というのは、誰かがいなければ、その評価を下す事はできません。
「気高く、尊く、麗しく」も「つよく、やさしく、美しく」も、素晴らしいフレーズではありますが、他者の必要性があるかどうかが大きな違いだと思いますね。そして、他者との縁の大切さが、プリキュアシリーズの大きな見所となれば、「つよく、やさしく、美しく」が今作のモットーにふさわしいのでしょう。もしかしたら、今作開始前に、どちらを今作のモットーにするか、スタッフ様達は論戦を交わしていたのかもしれませんね。
さらに、ディスピアとトワイライトが親子関係だという事は、どちらも説得できる可能性が大いに高まったと感じています。
プリキュアシリーズでは、「親子愛」を尊きものとして扱っていますので、この2人も、クローズのような消滅路線にしてしまえば、それを否定する事になりかねないでしょう。となると、ディスピアとトワイライトもどこかの回で説得できそうな気がしますね。
正体は明かされてはいないとはいえ、ディスピアは浄化路線に進む可能性が高まりましたが、しかし、早いうちに明かされなければ安心できないでしょう。
そのあたり、今後のトワイライトの登場頻度がポイントになってきそうですね。トワイライトの口から、ディスピアの事情が多く語られてほしいものです。
今回見終えて、気になる要素はさらに増えましたが、しかし、まだまだ話数は多くありますので、それらが早く明かされてほしいと変に焦り過ぎず、じっくりストーリーを楽しんでいきたいと思います。
クローズも散る直前は大幅に強くなっていてプリキュアに善戦していたが今回シャットが召喚したゼツボーグもトワイライトが持つ黒いキーによってドーピングされていて前作の終盤に登場した赤いサイアークに近い感じでプリキュア側もトリニティリュミエールは既に前作のイノセントプリフィケーションに匹敵する火力を持っていて今作は敵味方ともステータスのインフレが進んでいるようです。
さて、今回から登場したトワイライトはディスピアの娘とおっしゃいましたがこの若さでクローズのように殉職するのは可哀そうで浄化、和解路線へと進展して欲しいものです。容姿から見るとロックはトワイライトの弟のようにも見え、こちらもクローズのように散るのは酷いと思い、和解して欲しい人物の1人です。
一方、クローズは元々怪物のようでディスピアも任務失敗続きで処刑の方向で検討していたので最後まで死力を尽くして散っていったのは(任務失敗のまま帰り処刑されるよりも)良い流れだったのでは・・・と思っています。
まだずいぶん先のことになりそうですがトワイライトが浄化され和解が成立するとプリキュアに転生しフローラ達と共闘するようになりその名は「キュアトワイライト」になりそうな予感もあります(敵から転生したプリキュアは過去作にも例があるようです)。
現状のトワイライトはシャットなどのサポート役をしていますが本人もゼツボーグを召喚するのか、また浄化されたあとは黒いキーがドレスアップキーに変化するのか、また前作のようにディスピアの奥に真の黒幕が存在するのか、今回気になることがずいぶん増えましたが今後も1話ずつ展開を見ていきたいです。
今回もコメント、ありがとうございます!
>(トワイライトは)この若さでクローズのように殉職するのは可哀そうで浄化、和解路線へと進展して欲しいものです
そうなる可能性はかなり高いでしょう。
ただ、ディスピアと親子関係となると、そう簡単に和解とはいかないでしょうね。親子の絆は、ものすごく強いものですし。
例えば、ディスピアが何か深い悲しみを抱えていて、それをはるか達が救うとなれば、トワイライトが味方になる可能性は大いにあるでしょう。まあ、そうなるには、はるか達がさらに強くなる必要があるでしょうけど。ディスピアの正体が早く明かされるかどうかが、和解に近付くポイントになるでしょうね。
>ロックはトワイライトの弟のようにも見え、こちらもクローズのように散るのは酷いと思い、和解して欲しい人物の1人です
ロックは、ディスダーク三銃士の1人である事を考えると、トワイライトの弟とは考えにくいかも。ディスピアと親子関係だったら、三銃士にはしないでしょう。
そもそも、ロックはディスピアよりも謎が深いように思え、もしかしたらコイツが黒幕なのかも、と思ってたりもしています。ディスピアの正体が明かされても、ロックは謎を保ってそうで、不気味に感じるところがありますね。
>トワイライトが浄化され和解が成立するとプリキュアに転生しフローラ達と共闘するようになりその名は「キュアトワイライト」になりそうな予感もあります
「キュアトワイライト」という名前は、良い響きだと思いますが、もしプリキュアになれたとしても、元の名前がそのままプリキュア名に使われる事はないんじゃないかと。
とはいえ、トワイライトがプリキュアになる可能性は高そうですね。トワイライトに期待するものは色々ありますが、まずは、ここ数話でどう動いてくるかに注目したいです。
パフは逸早く気付いてましたし、以前に霧生満+霧生薫+レジーナとNPC3人も見て来たからすぐに敵だと気付きました。
今では敵と知らずにレッスンを受けたとは言え春野はるかのバイオリンは嘘の様に上達してますが、この時は騒音凶器でしたからね。
バイオリンはプロフェッショナルが引けば聖歌隊のコーラスとなっても平成天才バカボンのパパの様な音痴が弾くと奈良県平群町のあんなに怒鳴り声を出しても喉を傷めずパトカーにも動揺しない強靭さを持ち出所した騒音婆こと河原美代子に匹敵する80デシヘルの騒音凶器となりますからね。
現在のみなみんときららとトワの仲間3人ならチート級の能力を持つ文武両道だからエレガントでこの時もゆいちゃんも魅了出来ますが、はるかだけは極度の下手糞でしたからね。
確か、満&薫が敵だと気付いたのは初登場から2か月くらい経った後かと。
それに、はるかのバイオリンが下手なのは、初心者ですし仕方のない事でしょう。騒音が起こったような表現をしたのは、ただの過剰演出かと。
あれから上達を重ね、キュアスカーレット誕生に一役買ったとなれば、感動するところだと思いますね。