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Go!プリンセスプリキュア 第47話感想

2016年01月11日 | Go!プリンセスプリキュア
 「Go!プリンセスプリキュア」第47話「花のように・・・! つよくやさしく美しく!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 はるかの出したお茶をいただくみなみ達と妖精達。全員、美味しい味だと絶賛し、はるかは喜びます。
 
 以前、ミス・シャムールのティーレッスンで合格をもらったものの、それ以後もレッスンを欠かしていませんでした。
「今年もプリンセス目指して、前進あるのみ!」
 はるかがそう意気込んだ直後、外は雪が降っており、はるかは急いで外に出ました。それは、ある花が芽を出していたから。
 この花の名は「スノードロップ」。花言葉は「希望」。


~ Aパート ~
 一方、ディスダークでは、花の城を復活させればホープキングダムが復活する状況に追い込まれているものの、ディスピアには焦りがありません。

 その頃、はるか達はカナタから、花の城の様子がおかしいのですぐに来てほしいと言われました。ゆいを残して、はるか達は花の城に向かいます。
 城に着くと、はるかは、「プリンセス」と呼びかける青い鳥を目にします。
 この鳥は、「花のプリンセス」に出てくる鳥に似ています。はるかは、その鳥の後を追い掛け、花の城の中に入りました。

 すると、そこには、綺麗な風景が広がっていました。
 
 しかも、はるかは、ドレスアップした姿になっていました。
 すぐに、はるかを「花のプリンセス」と呼ぶ声が。声の主は、王子様。
「私が、花のプリンセス?」
「そうですとも。ようやく辿り着いたのですよ。王子様の元へ。」
 その後、はるかは、王子様の導きにより、城に着き、王子様とダンスしたり、豪華な食事をいただいたりなど、プリンセスとしての生活を堪能しました。
 

 

 

 

 そんな中、ティータイムを迎え、はるかはお茶を入れようとします。
 しかし、王子様は、ヤケドしたら大変だと、はるかの手を払います。はるかは、レッスンしたから大丈夫だと言うものの、プリンセスにはレッスンは必要ないと、王子様は返します。
 そう言われたはるかは疑問を感じます。ですが、王子様が差し出したクッキーをいただくと、はるかは笑顔になりました。

 その頃、みなみ達は、花の城に入ろうとしていましたが、入れません。そんな中、ディスピアの声が聞こえてきました。
 フローラは夢を叶え、みなみ達の事を忘れて、自ら望んだ幸せの中に堕ち、そこから脱け出す事はない、とディスピアは言います。
 そして、メツボーグと、ストップ&フリーズが現れました。


~ Bパート ~
 一方、はるかは、王子様と一緒に、沢山の花が咲いているお花畑に来ました。
 あまりの素敵な光景に、はるかは感動します。
「どんなに花が美しくても、あなたの美しさにはかないません。」
「そ、そんな事・・・。」
 
 その直後、はるかは、ここに来た記念に花の種を蒔いていいかどうかを王子様に聞き、王子様は承認します。
 はるかは、青い鳥から種を取り、蒔こうとしますが、種が勝手に動き、瞬時に花が咲きました。
 この事態に、はるかは違和感を感じます。
「どうして・・・?」
「え?」
「どうして、すぐに花は咲くの?」
「なぜ、そんな事を? 花が咲いたのだから、それでいいでしょ? 種はすぐに花を咲かせ、永遠に枯れない。ここは、幸せあふれる国なのだから。」
「幸せあふれる?」
「そうですとも。ここに、素敵なパーティー、美味しいお茶に、枯れる事のない花畑。これ以上、何を望むのです? すべて、あなたの望んだ夢の世界なのですよ。」
「私が望んだ・・・?」
 
「花は・・・、こんな風に咲いた・・・? 違う・・・。これは、花なんかじゃない・・・。」
「綺麗に咲くから美しいんじゃない・・・。花が美しいのは、土に根を張り、太陽の光で芽を伸ばし、寒さに耐え、葉を広げ、そうやって、いつか美しく花を咲かせようと頑張るから。自分の力で精いっぱい努力して・・・。」

 
 その直後、周りの風景が朽ちていきました。
「何が不満なのです? あなたの夢はプリンセスになる事でしょ?」
「私の夢・・・。」
「プリンセスになって幸せに暮らす。それが、あなたの夢。夢が叶ったのですよ?」
「違う! 私の夢は、こんなプリンセスじゃない! 何の努力もしないで叶う夢なんて、夢じゃない!」
 
 その直後、周りの風景がブラックアウト。このお花畑や王子様は、すべて幻でした。
 さらに、この青い鳥の正体は、クローズ。ディスピアの作戦は失敗に終わり、クローズは直々に、はるかの夢を潰そうとします。
 はるかは、変身します。

 その後、フローラとクローズは花の城の外で、1対1で戦います。そんな中、マーメイド、トゥインクル、スカーレット、カナタは、メツボーグに動きを封じられます。
「あのまま幸せに暮らしていれば良かったのに。」
「あんな世界、ちっとも幸せじゃない! やれる事は、自分でやりたい! そのためにレッスンだってやってきた! それがきっと私の夢に、本当のプリンセスに繋がっているから!」
「お前の夢って何だ? 本当のプリンセスって何だ? キーが全部揃ってるのに、グランプリンセスにもなれてねえ。どうすればなれる? いつなれる!?」
 そう言われたフローラは、何も返せません。
「そうだ。お前の夢なんて、本当は、どこにもない。終わりのない夢を、お前は追い続けてるんだ!」
 そして、クローズは、フローラを投げ飛ばます。そこから、追撃してきましたが、フローラは抑えました。
「終わりがない・・・。そう・・・、私の夢に、終わりなんてないんだ。私の夢は、大地に咲く花のように、つよく、やさしく、美しくある事。たとえどんな苦しみや悲しみの中にあっても、ずっとずっといつまでも、つよく、やさしく、美しくあり続ける存在。それが、私のなりたいプリンセス!」
 そして、フローラはサクラキーをプリンセスパレスに差し込み、「サクラトルビュランス」を放ち、メツボーグは弱体化。そこをグランプランタンで浄化しました。
 
 クローズ達が撤退後、フローラのドレスアップキーが光り、プリンセスパレスに差し込むと、花の城が輝きを取り戻しました。
 そして、虹も出現。4つの虹が出現した事で、ディスピアの城は消滅しました。
「つよく、やさしく、美しくあり続ける、ね。」
「何事も自分の力で成し遂げていく。それが、プリンセスへの道。」
「あたし達がやってきたレッスンも、そのためだったのかも。」
 
「エクセレント! もう教える事は何もないわ。ユー達、とても素敵なプリンセスになったわね。」
 あとは、絶望の扉を開けて、ホープキングダムの国民を解放するだけ。しかし、そんな時、ディスピアの声が聞こえてきました。
 ディスピアは、ホープキングダムは返すが、絶望は止められない、と言います。そのディスピアは、ノーブル学園上空にいました。

 今回は、これで終了です。


 今回のエンディングの個別部分は、フローラパート。自分のなりたいプリンセス像を主張したのですから、当然ですよね。


次回:「迫る絶望・・・! 絶体絶命のプリンセス!
 ディスピアがノーブル学園にやって来ました。生徒達をディスピアの魔の手から守るために、はるか達はプリキュアに変身して戦います。
 プリキュア達は、学園の生徒達を守る事できるのか!?


 次回予告直後には、次回作&オールスターズ映画の告知がありましたが、ここで述べると少々長くなりますので、最後に記述します。


【まとめ】
 はるかを花のプリンセスと仕立てて、永遠に幸せの世界に閉じ込めるという、ディスピアの罠をはるかは打ち破り、花の城の輝きを取り戻す事ができました。

 さて、今回のテーマは「夢は、努力して叶えるもの」でしょう。
 とはいえ、人は、努力して生きるよりも、楽に生きたいと考えるものです。それだけに、何の努力もせず、夢を叶えられれば幸せでしょうし、かなり魅力的な事でしょう。

 だけど、それが真の幸せかといえば、そうではないのでしょうね。
 基本的に、「幸せ」というのは、いつまでも長続きしないものです。何の努力もせずに夢を叶えて、その世界で幸せを感じたとしても、飽きを感じる時が来ます。
 そうなった時に、何の努力もしていなければ、その後何をすればいいのか分からず、前に進めなくなるでしょう。だけど、努力をしていれば、努力を乗り越えた上での幸せを知っているから、また頑張って幸せを掴もうと前に進めるものです。
 だからこそ、楽に生きたいと思ってはいても、努力は大切なのでしょう。特に、「夢」を叶える事については尚更でしょうね。

 また、「夢は、終わりのないもの」というのも、今回のテーマだったと思います。
 先程も述べたように、夢を叶えて幸せになったとしても、その幸せは長続きしないもので、大抵、新たな幸せ、すなわち、夢を求めようとします。オリンピックで金メダルを取った選手が、次のオリンピックでも金メダルを取ろうと意気込むのは、その一例でしょう。
 人生の様々な局面で夢の内容は変わっても、生きている限りは夢は持ち続けるものであり、夢に終わりはないのだと思います。だからこそ、31話にもあったように、「夢は誰にでも持てる宝物」なのだと思いますね。

 さて、次回から、プリキュア達とディスダークの最終決戦が始まると思われ、敵幹部との戦いはこれまで以上に過熱する事でしょう。
 しかし、ノーブル学園が戦いの舞台となれば、生徒達の動向も気になるところ。公式ホームページの次回予告によれば、はるか達がプリキュアである事が生徒達に知られるようで、その時に生徒達がどう動くのか、楽しみですね。
 さらに、シャットも予告に出ているだけに、何かしらの見せ場があると期待したいもの。残り3話、すべてのキャラの熱い戦い様に注目したいと思います。


 さて、ここからは、後回しにした、次回作&オールスターズ映画の告知について述べます。
 まずは、来月7日(日)から始まる次回作について。次回作のタイトルは、「魔法つかいプリキュア!」。
 こちらは「キュアミラクル」。変身前の名前は「朝日奈 みらい」。次回作の主人公です。

 こちらは「キュアマジカル」。変身前の名前は「リコ」。

 公式ホームページをご覧になられた方は、既にご存知かと思いますが、この2人の変身スタイルは4つあり、今回出たのは、「ダイヤスタイル」というものです。次回以降も告知動画があると思いますが、次回作が始まるまで全スタイル出るのか、楽しみですね。

 続いて、オールスターズ映画の告知。
 次のオールスターズ映画で、プリキュア映画20作品目!

 次回作のプリキュア2人も出ます!

 「スマイル」のラスボス・ピエーロが復活!?

 劇場版「プリキュア5」のダークドリームっぽく見えますね。

 モデルは馬なんでしょうけど、劇場版「スマイル」の牛魔王っぽく見えます。

 見えにくいと思いますが、真ん中上部(フローラの少し上)に、「ニューステージ」シリーズのオリジナルプリキュア・キュアエコーがいます。これは、エコーも次の映画に出てくるのかも!?
 タイトルは「映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う奇跡の魔法!」。「デラックス」3作と同じように、プリキュア全員が戦うシーンを長く映すっぽい?
 上映開始日は3月19日(土)。もちろん、私も見に行きます! その5日前には、私の年齢が1つ上がりますが、気にしません!(笑)
 1週間前に上映開始となるプリパラ映画と合わせて、しっかり楽しみたいと思います!
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