jazzy『札幌自然館』

自然、登山、山野草&JAZZ

手稲山からの眺望(1)

2023年04月04日 | ▲登山

2023/4/3 手稲山

 サッポロテイネスキー場の冬山営業が4/2で終了したことから、早速、スキー場コース利用させていただき頂上まで。安近短コースですが、朝はアイスバーンのためとても危険です。

 なお、サッポロテイネでは、4月以降もハイランドゾーンにて春スキーの特別営業があり、土・日・祝日のみの営業。予定では5/7までのようですが、コースコンデションによっては、予定より早く終了します。

 この日は8時頃出発、女子大回転コースがアイスバーンのためアイゼン要、滑落した場合止まらないので、ナチュラルコースも利用し、下山時に女子大回転コースを歩かせていただきました。8時の段階では車は3台、歩いているうちに女子大回転コースの最大斜度部分を回避して、ナチュラルコースに入ったところで2人を抜いてしまい、頂上までは一人だけの登山となりました。

 下山時はスライド者多数で、山スキーと登山者で賑わっていました。
 
 頂上近くまで歩いて気が付いたのですが、この日は石狩平野の半分に雲海が広がっていました。下山時には殆どの雲海が太陽の光で消えていきました。

 眺望のよい日は、札幌近郊の山々だけではなく、大雪山系、増毛山地、日高山脈も見通せることから最高の展望台です!

増毛山地

夕張岳・芦別岳

樺戸三山

トムラウシ山

大雪山系~旭岳

十勝岳連峰

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エゾエンゴサクもそろそろ開花へ

2023年03月28日 | ▲登山

2023/3/28 三角山~大倉山~奥三角山

 脚の調子は、ほぼ復活と言って良さそう♪
それにしても、新型コロナ感染者数が明らかな増加傾向とは、気分の良いものではない。

ハンノキの花粉症もありマスク着用して登山してます。

 昨年は3月には三角山はヒグマ騒動で登山禁止となっていたが、今年は藻岩山が騒々しい。

今年は雪解けが早く、気温も5月なみに上昇してることからヒグマの活動はこれから活発になることでしょう。

 さて、雪解けが早く進んだ割には、三角山付近の山野草は例年通り開花を迎えそうだ。

エゾエンゴサクは4月には三角山でも立派な姿を見せてくれそう。

エゾエンゴサクそろそろですよ!

福寿草は三角山のあちらこちらに

ネコヤナギ膨らんできました

エゾトリカブトでしょうか?

手稲山は春山好機

札幌近郊の山々も春めいてきた

奥三角山頂上から見た砥石山

空沼岳

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リハビリ登山

2023年03月16日 | ▲登山

2023/3/15 札幌市・三角山

 どーも1月下旬から登山後に左足が重く痛みを感じるようになり、2月に入ると左膝付近に集中した。

その後良くなったり悪化したりを繰り返し、湿布を使用して一週間で痛みは無くなった。

 12~1月はトレランなみにスピードを上げて歩いていたこともあり、年齢相応の登山に切り替えねばだめかな。。。

 直ぐに登山は無理かと、歩行訓練で痛みも無くなったことから約5週間ぶりに三角山の福寿草を目当てに頂上まで。

ゆっくり歩いたこともあって幸い痛みも無く下山して普通に生活している。
徐々に手稲山や砥石山にも出かけようと思う。


出迎えてくれたエゾリン

南向き斜面で姿を現した福寿草、昼頃なら開くことでしょう。

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スキーはまだだよ~

2022年11月06日 | ▲登山

2022/11/6 手稲山女子大回転コース他

 気が付いてみれば初冬の手稲山。早朝は女子大回転コースは凍結してとても滑る。
10/18が初冠雪が観測されてみたものの、融けたり降ったりを繰り返し根雪にならない。

 サッポロテイネスキー場のオープン予定は、11/19とアナウンスされているものの向こう1週間は纏まった雪は望めないようだ。昨年は11/18までスキー場コースから歩いているので、今年も暫く登山で楽しめそうな気配だ!

手稲山の紅葉は山麓のカラマツを残して終了

 

 

 

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山の紅葉は最悪だが、今後は低山に期待・・・

2022年10月16日 | ▲登山

2022.10.9 手稲山

  今年の紅葉はどの山も遅くなかなか色付かない。
先日登った手稲山の上部は自宅から見ていると紅葉は無く、黒く変色しているかのようだ。

この日、羊蹄山の初冠雪の見学に頂上まで歩いてみた。
どう見ても山全体が色付いていない。紅葉が止まり、枯れた葉も多い。近年最悪の紅葉だ!

中腹から山麓まではこれからの紅葉に期待してこの日は引き返した。

頂上台地のダケカンバは紅葉せず散り始めていた

頂上直下の紅葉は既に終わったが、いつもは周辺が紅葉のピークだが??

 

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初冠雪の知らせが続く

2022年10月07日 | ▲登山

2022/10/7 藻岩山より

 久しぶりにブログでもと、パソコンに向かった。
8-9月近郊の山々にいつものように登ってますがコロナ禍により遠征は控えてました。

 10/5 大雪山系から初冠雪の知らせが、旭岳、黒岳そして利尻山、羊蹄山からも。
翌日には斜里岳、岩手山、岩木山。

 本日は昨日まで断続的な雨が止み、朝だけ晴れるとの予報。
早速、朝から藻岩山からの展望に期待して頂上へ。

 札幌近郊の山々は、手稲山や中山峠で降雪が確認されているようですが、初冠雪は観測されてないようです。数日前まで真夏のような気温が続いたが、本日の札幌の朝の気温は4℃!

幸い頂上からは遠く大雪山まで展望が広がった! 昼には予報通り曇り。。。。


旭岳・表大雪は真っ白です。

十勝岳連峰(中央)、トムラウシ山(左)も真っ白!

暑寒別岳も冠雪した模様

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真夏の手稲山(1023m)

2022年08月01日 | ▲登山

2022/7/30 手稲山(ナチュラルコース、女子大回転コース 他)

 この日の札幌市手稲区の最高気温は、32℃まで上昇したようだ。
朝から気温も高く、8時にロープウェイ終点の駐車場に到着した時には、気温24℃を表示していた。
最初はいつものように女子大回転コースを直登したものの、直射日光が突き刺さり、樹林帯の中の登山コースへ逃げ込んだ。

こんな日は、山野草を撮影しながらゆっくり歩くのも良いものだ。

帰路、女子大回転コースから下山してみたものの、例年よりもヤナギランが極端に少なく、咲き揃っていない! 7月中旬から続いた曇天の影響だろうか?? これから咲くものもあるのか、いささか不明である。

ナチュラルコースに多く見られるコイチヤクソウ

コバノイチヤクソウと思われる個体

満開になった中腹のエゾアジサイ

ヤマハハコ

まるで絶滅寸前のようなヤナギランの群落

 

 

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夏の藻岩山2連発

2022年07月23日 | ▲登山

2022/7/21-22 藻岩山・慈啓会病院コース

 イマイチの天候が続き、天気予報も信頼度が低い不安定な7月。
7/22は晴れの予報に誘われ、早朝から藻岩山へ、しかし、頂上までガス!
湿度100%の夏山登山は、熱中症一歩手前の不快感漂う。暑さ訓練のための登山でもあるが、大量の汗のため体重は2キロ減。苦笑
 途中、モイワシャジンに似たホタルブクロと藻岩山では初めて見かける背の高いエゾクガイソウを尻目にガスのため写真撮影を諦める。

 翌日、満開のエゾアジサイも撮影したく、再び同コースを歩くことにした。

 7-8月は札幌近郊の低山・藻岩山などを歩くことは少ないため、ホタルブクロはモイワシャジンだと思い込んでいた。2日目によくよく観察してみるとモイワシャジンが咲く岩場と殆ど生息域が一致していることにも気付いた。藻岩山からすればホタルブクロは外来種も同然。
一方、エゾクガイソウは北海道とサハリンに咲く山野草で札幌近郊で見かけることは殆どない。この他に頂上では、ヒロハヒルガオもみつかり、夏の藻岩山も退屈しないものだ。

 頂上付近に現れたクマゲラは2メートルの距離まで接近しても逃げることなく、その後も小生の跡を追いかけるようにつきまとい、実に人慣れした感じで、天然記念物に指定されている藻岩山は自然の宝庫だと感じる。

エゾアジサイ

エゾクガイソウ

ヒロハヒルガオ

ホタルブクロ

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爆風の十勝岳

2022年07月10日 | ▲登山

2022/7/8 十勝岳(2077m)

登山口7:10→途中休憩5分→9:40頂上9:50→途中休憩5分→11:35

 富良野岳の高山植物の前に、先日再訪した十勝岳連峰の主峰・十勝岳をアップしました。

 この日は富良野盆地は快晴にも拘らず、十勝岳連峰には強風と雲が漂っていました。
またしても縦走は取りやめ、十勝岳をピストンすることにしました。実は十勝岳の単独登山は20数年ぶり、いつもは縦走の通過点か下山時の復路でした。新鮮な気分で標高差1150mを一気に登ってきました。
人気の百名山だけに平日にも拘らず駐車場は満車。

望岳台から十勝岳を望む

美瑛岳(左)と十勝岳(右)

登山口にはイワブクロが多い

エゾイソツツジの庭園

マルバシモツケ

エゾノツガザクラ

シラタマノキ

避難小屋から望岳台と富良野盆地を望む

 すり鉢火口が近づくにつれて、風速15m近い爆風となり、途中で引き返す登山者と次々にすれ違う。吹き下ろす逆風のため前に進むにつれ体力が低下し、ハードな登山となりました。

すり鉢火口

メアカンキンバイ


やがて、途中で追い抜いた登山者約20名が、頂上直下の最後の急登を一団で登ってくる頃には小生は頂上に到着。この頃には少し強風が弱まり始めましたが、頂上からの稜線は引き続き爆風で視界はほぼゼロ。 10分足らず撤退。

 なお、こちらにアップした写真は下山時のものを逆に並べてます。登山時は爆風と雨のため撮影してません。

 十勝岳は若い火山のため高山植物は登山口からすり鉢火口付近まで見られ、富良野岳登山口付近と似てます。20年前に比べたらその数は明らかに増えています。
皮肉なことに頂上は、2時間後に晴れ始め姿を見せました。

この時だけ上空の青空が望めた~♪

 

 

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富良野岳・登山口の高山植物(1)

2022年07月09日 | ▲登山

2022/7/4 十勝岳連峰・富良野岳(1912m)

登山口7:25→途中休憩10分→9:30頂上9:45→途中休憩10分→11:30登山口

 当初の計画はオプタテシケ山ピストンか富良野岳→三峰山→上富良野岳縦走を計画していた。午後から雷雨の可能性があるとの予報が出され、最近の不安定な天気からも無理は禁物、富良野岳まで歩いた段階で判断することにして歩き出した。

この日縦走予定だった三峰山(右奥)とカミホロカメットク山(左奥)

 この日の天候は、雲の動きはとても不気味で不安定であった。一瞬、富良野岳頂上部を望む事が出来るポイントもあるが殆どは雲の中、十勝岳は一度も姿を現すことはなかった。

 随分慌ただしく歩いているような登山タイムではあるが、いつ雨が降り出しても良いように高山植物の姿を写真に収めながらマイペースで歩き続けた。早いものでキバナシャクナゲは花期を終え、イワウメ、ミネズオウの最期を見届ける事が出来た。

 登山口周辺では、マイヅルソウ、ノビネチドリ、ウコンウツギ、ゴゼンタチバナ、ウラジロナナカマド、アカモノ、カラフトイソツツジ、マルバツモツケ、エゾノツガザクラ、エゾイチゲ、サンカヨウ等々。つづく

登山ポスト周辺に咲くマイヅルソウ

ノビネチドリが出迎え

ウコンウツギ

ウラジロナナカマドと左・三段山

登山道沿いに良く見かけるゴゼンタチバナ

アカモノ

奥に進めるとカラフトイソツツジ、マルバツモツケが目立つ

エゾノツガザクラ

 

 

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