そんなこんなで。

30代ケースワーカーにして博士大学院生(来年の春から)のそれからと、これから。

強靭でありたいとさ

2016-09-01 23:34:07 | 日記



夏の暑さの可愛げにようやく気が付けるようになってきました。
日々多方面に追われて、全力で逃げています。


児童福祉分野で働き始めてもう5年近く経ちます。
今までだったら

児童虐待なんて!
子どもに暴力振うなんて!という考えぐらいにしか思ってなかったけど

実際にいろんな福祉的課題を抱える家族、子どもとかかわる中で
どんな理由にせよ、暴力、子どもを傷つけることはあってはならないけど

そりゃ、そんな態度だったらお母さん殴るよ?暴言も吐きたくなるよ?

と頭をよぎる日もあります。
そんな子どもへの支援の難しさを日々実感しています。


そんな中で一番つらいのは
子ども以外の大人の要因で、
子どもがそれまでの生活をすることができなくなってしまう子どもと関わること。
本当に、辛い。

前者との子どもかかわりは、正直忍耐の部分もあるのですが
後者は自分の無力さ、何もできなささ
そして自分を精一杯押し殺している子どもへ感情移入しすぎて辛くなってしまいます。

まさに、今その状態。

何もできなくて、
「頑張るんで、ちゃんと大人に甘えるんで」
そんなことできればとっくにしているのに
そんな月並みなことしか言えず
本当に情けない。
本当に。

だけど
不謹慎ではあるけれど
そんな家庭環境を目の当たりにしているからこそ
第一養育者の母親がいなくなった自分が
こうして勉強しながら働くことができているのは
当時、かかわってくれた大人のおかげだったんだな
と実感する日々です。

ちゃんと返していかないといけないですね、
してもらったことは。

きちんと返していける人間になれるよう
大学院に入ったのだから、もっと頑張らないとだめですね。
そうだそうだ。
完結した!