輪廻の沼 3

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アジングファイトクラブ20090712

2009年07月12日 22時27分46秒 | ソルト アジング

早速、レオン先生のネタを試そうとアジの貯蓄場へ移動。ここのアジはいつも調査対象になっている。よーし!7グラムのキャロをフルキャスト!と思ったら

速攻 根がかり

しかも、PEごと切れて自作キャロが回収不能の事態になってしまう(涙)。どうしようかと思ったが、取りあえず、中通しのオモリがあったので、キャロリグを装着する。抜きアタリの感触を掴もうといつもスローリトリーブやカーブフォールを捨てる。

そうすると少しずつだが、見えてきた。アジの『抜けアタリ』というものが。


先ず、スプリットショットでの操作と違い。流動式となるキャロライナは、竿先に緩いスラッグ作りながらラインを送ってやるとジグヘッドが後へ、スーと後方移動する。スラッグを作りすぎるとジグヘッドのバランスが崩れてダメなんだろうけど。一定のテンションをかけつつもツーッと戻すように竿を送り込むとジグヘッドの後方移動やワームの停止アクションが加わるのである。


この時、アジがワームを吸い込もうとすれば、口の中に押し込んでいく動作が混じる。この手のアタリは非常に微細で、アジ特有のガツン!ブルブルではなく!ラインを送りこんでいくと、ラインが停止したり、フルフルとした感触であったり、まったくの無音のようなアタリであったり。

で、竿をその状態からツーとラインテンションをかけていくとブルブルブルという魚のリズムが聞こえてくるのである。この日の展開は、スローリトリーブでは最初の2キャストで一魚だけだったが、このやり方に変えてから目を見張るようにヒット率が伸びたのだ。また自作ジグヘッドだったので、これで何尾もキャッチできたというのは素直に嬉しい。

アジ
当初のネタが使えないとはいえ、この日最大は25センチで、平均で24センチ代が20尾とサイズアップしている『抜けアタリ』をとらえ切れるか否かがいかに重要なのかも分かってきた。メインにしていたキャロヘッドの大遠投ネタは不発に終ったが、次は7グラムを筆頭に5グラム、3グラムの重量シンカーをメインに使っていこうと思う。

抜けアタリをイメージできたのは大きいし、恒例の腹裂きだ。さーこの時期、アジは何を食べているのだろうか?
プランクトン?

なんと緑色のプランクトンっぽい奴ばかりだったのだ。ここで一つ、仮説ができた。アジは漁港に滞在している間は、釣れないサビキのマキエで養殖が出来ていたが梅雨になり、誰も漁港に立ち寄らなくなった。それゆえに3日~4日以上の放置プレイが続く。当然、アジは海の恒常性の法則にしたがって、天然素材を食べる。小魚やイソメ、エビなどである。が、これも面白い事に今回は、そのエサですらなくなっていた。この時期の漁港であれば、小魚などがプカプカと浮かんでいるものだがそれすらもなくなっていたのだ。

恐らく、一晩でイワシ一匹を消化してしまう消化力があるため、小魚は食べつくしたものと思われる。しかも、イソメもそうそう起こるものでない。サビキも撒かれない。慢性的なエサ不足に陥り、出口構造が複雑な港だからそうそう沖にも行けない。空腹でアジが食べたのは、植物プランクトンだった。

これは衝撃だった。それともう一つは、これを食べている時のアタリだ。確実に抜けアタリに対し、わずかなラインを送り込む作業をしないとフッキングには至らないのだ。アタリなんてものはかすかで、ラインが止まったり、アタリそのものがラインに出なかったり、フワっと浮いたりと色々。

で、植物プランクトンばかり食べているからいつもより引き味もなく、食べても脂がのってもいなかった。しかし、驚いたのはそれだけではない。なんと、ここのアジはこの時期に抱卵している個体が、10匹中2匹もいたのである。この間、釣った小魚を追い掛け回していたアジでは起こり得なかった。50匹釣っても抱卵している個体は0匹であったにも関わらず。植物プランクトンを食べている時には何と2匹も抱卵していたのである。

これで、またかなりアジの子食い説が有力化している傾向にある。自分の釣っている場所が特殊なところなのか、地域差なのかは分からないけど。今後も、あらゆる面で調査の対象となり決着が見えてこない展開に、いつも首を捻ってしまうのであったw。

あ、それと梅雨だけど、沖防付近をエギで探ったら、丁度たこ焼を作ってみたいと思っていたところに良いネタが入りましたw。

タコ
おしまい

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