輪廻の沼 3

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アジング解剖

2010年07月31日 10時58分46秒 | ソルト アジング

久しぶりにアジを解剖しようと思い、そそくさと20センチ以下の豆アジをゲットン。さて、今日は久しぶりの解剖をしていこうと思う。と言っても、今回は体表観察がほとんどだけど。


アジの頭部


魚の頭を見ていると、なんだかカクカク感がする。ガンダムっぽい感じといえばいいんだろうか?哺乳類の場合、流線型を描いているのに対して、こと魚になると直線に近いと言えばいいんだろうか?


魚には表情の差が余り必要がなかったのかもしれない。既に死んでいるので、瞳孔は開いてしまったが、瞳孔の開き具合からして、かなりの接写と∞遠を持つ事が分かる。つまり、より遠くのものまで見ることができるといえばいいんだろうか?


写真から下顎の方が上顎よりも長い事が分かる。この下顎の周りには味覚、触圧覚に至るまで発達しており人間でいう「」のような役割をもつ。もし、アジング用のハードルアーを作るのであれば、今後は下顎の存在を忘れてはならないだろう。

つまりジグヘッドもある意味、下顎が先に鉛に触れたり、固めのワームに触れたりすれば途端に異物とみなし「吐き出し反射」が起こるだろう。嘔吐中枢は、脳幹にありアジは特にここが発達しているらしいので、あの神のような吐き出し反射速度はこうして生まれている。

口
ワーム=エサと確信があるとき、ワーム=エサ?と確信が持てない時。アジは下顎でワームの触感を感じるか否かは、スレているか否かに直結してくる。ワームのテールをつつく行為を目にするが、もしかすると下顎でワームの触感を学習してる可能性もある。

いずれにせよ、ワーム開発で今後、重要になってくるのは触感だろう。より各ベイトにあう触感を生み出して欲しいものだ。

腹

アジの腹は、光学をもとに作られており、下から見上げるように撮影した場合。美しい反射光を描いている。これは光に溶け込む仕掛けなんだろうが・・・。

背中

逆に背中は、光を吸収できるようにどす黒くなっている。

尾

尾は力強い引きを生み出す原動力になっている。ゼイゴには靭帯としての機能があり、必要以上に尾が曲がらないようにしている。これにより、エネルギーを使う事なくブレーキ作用が生み出せるのだ。

ゼイゴに対する疑問・・・
ゼイゴに対する謎は未だに多い。なぜ、腹部に来ると、ゼイゴは直線をやめて背中の筋肉に沿うように張っているのか?未だにゼイゴについては謎が謎を呼んでいる。

胸鰭
胸ビレ
アジの胸ビレの役割は、水平バランスのキープだろう。よくこの魚を足元付近まで寄せるとバランスを保とうと胸ビレを広げる事がある。胸ビレを広げる事で、飛行機のような安定性が生まれるのだろう。

しかし、尾によりダッシュをするようになると途端に胸ビレは閉じるのである。これが飛行機と違うところ、どちらかと言えばロケットやミサイルに近い。余計な羽をなくすことで全速力で泳ぐ事が出来るのである。全ての魚に言える事だが、胸ビレがあれば飛行機→尾だけで進めばロケットになる構造を持っているのである。

アジ
エラ
アジのエラは合計で4つ(左右2つづつ)からなる。それぞれ1次、2次と分かれており、エラを一つ一つ取ってみてみると「」のような形に似ている事が分かる。そのため、一つ一つのエラを鰓弓(さいきゅう)という。

心臓
心臓からの肺動脈(静脈血)で酸素交換されるのが2次鰓弓である。また、エラと食堂は組織として繋がっており、この周りに塩分濃度を調節する細胞が分散している。浸透圧を一定に保つ工夫である。

※2chで俺を知ってるとか言ってるカスへ
俺はお前を知らんぞ。兄ちゃんって呼ばれるほど若いかも分からん。微妙な年代や。

口
近々、この解剖をベースにアジング解剖のDBの続きをかかねば・・・。顕微鏡がほしいなw。

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