輪廻の沼 3

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リスキーなアジング

2009年11月22日 01時29分29秒 | ソルト アジング

雨。そして気温低下。=アジングチャンス

もはや、自分の中では常識になりつつある。

アジング20091122

ギャンブルめいたアジングプランを立てている。

昼間の釣行は時として、とんでもない発見をもたらしてくれる事がある。

回遊魚狙いで、地合いを逃して、漁港を離れ一人サーフへ。夏でなければ人が立ち寄らないところなのか、ガラガラだった。サーフの先端に断崖絶壁の岩々が続く。人を寄せ付けけない気配満々だ。断崖絶壁の先がどうなっているのか?船からでないと分からないような場所だ。

左の路地に山がある。夜間なら間違いなく避けてしまうような陰々とした山である。昼間でも来るものを拒絶するような獣道ルートがある。ふと、自分の中のある直感から、その獣道らしき山道を登る。「富士の樹海」か?と思わせるような雰囲気が山の中に立ち込める。並の人間なら引き返すであろう雰囲気である。霧のようなものがもやもやと行く手を遮るようだ。

山道とも壁とも言える、道なき道を登る。茂みをかき分け、木をまたぎ、枝をへし折り、サスケのごとく木から木へとつな渡る。ふと木の葉の隙間から見慣れた青の光が漏れている。「まさか!?」 ・・・やさしい光だ。

下りる。山をそこから急斜面がごとく下りる。

そこは今まで多くの釣り人を寄せ付けて来れなかった真のシークレットポイントだった。


2009

マザコンIと一緒に行ったシークレットポイント、通称「硫黄島」のソレを遥かに越えた絶景が広がっていた。しかも、その場所は、昔、親父から連れていってもらったオフショアからの40センチ以上のアジを仕留めたポイントと鼻の先ほど近く。「まさか、ここに繋がっているとは・・・」というのが率直な感想。

しかも山々に守られてか、ほぼ無風に近いのである。流石に海からの風には耐えられないのだろうが、実は山の裏もほぼ海で風は向こう側の海から吹く事がほとんどなので、ほぼ守られているのである。

また複雑な地形になっているのか。山と山の間に出来ているためなのか、谷のたように深くえぐれ、中心の色違いな海は間違いなく昼でなければ視野において水深を測る事など不可能な状況であった。そして深いのである。中心部が深いのだ。

ゴロタ石。磯。サーフ。そして山からの小さな川が流れ混む。潮溜まり。それでもって、中心の深い場所。他の釣り人が来れないような場所。

んが、リスキーなのだ。この山の中に入るという行為が危険なのである。しかも、途中にはお化け屋敷のような廃屋が木に包まれているようにあり、人の手があったものの、何らかの理由で手放され、今では全く手に付けられないような場所なのである。

マザコンIよ。デカイ魚を釣る時が来たるようだ。

んが、今の装備では間違いなく不可能。

特に問題なのが帰りである。実は、山からシークレットポイントに向かう途中の斜面は急すぎてとてもじゃないが昼なら視野が広いため、なかばフリークライミング状態で昇っていけたが、夜だとマジで、マリオ以上。

人間たるものは、道具を使えてナンボ。でなければ猿だ。道具こそ人間たる所以。しかし、こんな場所に出くわすとは。危険とワクワク感が俺の脳と心臓を行ったり来たりするような感覚だ。


取り合えず、上の写真は漁港での釣果です。

途中でメバル釣りになるも、ロープの間に突っ込まれ、ラインブレイクし性根つきたというより、あの場所が気になって「やる気が起きなかった」。

確かに漁港の釣りは安全である。

他の連中と比べて、アジングの腕は、頭一つ抜けている自信がある。水面を見れば、何をし、何をやるべきか。全て分かる。今日はMキャロを使うべきか、それともアジキャロか、スプリットか、2段か、ダートアクションか、スローリトリーブか、ドリフトか、フォールメソッドか、竿サビキアクションの日か。

全てが見えなければ、釣果はついてこない。これがエギングを超えるとされるアジングのゲーム性である。

そして、それは過去記事を見れば分かって頂けるだろう。

アジングの魅力はそれだけではない。要は、デカアジをとれる。連釣できるというメリットがある。んが、だからこそ。

漁港選びの選択が辛くなる現状がある事もまた、事実なのである。

どういう事かと言えば、漁港=サビキやコマセエサ師との対決

この負の勝負は切っても切れない縁であるが、時にはガルプを、時に遠投したり色々したもんだが、果たしてそれで良いのだろうか?

ガルプに逃げたり、遠投に走ったりするのは、強(あなが)ち間違いではない。

しかし、サイズが犠牲になる可能性があるのである。これも冬という状況ならでは。

サイズと数を両方手中にできるのがアジングのメリットである。

今日も漁港の釣果は22センチから始まり、幸先よかったが、俺がアジを釣ったと同時にエサ釣りジーさんがそそくさと俺の目の前に現れと眼と鼻先で釣り始めた、案の定、コマセ投入。結果、ジーさんと俺のサイズは均一化してしまったのである。ジーさんも俺も同じサイズしか釣れないのだ。それも豆クラス。

これはエサもルアーも経験してきた人間なら分かる事だが、要はコマセを食うサイズ生エサを食うサイズとがあるんだが、冬では、生エササイズを狙うとコマセを使用する事はできないのである。

なぜか?確かにコマセで極小アジを寄せれる。この極小アジがコマセと共にコマセの周囲にある生エサまで食べ始めるのである。結果、そこから生エサがなくなり、大きなアジはフィールド移動を開始するのだ。

なぜ分かるのか?それは実際に、潮が澄み切った時にそういう状況に出くわしたからである。再現性もある。

このサイズと数が伸びない関係が分かっていないと、結果、場所の開拓を余儀なくされる。

数もサイズも手に入れれる場所を探す旅が始まるのである

出来れば、回遊魚を狙え、移動が多くなる秋のうちに済ませておきたかった。切っても切れない自分だけの場所探し。秘密のアトリエとも呼ぶべきもの。

それに手放せなかった。冒険と言う名の好奇心

近い内とは言いません。恐らく、幾分先になるでしょう。懐中電灯、ロープ、クライミング技術も身につけなければいけない。だが、その先にはメバルアジヒラスズキアオリイカ、ect。全てを手中にできるであろう幻の磯が存在していたのだ。

さて皆さんは、そういう場所を何個持っているだろうか?

話は変わるけど、2チャンのアジング板に、アジングが下手だからエサ(サビキ)釣りで釣ったアジをわざわざジグヘッドに装着し直す人間がいるらしいwwww。おそらく、そのブログの管理人が、このブログを荒らしたり、2チャンでのサビキ厨ではないかと個人的に推測している。さてさて、具体的な犯人像の特定をば・・・

先ず、そういう人間は、どうだーと言わんばかりの釣果を見せびらしたがります。それもアジだけでなく多魚種にわたってです。アジングの釣果であれば、ほとんどがアジだけのはずです。これはアジングをしている人なら分かるんではないでしょうか?

アジングの外道って何だと思いますか?個人的に思いつくものを書いてみましょう。

シーバス:稀にありますが、アジはシーバスを嫌う(っていうか食べられるので)余りバッティングしません。アジングをしていて、シーバスに追い込まれたアジがサークルを作り、飛び跳ねたところを捕食されたのは見た事があります。しかし、そういう場所ではなかなかアジングは連釣する事が難しい場所でもあります。アオリイカはアジからその姿が確認し辛く、アジングとエギングが両立するのはそのためです。ただしシーバスがいる場合などは、シーバスを釣ると途端に側にいたアジがいなくなったりします。やっぱ、存在感デカイっすよ。

チヌ:アジングのジグヘッドでチヌを釣る?先ず無理。閂に刺さらなければいけないのに、チヌの上顎フッキングw?ハハ。はてチタン製の刃先のアジング用のジグヘッドなんてあったかしらw?先ず不可能と言わざるおえない。

メバル:アジングをしていて、メバルが釣れる事はよくあるっていうか常習犯。アジングがメバリングになったり、メバリングがアジングになったり訳分からんようになるのは春先なら当たり前。場所で意外に切り分けられるんだけど、レンジを少し深めにしたところメバルになったといった具合で釣れます。

キス:こいつもあります。表層のアジングしかした事が無い人には分からないかもしれませんが、少しレンジを深くしたり、底のズル引きや、ボトムのストップアンドゴーはアジも好むアクションですが、キスも好みます。=キスも釣れます。で、サイズはジグヘッドを飲み込むオチョボ口なので20アップ確定です。

ヒラメ:豆アジクラスが釣れるようになる場所だとなぜかボトムでコイツが釣れたりします。結構、良いサイズだったりする。スプリットでも良いけど、オススメはテキサスリグです。

アジングの外道しては、メバル>キス>ヒラメ(タチウオ)>シーバス>チヌと思えます。タチウオは地域性があると思えます。

アジングで一番、無いのはチヌです。さて、アジングをしているとうたいながらチヌを一緒に釣っているブログは何個あるのかなwww?チニングをしているならまだしも、アジングの外道でチヌ釣れましたみたいな事をほざいてたのを見つけてしまった瞬間、

「コイツか~wwww。」と思ってしまった。

となれば、仕掛けは簡単なこと。一箇所にサビキ釣りで釣って、一方でチヌ釣りを開始、それでもってシーバスを明暗の影でシーバスフィッシングを開始すれば、全て出来上がる。で、そういうブログを幾分見た事がある。ポイントに恵まれているので、恐らく船渡しの釣果をいつも見せびらかしたい人間なのだろう。ハッキリ言って場違いだ。

なので、そういうブログほど技術的なお話はあまりしていないはずだ。

広島コミュニケーションpart4 "&"

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