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持つべきナイフの本数について

2021-05-29 15:48:05 | 日記
考えたのは以下の通りである。


ペインティングナイフの特徴は以下のものがあります。


・金属製(錆びるものが多い),偶に異素材。プラスチック製(粘土兼用)やシリコン製(料理兼用)など。

・平たい形のものや特徴的な形のものが多く、筆やローラーやシリコンウェッジ、スキージー、布よりも細かい形や特徴的な形で盛り上げたり掘り出したりタッチをつけたりなどが出来る。

・持ち手は木製か木製にニスや塗料などで塗装したものが多い。




ペインティングナイフには知っているだけでも以下の種類がある。

・正三角形
・二等辺三角形
・ひし形
・長方形
・台形
・カッターの刃の形
・面取りした(角が丸い)長方形
・円形(コンクリートモルタルを運ぶものに似ているものもある)
・雫型 
・葉っぱ形
・桑の様な形(二俣)
・桑のような形(三股)
・桑の様な形(4股)

・キャンバススクレーパー
・ペインティングナイフ(絵の具を混ぜる専用)

(・皮スキ…パレット掃除用)

それらに大・中・小の大きさが異なって居るものが販売されているものが多い。

ROMのペインティングナイフが変わった形をしたものが多いと思いました。

世界堂のサイトhttps://webshop.sekaido.co.jp/product?parent_category_sm=%E7%AD%86%E3%83%BB%E5%88%B7%E6%AF%9B%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%95%E9%A1%9E&child_category_sm=%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%95%E9%A1%9E
を見たところ、

ターレンスが21種類
ホルベインが22種類
世界堂が18種類

ペインティングナイフを販売していた。

他のメーカーのものを合わせると更に上回る数の種類のナイフが存在しているだろう。


だから、

全部集めなくて良いです。

というか、

全部集められないです。


仮に沢山集めたとしても、お金が掛かるし荷物が嵩張ってナイフを持ち運ぶのが大変です。(ナイフを袋やプラスチックケースに入れると袋やケースに傷が付いたり袋が破れたりケースの破損の原因になったりする。)


だから、自分の制作に合ったナイフだけを持っておけば良いと思います。


ナイフの使い方には以下のものがあると思います。

・絵の具を伸ばす
→平たく面積が広いナイフが向く。

・絵の具を盛る
→頑丈で絵の具を支えられるナイフが向く

・絵の具を削る
→尖っている形のナイフが向く

・絵の具を剥がす
→ 尖っている形もしくは平たい形のナイフが向く

・キャンバスにタッチを乗せる
→形を持っているナイフ、面積の広いナイフが向く

・絵の具にタッチを刻む
→尖っている形のナイフが向く

・絵の具を刻む、穴を空ける
→尖っている形や平たい形のナイフが向く

・絵の具に傷を付ける
→尖っている形や平たい形のナイフが向く


ナイフの中には重複した特徴を持つものも多くあり、同じ特徴を持つものは自分の使いやすさや制作の目的にあったものを使うのが良いと思いました。


大学の古美術研究研修にヴェネツィアに行ったときにZECCHIとGUCHIで縦40cm×横4cm程のナイフが売っていて購入しました。

日本に帰ってからの使用感としては、
均一に絵の具を伸ばして塗るのならばシリコンウェッジやスキージーの方が小回りが効く上に絵の具の重さに押し返されたりしないので塗りやすいと思いました。
特徴的なタッチを載せたいならばナイフの方で作れると思いました。

今回買ったサイズのナイフだと、F2は超えていないと使いにくいだろうし、f50などの大作向きだと思いました。


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