2021.03.24 ソウタ小学校卒業

ソウタ、小学校卒業おめでとう。
社会情勢がめまぐるしく変わる中、無事に卒業を迎えることができました。
暖かく見守り、支えてくださった皆様、ありがとうございました。

今朝、少し早く起きてこの写真を見直していると、最後に通学路を一緒に歩きたくなり、ゴミ捨てを口実に並んで出かけた。ぽつり、ぽつりとたわいもない話をし、分かれ道で「いってらっしゃい」と送り出し、小さくなったランドセルを少し長めに見送った。
道を歩くことすらおぼつかなかったソウタが、ずいぶんと逞しくなったなと少しさびしい気持ちで家のドアを開けたとき、後ろから駆け足の音が聞こえ「体温調査用忘れた！」と猛ダッシュで帰宅。そうか、上の写真を混んでいたはずの廊下で撮れたのは教室に帽子を忘れて取りにもどっていたからだった。



それにしても大きくなった。
そして、中学受験をやり遂げたソウタは僕とは全く違った道を歩き出し、想像もつかない明日が待っている。まだ僕に父親としてできることはあるだろうか？

文集によると将来の夢は「IT企業の社長になってビッグになる」らしい。

この文章を書く前にNHKのプロフェッショナル、サンドウィッチマン特集をソウタと見た。
自分のしたいこと、なりたい自分に向かってどん底でも足掻くことの大事さ、そして、その努力がいつしか人のためにと変わったときに、さらに大きな喜びとなること。そんな事を話した。

最後にサンドウィッチマン富澤さんが、プロフェッショナルとは？の問いに
「変態」
と言ってくれた。

そうか、僕にはまだソウタに見せられる背中がある。