歌う狸ブログ

街角狸マニアがあらゆるマニアについて歌う「マニアソングス」誕生秘話

たぬき島通信 8月号

2020-08-29 15:39:42 | たぬき島通信
毎月恒例どうぶつの森日記たぬき島通信のお時間がやってまいりました!今月は新展開ありますよ〜!

祝タヌキーランド開業!

先月は誰もいない暗い画面を載せていましたが、ついにタヌキーランドにお客様がいらっしゃいました。記念すべき初の来園者はこの方!


なんとTANUSURF CAPをかぶってのご来園でした。浴衣にCAPも似合いますね!「狸がサーフィンしたっていいじゃない!」でおなじみTANUSURFブランドのCAPですね。(詳しくはこちらをご参照ください。)現実のTANUSURF CAPは丁度在庫切れしているのですが、9月26日、27日に開催されるマニアフェスタオンラインに向けて新色も投入していきたいと思っていますので乞うご期待です。



やはりコツコツ作った狸兵馬俑と楽器コーナーは人気でしたね。




夕方になっても続々と来園者がいらっしゃいます。(シャッターチャンスを逃して全部微妙な距離感の写真になっていますが、きっと楽しんで頂けたはず…)



狸と囲碁が出来るコーナーも密かな人気です。物言わぬ狸がどんな一手を繰り出してくるのか!



涼しげな浴衣でお越しのお客様はタヌキーランド併設の狸温泉にご案内です。


遊び疲れたらビーチで一休み。8月は毎週日曜日に花火大会が開催されていましたね。現実にはこんなに沢山の方が遊びに来ることも、一緒に花火を見ることも出来ませんが、たぬき島でお会いしましょう。

夢番地というのがアップデートされたのを知りませんでしたが、ベッドで眠ると夢の中で他の人の島に行けるんですね。たぬき島も夢番地を設定しましたので、よろしければお越しください。

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気になる路上園芸学会の経歴プロフ!年収は?結婚してる?

2020-08-20 21:47:00 | マニアソングス
こんにちは、街角狸マニアのむらたぬきです。
今回は様々なメディアへの寄稿やトークイベント出演などで大活躍中の路上園芸学会こと村田あやこさんについて調べていきたいと思います!

(ネットでよく見かける、本人に全く取材せず勝手にプロフィールをまとめる記事のパロディです。)

村田あやこ(路上園芸学会)のプロフィールや経歴



路上園芸学会こと村田あやこさんは福岡生まれ、大学で地理学を学び、なんやかんやあって現在に至っているようです。今回、路上園芸学会さんの経歴をまとめた年表を入手したので見ていきたいと思います。というか、細かい経歴は別のページにまとまっていましたので本当に興味のある方はこちらを見てください。



この年表によると2009年に植物期が到来したとありますが、大学生時代には自分の自転車にフェイクのツタを巻き付けて目印にしたりして、すでに植物要素はあったようです。(地方の大学だったので学生全員が自転車に乗っており、盗まれたりすることも多かったのですが、ツタが絡まりまくった路上園芸学会さんの自転車だけは一度も盗難されなかったそうです。)

気になる年収は?結婚はしてる?

そんな路上園芸学会さんですが、現在はフリーライターとして様々な媒体に記事を寄稿したり、マニアフェスタ主催の会社別視点のお手伝いをしているようです。その他にも講演会やSABOTENSとしてのグッズ販売などで収入を得ているようですが、年収は一体いくらぐらいなんでしょう?知っている方がいたら教えて欲しいですね!

(路上園芸学会さんも寄稿している「街角図鑑」大好評発売中です。)

色々調べてみたところご結婚はされているようです。お相手は街角狸マニアの方だそうでご夫婦でマニア活動をされているんですね!頼りになる旦那さんがいて羨ましかぎりです。


(写真:最初に見た狸プランター)

2010年に当時住んでいた家の近くに信楽狸が埋まったプランターを見つけ、旦那さんは狸の方に興味を持ち、路上園芸学会さんはプランターの方に興味を持ってお互いにマニア活動をスタートさせたそうです。活動を始めるにあたり路上園芸学会という架空の学会を名乗り始めたのですが、赤瀬川原平さんの路上観察学会を連想させる名前なので恐れ多いことです。初期の頃は旦那さんが副会長扱いで参加されていたのですが、自身の狸活動が忙しくなったのと、学会なのに一人という方が面白い、という理由で脱退したそうです。つまり現在は路上園芸学会=村田あやこということになっていて会員は募集していないそうです。

2015年にワンコインタロット占いをやってもらったことがきっかけで路上園芸学会活動がだんだん軌道に乗って行ったそうですが(こちらの記事参照)、そこに至るまでの低迷期にバンド活動と路上園芸学会活動を抱き合わせにしていた時期がありました。特に東京スカイツリーのお膝元、押上で開催した「くらやみ植物フェス」は一番ごちゃ混ぜ感が強いイベントでした。参加者が押上の裏路地を街歩きして路上園芸を観察、会場に集まって成果発表した後、4組ぐらいの出演者が出演するアコースティック音楽フェスという流れでしたが、なぜか電気を使わない無電力でやるということになってしまい、真っ暗な会場で出演者も参加者も全く見えない状態でライブをやりました。あれは今から考えても迷走していたなと思います。それ以来出来るだけコンセプトをシンプルに、ごちゃ混ぜにしないように気をつけています。あ、気をつけているそうです。

そんな迷走期に作られた路上園芸学会のテーマソングがありましたのでご紹介させて頂きます。路上園芸あるあるが随所に散りばめられた名曲ではないでしょうか。路上園芸学会さんの今後のさらなる活躍に期待したいですね!

(下のリンクの三角ボタンを押すと曲が再生されます。この曲も収録されているCD「マニアソングス」はマルシェルで発売中です。歌詞の下のバナーからご覧ください。)


路上園芸学会歌
作詞作曲:むらたぬき

路上路上路上園芸!

道路とお家の間の小さな隙間
そこは私の庭 ジャパニーズガーデン
駐車場の隅のわずかな隙間
ホントは庭じゃないけどグレーゾーン

室外機の上にアロエを置いて
カネノナルキに貝殻のせて

路上路上路上園芸!

美容院の前はお花畑
おしゃべりなマダムはベテランフローリスト
ラーメン屋の前は盆栽天国
頑固なご主人実は小粋なガーデナー

コンテナがわりの発泡スチロール
7人の小人と狸も忘れずに

路上路上路上園芸!
路上路上路上園芸!



給水塔の歌"Top of the Water Tower"から見えたもの

2020-08-17 18:43:14 | マニアソングス Vol.2
みなさまお盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。私はひたすら曲を作っておりました。9月26日、27日に開催されるマニアフェスタオンラインに向けてCDアルバム「マニアソングス Vol.2」をリリースする為です。このブログで散々ご紹介している通り、マニアの世界観を表現したオリジナル曲「マニアソングス」を細々と作って来ましたが、結構新曲が増えてきたので10曲たまったらCDを作ろうと密かに思っていました。そうこうしているうちにマニアフェスタオンラインの日程が発表されたのです。(主に)マニアフェスタで知り合ったマニアの方のことを歌ったアルバムなのでリリースするタイミングはマニアフェスタをおいて他にありません。ということで、いきなり締め切りが約一ヶ月後になってしまい、急いで残りの曲作りを始めたという訳です。(もちろん自費製作ですので出来る限り製作費を抑える為、CDのプレスは発注から納品まで大体3週間ぐらいかかってしまい、この休み中に曲が出来ていないとほぼアウトという状況に追い込まれました。)

そんな突如訪れた極限状態で作った曲が"Top of the Water Tower"です。早速お聴き頂けたら幸いです。(下のリンクの三角ボタンを押すと曲が再生されます。)


はい。イントロの3音ぐらいでもうお分かりだと思いますが、カーペンターズの"Top of the World"が元ネタですね。日本給水党党首 UCさんこと給水塔マニアの小山さんが給水塔の頭頂部だけを投稿するマニアックなインスタグラムをやっていて、アカウント名が@top_of_water_towerなのですが、前々からどこかで聴いたことがある名前だなと思っていたのです。(青空をバックに整然と並ぶ給水塔頭頂部はめちゃくちゃ綺麗なのでこちらのリンクから是非ご覧ください。)小山さんは給水塔の中でも団地にある給水塔の写真を撮り集めていらっしゃるのですが、日本全国を回って蒐集された給水塔データをまとめた本「団地の給水塔大図鑑」を刊行されています。

 
600箇所を超える団地を訪れて撮影した給水塔を分類した超労作で、写真に添えられたデータやキャプションを見るだけでも楽しい一冊ですが、やはり給水塔の巨大建造物としての独特な存在感や、個々の形状の特徴、そして老朽化でいずれ解体され失われていくという運命、その記録として大変貴重な書籍だと思います。

今回オマージュ(というかほとんどカバー)したカーペンターズや数曲前にやったビーチボーイズは古典でありながら今でも耳にする名曲ですが、意外に音楽をやっている人でもあまりにもスタンダード曲過ぎて実際に演奏したことのある人は少ないかもしれません。その名曲のエッセンスを吸収して再現するというのは、ものすごく勉強になりますし単純にめちゃくちゃ楽しいです。そして作詞は毎回マニアの方の研究成果や、対象物に込められた悲哀を限られた文字数で置き換えていく作業となりますが、これはジャズソング的アプローチに近いものがあります。(ある意味替え歌ですし。)そんな濃厚な要素が凝縮されたマニアソングスを是非ニヤニヤしながらお楽しみ頂けたらと思います。休みの間中ずっと暑い部屋に閉じこもって一人でマニアソングを録っているのですから、いつか「あいつはマニアソングマニアだな」と言ってもらえるようになりたいものです。

(1枚目のアルバム「マニアソングス」はマルシェルで販売しております。歌詞の下のバナーからご覧ください。)


Top of the water tower
作詞作曲:むらたぬき

ボックスのシルエット
壁面には団地名
高さを利用して水を届けるよ
君の街にもあるはずさ

徳利のプロポーション
魅力的な造形美
くびれの場所はよくみりゃ個性的
お気に入りを探しに行こう

I’m on the top of the water tower
団地の中にそびえる謎の塔
いつか役目を終えるその日まで
どうか見下ろして給水塔

円盤のスタイリング
美しい塗装色
ペンキの中に滲んだ錆は
刻まれた歴史の証

むき出しのそのフォルム
よく見える貯水タンク
無骨な見た目の大胆さ
細部に宿るこだわりよ

空想都市間を鉄道は走るのか?新曲『空想都市のミステリートレイン 』完成しました

2020-08-10 21:35:17 | マニアソングス Vol.2
世界的な片手袋研究家であり蕎麦がき理論家でもある石井公二さんとの曲作り第二段『空想都市のミステリートレイン 』が完成しました。ベースは安定の路上園芸学会さん、そしてスペシャルゲストとして電気風呂マニアのけんちんさんにトランペットを吹いてもらいました。それでは早速お聴きください。(リンクの三角ボタンを押すと曲が再生されます。)


前回の曲『超ひま理論』は緊急事態宣言下で作っていて、ぽっかりと時間に歪みが生じたかのような今まで経験したことのない日常を歌った歌でした。(詳しくはこちらの記事をご参照ください。)あれから3ヶ月しか経っていないのに、今聴くとものすごく懐かしい感情が湧き上がってきます。こういうのをエモいと言うのでしょうか。とにかくあの時期にしか作れなかった空気感をパッキング出来た曲だったのです。

あの引きこもり期間から少し時間が経ち、久しぶりに街に出かけたとき、街の中にあるあまりの情報量に驚きました。私たちのような街歩き系(フィールドワークがメインの)マニアが初めて対象物に出会った時に感じた新鮮な驚きを歌詞に込めたいというのが今回の曲のテーマでした。歌詞に出てくる中村(なごむる)と多奈崎というのは空想地図マニアが作っている架空の都市名ですが、気軽にGO TOしていいのかダメなのかよくわからない状態になっている現実世界に対するアンチテーゼとして、図らずも今の空気感を表現できたかもしれません。

石井さんから第二段の素案トラックが送られてきたのは前回の曲が完成して2週間も経たない頃でした。もはや「トラックは僕らの交換日記」になっていますので、曲を作るにあたってはまずトラックを共有するところから始まるのです。緊急事態宣言は解除されたとはいえ、まだまだ集まってレコーディングすることは難しいので、今回もGarageBandというアプリでトラックを共有してリモートで作曲するスタイルで進めていきました。

歌詞は石井さんの好きなエルヴィス・プレスリーの「ミステリートレイン」から着想を得て書き始めました。空想都市の地名を入れたら面白そうというのは石井さんのアイデアだったと思います。歌詞は大体私が1番とブリッジぐらいを歯抜けの状態で送って、石井さんが穴埋めして完成するのですが、毎回ちゃんとオチがつくというか、話として完結させてくれるのがすごいです。一人で曲を作るときは3番を考えるのが一番難しくて挫折を繰り返していますが、パートナーがいるというのは素晴らしいことですね。(「いい線いってる夜」考案の線柳が合間に入っているのもツボに入りました。)曲を通じてベタにハモリコーラスをしていますが、石井さんが空想世界の登場人物、私が現実世界の人間という設定になっています。

曲調はやはりエルヴィスのミステリートレインを参考にしつつ(石井さんの最初のイメージはもう少しファンクっぽい感じだったみたいですが)、私はブリッジ部分のコード進行を考えているうちにどうしてもAllman Brothers Bandが憑依してしまい、前々からやってみたかったサザンロック特有のギターハモリを再現してみました。アウトロはトランペットのけんちんさんも含めてビートルズのThe Endばりにソロバトルをしています。

会いたい人に自由に会うこともままならない昨今ですが、空想都市やトラックの中でなら密に交流できることが今回も証明されました。この交換日記スタイルには無限の可能性を感じます。

そういえばこのユニットには今までバンド名がなかったのですが、「ザ・ゴールデングローブ&ベラ」に決まりました。ゴールデンは狸の金○、グローブは当然片手袋、そして路上園芸の代表植物アロエのアロエベラからとって繋げたんですね。(ベラには「真実」という意味があるそうですよ!)という訳でザ・ゴールデングローブ&ベラの次回作も是非お楽しみに!



オリジナルジャズソング『月を眺めましょう』について

2020-08-01 22:40:45 | 自己紹介
マニアブログフェスタにも参加されているマニアの人たちの世界観を歌ったアルバム「マニアソングス」の曲解説をやろうということで記事を書いてきました。順番的に次は路上園芸学会について歌った『路上園芸学会歌』の解説になりますが、書き出すと長くなりそうなので次回の予告としておきます。(年表を作って馴れ初めから書き出すのか、意外とさらっと書けるのかまだ方向性が定まりません。)

村田食堂の新曲『月を眺めましょう』

このところバンド活動は全然出来ていませんが、過去に作った曲を録音したり、録音した曲の再ミキシングをひたすらやっていて、私がやっている村田食堂というバンドの為に作った新曲をデモ用に録音してみました。およそ100年前の女性が歌う恋の歌という設定です。早速お聴き頂きたいと思います。(下の埋め込みの三角ボタンを押すと再生されます。)


着想と解説

何度か書いていますが、村田食堂というバンドはジャズソングという、ジャズに日本語の歌詞を当てて歌う戦前に流行ったジャンルの曲をこよなく愛するバンドです。古き良きジャズのメロディーやリズムが心地よいのはもちろんですが、英語を一度日本語に置き換える訳詞によってもたらされる世界観が素晴らしいと思っています。さらに言うと、戦前の曲が多いので、訳された日本語が現代の言い回しや感覚と違っている、という二重のずれを味わうことが出来るのが魅力です。例えば1928年に作られた"Get Out and Get Under the Moon"は『月光値千金』という訳でエノケンやディック・ミネに歌われ大ヒットした、ジャズソングを代表する曲ですが、まず「値千金」という言葉自体今ではプロ野球中継ぐらいでしか聞かない言葉ですし、「楽しき思いを我に寄せる」という言い回しはどんなに頑張っても今の我々には出てきません。ジャズソングの女王と呼ばれる川畑文子さんのレコードを蓄音器で再生したバージョンがありましたのでお聴きください。


一方、エノケンバージョンは全く月が出てこない訳詞ですが、相手を誘って外に出るという原曲のエッセンスを元にイメージを膨らませた歌詞になっています。歌う人のイメージに合わせて変わる訳の幅みたいなものも非常に面白いです。


そうなると訳詞ではなくても当時の人の感覚が滲んでくるような歌はもうジャズソングと言ってもいいかもしれません。例えばこちらの『泣かせて頂戴』は上に書いた川畑文子さんが歌ったヒット曲ですが、女だから泣くみたいな超ストレートな歌詞は現代ではちょっと考えられません。この歌詞の現代的な意味での良し悪しはさておき、この曲は当時の女性の立場という背景があるからこそ生まれた曲なのだと思います。(カメラの性能のせいか顔が全く見えませんが、以前ライブで演奏した動画がありましたので下に貼り付けておきます。)


そんなジャズソングの精神を引き継いだ名曲が上々颱風の『メトロに乗って浅草へ』です。古き良き浅草の風景がその時代の人の言葉として登場してきます。日本初の地下鉄が開業したのが1927年のことだそうで、当時の人にとってメトロに乗って浅草へ行くことがどれほど心躍る体験だったのかを想像すると本当にウキウキしてしまいます。上々颱風といえば狸好きとしては平成狸合戦ぽんぽこのエンディング曲『いつでも誰かが』が真っ先に出てきますが、リーダーの紅龍さんが作る楽曲は心を掴んで離さない名曲ばかりです。東京のライブハウスでライブ活動をしている紅龍さんと対バンさせて頂いて、アンコールで共演させてもらったり、出番前に一緒にラーメンを食べたりしたのは私の音楽活動の中でも数少ない自慢話です。


こうして種明かしをしてしまうと分かりやすすぎるオマージュですが、もはや過去のものになってしまったジャズソングに対する憧れを詰め込んだ、新しいジャズソングが出来たと思います。早くバンドメンバーで集まってお披露目出来る日を楽しみに待ちたいと思います。


月を眺めましょう
作詞作曲:むらたぬき

あなたにもらった恋文の返事も書けずにいるうちに
胸の振り子は早鐘に打たれて壊れたの

いっそメトロになんか乗らないで
今夜の月が綺麗だねと
そっと私を連れ出して
月を眺めましょう

甘い煙草の煙など本当は好きでもないけれど
あなたの隣にいるうちに心に染み付いた

いっそジャズなんか聴かないで
今夜の月が綺麗だねと
そっと私を連れ出して
月を眺めましょう

アイラブユーなど言われても
あなたの気持ち見えなくて
淡く輝くお月様二人で眺めていたい

いっそメトロになんか乗らないで
今夜の月が綺麗だねと
そっと私を連れ出して
月を眺めましょう

いっそジャズなんか聴かないで
今夜の月が綺麗だねと
そっと私を連れ出して
月を眺めましょう