今回のライブの最後を飾るのは、R&Bの女王ローリン・ヒル。しかし、レコード会社から楽曲の使用禁止を受けたため、ローリンの解決案で7年ぶりにザ・フージーズを再結成。フージーズの再結成に路上に集まった人々から大きな歓声が沸き起こる。ローリンは、大ヒットナンバー『Killing Me Softly With His Song』を熱唱。
ライブ終了後、バックステージでは「これまでのキャリアの中で最高の1日だった」と感慨深げなシャペルの姿があった。翌朝、世紀のライブを肌で楽しんだシャペルの招待客たちが、それぞれ満足げな面持ちでオハイオに戻るバスに乗り込む。帰路に就くその空は青く晴れ渡っていた。ひとつの舞台でコメディアンとミュージシャンがパフォーマンスを見せる映画史上類をみないドキュメンタリーの監督を務めたのは、『エターナル・サンシャイン』でアカデミー賞脚本賞ほか、多数の映画賞を受賞したミシェル・ゴンドリー。ゴンドリーはMTV界の新鋭として、これまでにビョークやローリングストーンズ、といった有名アーティストのビデオを演出している。
>>ミシェル・ゴンドリー監督
1963年5月8日、フランス・ベルサイユ生まれ。卓越した才能とアイデアに溢れた才人で、数々の賞を受賞した映画、ミュージック・ビデオ(ローリング・ストーンズ、ビョーク等)、コマーシャル映像の世界で活躍してきた。『エターナル・サンシャイン』でアカデミー賞脚本賞ほか、多数の映画賞を受賞したミシェル・ゴンドリー。ゴンドリーはMTV界の新鋭として、これまでにビョークやローリングストーンズ、といった有名アーティストのビデオを演出している。
トロント映画批評家協会、オンライン映画批評家協会、ワシントンD.C.地区映画批評家協会から最優秀監督の栄誉も受けている。
ゴンドリー監督の最新作は、監督、脚本を手がけた、ガエル・ガルシア・ベルナル、シャーロット・ゲンズブール主演の『ザ・サイエンス・オブ・スリープ(原題)』(05仏)で、この映画は2006年サンダンス映画祭で世界プレミア上映され、今年後半に一般公開される予定である。それ以前の長編映画では、やはりサンダンス映画祭と、カンヌ国際映画祭で上映されたチャーリー・カウフマンの脚本で監督を担当した、パトリシア・アークウェット、ティム・ロビンス、リス・エヴァンス主演の『ヒューマン・ネイチュア』(01仏・米)がある。
【フィルモグラフィー】
2005年『ブロック・パーティー』
2004年『エターナル・サンシャイン』
2003年「The Work of Director Michel Gondry」「The Chemical Brothers: Singles 93-03」「I've Been Twelve Forever」「Pecan Pie」(短編)
2001年『ヒューマン・ネイチュア』「Massive Attack: Eleven Promos」「One Day...」(短編)
1999年「D.A.F.T」
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