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ウィーン国立歌劇場でのコンサートで・・・

2009年01月03日 | 音楽
なんか私の変な友人のことを先程書きましたが、書いているうちにあることを思い出しました。


これまたけっこう昔の話です。
ウィーンにある友人宅に行くついでに国立歌劇場でコンサートの1本でも見て帰りたいな・・・
と思った私は、歌劇場のチケット窓口で次の日とその次の日の演目とチケットの状況を聞きました。

そしたらロッシーニの「アルジェのイタリア女」のチケットだったら買えるけど、
場所がちょっと良くないけどいいか、と聞かれました。

この劇場は、馬蹄形のような形をしていて
ステージから一番遠い縦と横の境目あたりに割と大きな柱が左右に一本ずつがあるんです。
その柱に隠れているあたりの座席が残っていました。

「ま、立ち見より楽だからそれでもいいや。安いし。」などと思って
とりあえずチケットを買い、行ってみました。

開演の頃はあまり感じなかったのですが、
しばらく経つとけっこう小声で話したり、笑ってる人がいるんです。
なんとなく地元の人っぽい。

何なんだ、この人達は。
マナーっちゅうもんを知らんのか~!!

なんか気になって気になってイライラしてたけど、
でもこっちも知ってるオペラじゃないから理解するのに必死で
後半は「誰がしゃべってようが、もういいか」って感じになってきました。


でも友人宅に帰ってから
「マナー違反の困ったヤツって思いの外、いるんだねえ~」と友達に話すと
「あのあたりの席は、しゃべってても度を超さなければ許容されてるらしいよ」と
言われました。

どうも話によると
あの劇場には音楽を楽しみに来る人と社交を楽しみに来る人の2通りいて、
おしゃべりしたい人やカップルでイチャイチャしたい人は
あの辺の席を取るらしいんです。
だから、柱の影になっててステージが見ずらいような席でも
それなりに人に寄ってはその席の用途があるので、いいんだと言うんですね。
あの辺りの席は伝統的にそういう席だというのです。

ふーん、なるほどね・・・。
そう言われれば、納得できないこともないけど。
でもコンサートはコンサートなんだから、どんな席でも静かにしてるもんじゃないのかね・・・。

とはいっても、その友人もウィーンに研修生で来た頃、オペラを片っ端から見たくて
できるだけ安い席&立ち見席をあさって毎日のように見てたときに
この席に関して同じ疑問を持ったそうで
そのことを劇場の人に質問したら、そう言われたと言っていました。


ホントなのかね・・・

未だに疑問です。

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2 コメント

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我が家も (ぜ ん)
2009-01-06 12:49:03
名前をZENと書いたりぜ んと書いたり紛らわしくてすいません。
我が家もクラシックファンなので、夏のザルツブルグ、冬のウィーンは夢です。
NHKのウィーンフィルのニューイヤーコンサートは毎年の楽しみです。
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Unknown (さっこ)
2009-01-06 18:11:49
ぜんさんもクラシック、お好きなんですね。
小澤征爾がニューイヤーコンサートの指揮をしているのを見て、日本人もああいう場所に立てるんだなあ~とある意味感動しました。

夏のザルツブルグ、冬のウィーンは、私にとっても夢ですよ(笑)
もっても近年は、暖かいところでボーッとすることを覚えてしまったので、冬のウィーンが冬のハワイに置き換わっている状況ですが・・・。
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