武藤修のキャラコレ日記

私が描いたイラストや写真他諸々のこと書いています。

崖の上のポニョ

2008-08-05 10:52:35 | 日常
7月は展示会もあり忙しい日々でしたが、先日の日曜日に、急きょ崖の上のポニョを観に行ってきました。

賛否両論があり、映画の宣伝等観ただけでは、内容に不安がありましたが、


面白かった!!!


私的には全然有りです、これ。
絵本とか紙芝居とか、童謡をアニメーションにしたような作品でしたね。
メッセージ性やストーリーの難易度を求め自分なりの解釈をすることが好きな人には物足りないかもしれませんが、色々考えずに大人は童心に戻って、子供はそのまま素直に楽しめる映画ではないでしょうか。
特に私の世代では未来少年コナンやカリオストロの城などの宮崎走りが思いっきり描かれていたのは嬉しかったです。

ちなみに全て手描きとかの売り文句は誰が言い始めたかは知りませんが、そう言う低レベルな部分は全く無視しましょう。
手描きだろうがCGだろうがその作品にあったチョイスならどうでも良いことで、単に手法の一つなのでねぇ。
手描きと言うことでいえば、今回の映画も味があるという反面、もの凄く低レベルなアニメーション部分もありますから。

細かい部分を言うと、世界観が宮崎アニメにしては統一されていない。
最初のカットはまるで絵本!そこから進むに連れてちょっと世界観やタッチが変わってきていますが、たまに最初の絵本タッチに戻ったり(笑)
もう、宮崎さんが全て把握しコントロールしているんではないんじゃないかな。
話は、親やおばあちゃん等大人が不思議なことを全く素直に受け入れすぎて拍子抜けの感はありました。
もう少し驚けよ、その方がメリハリつくと思うんだけど。
結局主人公がポニョと出会った時が一番驚いていたような。(笑)
物語は特に突っ込み所は満載です。(書きません)

まぁ、色々細かな部分はありますが、単純に楽しめるという点では、この映画はとても面白いと思います。

はい、単純にそして童心に戻って楽しみましょう!!

イラストレーター武藤 修

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