迷い、焦りながらも、
この心の奥にある… 罪悪感から、解放されたかった。
生きていく過程で、人は…
いくつも、いくつも、ルール( 縛り )を、作る。
こちら側から見たら、どーでもいい、くだらない、ルールであったとしても、
あちら側から見たら、排除しなければ、ならない、由々しき事柄なのだろう。
だから、仕方がない。
この… ちっぽけな世界に、合わせて、生きていくしかないの。
これが、私の信じた、我が子を活かす道… だったのだから。
我が子への愛情が、我が乳房から、満ち溢れる乳となり、流れ出た。
小さな口から、余すことなく吸われ続けた、その乳は…
幼ない我が子の血となり、身体を作った。
母の乳には、身体だけでは無く、心にも…
生涯、響き続ける 愛情 という、栄養が流れているのよ。
それなのに 。。
いつしか、我が子は、母の元を、離れていく。
障碍が有ろうと、無かろうと、
異性の君を、我が胸に、抱き続けることは出来ない。
心も身体も、燃え尽きるほどの、力の源は…
我が子への愛情と、先を憂う深い想い。
そして、君は、少しずつ、確実に、母から離れていく。
それが、自立。
そこから、自分の足で、歩き続ける… 人生が始まる。
急な別れを、予測なく、突きつけられたようで 。。
子離れ出来ないママは、
まだ… 揺れて、戸惑い、泣いてしまいます。
こんな、淋しい気持ちになる為に、
一生懸命、子育てしていたわけじゃ… ないのになぁ!
同じ、男同士だったら、良かったのに。